わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL0422-22-1232


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

子供のパジャマを切り替えるのはいつからにすべきか?

子供のパジャマを切り替えるのはいつからにすべきか?

少しずつ秋も深まっていく毎日ですが、

ときに聞かれるのがこんな質問です。

少し考えてみましょうか。

 

といっても、一律に考えることは難しいので、いくつかのパターンに分けてみましょう

1)自分で洋服の脱ぎ着ができる年齢

2)自分で洋服を着替えることができないが、ある程度自由に動ける年齢

3)まだ自分で動けない年齢

という3つの区分に分けてみましょう。

 

まず1)から。

概ね3-4歳以降といったところでしょう。

まあ、自分で洋服の選択ができるかという判断も必要になるので、大雑把な区分ですが、

結論は

「放っておく」

で十分です。

寒かったら自分で温かいパジャマを選びますからね。

寒そう?自分で選びますから大丈夫。

まあ、毎日布団にくるまっているようでしたら、暖かいのにするように

声をかけてあげても良いかもしれません。

大汗をかいていたり、布団をけとばして寝ているようでしたら

そのままでも全然問題ありません。むしろ厚着の害が出てしまうでしょう。

 

次は2)です。より小さな年齢の子ですね。

概ね1歳くらいからと言うことになります。

この年齢の場合、親の介入がある程度必要になります。

パジャマの選択ですが、まず布団をかけて様子を見てみましょう。

蹴飛ばさないのであれば、少し厚手のパジャマに変えてあげても良いかと思います。

蹴飛ばしているときは少し様子を見てあげましょう。

途中で布団に潜り込むときは厚手に変更。布団を蹴飛ばしたままのときは

そのままのパジャマで問題ありません。

暑いときには布団をけとばす。寒いときには布団に潜り込むという行動を

無意識のうちにしていますので、そんなに心配は要りません。

布団に潜り込む=寒いかもしれない。と考えて大丈夫です。

 

最後に3)のパターンです。大体1歳くらいまでですかね。

実は一番むずかしいのがこの年代です。

暑い寒いの判断が難しいんですね。

一つの基準は少し薄めにするということ。

親と同じ枚数、同じ布団のときには子供は絶対に暑くなっています。

なので、基本マイナス1枚くらいでも十分です。

あとは暑いかどうかの基準はすぐに寝入ってくれるかです。

暑いときはぐずってしまいます。で、なかなか寝てくれません。

暑くなければすぐに寝てくれます。

寝入りばなに子供がぐずっているときにはまず布団を1枚剥がしてください。

それですやすや寝るようでしたら少しパジャマが暑いんですね。

もう少し薄手のものに変えてあげるようにしましょう。

すんなりと寝てくれるときにはパジャマの暑さはそれで十分です。

 

その子の性格や、面倒臭さとの兼ね合いもあるので、この問題は少し複雑になることもありますが、

概ねこのような考え方で良いかと思います。

 

これからの季節のパジャマ問題ですが、こんな形で考えてみてはいかがでしょうか?

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です