さてされ、更にそのまた翌日の写真です。
昨日に比べて少しずつ硬くなってきました。
昨日は少し柔らかかったのですが、徐々にしっかりとしたかさぶたになってきたようです。
これからしばらくはこのままでしょうね。
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
さて、今回は処置翌日のお話です。
痛みはその日の夜に少し有りました。
どうも触ると痛いようですが、何もしていない時は痛くも痒くもないようです。
肉眼でははっきりませんでしたが、写真にするとよくわかります。
イボの処置をした所の周りが水ぶくれになってきました。
少し盛り上がってきているようです。
また、その周辺部は赤みが出てきました。
液体窒素による直接的な影響である、低温熱傷からの水疱形成と、
液体窒素により、皮膚に炎症が誘発されて出てきている症状です。
この症状を見て、疣贅の治療は効果があると考えるのです。
但し、気を付けて欲しいのですが、今回は手の側面という比較的皮膚の薄い部分に処置を行ったために
比較的早い時期から反応は起きています。
一般的な足の裏のイボの場合はもう少し余計に時間がかかることも多いですし、
症状はあまり強く出ないこともあります。
時には全く水疱にならないこともあるので、あくまでも今回はひとつのパターンとなります。
さて明日はどのようになっているのでしょうか。
医者の不養生・・・とは少し違いますね。
そう言ったら小児科の先生の子供は風邪もうかつに引けないですよね。
3月末の事です。妻から娘の手に何かができていると言われました。
どれどれ
と思って確認してみると、
あらら、イボですね。
ということで先週液体窒素を使って灼いてみました。
土曜日の午後にクリニックに来てもらい、
最初にエムラクリームを塗り、パーミロールで皮膚を保護します。
(エムラクリームとは麻酔の塗り薬です。
現在日本ではレーザーの痛みを取るためだけに使用されていますが、
海外では注射の痛みの軽減、その他痛みを伴う処置の時に使用されている薬剤です。)
通常30分から60分程度で痛みを取る力は十分であるとのことですが、
今回は1時間半くらいしてから処置を行いました。
(遊びに行ったら想定外に時間がかかってしまっただけです・・・)
液体窒素を当てるときには当クリニックでは綿棒に綿球を巻きつけたモノを使います。
それを、イボの部分が白くなるくらいまで当てます。
こんな感じですね。
そして1回液体窒素を当てた後は時間が経過し、白くなったイボが皮膚の色に戻るまで待ちます。
おなじ処置を5回繰り返し、終了です。
終了後本人に聞いたところ、「全然痛くない」とのことでした。
さて、子のイボはどうなっていくでしょうか。明日からも毎日確認してみましょう。
イボの治療後、どのようになるのか心配な方の参考にしていただけたらと思います。
暖かくなってきました。
シャッターを開ける時に、寒さにあわてて室内に逃げ込むことが無くなったのは嬉しいですね。
暖かくなってきて、水虫の患者さんが増えてきました。
水虫の検査の回数が一気に増加した印象があります。
水虫の原因は白癬菌です。
これは「菌」は菌でも「真菌」というカビの仲間です。
カビだけに、菌糸を伸ばし、枝分かれをしながら増えていきます。
そして、水虫の薬を塗って治療をすると、白癬菌は死んでしまう。
というのも理解している方は多いかと思います。
では、どのように白癬菌は死んでいくのか?
と言われると、???と思われるのでは無いでしょうか。
実際に白癬菌に水虫の薬を加えた時の動画がありました。
見ていただくとわかるのですが、白癬菌の先端部分が破裂していくんですね。
皮膚科医でもなかなかこのシーンは見たことが無いと思います。
実際、私も見るのは初めてでした。
・・・そうか、白癬菌はこうして死んで行くのか。
知らなかった・・・
さて、今回のお話は前回に引き続き、茶のしずく石鹸による小麦アレルギーについてのお話です。
今回は診断と治療についてのお話です。
・・・治療と経過については今までデータを入手していなかったので非常にためになりました。
なお、本項目は筆者のメモを中心にまとめたものであり、公式見解ではありません。
誤記や勘違いによるデータの間違いが含まれる可能性があります。
正確な情報を知りたい方は正式な文献や研究者に確認を取るようにしてください。
なお、この問題については近い将来にまとめたものについて一般のかたを対象にした発表の機会があるかもしれない
とのことでした。
診断のお話ですが、診断するのは比較的難しいものではありません。
というのもしっかりとした診断基準があるからです。
茶のしずく石鹸を使用したことがある。
アレルギー反応が起きたことがある
グルパール19Sによりアレルギー反応が誘発される
この3点です。
茶のしずく石鹸によるアレルギーでは、他の小麦アレルギーにはみられない、
グルパール19Sというはっきりした原因があるために診断は比較的容易なのです。
治療ですがこれは時間が解決してくれます。
というのも、グルパール19Sに対する抗体は時間とともに減少するからです。
半年くらいで半分になるとのことでした。
抗体の強さは症状の強さに影響を与えますから
このことは症状も徐々に良くなっていくということを示しています。
多くの人が少しずつですが小麦を食べることができるようになるとのことであり、
一安心できます。
しかし、飲み薬で劇的に症状が出ないように抑えるよいうこともできないようですね。
(症状が出た時には治療で抑えることはもちろん可能です)
しかし、まだ今後の課題も残されています。
・なぜアレルギー反応が出る人と出ない人がいたのか
・時間が経ってもアレルギー反応が収まらない人にはどうしたらよいのか
などは現在も研究が続いている分野です。
そして、化粧品に対する問題もあります
・食品由来の成分を化粧品に入れることについての是非
については今後の検討課題でしょう。
また、同様のケースが起きた場合にはどうすべきか
なども考えておかねばなりません。
茶のしずく石鹸の症状については現在少しずつ落ち着きつつあります。
しかし、考えるべきことがたくさんあることを知らされた事故でした。
最後に参考サイトを掲載しておきます。
詳しい情報を確認したい方は参照してください。
花粉症の季節が始まりました。
毎日花粉情報を確認していますが、東京でも少しずつ花粉が増えてきましたね。
さて、花粉症で眼や鼻に症状が来るのと同時に皮膚にも花粉により症状が出ることがあります。
あまり知られていないこの「花粉かぶれ」とは一体どのようなものでしょうか。
花粉かぶれというくらいですから、発生時期は花粉症の発生時期に一致します。
多くは女性です。
目の周りから頬部にかけて、ひりひりする、しみるといった症状が出てきます。
診察してもはっきりした皮膚の変化がない場合もありますが、
多くは皮膚の表面にざらつきがでたり、少し赤みが出たりすることがあります。
原因については完全にわかっているわけではありませんが、
花粉の蛋白質にたいするアレルギー性のかぶれと考えられています。
女性に多いのはもともと皮脂も少なく乾燥しやすいこと。
化粧によりわずかなかぶれがもともと存在していること
気にして擦ったり触ったりしていることなど考えられますが、はっきりしません。
当然ながら眼を擦ったり鼻を噛んだりし、その影響は出てきているとも考えられます。
治療するまでもなく、花粉の時期が終われば症状はなくなりますが、
症状があり、辛い場合は治療も行います。
一番マイルドな治療は保湿剤や保護剤です。
荒れやすい皮膚や乾燥した皮膚を抑えることで湿疹を減らそうとするのが保湿剤の考え方。
逆に保護剤は皮膚の表面に油を塗ることで、皮膚表面にアレルゲンがつかないようにしようという考えです。
ついで使われるのはステロイド。
湿疹の反応を抑えようという考えです。
また、プロトピックという塗り薬を使うこともあります。
あとはスキンケア。
花粉症そのものの対策、つまり洗うことや流すことを徹底する。
これは顔の症状を抑えることにもつながりますし、
水で洗うことで皮膚の温度が下がり、症状を弱くすることにもなります。
(ただし、水洗いの後は乾燥予防に保湿剤を塗ってくださいね。)
という形で花粉かぶれの治療を行うこともできます。
もしも花粉症がある方で顔のひりひりや赤みが気になるという方は一度皮膚科に相談ください。
また、花粉症の目薬や鼻薬、飲み薬を処方することもできますので、一緒に相談してはいかがでしょうか。
今回のお話はどちらかと言うと、専門家向けです。
いちご状血管腫は全新生児の約1%に出現すると言われる血管の腫瘍です。
腫瘍といっても良性の腫瘍であり、転移することはありません。
しかし、時に大きくなり、色々なモノを圧迫する事があるので注意が必要です。
治療は今はレーザーが標準的です。
今回はレーザーの詳しい話には突っ込みません。
また、より難しいのが未熟児あるいは低出生体重児のいちご状血管腫です。
そもそも低出生体重児にはいちご状血管腫はより多く発症することが知られています。
満期産の子の数倍であり、数%という発症率です。
何が問題になるか?病気の進行具合と治療の適応です。
頭を悩ませる医療従事者も多いかもしれません。
ここに私の経験に基づく治療方針について記したいとおもいます。
いちご状血管腫の状態について
いちご状血管腫は生後6ヶ月まで大きくなることは知られています。
逆にそれ以降大きくなることはありません。
低出生体重児ではどのような動きをするのか?
それは「出産した日」を基点に考えるべきです。
出産した日から6ヶ月。
これが拡大の目安となります。
(当然色調も大きなヒントになります。色が落ち着いてきたら拡大も落ち着くのはみんな一緒です)
間違っても、「修正週数」を基点に考えては行けません。
治療期間の見極めを間違えることになり、過剰診療を行う可能性があります。
レーザー治療の適応について
低出生体重児でもレーザーを行うことは問題ありません。
しかし、気をつけるべきことは皮膚の厚さについて。
低出生体重児では皮膚は薄く、ヤケドなどのトラブルを起こす可能性は通常よりも高いと考えるべきです。
出力、パルス幅の選択する時に気をつけるべきことはその子の「修正週数」です。
修正週数を見て、出力を決めるべきです。
(修正週数=その子は満期産の時には在胎何週なのか?)
つまり、修正40週で一般の新生児と同じ強さ。
それより小さいなら出力は落とす。
それより大きいならは修正週数に応じた月齢の子と一緒の出力で照射する。
間違っても「出産した日」を基点にして出力を決めては行けません。
往々にしてその出力は強く、トラブルを引き起こすことが有ります。
病態および治療法の選択に際して、児の年齢は非常に重要な要因です。
なにを基点にして考えるべきか、その参考になればと思います。
勉強会のご案内
当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様の御参加をお待ちしております。
2014年1月8日
生後1ヶ月から3ヶ月までのスキンケア CS-A-002
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚科にやさしいスキンケアをお教えします
2013年1月22日
わかば式アトピー性皮膚炎治療マニュアル AD-A-005
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
2013年2月5日
あざのはなし NV-A-001
生まれつきのそのあざの見分け方。
その子のそのあざ、治療は待てますか?
2013年2月19日
わかば式アトピー性皮膚炎治療マニュアル AD-A-006
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
2014年3月5日
生後1ヶ月から3ヶ月までのスキンケア CS-A-003
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚科にやさしいスキンケアをお教えします
2013年3月19日
わかば式アトピー性皮膚炎治療マニュアル AD-A-007
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
時間
開場 10:15
講義 10:30-11:15
質問の時間 11:15-11:30
場所
わかばひふ科クリニック 待合室
180-0002
吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
0422-22-1232
定員
6名
費用
無料
講師
野崎誠
わかばひふ科クリニック院長
受講時の注意事項
赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
駐車場は1台分のみあります。予約は受け付けておりません。
駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
予約時の注意事項
キャンセルは前日まで、メールでお願い致します。
当日のキャセルは申し訳ありませんが、お受け出来ません。
個人情報について
個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。
ご予約は下のカレンダーよりお願いします。
コメント欄からは受け付けておりませんのでご了承ください。
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