わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

保湿剤

ヒルドイドソフト/ヒルドイドローションをヴィーガンに処方する前には相談しましょう

今日も昨日の話の続きのようなものです。

 

ヴィーガンという考え方があります。

ベジタリアン(菜食主義者ですね)を更に強調した考え方でして、

動物由来のものを一切使用しないように使用という考え方です。

毛皮もダメ。脂もダメ。

ときには化粧品もダメと言う人もいます。

 

そうです、ヒルドイドの成分がその部分に関わってくるんですね。

つまり、ダメ。

とは限らないのは難しいところなんですが、

ダメな人もいる。

(ゆるい人もいれば厳しい人もいるのです。詳しくはこちら。)

 

こちらは宗教では無いので、結構幅の有る考え方なのですが、

ダメな人はダメ。

 

なので、この人たちには逐一確認しながら処方を行う必要があります。

まあ、当人もわかっていますから、予め窓口でお話をしてくれると思うのですが。

してくれるといいな・・・

 

問題になる可能性があるのも確かなので、しっかりと確認をしてから処方したいところですね。

 

ヒルドイドソフト/ヒルドイドローションをイスラム教徒に使用してはいけない

今回は国際化のお話です。

特に保湿剤のお話ですね。

 

ヒルドイドソフトあるいはヒルドイドローションですが、

保湿剤としては非常にポピュラーな、良くみかけるお薬ですね。

実はこの薬はブタさん由来なんですね。

ブタアレルギーについてはまあ、問題ありませんので今回は置いておきますが、

ある意味それよりも深刻な問題です。

 

ムスリムのかた、イスラム教徒の方ですが、

使用してはいけません。

絶対に。

 

これは戒律によるものなので、合理的なものではありません。

使用することにより、直ちに影響が起きるようなものではありませんので、

そういった意味では問題ありません。

でも、彼らの心に大きな影響を及ぼす恐れがあります。

考え方なので、一律に話をすることはできないのですが、

当然避けられるものであれば避けたほうが良いものです。

彼らにとっては避けるべきものだからです。

 

なので医師としては処方はしないほうが良いものであったりします。

該当しそうな方にはあらかじめ確認したほうが良いと思います。

 

今回は注意してね。というお話でした。

 

そろそろ保湿剤はローションに切り替えましょう

春になってきました。

暖かい日が増えてきましたね。

今回はそんな春の日のお話です。

 

例年はゴールデンウイークくらいにと考えていたのですが、

どうも最近は汗をかいて湿疹を悪化させている子どもたちが多く受診している状況なのです。

そうです、春なのです。汗で悪くなる季節の到来なのです。

 

なので、保湿剤は冬場用のクリーム基剤から、夏用のローション基剤に切り替えることが多くなってきました。

手持ちのクリームを塗るとベタベタして嫌がってしまう、

汗を多くかいてしまう。

という方はローション基剤の保湿剤に変更しますので、

一度受診してみてくださいね。

 

美容目的によるヒルドイドソフト/ヒルドイドローションの処方は行っておりません

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最近ネットなどで話題になっているようですが、

当院ではヒルドイドの美容目的による処方は行っておりませんのでご注意ください。

(類似品や後発医薬品もこれに含まれます)

 

そもそも美容目的による処方せん医薬品の使用は医療保険の使用はみとめられません。

アトピーや乾燥性湿疹などの湿疹があり、その予防のために保湿剤を使用することについてのみ

許可された医薬品です。

したがって、自費診療となりますし、本来自費診療で有るべき美容目的の保湿剤使用を

保険で使用することは最悪の場合、保険者を騙す行為になってしまいます。

 

また、ヒルドイドの持つ作用として毛細血管の拡張作用があります。

いわゆる赤ら顔ですね。

そのような症状で受診された患者さんの中に、

ヒルドイドを頻回に使用された患者さんもいるのは事実です。

(多くは子どもですが、大人でも数名おりました。)

 

本来の目的外使用のために、副作用の起きるリスクを看過し、処方を行うことはできません。

特に美容のために使用した薬剤で副作用を起こすなどというリスクは、

取るべきでは無いと考えております。

 

美容目的による保湿剤の処方は当院では行いませんので、

一般に市販されております保湿剤をご使用下さい。

 

(2017.10.20一部修正)

皮膚科医の娘でも、顔のかぶれの予防は困難です。

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秋も深まってきました。

食欲の秋です。

というわけでもありませんが、実家から柿と洋梨が送られてきました。

下の娘は果物が大好きです。(というよりも食べるの大好き?)

下手をすると7歳上の娘よりも食べていたりなんかして・・・

 

まあ、そういうわけも有るのでしょう。

とうとう口の周りの湿疹が出てきました。

果物食べ過ぎだよ・・・

 

皮膚科医がついていながら。

と思われるかもしれません。

でもね、顔の湿疹。これだけは周りに専門家がついていようが

完全には防げません。

 

乾燥肌、アトピーでも顔の湿疹が落ち着かない子が居ます。

でも、これも原因は多くはかぶれ。

よだれやミルク、食材などが顔面に付着するために出現するものです。

したがって予防は困難なのです。

出来るとすればワセリンを何回も何回も塗ること。

それである程度の予防を行うことができます。

だから、ワセリンを塗る回数が大きればそれだけできないんですよね。

診察をしていると、それが如実にわかります。

ワセリンの塗布回数と症状には関連があるのです。

 

でも、それでも完全には抑えることはできません。

ある程度は出現することがやむを得ないと考えたほうが良いでしょう。

 

だから、顔の湿疹は予防もしっかりとしたほうがいいけれども、

湿疹が完全には抑え込めないものだと考える。

そして、湿疹が出たら早めに見つけて、ステロイドなどの塗り薬を開始する。

 

そのように考えた方が現実的だと思いますよ。

なによりも湿疹を全く作らないという完璧主義に陥ると

できてしまった時にがっくりと来てしまいますからね。

 

出来ることをゆっくりと進めていく。

子供のお肌との付き合いは長くなりますから、

まあ、慌てず騒がずに淡々と進めていくくらいで良いかと思います。

お湯で洗い物をするようになったら・・・

キュレル ハンドクリーム 55g

 

秋です。

昨日もお話をしましたが、今日は秋の気温のお話です。

水温かな?

 

温度が下がり、水での台所仕事がそろそろ難しくなってきました。

では、お湯に替えましょう。

そのときには保湿剤をしっかりと使うようにしましょうね。

というお話です。

 

水がお湯に変わり、何が良くないのか?

手の保湿には良くは無いのです。

 

お湯の方が手の保湿成分を奪い取る量が多いことがわかっています。

つまり、いままでは水で洗い物をしていたために保湿成分のロスが少なくて

問題なかった人でも

お湯に変わり、保湿成分のロスが増えると悪くなる。

結果として手荒れが悪化する。

という人が増えてきます。

 

なので、早めにハンドクリームで保護をしていたほうが良いかなあと。

考えてみたりもするのです。

 

早めに対処。それで予防。

結構大事なことですね。

保湿剤はクリーム基材に変更を

秋分が終わりました。

秋です。

というよりも皮膚の世界では冬です。といったほうが良いでしょうか?

 

当院に受診する患者さんでも乾燥肌が目立つ子が徐々に増えてきました。

空気の湿度も少しずつですが減少傾向がみられます。

 

そろそろ考えるべきは保湿剤の変更。

今まではローションを主体とする保湿剤を出し、希望される方や

ローションでは落ち着かない方にはクリームを処方するというスタンスでした。

これからは、基本保湿剤はクリームで処方する形に変わっていきます。

希望される方のみローションという方法に変わっていくことをご了承ください。

 

もちろん年齢や症状に応じた形で処方は決めますので、

あくまでも基本ルールの一つが季節により変更になったとの考え方です。

 

もしもクリームを希望されない方は診察室でご相談くださいね。

すでに赤ちゃんのお肌の乾燥は始まっています(2016年9月)

例年よりも早いと思うのですが・・・

 

秋になりました。

ということが見えてくる季節でもあります。

赤ちゃんのお肌を触っていると秋になったなと思うのが乾燥。

最近乾燥肌の出てきている赤ちゃんを触ることが増えてきたように思えます。

 

昨年までの経験では秋分を過ぎてからと思っていたのですが、

どうも今年はいつになく早いようです。

まあ、まだ患者さんからの訴えはありませんので、

ごくごく僅かなレベルかと思います。

 

でも乾燥。始まっていますよ。

 

心配な方は今のうちから保湿剤は初めておいたほうがよいでしょう。

まあ、気温は高いのでまだローションタイプで大丈夫かとは思われますが。

 

これから冬にかけて乾燥は強くなっていきます。

それと同時に乾燥肌も悪化してきますので、

早め早めに対応していたほうが良さそうですね。

保湿剤はしっかりとね。

 

ステロイドの塗り始めは「かゆくなって」から

寒くなって、乾燥も強くなってきました。

みんな乾燥から湿疹が出てきて受診しています。

薬を使えば良くなるのですが、では、いつを以って保湿剤からステロイドに切り替えれば良いのか?

 

それは痒みが出るかです。

 

痒くなったら保湿剤では効きません。

というのも、引っ掻くことにより、湿疹が悪化するためです。

そして、保湿剤には痒みを止める力が非常に弱いからなのです。

 

湿疹は引っ掻く行動により、加速度的に悪化します。

そのために引っ掻きを止めるイコール痒みを停めなければいけません。

それがうまくいき、かゆくなくなってきたらまた保湿剤に戻してあげれば良いのです。

 

ステロイドの塗り薬には保湿効果は有りません。

保湿剤には痒みを止める効果は有りません。

この2種類の薬を上手に使用することによって、

皮膚の乾燥と痒みを上手に抑えてあげましょう。

乾燥が気になるときにはまずは保湿剤入の入浴剤を

お薦めすることが多いです。

理由は簡単だから。

お風呂に入れるだけ。準備は30秒で終わります。

全身に保湿剤を塗るのに比べ、手間は1/10ですからね。

でも、まあ、効果はそんなには高くないのですが。

 

もちろん痒くなってしまうと湿疹の薬が必要になります。

保湿剤ではおちつかないのでご注意を。

 

もう一点保湿剤入りの入浴剤での注意を。

滑りますので、転ばないように気をつけて。

 

当院でおすすめしている保湿剤入りは以下の2種です。

コラージュのほうが保湿力は高いのですが金額も・・・

おさいふと相談ですね。

キュレル 入浴剤 本体 420ml

コラージュ Dメディパワー 保湿入浴剤 500mL (医薬部外品)