わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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5ヶ月

よだれが出るかが運命の分かれ道

最近、下の娘をみながら、しみじみと思うようになりました。

・・・よだれが多いんですよね。

 

上の娘はほとんどよだれの出ない子でした。

指しゃぶりもほとんどしません。

しかし、下の娘は全く逆でした。

よだれも多く、指しゃぶりも多い。

 

それがどのような違いをもたらすのか。

明らかに顔の湿疹のでき方がちがうんですよね。

上の娘は全く湿疹ができませんでした。

下の娘は専門家がチェックしているにもかかわらず、

(ぼほつきっきりなのに・・・)

湿疹を何度か作ってしまいました。

ステロイドの外用薬も何回か使うことになりました。

 

たかがよだれですが、これが大きな違いになってしまいます。

湿疹ができれば痒くなる。そして、更に湿疹が悪くなる。

と湿疹は一気に悪くなってしまうことにもなります。

また、最近の専門家の話では

食物アレルギーは顔の湿疹がある子に明らかに多く出ることがわかっています。

また、その他のアレルギーについても同様の傾向があるようです。

 

ということは、最初はよだれが出る出ないといった些細な違いが、

最終的には食物アレルギーやその他のアレルギー、

また、湿疹と言った大きな違いになってしまうのです。

 

これって、すごい大事なことですよね。

たかがよだれと侮る無かれ。

よだれのケアひとつがその子の人生を変えることだってあるのです。

大事、大事。

寒いと赤ちゃんは布団を蹴飛ばしません

IMG_0006

最近の写真です。

 

あらあら珍しい。

というのも、夜に寝てから朝に起きるまでにうちの娘は布団を蹴飛ばしているのですが、

今日は蹴飛ばしていませんでした。

 

そうですね。

今日は寒いですもんね。

 

 

赤ちゃんの診察時に聞かれる質問の一つに

赤ちゃんのお布団があります。

曰く、

「寝ている時に布団を蹴飛ばしてしまうんですが」

と。

 

いいんですよ。大丈夫です。

お母さんや他の家族と一緒に寝ていると結構室内の温度が上がります。

そうすると一番暑がりな赤ちゃんが真っ先に布団を蹴飛ばします。

それでOKなんです。

無理に布団を重ねる必要はありません。

布団をかけた瞬間に蹴飛ばすようであれば尚更です。

ほっといていいんです。

逆に布団をかけすぎてしまうと、あせもになってしまうんです。

 

逆に寒かったら?

赤ちゃんは大泣きします。

周囲の状況を見て、寒いかもしれないと思ったら

布団をかけて下さい。

それですやすや寝るようであれば大丈夫です。

(布団を蹴飛ばして泣いていた場合は別の要因で泣いているのでしょう)

 

というわけで、寒い朝には、

いつも布団を蹴飛ばしている娘も布団をかぶってすやすや寝ているのです。

 

・・・もうちょっと寝ていてくださいね。

赤ちゃんの湿疹は1日でなおる

新生児

今日は昨日のお話の続きから。

 

よだれに負けて真っ赤になってしまった娘のほっぺた。

帰宅して気がついたのでまずキンダベートを塗りました。

 

翌日朝にはほとんどなくなっています。

でも、わずかに赤みが残っていたのでもう1回塗りました。

 

その日の夜には赤みはすっかりとなくなっていました。

 

というように、すぐに出来る湿疹ですが、薬をしっかりと使えばすぐに引いてしまいます。

何かと言われるステロイドの塗り薬ですが、適切に使えばあっという間に湿疹を抑えることができるのです。

必要なときに必要なだけ薬を使うこと。

それが早く治療をすることには必要なのです。

 

赤ちゃんの湿疹は1日でできる

新生児

子育てをしていると、時に興味深いできことを目にすることがあります。

 

出勤前には綺麗だったほっぺたが、帰宅時には赤くなっていることもしばしばあります。

話を聞くと、抱っこ紐で外出した時に、抱っこ紐の「おぶひも」の部分を食べて、

よだれでべしょべしょにしていたとのこと。

 

たったそれだけで赤ちゃんのお肌には湿疹ができるのです。

濡れていたことも影響するかと思うのですが、それだけお肌は弱いものという認識を持って

赤ちゃんのスキンケアを行ったほうがいいかもしれませんね。