わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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赤ちゃんの湿疹の原因がわからないのはよくあること

赤ちゃんの湿疹の原因がわからないのはよくあること

自分の娘が何をしているかなんて、完全にわかることは無いのです。

たとえ、それが赤ちゃんであったとしても。

というお話です。

 

左の脇腹に、米粒位の大きさの湿疹が出来ました。

かれこれ1ヶ月くらい前でしょうか。

現在も微妙に残っています。

痒くないこと。あとは、湿疹の自然治癒を見て行きたいので、

薬を塗らずに敢えて残してあります。

 

でも、この湿疹のできた原因がわかりません。

洋服などで擦れる部分でもありません。

皮膚の下には骨もありません。

(一般に骨の直上は擦れやすく、湿疹ができやすいのです)

引っ掻いている様子もありません。

 

自宅で皮膚科医がいっつも(?)見ている娘の湿疹の原因ですら

はっきりしないこともあるのです。

 

よく外来で湿疹にしても他の皮膚の病気にしても、

原因は何かと問われることがあります。

しかし、結構な割合で解明することは難しいのです。

理由はいくつかあります。

ひとつは時間が経ちすぎていること。

半年前からの湿疹の原因を解明するのは非常に難しいのです。

もう一つは、自分でもわからない原因があること。

本人が気がついていない以上、わかることはありません。

最後の一つは原因らしい原因がないこと。

ということも結構あるのです。

 

そのような場合はどうするのか?

とにかく湿疹を治すこと。それに尽きます。

そして同じような湿疹が繰り返すようであれば、

そこに共通する原因を検討するような形になるのです。

 

ちょっとしたものの原因を探すことの方が

皮膚科では難しかったりするのです。

「原因は、はっきりしません」

と言われてもがっかりしないでくださいね。

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