わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

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デジタル化

転勤医師のための荷物収納術 番外編 デジタル書籍は「所有」できない?

さて、これから書籍、雑誌のデジタル化についてお話を進めていきたいと思いますが、その前にデジタル書籍の購入についてお話をしていきましょうか。

 

じつは、私は電子書籍はほとんど購入したことはありません。

以前より、ずっとニュースは確認していたのですが購入までは踏み切ることができませんでした。

そして、購入した書籍は全部AmazonのKindleでのみです。

 

何故か。

ニュースを見る限り、電子書籍の販売サイトはまだたくさんあります。

というよりも、沢山ありすぎます。

というべきでしょうか。

群雄割拠といえば聞こえはいいですが、現状では有象無象といったほうがいいのかもしれません。

 

つまり、今後販売サイトが合併もしくは消滅する可能性が大いにあるということです。

 

電子書籍の販売サイトで購入した製品について、

その販売サイトが消失してしまった場合そこから購入したデータがどうなるのか?

という心配をなくすことができないからなのです。

 

なので、私の電子書籍に対するスタンスは

基本的には買わない。リアルの書籍を買い、面倒でもそれをデジタル化する。

というものです。

 

著作権などの問題があるということも了解はしてるのですが、

読む人の自由度を下げる方向に進めるしくみとは誰のためのものなのでしょうか・・・

転勤医師のための荷物収納術5 デジタル化に向くもの向かないもの

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さて、少し時間が空きましたが、今回はデジタル化に向くもの、向かないものと題してお話を進めていきたいと思います。

 

本をデジタル化する時に、なんでもデジタルにすればよいのかというと、答えは否です。

いくつかの考え方がります。

 

まず、その本をいつ使うのか。どんなシチュエーションで使うのか?

毎日何回もいろいろな場所を開ける必要がある本や雑誌は正直デジタル化には向いていません。

比較的頻度のすくない雑誌などはデジタル化に向いているでしょう。

 

どんな題材なのか?

その本が持っている題材も重要なものになります。

写真集や画集は現在のデジタル化の解像度を考えると、デジタル化は向きません。

書籍は比較的デジタル化に向いているでしょう。

漫画は好みが分かれます。私は全部デジタル化しましたが、スクリーントーンのがらがデジタル化により

変わってしまうものもあります。

また、精細なものを見たいのであれば、デジタル化はあまりお勧めできません。

 

いつ見たいのか?

いつでも、どこからでも見たいというのであれはリアルは絶対的に向きません。

いくつかのツールを使いデジタル化してしまえば、インターネットにつながっていればどこから確認することも可能になります。

 

以前は本のサイズなども一つの要因となっていました。つまり、大きな本は物理的にデジタル化できませんでしたからね。

でもいまはだいぶその制約もなくなっています。

 

などということを考えた結果、私はこのような形でデジタル化を進めています。

漫画、小説→原則デジタル化。

トイレにもっていきたい本のみリアル

医学雑誌

症例集に近いもの→デジタル化

写真を確認したいもの→リアル

なにかのテーマに沿っているもの→リアル

医学書→デジタル化

 

さて、ここで問題になってくるのが、教科書と辞書です。

つまり、索引から検索したいものがある本です。

こちらは実際の書籍を持っているのであればそのままにしておいたほうがよいでしょう。

手元において追いたいものならなおさらです。

特にこれらの本はデジタル化はすることはお勧めできません。

なぜならこれらの本の索引を探すことが非常に難しくなってしまうからです。

可能であれば電子書籍版を購入しておくことをお勧めします。