わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL0422-22-1232


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

病気の話

採血が出来ない子のための花粉症検査、やってます

今回も花粉症のお話です。

検査のお話ですね。

 

花粉症の診断は基本的には血液検査が必要になります。

見た目だけでは騙されることがあるんですね。

というのもこの季節からダニのアレルギーがでる子も多くいるんですね。

なので、悪化した=すぐに花粉と結びつけるのは難しいこともあります。

 

ダニか花粉化を区別するために血液検査を行うのですが、

小さな子だと血管も細いために検査することが難しかったりします。

また小児科以外の子供に慣れていないところではそもそも採血が出来なかったりするんです。

そして、小児科に行って風邪をもらってしまったらどうしよう・・・

なんて心配もありますよね。

 

そのようなお悩みに解決すべく当院では小さな子にも行える検査を開始しております。

名付けて指先採血。

指先にちょっとだけ傷をつけて血液を数滴いただきます。

その血液で検査をする方法ですね。

こちらはかんたんに行える検査です。押さえつけて採血しなくても良かったります。

また結果は20分程度で出ますので、その日のうちに結果をお伝えすることが出来ます。

 

ただ、結果の判断はちょうど妊娠判定薬のような色の棒線を見て判断するので、

あるのかないのか、強いのか弱いのかくらいしかわかりません。

採血だと小数点レベルまで出せますがそれだけの精度はないんですね。

また検査項目もいくつのかの花粉と動物、ダニと特定の8種類しか行なえません。

このようなデメリットもある検査です。

 

ただ小さな子から検査できることもあり、当院では幼稚園以下の子で、できそうな子は

積極的に指先採血を行っております。

なお、小学生以上の子は原則として血液検査となりますので、ご注意ください。

 

花粉症?と思った方、それが心配なお子さんをお持ちの方はこのようなかんたんな検査もありますので、受診を検討してみてはいかがでしょうか?

 

花粉症の始まりと目の周りの湿疹と

2021年春の花粉症のシーズンが始まりました。

今回は花粉症の話です。

 

花粉症の始まりの季節に多いのですが、

目の周りの湿疹が多く見られます。

まあ、目の周りと言っても、上まぶたの縁、下まぶたの縁、目尻、

眉間、頬部などと人によって異なるのですが、

目の近傍に湿疹ができることがあります。

 

これは俗に言う花粉かぶれの症状です。

原因は一つは花粉そのもの。そのものがアレルギー反応を起こす可能性があります。

こちらは目のフチによく見られるでしょうね。

 

もう一つはひっかきもしくは、こすることによる症状です。

ひっかくことにより皮膚が荒れて湿疹が出てきてしまうのです。

 

このように春先の目の周りの湿疹が花粉症の方には頻繁に生じることがわかっています。

逆に花粉症の一つの症状でもあったりするので、

花粉症デビューの最初に湿疹からというパターンもあるんですね。

 

春先に天気の良い日に悪化する目の周りの湿疹があったら

花粉かぶれの可能性も考えて皮膚科を受診してみるのもありですよ。

脇汗用の塗り薬が処方可能になりました

ちょうど冬なので、皆さんあまり気にされなくなりましたかねえ?

先月から脇の多汗症。いわゆる脇汗用の塗り薬が処方開始となりましたので、

今回はそのお話をしていきたいと思います。

 

処方できるようになったのは

エクロック

というお薬になります。

 

効果は脇汗の抑制です。

 

汗の出る管に作用する神経をブロックすることにより、汗の減少を図る薬剤ですね。

効果は結構あるようでしてその日から汗の出が明らかに減ることも分かる人がいるようです。

また当院で購入できる塩化アルミニウムとは作用する場所は異なりますので、

併用することも可能であり、より効果が期待できる可能性があります。

 

ただ、この薬剤は神経に作用するものですので、いくつか注意点があります。

まず前立腺肥大症、緑内障がある方は使用不可能です。

少なくとも内科尿器科・眼科主治医からの使用の許可を貰う必要があります。

これは塩化アルミニウムとは異なる点です。

 

また副作用として、目が霞む・にじむ、口の中が乾くといった症状が発生する可能性があります。

塩化アルミニウムと同様にかぶれるリスクもありますねえ・・・

 

塗り方ですが、一日1回、朝もしくは寝る前に塗ってください。

プッシュ式で排出されるゲル状の薬剤ですので、

薬の蓋を流用したアプリケーターの上にそれぞれワンプッシュし、左右に塗ってください。

都合2週間、28プッシュで1本となります。

 

いままで脇汗の簡単な治療法というのは塩化アルミニウムしかありませんでした。

あとは手術という大掛かりなものになっていたのですが、

エクロックの処方開始により治療の選択肢が増えて来たのはありがたいことです。

 

しっかりと塗って、しっかりと汗を抑えていきましょう!

そろそろ加湿器の準備しませんか?

秋も深くなってきました。
気温もじわじわと下がってきました。
今回はそんな秋の準備のお話です。

日中の湿度を確認すると、連日50%を割るのが当たり前になってきました。
夜間の湿度もじわじわと下がってきています。

またエアコンの稼働時間も徐々に伸びてきたと思います。

そうなってくると問題になるのは室内の湿度。
だいぶ下がってきているはずです。

そうです、そろそろ加湿器の出番がやってきたのです。

そろそろ日中の居室、夜間の寝室の加湿器を動かしていく必要が出てきましたね。

乾燥肌対策にも加湿器、準備しましょうね。

手荒れの季節到来のお知らせ

洗い物をしているときに水が冷たく感じられる季節がやってきました。

我が家でもそろそろ洗い物をお湯で行うようになってきました。

 

ということは手荒れの季節の到来でもあります。

お湯よりも水の方が手の油分を保持してくれますので、

お湯に変わるこの時期から徐々に手指の乾燥は悪化してくるのです。

 

ということで特に家事仕事をしているみなさん。

手荒れ対策の準備を始めていきましょう。

今年は例年以上にしっかりとしていきましょうね。

消毒剤の使用も増えていることですし、がっちりと洗い、

ガッチリとケアをしていく。

そんなNewNormalの生活が必要となります。

 

準備はいいですか?

デュピクセントのペン型注射器が発売されるようです。

11月からとのことでした。

あ、金額は今までのとはほとんど変わりないようですよ。

 

デュピクセントの自己注射の注射器が変わるようです。

いままでは普通の注射器に安全装置がついたような形でしたが、

今後はペン型の製剤が出るようになります。

 

ちょうどエピペンのように

皮膚に強く押し当てると、シリンジが自動的に動作して、勝手に注入してくれるようです。

まあ、速度の設定はできませんので、ゆっくりと注射したいという方には不向きかもしれませんが、

難しい手順が必要なくなるので、簡単にはなります。

 

発売は11月頃を予定しているということで正式な日程はわかりません。

また、電子カルテでの対応が終了次第使用開始になるので、

発売開始即使用開始とはなりませんが、遅くとも年内には使用開始できるかと思います。

 

使用開始と前後して該当者にはアナウンスさせていただきます。

ぜひ検討してみてくださいね。

保湿剤の衣替えも必要ですね。

秋が徐々に深くなってきました。

気温の低下も少しずつ進んでいるようです。

同時に湿度も少しずつ下がってきました。

 

ということで、当院でも少しずつ保湿剤の衣替えを行っております。

フォームだった人はローションに

ローションだった人はクリームに

少しずつ変えていっています。

 

皮膚の乾燥具合が主体になりますが、

その子がもう冷たいのはいやだ。とかベタベタしたほうがいいとか

意見がありましたら積極的に説明ください。

使い心地も大事ですので、使用感の良い製品に切り替えを進めていきます。

 

もちろん今までの方がいい子、あまり乾燥の悪化が無い子の場合は

夏と同じものを使用していくこともありますので、ご心配なく。

 

季節が変われば症状も変わる。

症状も変われば処方も変わる。

 

ということで、衣替えを進めていきますので、

もしもしばらく受診していない方がおりましたら診察を検討ください。

夏と一緒をいつまでも続けるのはあまりいい方法ではありませんよ。

 

というお話でした。

シダトレンの処方は来年3月をもって終了となります。

今回は薬剤のお話です。

当院で処方を行っております花粉症の舌下免疫療法の治療薬である、

シダトレン

の販売終了のアナウンスがなされました。

2021年3月末をもって終了となります。

 

終了となる理由は後継薬の存在です。

シダキュア

が現在同様の目的で処方されておりますので、シダトレンがなくなったとしても

薬剤の変更があれば影響は少ないためです。

 

なお当院では本年に入ってからシダトレンの処方履歴はありませんが、

ご無沙汰処方の可能性もありますので、アナウンスさせていただきます。

 

シダトレン使用中の方はおいおい切り替えが必要になりますね。

乾燥肌が徐々に増えてきた印象があります

直接データを取っているわけではありませんが。

 

ここ1週間から2週間ほど、乾燥肌の受診が増えています。

定期的に受診されている方でも悪化したとの訴えが増えてきました。

 

時期的にちょうど湿度の低下が徐々に進み乾燥の悪化が見られる時期です。

また気温の低下傾向もあり、シャワーなどのスキンケアの低下があること、

風邪を引いてしまい全身の体調が悪化したこと

 

などから湿疹が悪化する要因が揃ってきた印象があります。

 

ひっかきが強くなってから治療開始するよりも乾燥だけが見える段階で

治療開始したほうが必要な薬の量もコントロールの状態も

全然変わってきますので、乾燥肌の段階で受診して治療を開始したほうが

よろしいかと思います。

 

というお話でした。

 

デュピクセントとコレクチムのコラボが素晴らしい件

最近の知見です。

 

デュピクセントが使用可能になり2年以上が経過し、

多くの方に治療を行うことができるようになりました。

デュピクセントは治療効果の非常に良い薬ではありますが、問題も無いわけではありません。

まずは金額。まあこれは時間とともに下がるのを待つしか無いです。

もう一つは目の周りの湿疹が治らないこと。

顔特に眉毛のあたり、目の周りのまぶたの縁はとにかく時間がかかります。

体の湿疹が徐々に良くなっているのに比べてもどかしいくらいの治癒効果の遅さです。

 

でも、コレクチムが使えつるようになって、顔の湿疹に塗ってもらったところ、

おやおや、結構調子いいですねえ。

という結果になってきました。

 

ステロイドはあまり塗りたくない場所だし、

プロトピックは刺激になるしということで治療の手段がなかなかなかったところに

コレクチムを使用することで治療の効果が出てきた。

 

本当にありがたいことです。

デュピクセントとコレクチムを上手に利用することで治療の幅が広がっていく。

新しいアトピー性皮膚炎の治療の幅が出てきました。