わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

病気の話

今年も花粉カブレの時期がやって来ました

春です。花粉です。

既に私は症状が出まくりなので、毎日マスクをしながら診察をしています。

 

さて、今年も花粉カブレの時期がやって来ました。

多くは中年以上の女性の方です。男性の方はほとんどいません。

もしかすると皮脂がブロックしているのかもしれませんね。

 

症状は上下のまぶたから眉間にかけて、乾燥と赤みとざらつきが出ていること。

非常に痒みも強く、こすっているしぐさがあることです。

 

悪くなる要素としては、気にして触っていること。

ハンカチなどでこすっていること。(どうも押し拭きもあまり良くないようですね)

あとは以外に化粧水が悪いようです。

多分化粧水をつけることでその瞬間は良くなるんですが、その後すぐに乾燥してしまい、

逆にひりひりが悪化するんでしょうね。

 

ということで受診される方が多いという特徴があります。

 

治療は「カブレ」の反応なので、まずはステロイドの塗り薬を使う必要があります。

といっても、花粉がなくなるのはGW過ぎてから。

ということはこれから2ヶ月は塗る必要があります。

そうすると今度は長期使用によるトラブルが問題に成るのですが、

その辺りについてはヒミツの良い方法があったりします。

外来に受診していただいた際にはそのお話も出来るかと思います。

 

花粉の時期に目の周りが赤くなる人。

そして治療を長く続ける時にステロイドを継続するのが心配な方は

いちど相談に来てみませんか?

そろそろ水いぼの治療の時期になりました

みずいぼ1

 

え、もう?と思われる方も多いかもしれません。

でも、逆算するとそろそと始めないと間に合いませんよ?

 

何に?それはプールです。

幼稚園や保育園のプールでは未だに多くの施設で水いぼの子は禁止です。

なので、プール開きになる前に水いぼは全て治しておく必要があるのです。

 

逆算を始めてみましょう。

プールびらきは6月下旬(場合によってはもう少し早いかも)

その時になければいい?

いえいえ、そういうわけでは有りません。

いちど全部取ったように見えても、目に見えない水いぼが残っていることがあります。

その小さな水いぼが大きくなり、それが更に子供を作る前に水いぼを取る必要があるのです。

なので、一旦全部取ってから2-4週間は見ている必要があります。

結構繰り返す子も多いので、その期間が2回くらい必要になる子もいます。

なので、4月から5月には全部取りきれていてその後の経過観察期間に入る必要があります。

 

その前に水いぼを取る必要がありますが、これも難しい。

嫌がる子がほとんどですので、いちどの受診で全部取りきれる子はほとんどいません。

毎日受診して取ることも出来ますが、結構みんないやがりますよね。

また、他に予定がある子も多いので、週1回位の受診になるでしょうか。

多い子だと、最低でも4回位受診する必要がありますので、1ヶ月。

逆算したら治療の開始は3月から4月となるのです。

 

治療の経過、水いぼの特徴を併せて考えると

そろそろ治療を開始しないと、プールの時期には間に合わない子が出てきます。

5月6月になってから治療を開始しても、結局プールに間に合わない子も沢山見ていますから、

少し早めに治療を始めてちょうど良いくらいなんですよ。

まずは、皮膚に怪しいぶつぶつができていないかチェックして、

怪しかったら皮膚科を受診してくださいね。

 

まだシラミはでています

【第2類医薬品】スミスリンLシャンプータイプ 80mL

先日も患者さんがいらっしゃいました。

シラミそのものはしばらく痒みが出てこないこともあります。

そのため、注意喚起を受けていても、「かゆくないから」

とばかりに、頭のチェックをされないことも多く有るようです。

 

そのためにしばらく時間が経過してから、再発が出てくるんですよね。

 

一番いいのは、一斉に専門家が確認をすること。

なんですが、なかなか難しいのでしょうか。

汗疹の患者さんがふえてきました

昨日暖かかったのに、今日はいつもの冬の天気に戻ってしまいました。

しかも、雪の予報って一体何なんでしょう。

 

とびひのリスクについて昨日記事にしましたが、今日の診察時にはまだみられません。

まあ、数日してから受診することが多いですからね。

 

むしろ、赤ちゃんの汗疹が多く出ています。

お腹背中を中心に結構な割合で湿疹が出ているので、要注意ですね。

厚着させすぎです。

でも、今日はいつもの様に厚着させてください。

 

ちょうど季節の変わり目。洋服の枚数も上手に工夫してくださいね。

 

2016年2月14日 とびひに注意しましょう

まさか、2月中旬のしかもバレンタインデーを前にとびひの注意報を出すことになるとは思いませんでした・・・

 

明日の気温は20度を超え、非常に暑くなる(相対的にですよ)ことが予想されます。

通常の気温よりもはるかに温度が高くなるときに注意すべきはとびひ。

 

昨日と同じ洋服を着せて、外に出て遊んでいると、確実に大汗をかいてしまいます。

それが曲者。

 

汗がたまり、そこに雑菌が繁殖し、とびひになるリスクは非常に高くなります。

実際、例年も最高気温が急激に、急速に上がった日のあとにはとびひの患者さんが多く発生しています。

 

外出前にはその時の気温にあわせて洋服の枚数を調節すること。

急激に気温が下がるので、必ず上着を手に持って出かけること。

汗をかいたらすぐにシャワーで洗い流すこと。

 

あとは、怪しい発疹をみかけたらすぐに皮膚科を受診することですね。

 

気をつけて、おでかけください。

 

追記

タグを「冬の病気」につけたのですが、なんかおかしいような・・・

湿疹の判断は「つまんでみる」ことから

今回は症状の見分け方のお話です。

湿疹とはどうやって見分ければよいでしょうか?

 

湿疹というのは何か?難しいお話ですが、

簡単にまとめると、

皮膚表面の炎症

の事を呼びます。皮膚炎とも呼ばれますね。

 

炎症の部位は皮膚の表面です。その0.1-1mmの範囲に起きるトラブルです。

 

では、どのように見て湿疹と判断しているのか?

実は見ていません。触っているんです。

湿疹の時に起きる皮膚の変化ですが、

 

1)ザラザラする。

これは、湿疹の起きた部分の皮膚が厚く、そして剥けてくるから起きる変化です。

 

2)固くなってくる

これは、湿疹に伴い、白血球やリンパ球が皮膚のなかに入ってくるから起きる変化です。

細胞の密度が通常より高くなるので、起きる変化ですね。

また、炎症が起きた部分は水っぽくなりますので、そのせいもあり、固くなります。

 

3)少し盛り上がってくる

これも先ほどと同様の理屈になります。

 

4)熱くなる

炎症が起きた時にはその部分が僅かに熱を持つようになります。

これは炎症の反応として局所の温度をあげるからです。

温度が上がれば、異物を排除する働きが強くなりますからね。

 

5)痛くなる、痒くなる

これも炎症に伴う反応です。

痛みを出すことにより、その部分を動かないようにさせます。

(余談ですが、痛みを感じない子は、安静にできず、湿疹はどんどんわるくなることがあります)

痒くなるのはなんでか?それは皮膚に入り込んだ異物を物理的に排除する役目があるからです。

特にトゲなどが刺さった場合は、痒くて引っ掻いていたら有る瞬間に痒みが薄れることがあります。

というのも、異物が取れてなくなったために湿疹の反応が弱くなったからなんですね。

この痛みやかゆみの反応は皮膚表面には現れません。

でも、痛かったら、その部分を触った時に逃げますよね。

痒かったら引っ掻くので、その部分に引っかき傷が出来ますよね。

そんなわけで、触ればある程度痛みや痒みの程度を把握することができます。

 

一回撫で回すだけで、皮膚科医はどこにどれだけの湿疹の強さがあるのか、

確認することができます。

もちろん、見た目でも判断しますが、どちらかと言うと、目よりも手の情報を重視しますかね。

 

では、医者以外の人でも湿疹かどうか判断できるのか?

それは大丈夫です。なれが必要ですが、乾燥肌の子を持つお母さんの中には

結構上手に湿疹の確認が出来る方もいるんですよ。当然医療の経験などはない人でも可能なんです。

 

わかりにくい?

そうですねえ。1.0mmが湿疹のために1.1mmになってもわかりにくいですよね。

 

では、どうすればわかりやすくなるか?

そこの皮膚をつまむんですね。

隣の荒れていない部分も併せてつまんでみて、その違いを知る。

それにより、湿疹か否かを区別しやすくなります。

1.0mmと1.1mmの0.1mmの差よりも

2.0mmと2.2mmの0.2mmの差の方がわかりやすいですからね。

 

 

2016年1月 りんご病が流行しています?

たまたまでしょうか?

先週から今週にかけて、りんご病の患者さんが何人か受診されました。

いすれも幼稚園から小学校低学年くらいの子です。

りんご病を疑って受診した子はその中の半分くらいです。

 

時期的にりんごほっぺと紛らわしいものではありますが、

りんご病の場合は腕や太ももにも淡い網目状の赤みが出来ることがあります。

怪しいと思った時には皮膚科もしくは小児科を受診してくださいね

漢方薬でお腹の中が青くなる?

よく言われることですが、

漢方薬には薬のアレルギーが出ない。

あ、それ、都市伝説ですから。

副作用の報告もいろいろありますよ。

今回はそんなお話です。

 

私も漢方薬を処方することは多くは無いのですが、そのなかに独特の副作用があります。

それが「腸間膜静脈硬化症」です。

え?聞いたことない?

それもそのはず、漢方薬の中でも、特定の成分を長い間飲み続けて始めて起きる副作用ですから。

 

原因や発生するメカニズムは良くはわかっていません。

でも、発症した人に共通している成分がありました。

それが、「サンシシ」です。

これはクチナシの果実のことです。

 

このクチナシの実の中にはゲニポシドという成分が含まれています。

それが体内で分解され、ペニピンという分子に変わります。

で、これがさらに体のタンパク質と反応して青い色素になり、体内に沈着。

特に吸収されてすぐの腸からの静脈にてその反応が起きるために

腸間膜静脈のみ侵されるという理屈のようです。

 

そして、厄介なのは、自覚症状はあまり出ないこと。

そして長期間内服を続けて始めて出ることです。

数年ではなく、数十年して始めてでることもあり、要注意なんです。

 

非常に珍しいものではありますが、薬を飲む事を続けていると、

ある日思わぬ副作用が出てしまうことがあるんですね。

 

気をつけましょう。

 

ガンにはそれぞれ「クセ」がある

そのような話を聞いたことがあります。

研修医の時だったかな?学生の時だったかな?

ということを思い出しました。

もちろん皮膚科の領域のガンにもそれぞれクセがありますよ。

 

さて、今日のニュースで出ていました、ガンの生存率について。

ニュースではさらっとだけでしたので、実際にデータを覗いてみました。

こちらです

それぞれのクセが良く出ていますね。

 

一般的には生存率の曲線というものは最初は急激に下がり、

ある程度のところでフラットになっていく特徴があります。

というのも一般的に転移再発が起きるリスクというのは時間の経過とともに

低くなるからなんですね。

細胞の異常で無軌道な増殖がガンですから、増殖率が高い細胞が残っていれば

短時間で再発すし、低い細胞であれば再発までの期間が長くなります。

ただ、増殖率の低いガンというものは言葉遊びみたいなもので、

それだったら寿命の方が先に来る=ガンでなくなることがない。

ということになりますよね。

したがって、最初は再発率の高いガンでも時間が経過するにしたがって再発しなくなるわけです。

 

でも、見ていると、一つだけ、その傾向から外れるガンがあります。

乳ガンです。

いつまでたっても生存率の傾きが低くならず、同じペースで下がっているのが見えます。

他の臓器とは全くちがう傾向があります。

 

そういえば、学生の時にもそのように習った気がします。

乳がんは20年たっても再発する。

と。今でも理由はわかっていないのでしょうかねえ。

 

2016年1月18日 今日はしもやけに注意です。

今日は、雪の日です。

でも、もう雨になりました。

こんな日はしもやけに注意です。

 

しもやけの起きる原因は濡れること。

冷たい雨に濡れると、しもやけはできやすくなります。

冷たいけど乾いているよりも、あまり冷たくないけど濡れている方が

しもやけになりやすいのです。

なんでだろう・・・

 

特に今日のような、雪が湿ってぐちゃぐちゃになった道路を歩いていたりすると、

スニーカーのような、水が染み込みやすい靴を履いている子は一日でしもやけになってしまいます。

この様な日は、ゴム長靴のような、防水性の高い靴を履き、靴が濡れないように気をつけて下さい。

 

もしもしもやけになってしまった場合は、近くの皮膚科を受診してくださいね。

痒みにはステロイドの塗り薬が良く効きますよ。