わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL0422-22-1232


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ベビーカー

エレベーターが少なすぎて困ってしまう

最近、ベビーカーでの時間が読めなくなってきました。

原因はエレベーター待ち。

 

かなり待ち時間が長くなっている印象を受けます。

まあ、夏休みなので仕方ないのですが、

スーツケースを持っている人が多いことも有るでしょう。

そして、最近とみに増えたのは車椅子。

高齢者の方が電動車椅子に乗っているのを見かけることが増えた気がします。

まあ、これはいいことなのですが、逆に考えてみたら

エレベーターを必要としている人が今もっと増えていくわけですよね。

と考えしまいます。

 

また、ターミナル駅に行くと余計待つことになるのが

外国人旅行者が多いことも有るようです。

旅行者が増えて、ホテルやバスが足りない話はよく聞きますが、

移動に伴うエレベーターもだいぶ足りなくなっているようですね。

品川駅で待たされました・・・

 

社会の変化に合わせて、交通機関や輸送機関はかわります。

でも、もう少し身近なところも少しずつ変えていく必要がありそうですね。

ほっぺたに湿疹があるときにはあえて抱っこ紐を使わないという考え方

昨日のお話の続きです。

 

ほっぺたに湿疹が出来ました。

どうしましょう、というお話です。

 

当然ながら湿疹を治療することも大事です。

でも、それだけではなく、湿疹を悪化させない予防策も必要になってきます。

 

湿疹を悪化させないためにはどうすればよいか。

こすらせないことです。

では赤ちゃんは何でほっぺたをこするのか?

もちろん自分の手でこすることもありますが、こすりつけることもあります。

何に?抱っこ紐に。

 

ということで、湿疹が出た時に症状が落ち着くまでの間、

抱っこ紐に乗せない

ということも広い意味での治療法になるのです。

 

状況に応じて抱っこ紐とベビーカーを使い分けてあげてください。

駐車場が2台になりました!

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2014年3月5日より、当クリニックの駐車場が2台になりました。

現在の駐車場に車を停めにくいという声が有りましたので、反対側にも1台分を確保いたしました。

 

以前の駐車場もそのまま使用できます。

ですが、かなり駐車しにくい部分でも有りますので、駐輪場及びベニーカー置き場としても

使用いただけるようにしました。

車が駐車していない場合に限り、自転車やベビーカーも停めることができます。

車が駐車している場合は申し訳ありませんが、自転車やベビーカーの駐輪はご遠慮ください。

新しい駐車場部分は自転車、ベビーカーの駐輪は使用禁止となります。

 

よろしくお願いします。

 

 

コンビのベビーカートラブルに思うこと

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昨日でしょうか。

コンビのベビーカーがリコールになったというニュースが有りました。

 

コンビといえば、子育て中の家族であれば必ず一度は耳にした、目にしたことのあるメーカーかと思います。

ベビーカーでコンビ製品を使っている人が多いように思えますが、

それ以外にもアパレルなど、様々な分野で商品を販売しているメーカーです。

 

そのコンビのベビーカーのアームレスト部分に破断が生じたためにメーカーはリコールを始めたというのがニュースでした。

製造台数は2万3千台。トラブルの報告数は600件にもなりますが、重大な事故はなかったとのことから、

メーカーの正式な対応は2012年7月の最初の報告から1年半経過した、2014年1月になったということです。

 

メーカーは安全基準は満たしていた。重大事故はなかった。

都のことで、発表が遅くなったということですが、では、それで対応は良かったのでしょうか。

 

うん、ちょっとまずいよね、これは。

と思う人もおおいのではないでしょうか。事実、私もこのニュースを聞いた時には呆れてしまいましたから。

メーカーの「ルールさえ守っていればそれでよい」という考えにはどうも納得できません。

ケガをするのは赤ちゃんですよね。それに、事故が起きたら「重大じゃない」事故でも

一生、皮膚に傷が残る場合もありますよね。

それって、本人や母親によっては大事なことだよね。

と思ってしまうのです。

 

さて、メーカーはこのように考える人にはどのように答えるのでしょうか。

気になるところです。

 

あと、ひとつ気になった点が有ります。

2万3千台の中の650台。発生率は2.8%です。

といっても、ピンと来ないかもしれないので、言い換えましょう。1/35です。

35台ベビーカーがあったら1台にトラブルが発生したということです。

さて、学校のクラスで例えれるならばクラスで1人。

サイコロでたとえるなら、2個サイコロを振って、1と1の目が出る確率。

これは多いか少ないか。いかがでしょうか。

よくゲームをやっていた人間としては、結構でる確率だと思うんですが。

 

 

最後にコンビ社の「製品への想い」のページから抜粋しました。

赤ちゃんを育てることが、いつも楽しく幸せであってほしいから。
コンビが何よりも優先しているのは、子育てする家族が心から信頼を寄せられるものづくりをすることです。
安心して使えるよう、厳しく品質管理をすることはもちろん、育児の専門家集団による赤ちゃんの快適性も追求しています。

残念です。

ベビーカーは通気性がないものと最初から考えておくべき。汗疹対策のお話

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ベビーカーの通気性の広告内容について、消費者庁から是正勧告が出たそうです。

リンクを張っておきますが、リンク切れの可能性もあるので、コピー&ペーストでお願いしますね。
http://www.aprica.jp/system/uploads/191/original/warning_message_final.pdf?rf=20131226top
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG26038_W3A221C1CR8000/

そのページによると、どうも中綿の通気性は高いものの、その周囲を覆うカバーその他の通気性が不十分なために

結果として通気性は宣伝の通りではなかったということのようです。

これじゃあ、結果として特定の方向に誘導する表示と受け取られても仕方ありませんね。

 

ということで、今回はベビーカーの通気性のお話をしましょう。

赤ちゃんのあせもは夏と冬で出来る場所が違うという印象を受けます。

夏は背中、冬はお腹。

というのも、1年間外来をしているとわかるのですが、これば多分に

ベビーカーと抱っこひもの使用割合に関係しているという印象を受けます。

熱いところ、くっついているところにできるのが汗疹ですから、これが生活を反映したもので、合理的と考えます。

かように、ベビーカーは汗がたまるものです。

 

今回のケースはシートの通気性ですが、このシートの通気性と居住性は相反するものがあります。

当然です。一番通気性がいいものはハンモックのような網ひもの上に乗せることですが、これでは安定して座ることができません。

少し歩くたびにゆらゆら。ゆらゆら。

これでは赤ちゃんが車酔いになってしまいます。

では、もう少ししっかりとした網目にしたら?

と考えていくと、現在のしっかりとしたクッションにはそれなりの理由があることがわかります。

 

でも、その分、通気性は絶対に制限されてしまうのです。これが難しいところです。

というわけで、赤ちゃんのベビーカーによる汗疹問題をベビーカーの面から改善することが難しい。

とすると、洋服や赤ちゃんのほうで対処するしかないのです。

でも、赤ちゃんは汗をかくものですしねえ。

 

すると、洋服で対処する必要があります。

可能であれば、汗をかかせたら洋服を着替える。これがベストです

しかし、これも難しい。着替えをいっぱい持っていくのも難しですから。

なので次善の策として、タオルを利用する形がよいでしょう。

肌着の下に一枚タオルを敷いておく。

そして、しばらくベビーカーにのったらタオルをとる。場合によっては新しいタオルをかけてあげる。

これで、ある程度汗疹を予防することが可能になります。

また、たまに抱っこをして、ベビーカーのクッション部分を乾かしてあげることも当然有効ですよ。

電車に乗る時など、たまには抱っこさせてもよいかもしれませんね。

 

 

この方法は車のチャイルドシートに乗せる場合にも応用ができます。

飛行機のシートについても同じことができますので、試してみてくださいね。

 

おや、そろそろ帰省ラッシュの時期ですね。また、そろそろ空港も混んでくる時期ですね。

赤ちゃんの汗疹にも気を付けてあげて、よいご旅行を。