わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL0422-22-1232


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

いぼ

(ほとんど)痛くない、イボ治療を開始いたしました。

(ほとんど)痛くないイボ治療を開始いたしました。

ご希望の方はチラシをご確認いただくか、当院を直接受診下さい。

 

イボの治療を開始したのは皮膚科医になってからとほとんど同じ期間です。

そのイボの治療はずっと液体窒素でした。

結構この液体窒素ですが痛いんですよね。

少なくとも、誤って自分の体についたときには思わず

「いたっ」と声が出るくらいです。

不意打ちされると我慢はできませんよね。

 

このイボの治療に実はずっと不満を持っていました。

もっと、痛くない治療法があればいいのに。

ということでいろいろと治療法を探していたのですが、

海外の医療機関で治療をされている、とある方法にたどり着きました。

 

イボの治療の原則はイボウイルスの取り付いた細胞を殺すことです。

現在の方法では物理的に冷却し、その細胞を殺していました。

その際に周辺のなにもない部分も冷却してしまい、神経を刺激して

痛みを発生させていたわけです。

今回の治療法はこのようなある意味乱暴な治療ではなく、

皮膚の細胞の接着を剥がすことにより、イボウイルスの取り付いた細胞を

皮膚から剥がし取ってしまおうという考え方なのです。

化学的に皮膚に水疱を作ると考えてもらえばよいでしょうか。

 

この治療方法のメリットはとにかく痛みが少ないこと。

実際に自分の体に使ったときには、痛みはほとんどありませんでした。

気にしてみれば少しヒリヒリするかな?といったくらいです。

 

デメリットとしては治療の効果が液体窒素よりも少し悪い可能性があることです。

化学的に皮膚の表面に作用しますので、液体窒素のように広範囲を一気に

凍らせてイボを剥がすという方法とは異なります。

したがって、一気に治すということは難しいかもしれません。

(今後実際に治療を行ってみて、このあたりはどうなのか見ていく必要がありますが)

逆に言えば、液体窒素の欠点でもある、凍らせ過ぎという問題は発生しません。

液体窒素の問題点でもある、目分量で治療を行わざるを得ない。

治療の効きが弱いと、全く効果がない。

効きすぎると一気にイボの部分に水疱を形成する。

そしてその丁度いい感じを出すのが非常に難しい。

という問題も発生しないので、安定している治療法かもしれませんがね。

 

 

イボに対する液体窒素の治療法ではとにかく痛みが一番の問題になります。

しかし、この新しいイボ治療についてはその一番の問題が非常に少なくなるという

メリットがあります。

治療の期間が少し長くなるのはやむを得ない。

とにかく痛みの少ない治療方法を希望という方は一度検討してみて下さい。

次の項目で実際の治療の流れについてお話をしていきたいと思います。

運動会の前には足裏のイボの治療は行いません(2018年9月)

さあ、秋です。運動の秋の季節がやってきました。

そして、児童・学生の皆さんは運動会の季節がやってきました。

最近は春に運動会を行うところも多いようですが、まだまだ秋に運動会が来るところも多いかと思います。

 

その運動会についてのお願いです。

運動会の前1週間は、足裏のイボの治療は中断してください。

 

というのも、イボの処置後に水ぶくれになり、それが剥がれることになると、

それがすごく痛くなってしまうんです。

また、運動をすることにより、処置をしたあとのイボはより水疱になりやすくなってしまいます。

 

したがって、運動会の直前にイボの処置を行うことで逆にトラブルの頻度を上げてしまうことになりますので、

イボの処置はその時期は控えておいたほうが良いでしょう。

 

ということでイボのお話でした。

足の「いぼ」「たこ」「うおのめ」を治療してほしいときにはスピール膏は使わないで下さい

なぜか?

見えなくなるからです。

 

スピール膏とは高濃度のサリチル酸が含まれている薬品です。

サリチル酸は皮膚と溶かす作用があるので、貼ってしまうと皮膚が全体的に白っぽく、ふやけて来てしまいます。

 

これが結構難物です。

というのも、皮膚の状態が見えなくなってしまうんですね。

 

イボ、タコ、ウオノメはそれぞれ別の病気です。

見分けるには皮膚の盛り上がりや出っ張り具合も一つの判断材料となるのです。

中には本当に難しいものも有るのです。

 

それがスピール膏でふやけた状態になると、区別が全く付けられない状況になってしまいます。

治療を行いたくても、次回再度受診してくだいと言わざるを得ないのです。

 

必要があれば治療を早く始めたいので、スピール膏をつけたまま初回の受診を行うことはあまりおすすめできませんよ。

運動会の2週間前からイボの治療はお休みです。(2017年9月)

秋です。

台風が過ぎてて一安心ですね。

でも、文化祭が台風のために中止になったところもあったとか。残念。

その次の運動会のシーズンがこれからやってくるわけですが、その前の注意事項です。

 

運動会の2週間まえからイボの治療はお休みです。

通院し、イボの状況を確認することはありますが、処置はしません。

 

というのも、結構剥けるんですよね。皮膚が。

イボの治療として液体窒素を行った後、皮膚はなんともないように見えるのですが、

実は皮膚はこわれています。通常よりも弱くなっているんですね。

だから、本来はなんでもない様な刺激によっても皮膚が剥がれてしまい、

ズルムケになってしまうことが有るんです。

 

特に小学校の運動会は裸足でやることも有るでしょう。

その時に、足の裏の皮が剥けていたら・・・

かなり痛いんじゃないかな・・・

 

ということで、運動会時は

しばらく前からイボの治療はお休みになります。

ご注意下さい。

 

 

運動会の2週間前から、イボの治療はお休みです

9月です。

そろそろ運動会の季節です。

ということで運動会を迎える前の注意事項。

 

運動会の2週間前からイボの治療はおやすみです。

 

なぜか?

イボの治療の後に運動を行うと、

水ぶくれになって、痛くなる可能性がより高くなるから。

なんですね。

 

液体窒素で凍らせた後の皮膚は見た目では問題ないように見えても、

小さな水ぶくれができていたり、接着が弱くなっていることがあるのです。

通常の行動では問題がなかったとしても、激しい運動の後には

水ぶくれになることもあるのです。

特に裸足で運動会の練習をした後にはなおさら。

 

なので、運動会の前はしばらくおやすみしたほうがいいんですね。

ということで注意事項でした。

気をつけてくださいね。

 

イボの治療をする前に、運動会の日程を申告したほうがいい

春になって増えてくるもの、それは感染症。

今回はウイルス感染症であるイボの治療のお話です。

治療の前にまず話しておくべきことは何でしょうか?

 

それは運動会の日程。

早いところではそろそろ運動会の準備が始まります。

その準備とイボの治療は相性が悪いことが分かっています。

 

イボの治療は液体窒素で焼くこと。

それにより、痛みが出てきます。

また氷やけどになりますので、水ぶくれ・水疱になることが有るのですが、

そのリスクは運動量が多いほど高くなります。

なので、運動会の練習が始まると水疱になるリスクが高くなるということです。

 

また、その水疱は時間が立つと破れる可能性があるのですが、

そのリスクもまた、運動量に比例します。

なので、運動会の練習が始まると破れるリスクが高くなるということです。

 

更に、水疱が破れたあとは、一皮むけたビランになりますよね。

これも運動すればそれだけ痛いということ。

なので、運動会の練習が始まると痛みが強くなります。

 

特に裸足で運動会の練習をしている子の足の裏にイボが出来ると、

治療をしてしまうと逆に大変な事になってしまいます。

 

したがって、運動会前のイボの治療については

なにもしない時のイボの痛み。

それと、

治療を行った時の水疱・ビランのリスク。

を天秤にかけて治療を行う必要があり、結構難しい判断を迫られることが有るのです。

どこかで一時中断をする可能性があるのですが、

一時中断するとその中断期間にイボが再度拡大することも有るので、

中途半端に治療をするくらいなら、最初から運動会の後まで待ったほうが良い。

そんな事態も起こりうるのです。

 

なので、最初に言ってほしいんですね。運動会が5月に行われる学校に通っている人は申告をお願いします。

 

 

イボと水イボが増えています(2016年9月)

夏休みも明けました。

みなさんは夏は沢山遊びましたか?

 

というわけも有るのでしょうが、診察室では近頃、水イボとイボで受診される方が増えています。

 

水イボとイボはどちらも接触で感染するウイルス感染症。

というわけで夏休みにいろいろなところでもらってきたのが

早い人ではそろそろ目に見えるサイズになってきたということでしょうか?

 

過去の統計記録のデータを確認すると、

イボがちょうど今からがピーク。

水イボのピークは5月6月の春から夏にかけてですが、

今の時期にも小さなピークがあります。

まあ、水イボの場合、プールが一つの壁になるので、

その前になんとかしようという考え方の人が多いのでしょうね。きっと。

 

ふと見ると足や体に小さな発疹がある。

毎日少しずつ大きくなってきたり、増えているようだ。

などという方は要注意です。

早めに対処したほうがきっとすぐに治すことができますよ。

運動会の前はイボの処置はお休みです

GWも終わり、そろそろ運動会の準備が始まった学校も有るようです。

今回はその運動会と皮膚科のお話。

 

小学生によくある皮膚の出来物といえば言わずとしれたイボです。

正式名称は尋常性疣贅。

皮膚にしっかりとくっついているために薬では取ることができず、

液体窒素による処置は最も一般的です。

 

実は、これが運動会とは相性が非常に悪いのです。

液体窒素の処置の目的はイボごと皮膚を水ぶくれにすること。

で、運動会やその練習でその水ぶくれが破れてズルムケになってしまうことがままあります。

運動会は結構な割合で裸足でおこなうので、皮膚が剥けた状態では

かなり辛いことになってしまいますよね。

 

ということで、運動会のまえ1週間程度は

足の裏や足の指のイボの処置は控えておいたほうが良さそうです。

自主休診でも構いませんよ。

 

でも、運動会が終わったら早めに処置は再開しましょうね。

2015年7月23日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2015年7月23日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-006
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します

2015年7月30日
虫さされのはなし IB-A-006
だれもが一度はかかる虫さされ、
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう
    
2015年8月6日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-019
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年8月20日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-022
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2015年8月27日
虫さされのはなし IB-A-007
だれもが一度はかかる虫さされ、
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう
    
2015年9月3日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-020
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年9月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-023
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

お申し込みは下のカレンダーの該当する日時をクリックして行ってください。
問い合わせフォームからはお申込み出来ませんのでご注意ください。

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2015年6月25日 勉強会のお知らせ

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2015年6月25日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-005
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します
    
2015年7月2日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-018
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年7月9日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-021
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2015年7月23日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-006
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します

2015年7月30日
虫さされのはなし IB-A-006
だれもが一度はかかる虫さされ、
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう
    
2015年8月6日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-019
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年8月20日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-022
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2015年8月27日
虫さされのはなし IB-A-007
だれもが一度はかかる虫さされ、
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう
時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

お申し込みは下のカレンダーの該当する日時をクリックして行ってください。
問い合わせフォームからはお申込み出来ませんのでご注意ください。

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