わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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しもやけ

今夜の雨のあとはシモヤケにご注意を(2022年12月)

師走に入り、毎日が寒くなってきました。

コートも一段温かいものに変えて対応しています。

 

さて、今日の夕方から夜にかけては雨が予想されています。

この温度からはしもやけのハイリスクな状況ですね。

 

しもやけは温度が下がることが一番のリスク要因ですが、

それ以外にも濡れることは大きなリスクとなります。

気温は5度以下で十分にリスクとなりますので、

特に今晩のような天候では注意が必要となります。

 

また、子供はハイリスクですが、循環の悪い高齢者も同様にリスクとなりますんので、

ご注意ください。

 

対応としては

・耳あて、帽子、手袋などの防寒をしっかりと行い、濡れることを予防する

・靴も同様にスニーカーはNG。ブーツや長靴などの濡れにくい靴を用意する

・濡れても大丈夫なように靴下や可能であれば靴の替えも用意しておく

・帰宅後すぐに濡れた靴を脱げるように玄関先にタオルやスリッパを用意する

・帰宅後も冷えないようにお風呂や暖房器具を準備しておく

などでしょうか?

 

寒い思いをして帰ってくる人も、それを迎える人も、予めしっかりと準備をして

冬の雨を迎えていきたいものですね。

しもやけの季節がやってきた(2022年11月)

外来でしもやけの患者さんを見ることが増えてきましたね。

冬です。

 

しもやけですが、気温は0度以上のときにも見られる病気です。

意外でした?

皮膚が凍りついて障害を起こすのではなく、寒さにより血流が低下して損傷を起こすためです。

肌感覚として気温5度以下になるとき、もしくは気温10度以下の雨のときに見られる印象を受けますが、とうとう今年もその温度になってきたようです。

 

多くの場合は小学生くらいまでの小さな子に起こるのですが、循環の悪い高齢者でも起こることがあります。特にしもやけのなりやすさは遺伝するので家族や兄弟にしもやけになって事がある人は要注意ですね。

場所は晴れた日であれは耳や手袋をしない指。雨の日だと更に足の指も出てくることが多いようです。つまり末端部分ですね。

予防はまず温めること。そして乾かすこと。

逆に言えば冷えて濡れたときにはその状態から早く抜け出すことも大事になります。

耳あて、手袋、厚手の靴下やしっかりとした靴をはくようにしてください。

 

冬の病気、しもやけ。

しっかりと予防して対処していきましょう。

うーん。もうしもやけは出ないだろうと思ったんですけどね。

まあ3月だしと思ってのんびり構えていたのですが、

今日の雨には要注意ですね。

 

気温5度。しとしとした雨。

つまり、濡れる、冷える。

 

こんな日の雨にはしもやけに注意する必要があります。

足を(手と耳も含めて)冷やさない。塗らなさい。

そしてお家に帰ったらすぐお風呂に入って温める。

ついでに濡れた靴も室内に持っていってエアコンで温めて乾燥させましょう

 

しもやけの治療法は20世紀の時代から全く変わっていません。

なかなか有効な治療がないんですよねえ・・・

なので、しっかりと予防する。それだけです。

 

冷やさない、濡らさない。乾かす。

春の冷たい雨には注意してくださいね。

しもやけ予防のために雪の降る前に確認しておきたいこと

明日、雪ですってねえ???
どうなるかわかりませんがとにかく準備だけはしておいたほうが良さそうです。

ということで皮膚科らしくしもやけの予防のお話です。
とにかく予防大事。
というか治療法あまりいいのは無いんですよね。

まずスケジュール管理ですね。
出かけないのが一番のリスク管理になります。
転倒事故などのリスクも減らせますしね。
必要な物品等は本日中に購入しておくと良いでしょう。
どうしても出かけないといけない人も短時間に減らした方がいいですし、
可能でしたらスケジュールの変更も検討しましょう。

 

次に靴の準備。
冷えない靴を準備しましょう。
普通のスニーカーや革靴はNGです。
まず生地が厚いこと、ついで濡れないこと。
冬用のブーツ、山用の靴などあれば準備しましょう。
雨の日用のゴム長靴でも通常の靴よりはだいぶリスクを下げられます。

あとは靴は予め温めておくといいですね。
お部屋に上げてしまいましょう。
なんでしたらこたつに入れておくのもOKです。
これだけで冷え方は変わってきますので。

 

あとは靴下も同様です。
一般の靴下よりは山用もしくは冬用の靴下の使用を検討しましょう。
こちらも予め温めておくとなおよし。
あとはでかけた先で濡れた靴下を変えられるように
予備を1足か2足用意するといいかもしれません。

 

しもやけのリスクは足が一番ですが、それ以外にも手指、耳にもリスクがあります。
同様に山用もしくはスキー用・冬用の装備を確認して準備すること。
手袋・耳あてなどもしっかりと外出時には装備することなど気をつけていきましょう。

 

あとはしっかりと寝ること。
あわてなーい。いそがなーい。
慌てて水たまりにハマって濡れると一気にしもやけになりますからねえ。
あとは寝不足だと末端部の循環が悪くなっている可能性もありますから。
前日は早寝。当日は時間に余裕を持ってゆっくりと準備することが意外に大事です。

今週はしもやけに注意を

週の中盤に雨か雪が降るんですってねえ・・・

ということで今週はしもやけに注意です。

雨よりも雪のほうがまだマシではあるのですが、
皮膚を低温に晒すこと、濡らすことはしもやけの誘引となります。

靴の選定、靴下の選定、手袋や耳あての使用など、
温度管理の徹底をお願いします。

しもやけは予防で抑える病気です。
昭和の時代から治療方法には変化ありません。
一番の治療は時間経過というくらいですから。

天気予報を見ながらしっかりと予防していくことが大事ですね。

 

しもやけの雨、しもやけの雪

毎日が寒くなってきました。

まさに冬到来です。

そして、予報が雪かもしれない・・・

ああ、とうとうこの季節がやってきました。

 

そうです、しもやけの季節です。

 

今までの外来の経験だと、気温が5度を下回る雨の日、雪の日のあとには

しもやけの発症がぐっと増えます。

とうとう今年もその条件の日がやってきました。

注意事項についてお話をしておきます。

 

まず雨に濡れないこと。

温度が下がることはしもやけの発生の条件となりますが、

そこに濡れることが加わると発生率は一気に増加します。

なので、濡らさない。

雨の日のスニーカーは絶対にダメです。

使うのであれば雪用のスノートレーナーか、

長靴をしっかりと使うようにしてください。

それだけでもしもやけの発生を減らすことができます。

 

そして、濡れても短時間で済ませること。

こちらは行動パターン、交通機関の見直しが必要になるかもしれません。

 

最後に、しっかりと乾かすこと。

これは足も、靴もです。

足は家に帰ったらすぐにお湯を張った洗面器を使用して

洗い、その後乾燥させること。

そして、乾燥した靴下を履き、可能であればスリッパも使いましょう。

裸足のフローリングがその後の症状を悪くしてしまいます。

必ず保護することが必要ですね。

靴も室内に持っていき、一緒にエアコンの下において乾燥してあげてください。

 

これらの対策を講じるだけでも随分しもやけの発生を減らすことができます。

気をつけて外出してくださいね。

しもやけが心配? であればまず足元のチェックを

ああ、真冬のような日が続きます。

誰ですか。今日雪は降らないと言った人は・・・

なんか、空から白いものがちらついているですけど。

 

という日の数日後にはしもやけの人がたくさん受診します。

しもやけですが、やはり気候の影響を強く受けるんですね。

と思う外来風景です。

 

でも、そのときに気になることが一点あります。

あ・し・も・と。

 

スニーカー率が極めて高いのが特徴です。

しかも、スノートレーナーのようなしっかりとした作りではない

メッシュのスニーカーですね。

 

このメッシュのスニーカーはしもやけとは非常に相性が悪いです。

というのも、風通し、通気性がよ「すぎる」から。

 

冷たい北風が入り込んでしまい、足先の温度を下げてしまう。

また防水性が無いために、すぐに足先が濡れてしまう。

そのために結果としてしもやけを作ってしまうんですね。

 

なので、しもやけの場合、足元から予防することが大事になってくるのです。

 

寒い日にはまず足元を見直してみて下さい。

 

しもやけが出てきました(2018年11月)

冬ですね。

 

すでにしもやけの患者さんが出てきました。

今までお話をしているように、しもやけは一般的には子供んの病気ですが、

高血圧の薬を飲んでいる高齢者にも出現することがあります。

 

最低気温が10度以下、特に体感気温が5度以下になると

しもやけの患者さんが増加するような印象があります。

 

つまりすでにしもやけの季節が始まっているんですね。

 

もう、耳あて、手袋は準備しましたか?

冬用の暖かい靴は準備しましたか?

 

冬支度はしっかりと行ったほうが良さそうです。

最低気温が10度以下になったらしもやけに注意を

しましょう。

 

今年の冬もしもやけの子が受診してきました。

まだ数は少ないですけどね。

 

しもやけの原因は寒さです。

しかし、気をつけてほしいのは寒くなりすぎると逆に発生は減ります。

実は最も多いのは気温0度から10度位までの時なんです。

 

理由については色々と言われていますが、多分血管に問題があるのでしょうと考えられています。

寒くなったら縮まなければいけない血管がそのままのサイズである。

そのために余計な血流が流れるためにしもやけができる。

と考えられています。

逆に気温が0度以下になってしまうと、今度は水が氷になってしまい、いわゆる凍傷になって血流が途絶えてしまいますんので、

赤くなるどころの騒ぎではなくなってしまうんですね。

 

なので、これからがしもやけの季節になります。

靴はきちんと冬用の通気性の弱いものに変えていますか?