わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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こどもの絵本

「いもうとガイドブック」ポーラ・メトカーフ著

妹が居ました。

いや、今でもいますけど、遠くに住んでいるし、成人しているしで

現在はほとんど接触は無いんですけどね。

 

子ども頃の濃密な兄弟間での接触は

良きにつけ、悪しきにつけ、年齢とともに消失していきます・・・

 

なんて、鑑賞に浸る間も無く、今度は親の立場で経験をすることになりました。

まあ、当事者では無いので、少し斜めから、笑いながら見ていることも多いのですが。

(え、本人にしてみればたまったものではないって?)

 

そんな姉妹関係を楽しく描いた本です。

イギリス人なので、文章と絵のギャップに複雑な感情を見せるのは得意ですよね。

でも、それがまたいい味を出しています。

 

現在進行形で親をしている人も、

現在進行形で姉をしている人、妹をしている人も読んでいて楽しくなってくる本です。

待合室に置いてありますので、気になった方は受診待ちの間に読んでみてはいかがでしょうか?

 

なお、我が家では当の妹が大好きで読んで欲しがっています。

逆に姉はそんなに好きではなさそうですね。

なんでだろ?

 

「あのときすきになったよ」

あのときすきになったよ (教育画劇みんなのえほん)

しばらくぶりの絵本紹介です。

 

『あのときすきになったよ』

 

娘の学校で、夏休みに読みたい本として紹介されていた中の1冊です。

 

正直、この絵のタッチは好きではありませんでした。

好みの問題なので仕方ないのですが、我が家は女ばかりということもあり、柔らかい色彩、可愛らしい絵の絵本に偏りがちでした。

 

学校からの、なかば強制に近い形でなければ、まず手に取らなかったと思います。

本の紹介文にも、『おしっこを漏らしてばかりいるので、ついたあだ名がしっこさん。最初は、私もしっこさんが好きではなかったけれど・・』と。

 

しっこさん、って・・・。オイオイ、イジメじゃないんかい。

ぜーんぜん興味をそそりませんでした。

 

でも、まあ仕方ありません。とりあえず、課題となっている8冊を全部目を通してみようと思い、大型書店に行きました。

数冊は、その場ではとても読み終えられない長さでしたので、パラパラ見で、短い本だけ全部読みました。

この本は、その中で一番短いものだったので、本を読むことがあまり好きではない子向けだったのでしょう。

 

このしっこさん。まあ、このあだ名は完全にイジメですよね。発行が1998年ですので、時代背景も違ったのでしょう。

まあまあ、期待どおりな子供です。しっこさんと呼ばれているのを知ってか知らずか分かりませんが、

登校拒否になることもなく、堂々としております。お勉強も、あまり出来そうではありません。

 

でも、この子は人の気持ちの分かるこでした。

一生懸命書いたであろう手紙、『わたし』をかばって、言い訳もせず、廊下にだまって立つしっこさん。

 

小学生の描く人物画のような絵。出てくるのは可愛げのない子供。

 

私のストライクゾーンからは、ほど遠い絵本でしたが、ラストまで読むと、たまらなくこの子が愛おしく思えました。

 

ぜひ、一度読んでみていただきたい絵本です。

4月号の幼児雑誌を読み比べてみました

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寒かった毎日も、少しずつ暖かい日が増え、東京はここ数日、春の陽気に恵まれています。

 

春は入園、入学、そして新生活スタートの時期。この時期に何かを始める方も多いのではないでしょうか。

そう、雑誌も年間購読の申し込みがスタートします。(いつでもできる雑誌も多いですが)

 

そのせいか、例年4月号は付録の充実したものが多い気がします。

子供雑誌もまたしかり。今月発売の3誌を比べてみました。

 

めばえ

めばえ 2016年 04 月号 [雑誌]

めばえ4月号は、ふろくのアンパンマン・ねんどでお弁当あそびが一番の目玉でしょうか。ねんどは、赤・白・黄色・橙の4色で、付属の型を使うと、アンパンマンやおむすびまんが作れます。ただ、ふろく以外の黒のねんどがないと、単色になってしまうのがちょっと残念。

意外とお役立ちそうなのが、ママ向けの別冊。アンパンマンと仲間たちのおにぎりやパーティプレート、スイーツなどのレシピがついています。

これは、子供が喜ぶ!なかなかオススメです。

本誌は、アンパンマンの他、様々なキャラクターの工作ページや、シールはりなど、いつも通りです。

本誌綴じ込み付録の、アンパンマン・あいうえお身長計(裏はトーマスバージョン)がちょっと嬉しかったです。

ただ、これはあいうえおなしの、絵柄の大きいアンパンマンの身長計が、ベビーブック5月号についてくるので、お子さんの年齢次第かな、と思います。

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ベビーブック

ベビーブック 2016年 04 月号 [雑誌]

4月号のふろくは、アンパンマン・おしゃべりバスボタンです。これは、本当にバスについているサイズのボタンで、押すとライトが点灯し、『アンパンマンです!つぎ、とまります。』としゃべります。

これ、実は昨年の11月号のげんきで、トミカタイプのバスボタンがふろくになっていました。

我が家は無類のアンパンマン好きなので、このボタンは大フィーバー間違いなしなのですが、車好きのお子さんだったら、トミカタイプの方が好きかもしれませんね。

本誌そのものも、まあいつも通り。ふろくのバスボタンと連動で、組み立て工作のバスが付いていました。

めばえとベビーブックの2誌については、どちらかを買えばいいや、というのが正直な所です。どちらも小学館が出してますしね。

だいたい、ふろくで決めることが多いです。

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げんき

げんき 2016年 04 月号 [雑誌]

 

げんきは、大手の講談社から出ているにも関わらず、我が家の周りの本屋ではまず置いていません(泣)

アマゾンですら、取り扱いはありますが、表紙の写真なしですから、雑誌そのものを知らない人は、事実上買えませんよね・・

はじめて見つけたのは、帰省先の田舎の本屋。その時は、移動の飛行機で使えるものを探していて、ふろくにひかれて買いました。

ねらい通り、ふろくは大ヒット。数ヶ月経った今も、お気に入りで遊んでいます。

ただ雑誌の方に、ちょっと難が・・

メインはNHKキャラクター。ワンワン、うーたん、ポコポッテイトの他、コッシーやサボさんも登場。キティちゃんやミッキー、チャギントンやミッフィーなど、数は多いのですが、鉄板のアンパンマンがいない!

めばえ、ベビーブックの2冊は、表紙・ふろく共にアンパンマンメインなので、明らかに違います。

だから、置いている書店が少ないのかもしれません。

でも、ふろくはかなりいいです。なぜなら、アンパンマンでごまかされていないから。

食べ物系が多いのですが、そのままおままごとセットで使えるものが多く、質で勝負してるな、という感じです。

今月は、パンのおもちゃ。チョコパン、クリームパン、ジャムパンの3種で、おままごとにも長く使えそうです。

あとの2誌との違いは、ママ向けの別冊がないことでしょうか。子育ての悩みを専門家が解説するコーナーは、本誌の最後にあるので、一番の違いはお子様メニューのレシピがないこと。ふろくもそのまま使えるものが多いので、解説も必要ないことが多いようです。

 

これらの違いはありますが、個人的には上記2誌とは別枠で、ふろく次第で購入しています。

ちなみに、来月のタコ焼きもいいなあ、と狙っています(笑)

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おねえさん交代!

おかあさんといっしょのおうた
我が家のお助けグッズは、このメロディ絵本です。うたのおねえさんの交代が発表されて1ヶ月になりますが、我が家はたくみおねえさんしか知らないので、寂しい限り。
ずっと見送っていた、『おかあさんといっしょのおうた』を、ついに購入しました。だって、たくみおねえさんの歌声が聞けなくなってしまうんですもの〜(>_<)
おねえさんが交代して、買えなくなってしまう前に買わなきゃ。
結果はというと・・・
子供の大のお気に入りになりました(^o^)
ブンバ・ボーン!のエンドレスですがf^_^;
5回に1回位で、ポコポッテイトのテーマが流れ、1時間に1回くらい、いえ、イエイ!と新幹線でゴー!ゴゴー!が流れる感じです。
ウチの子は、車のチャイルドシートが大嫌いで、しかも渋滞したりするとグズリまくって、本当にしんどい。
必要最小限のお出かけが多いのですが、(とても、ドライブを楽しむどころではない!)それでも、どうにもならない事も多く、毎回家を出てから20分もすると帰りたくなり、信号で止まるだけでイライラという状態でした。
それが、これを持ってお出かけしたところ、ご機嫌!
ただし、車のなかで大音量で流れっぱなしになるので、運転者がイヤにならなければおすすめです。
上の子の時は、よくCDを流していたのですが、車のプレーヤーが調子が悪いため、下の子には何もしていませんでした。それもいけなかったのかもしれません。
パパは、CDよりこちらの方が良いのでは、と。理由は子供自身が好きな曲だけ、自分で再生できるからとのこと。
確かに、ブンバボーンも、途中で再生し直しすることが多く、よく聞いてみると、いつも同じところでリスタートしています。
どうやら、聞きたい箇所が決まっている様子。
確かにCDだと、好きな曲が終わってしまうと、次はまた1時間後だったりします。それよりは、リピートできるメロディ絵本の方が飽きずに済むようです。
パパが、50曲位で入っているメロディ絵本はないのか?と。
ありません、そんなの・・。
でも、受注生産でいいので、20曲位のは作って欲しい・・・。
NHKさん、見ていたらよろしくお願いしますm(__)m

いないいないおかお

いない いない おかお

1歳から2歳頃、いないいないばあが大好きになる時期があります。
最初は、やってもらって大喜び、そのうち自分でやるようになります。
そんな時に、いないいないばあの絵本が大活躍します。
うちにも何冊かありますが、どれも絵本でした。可愛いどうぶつや、赤ちゃんがいないいないばあ、するものが多いのですが、これは写真絵本!
いないいないばあ!で
本物の赤ちゃんのお顔が出てきます。次のいないいないばあは、泣き顔。次は変顔!と、可愛い赤ちゃんが次々に現れるこの絵本に、ウチの子は大フィーバー!
赤ちゃんは、同じ赤ちゃんによく反応するような気がします。たとえば、オムツのコマーシャルや、赤ちゃん雑誌の表紙など。思い当たるお母さんも多いのではないでしょうか。
この写真絵本は、赤ちゃんは赤ちゃんが好きという特性を見事に活かした絵本だと思います。
最後のページには、お子さんの写真を貼って、マイいないいないばあを作ることができます。
世界に1つだけの、いないいないばあ絵本、作ってみてはいかがでしょうか。

はらぺこあおむし

はらぺこあおむし エリック=カール作

エリックカールさんの著書、『はらぺこあおむし』は、子供を持つ親なら一度は聞いたことのある絵本だと思います。

我が家の下の子は、この絵本にどハマりし、保育園にまでぬいぐるみ持参で行く始末です。

心優しい保育園の先生方は、はらぺこあおむしの大型絵本を持ち出し、我が子のぬいぐるみと一緒に読んでくれました。

このぬいぐるみ、たまたま立ち寄った旅行先の本屋さんで見つけ、買ったものでしたが、なんと絵本の穴にぴったりサイズ!
園児に大ウケで、みんなで楽しんだようです。

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その様子を見ていた、工作の上手な先生が、ちぎり絵をはじめ、あっと言う間に作り上げたのが、下の作品。
下書きも何もなしで、作っちゃうなんて、すごい技術!

子供達、さらに大興奮!!
お迎えに行ったママも大興奮!!

ありがとうございました(^-^)
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電子書籍に絵本がなくて残念なお話

最近思っていることなんですけどね。

夏休みに長時間飛行機に乗ることがありました。

その時に痛切に感じたことです。

 

絵本を電子書籍に入れて欲しいんです。

というのも、荷物を重く出来ない、電車や飛行機の中で

その子が気に入った本を見せてあげれば、

少しは快適に(本人も、家族も、周囲も)過ごすことが出来るんじゃないかと思うのですが、

どうなんでしょうか?

 

私はあまり電子書籍は好きではないのです。

自分のものにならないのがまず嫌い。

ということで、だいたい裁断して、自炊するのですが、

子供向けの絵本で同様のことをするのは結構難しいのです。

まず、ハードカバーの本を裁断するのが大変です。

そして、特に大きな絵本などはドキュメントスキャナに物理的に入りません。

また、単価も高いので、気軽にもう1冊買うことが出来ません。

というわけで、絵本を自炊しようとは考えないのです。

 

でも、電子書籍であれば、そのような面倒くさい手続きは踏む必要は有りません。

また、2冊めの、一時的に気に入った本を入れておけばいいので、

「自分のものにならない」というデメリットは少なくなります。

そして、電子データでかさばらないというのは実は大きなメリットになります。

電車や飛行機のなかでさっとスマホやタブレットを出せばいいのですから。

多くの場合はすでに出ているかもしれません。

 

臨場感や迫力がない?

そんなもの、電子書籍には望んでいません。

移動中の時間におとなしくしてくれればいいのです。

そして、家に帰ってから実物の本を読ませてあげればいいのです。

まあ、飛び出す絵本や仕掛け絵本については難しいのは承知していますから。

 

などと考えながら、最大手のAmazonで探してみたのですが、

絵本の電子書籍、あまりにも少なすぎませんか?

書籍で絵本を探すと、7万1千件以上見つかります。

同じようにKindleで探してみたら、たったの600件あまりです。

1%ですか・・・

しかも、ウチの娘が好きな本は有りませんでした。

残念。

 

絵本の出版社の皆さん、

絵本を電子書籍にしてもらえませんか?

 

 

「はやおきおばけ」

はやおきおばけ

はやおきおばけ (ころころえほんぷち)

著:くろだかおる

 

早起きなお化けです。以上。

 

というわけにもいきませんね。

そもそもお化けは夜に出るもの。

早起きで夜に早く寝てしまうお化けなどありえません。

 

では早起きのお化けはどうするの?

というお話です。

 

 

早く寝てしまうお化けは、夜に人を驚かせることはできません。

人を驚かせることのできないお化けに意味はあるのでしょうか。

・・・つまり、落ちこぼれのお化けです。

 

で、そのお化けはどうしたの?

落ち込んだの?いじけたの?

 

いえいえ、そうではありません。

では何をしたのかは実際に本を読んでみてください。

 

 

私がこの本を気に入っているのは、その考えかたです。

夜に起きていられないお化け。

確かに致命的とも言える欠点を抱えています。

しかし、最終的にはその欠点を利用して、

特徴に変えてしまうのです。

 

すべての人に欠点はあります。

あって当たり前なのです。

でも、その欠点を上手に利用して、

利点に変える事ができるのか?

多分、それが大事なことなのでしょう。

 

 

 

さてさて、実際に私がはやおきおばけだったらどうしましょう。

そうですねえ。日本は朝でも、ヨーロッパなり、アメリカなりは夜でしょうから、

Skypeでも上手に利用して、海外の人を驚かせましょうかね。

それとも、YouTubeなどで世界展開でも図りましょうかねえ。

 

 

「おへんじ、はあい」

おへんじはあい (はじめてのあかちゃんあそびえほん)

「おへんじ はあい」

著:あらかわしずえ

 

我が家で「画伯」という言葉が使われる場合は2人のどちらかです。

あらかわしずえさんと、もう一人はいりやまさとしさんです。

どちらも、娘が大好きな絵本の著者です。

 

次女もこの本が大好き。

どうも、「はーい」のセリフが好きなようで、

「はーい」と言われるたびにきゃっきゃと笑っています。

 

1歳未満の赤ちゃんには楽しいようです。

上の娘は幼稚園に入ってもたまに読んでいましたが・・・

 

でも、残念なのは現在新品ではほとんど出回っていないようなのです。

うちにある本も、上の娘が赤ちゃんだった時に購入したものをとっておいたから

残っていただけなんですよね・・・

それだけが残念です。

「へんしんするゆび」 かがくのとも 2014年3月号

かがくのとも 2014年 03月号 [雑誌]

 

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「へんしんするゆび」
かがくのとも2014年3月号

 

毎月我が家に届く「かがくのとも」です。

幼稚園から送られてくるのですが、結構楽しい本もあります。

この前の月のモノレールの話も楽しい物でした。

 

しかし、今月の「へんしんするゆび」ですが、この本を最初にみてびっくり。

あのう、真ん中に穴が空いているんですけども・・・

 

この本のキモはまさにこの真ん中の穴にあります。

穴に指を入れて、ページをめくると・・・

あら不思議、指先が色々なものになってしまうのです。

広い意味でのしかけ絵本といえば良いのでしょうか。

 

指を中に入れると、その部分がフライパンの上のソーセージになったり、

イカの足になったり・・・

などなど。様々なものに指先が変身します。

 

他にはどのようなものがあるのか、実際に本を読んでみて楽しんでみてくださいね。