わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL0422-22-1232


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ライナスの毛布

ライナスの毛布を1週間で作る方法

(フェイラー)FEILER ハンドタオル qqp165 FAIRY TAILES おとぎ話 選べるお話 25cm×25cm [並行輸入品]

今回はライナスの毛布のお話です。

条件が揃えば、ライナスの毛布は1週間かからずに創ることが出来ますよ。

というお話です。

我が家はタオルになりました。

 

ライナスの毛布については以前にここでも書いたことがありますが、

子どもが何かに執着する行動、およびその執着対象のことを言います。

みなさんも有りませんでしたか?あるぬいぐるみをずっと持ち歩いていたとか、

タオルを手放さなかったりとか。

このライナスの毛布。メリットとデメリットがあります。

メリットは、それさえあれば周囲がどんな環境でも安心していること。

デメリットはなくした時の問題。

まあ、離脱の問題もありますが、それはまだ先なので考えないようにしましょう。

 

この毛布には一定の特徴があります。

特有の匂いや肌触りが有ることです。

「特有」と言ってもこれは人それぞれなのですが、

どうも有る一定の条件を備えたものしかライナスの毛布候補にはならないようです。

その中でも大事なものは手触りです。

ふかふか、ふわふわしているもの、触り心地が優しい物でなければなりません。

一般に「安心毛布」として売られているものもありますが、手触りの条件を考えると、疑問符がつきます。

 

では我が家はどうなったのか?1歳3ヶ月の下の娘の行動を見てみましょう。

 

156415055010016_L

始まりは先週の土曜日です。

フェイラーのタオルをとある方に頂きました。

フェイラーの名に恥じず、ふかふかの肌触りです。

その日の夜、敷布団の上にそのタオルを敷き、その上で寝かせました。

翌日までそのタオルを握りしめながらぐっすりと寝ています。

その翌日も同様にして眠りました。

更にその翌朝、起きた娘が指にしっかりとそのタオルを握りしめているでは有りませんか。

そして、居間まで歩いて行く時もそのタオルをしっかりと握っています。

あたかも自分の物と主張しているかのようです。

当然取り上げたら怒りますし、取り返しに来る状態になりました。

 

これでライナスの毛布の出来上がりです。

 

この経過を見ていると、いくつか気がつく点がありました。

当然ですが、

1)肌触りがいいこと

も大事です。

それ以外にも

2)色やデザインが気に入ったこと

も当然ですね。1歳児でもすでに好き嫌いがだいぶみられます。

うちの娘は動物柄のポップな色合いのものでした。

3)自分の物だと思うこと

これも大事なようです。自分のものだと思うことがお気に入りに

繋がるようです。

 

と、このように我が家ではあっという間にライナスの毛布が出来ました。

狙っていた?実は半分くらい狙っていました。

大成功です。

 

でも、タオルは大きすぎる?と思われる方も居るかと思います。

実は同じ柄の小さなハンカチが有るんですね。

外に行く時にはそのハンカチを使えば、かわりになる。

という訳です。

17_JOYFUL_11

 

ライナスの毛布はその辺のものでよい

FEILER(フェイラー) ウオッシュタオル ハンカチ リトルスキッパーズ/ブルー(25x25cm) フェイラー ハンカチ

ライナスの毛布、ご存じですか?

ライナスとはスヌーピーの漫画に出てくる男の子のことです。

この子がいーっつも引きずっている毛布のことですね。

 

このライナスの毛布の役割は精神安定剤。

持っていると安心するものの総称です。

 

これ、最近特別なものが売っているんですね。

いやあ、びっくりしました。

 

別にこれは特別なものを用意する必要はありません。

その辺の毛布やタオルが本人にとって特別な「ライナスの毛布」になるのです。

 

ウチの長女のライナスの毛布は「フェイラーのヒョウ柄のタオル」です。

じつは私も小さな時にはライナスの毛布を持っていました。

一代目は通称「ピカピカ」。その理由はチョウチンアンコウの柄だから。

2代目は「アオ」。青色のタオルですね。

3代目は「アカ」。同様に赤い色のタオルです。

4代目はありません。

「アカ」がライナスの毛布であることに気が付いた母親が、 タオルを細かくし、

それを渡して、ぼろぼろになったらそれを捨てる。

そして新しいかけらをわたす。

ということをしていたので、かなり息の長い存在でした。

 

この親子2代のライナスの毛布たちをみていて気が付くことは

その辺にあったタオルなり毛布なりがライナスの毛布に昇格するということなのです。

 

私のきっかけはよくわかりませんが、娘の場合はきっかけはただ一つ。

一人でおばあちゃんの家に泊まりに行くときにもっていった母親のタオルだから。

です。

ほかにも共通点があります。 手触りがよいことです。

ごわごわしたタオルはどうもよろしくないようです。

ライナスの毛布は専用のものを買う必要はありません。

安心毛布。セキュリティ・ブランケットなどとも呼ばれていますが、

新しいものをポンと渡して、

「今日からこれをライナスの毛布として使いなさい」 といわれて使えますか?しませんよね。

 

 

ということでライナスの毛布はその辺のタオルがちょうどよい。 と考えられるのです。