わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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冬の手湿疹の治療について。まだできることがあるんですよ、というお話

冬の手湿疹の治療について。まだできることがあるんですよ、というお話

冬に悪化する手湿疹。
皆さんきちんとお薬を塗って保湿はされているのですが、
その外側の「保護」と「加湿」まで対応されている方は少ない印象を持っています。
 
>保護
文字通り物理的に手を覆うことです。手でものを触れば保湿剤は剥がれますし、
自家製の保湿蛋白も剥がれていきます。
極端なことを言えば空気中に露出していくだけで乾燥が進んでいくだけです。
しかし、保護を全くしていない、保護をしていても夜間だけという方も多いです。
それだけでは足りないんですよねえ…
日中も保護してください・屋内でも保護してください
と外来で毎回説明するようにしています。
水仕事をするときはその手袋の上からゴム手袋をして作業してください。
とも説明をしています。
これだけでも症状を抑えることができる可能性があります。
 
>加湿
保湿ではありません。環境の湿度を上げることです。
皮膚が乾くのは空気が乾いているからです。動的平衡として、水分は空気中に飛んでいくわけですから、
空気中つまり室内の湿度というのは乾燥のコントロールに対して重要な役割を持っています。
小児アトピーと同様に湿度を高めに保つことは手の湿疹の状態を抑え込むことができる可能性があります。
加湿機は24時間稼働させ続けること
東京の冬はどれだけ頑張っても屋内湿度50%を超えさせることは困難です。ただそれを目指すことはできます。
少しでも屋内の湿度を上げることが大事かと思います。
 
手湿疹の要因は複合的であり、皮膚バリア機能障害などの先天的な要因も絡んできます。
そのために治療は難しくなるのですが、逆に言えば複合的に対処することで治療の効果も上げることができる疾患でもあります。
いつも行っている、外用+保湿に加えて、
保護+加湿も加えることで手の湿疹のより良いコントロールを目指すことができるのではないかと思うのですよ…

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