わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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水虫かな?と思ったら何をするべきか?

水虫かな?と思ったら何をするべきか?

暖かくなり、そろそろ水虫の季節です。

痒くなったかな?という時が治療の始めどき。

では受診の前には何を気をつけたら良いのでしょうか?

 

1)水虫の診断は菌を確認して始まる。

菌がいれば水虫確定です。

逆に言えば、菌がいなければ水虫とは言い切れません。

というのも、痒くなる原因は水虫以外にも沢山あるからです。

湿疹が一番多いのですが。

ある研究では足の痒みの半分は水虫では無いとのこと。

したがって、菌を見つけないと診断はできないのです。

 

2)受診前に市販薬を塗らない。

先の項目でも書きましたが、水虫の診断は菌を確認するところから始まります。

なので、受診前に薬を塗ってしまうと、わからなくなります。

もしも菌がいても塗り薬で全て死んでしまえば観察はできません。

とすると、湿疹と間違えて診断してしまう可能性があります。

そして湿疹の薬を塗ると水虫は増えやすくなりますので、結果として

治療には余計な時間がかかってしまうのです。

 

3)持病は正確に申告してください。

というのも、水虫の症状は免疫力により決まります。

免疫が落ちている状態では水虫はつきやすくなります。

また、痒みが出にくくなります。

なので、糖尿病の方、抗癌剤やステロイドを飲んでいる方、

放射線治療を行っている方は予め申告していただいたほうが

スムーズに診察を行うことができます。

 

4)家族に水虫がいないか?チェックしましょう

近親者に水虫がいる場合、環境の中には水虫の菌がそうでないところよりも

多くなります。

したがって、要注意。

子どもでもかかりやすくなっていますので、家族に居ないかは

必ず確認の上、診察を受けてください。

可能であれば怪しい人は全て連れてくること。

治療効果にも変わります。

いくら自分が治療しても、家族が菌をばらまいていたら・・・ねえ。

 

この4点は診察をうける上で結構大切なことだったりします。

早く確定診断をし、治療を開始する上では大切なことなので、

忘れずに確認してください。

 

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