わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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この時期の赤ちゃんのお腹のぷつぷつした発疹・・・汗疹(あせも)かもしれませんよ

この時期の赤ちゃんのお腹のぷつぷつした発疹・・・汗疹(あせも)かもしれませんよ

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寒くなってきました。また、日が落ちるのも早くなってきましたね。

部屋の暖房も付き、お風呂の温度もじわじわと上がっているこの頃です。

 

さて、最近外来で汗疹の赤ちゃんを見ることが多くなってきました。

冬なのに、汗疹?と思う方もいるかと思いますが、皆さんが思っている以上に冬場の汗疹は多く見られます。

 

原因の一つは抱っこの時間です。

赤ちゃんが冬の北風にさらされないように抱っこをする。

逆にお母さんも暖かくなりますよね。

そして、その状態で赤ちゃんをコートでくるむと、赤ちゃんの温度が上がります。

それで、汗疹ができてしまうのです。

 

もう一つはお風呂です。

汗疹が出来るか出来ないかは非常に微妙なところがあります。

実際にうちの娘で経験したことなのですが、入浴時間が1分、お湯の温度が1度違うだけで

汗疹は出来たり出来なかったりします。

それだけ環境に敏感に反応するんですね。

 

最後の一つがお布団。

寒かろうと思い、いつもより、1枚お布団を余計にかけると、それだけで汗疹ができてしまいます。

布団なら、暑い時に自分で蹴っ飛ばしますから温度調整が出来るので良いのですが、

スリーパーを着せてしまうと、自分では温度調節ができないので、汗疹が沢山出来てしまいます。

つまり、スリーパーは「汗疹製造機」なのです。

そして、「寝入りばなは少し機嫌が悪いけど、その後ぐっすり眠っています」と言われるんですね。

・・・・それ、暑いのがどうにもならないので、ふて寝しているだけなんですよ。

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