わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

洋服

デコ松屋

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一時、デコクロなるものが流行ったのを覚えてらっしゃるでしょうか?

ユニクロのシンプルなお洋服を、自分好みにアレンジデコレーションするものですが、今でもやってる方はいるのかしら・・
と思い、ユザワヤに行ったみたら、デコ商品は健在でした!

そこでふと、子供服にも応用出来ないかしら?と考えました。

我が家はお下がりがあるため、あまり洋服を買う必要はないのですが、上の子と違うのは、下の子が保育園に行っていることです。

このため、上の子に比べて、可愛いものやオシャレなものは登場回数が圧倒的に減りました。
その代わりに、食べこぼしのシミやら泥んこやらで汚れても、ため息をつかずに済むプチプライスのお洋服が、たくさん必要になりました。

保育園は、親よりよっぽど丁寧に子育てしてくださり、夏は毎日シャワー、冬も外遊び後は必ずお着替えをします。
また、お昼寝で寝汗をかいても着替え。
保育園に預けておく枚数も、1枚や2枚じゃ足りないのです。

それなのに、我が家にあるのはお下がりのクマちゃんの某ブランドや、チェックの某ブランドやら。
初孫フィーバーで浮かれ気味だったジジババに買ってもらったとはいえ、元のお値段を考えると、とても保育園着にはしたくない・・

そんな時に思いつくのが、ウサギさんの◯松屋や、しま◯ら。
でも、なんだか残念なお洋服が多く、悩んでしまいました。

なにが残念なのか自分なりに考えてみると、やりすぎなんですね・・
リボンやら、レースやら、柄も。

だったら、シンプルなものならいいのでは?

ありました。
シンプルなもので、お袖だけ凝っているもの!しかも、5~600円という驚異のお値段!!

でも、シンプルすぎ・・・。

そこで、思い立ったのがマイデコレーションだったのです。

シンプルなシャツに、おリボンやビジューをつけてみました。
すこぶる、可愛い!
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ちなみにリボンは、299円。
ビジューや、可愛いパーツも、たくさん入って200~400円位です。

ただ、お洗濯に耐えられるか不安なので、色々試してみようと思います。

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服を買うなら、捨てなさい

三寒3枚、四温は1枚

暖かい日と寒い日が交互に続きます。

三寒四温は本来冬の言葉なのですが、春のこの時期にこそふさわしいような気がします。

 

気温の変化によるアトピーや乾燥肌の悪化が目立つようになりました。

でも、大体悪くなるのは、低温→高温になったとき。

逆に高温→低温になった時にはあまり悪くはならないようです。

なぜでしょう?

 

原因は多分汗。

さらに、その原因は洋服の枚数に有ると考えます。

 

汗をかくと悪くなる。これはほとんどの子に当てはまります。

正確には汗をかいた状態を放おっておくと。ですが。

では汗をかくのはなぜか?

厚着をしているから。

なのです。

 

特に低温→高温になった時に症状が悪くなるのはそのためです。

温度が下がった時に厚着をして、

温度が上がったにもかかわらず、厚着のままでいる。

これが汗をかき、湿疹を悪化させる要因となっているのです。

 

対策は簡単です。

まず。洋服の枚数を「ダイナミックに」変えること。

天気予報を見ながら、大胆に調節するとよいでしょう。

3枚来た翌日に半袖1枚でも構いません。

また、一日の中でも温度の変化が大きくなっていますので、

朝、昼、夕のそれぞれ、枚数を変えて下さい。

朝の厚着のままお昼の温かい時間を迎えるのも問題ありです。

 

もう一つ、シャワーをすること。

日中に外出すると、多くの場合は汗をかいてしまいます。

帰宅したらすぐにシャワーを浴びて下さい。

 

それだけでずいぶん楽になるはずです。

 

もう一つ、暖かくなったら脱ぐことも対策の一つなのですが、

なぜか、特に男の子は洋服を脱いだりしたがらないんですよね、

不思議だ・・・

小学生の太ももの湿疹と洋服との関係

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新学期になり、2ヶ月が過ぎました。

春の運動会シーズンも、もうおしまいですね。

今回はその運動に関係するお話を一つ。

 

小学生の診察をしていて気がつくことがあります。

特に男の子に多いのですが、太ももの内側に症状が強く現れる事があります。

年齢は年長さんから小学生にかけて。

もう少し大きくなると、太ももの前面に湿疹が多く出やすくなるようです。

 

この太ももの湿疹。どうも洋服と体型が関係しているみたいです。

太もも内側の湿疹が出来る子を見ていると、どうもぽっちゃり系の子が多いようです。

 

・・・ということは、

洋服で擦れているんですね。

ズボンの内ももの部分にこすれるために湿疹ができると考えていいのかもしれません。

 

もちろん薬を塗れば症状は落ち着きますが、一番の根本的な治療法はというと、

ダイエット

ということになるわけですね。

 

でも、ここで注意点が一つ。

子供のダイエットは十分に注意する必要があります。

大人のようにただ栄養素を削れば良いというものではありません。

成長するのに必要な栄養素を取りつつ、体重を減らす必要があるので、

綿密に計画をたてる必要があります。

専門家の指導の元に治療をする必要があるのです。

汗疹の原因、3つの「お」

昨日に引き続き、今日も汗疹のお話です。

今週から一気に増えましたからね。

 

汗疹を疑った時にこちらがお話を聞ながら確認していることがあります。

一言でいうと、3つの「お」

何かわかりますか?

 

この3つの「お」ですが、正解は

「お風呂、お布団、お洋服」です。

難しいお話ではありません。

 

まずはお風呂。

汗疹が最も良く見られる場所はお風呂です。

まあ、他の場所でも出ているのでしょうが、裸のために見つけやすいんでしょうね。

お風呂の後に小さな赤いぶつぶつが背中に出てきました。

というのは、よくあるストーリーかと思います。

その時に必ず聞くようにしているのがお風呂の温度。

聞いてみると多くの方のお風呂の温度が高いのです。

高いと言っても40度、41度であり、大人にはちょうどいい温度ですが、

(中には43度という強者もいました。江戸っ子ですねえ。)

小さな子にとってはそれでも温度は高いのです。

できれば、水風呂から温水プールの温度まで下げてあげましょう。

入浴後に汗をかいている時にはお風呂の温度も考えてみてください。

 

ついで布団。

こちらも厚くかけているお母さんが多いようです。

布団を蹴飛ばしていると、再度布団をかけ直す。

実はあまり良いことではありません。

自分で暑くて布団を蹴飛ばしているのに、再度かけられてしまえば

より暑くなってしまいますよね。

そして、汗疹を作ってしまいます。

布団をかけすぎていないか?蹴飛ばした後にかけ直していないか?

かならず確認してみましょう。

 

最後に洋服です。

特に男の子に多いのですが、とにかく洋服を脱ごうとしない。

そのせいで汗疹ができることが多くあります。

暑くなったら脱がせる、寒くなったら着せる。

というように周囲の環境に合わせてこまめに枚数を調節してあげてください。

 

この3つの「お」を上手にコントロールすることにより、汗疹の予防をしっかりとしてあげてくださいね。

 

スリーパーは汗疹をつくると心得るべし。

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冬です、外は大分寒くなりました。

でも、小さな子どもには汗疹が出ている子も沢山います。

でも、なんで?

 

詳しくお話を聞いていると気がつくことが有ります。

それは、汗疹の子にはスリーパーを着ている子が多いということ。

でも、どうしてでしょうか。

 

もともと子どもは汗を大人よりも多くかきます。

これは腎臓や自律神経の働きなどの違いが有り、みんなそうなのです。

まあ、中には特に汗っかきの子もいますが、平均値が高いと考えていいでしょう。

当然汗は夜中にも出るわけです。

 

そこで問題になるのが寝具と洋服です。

汗をかいている子は暑くなるので、涼しいところに行こうとします。

布団でしたら蹴飛ばします。

また、布団を出て、自分で涼しい所を探します。

でも、洋服の場合はそうも行きません。

暑くなっても自分では脱げません(しあまり脱ごうとしません)

そのために洋服をしっかりと着せている子の体温はより高くなり、より汗をかいてしまいます。

そして、その汗の影響により汗疹が出来てしまうのです。

 

スリーパーは寝具というよりも洋服に近い存在です。

その理由は上のとおり。逃げられないんですね。

そのため、スリーパーを着ている子は大量に汗をかいてしまい、

汗疹が出来るのです。

 

ということで、スリーパーを着せていると、汗疹を作ってしまいます。

気をつけましょう。

しもやけ対策はまず足元から

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いやあ、寒いです。

毎日最低気温が切り下がる毎日にすでに心が折れかけています。

この冬はじめてモモヒキを履きました。

 

さて、しもやけのお話の続きです。

対策は兎にも角にも冷やさないこと。濡らさないこと。

特に靴下の対策は非常に重要になります。

 

靴下はみなさんは何を履いていますか?

ご近所で買ったものでしょうか。

でも、冬だけは少し違うところで買ってみませんか?

 

それはどこかというと、山屋さんです。

スポーツ用品店もこの時期はスキーやスノーボード用品が沢山並んでいます。

また、山屋さんには冬山用の装備が沢山並んでしますよね。

その中にもちゃーんと靴下も有るのです。

スキー用、山用、自転車用・・・

たくさん種類が有ります。当然保温効果も厚さも、ついでに値段も様々です。

暖かい靴下を履くだけでも、十分にしもやけの予防になりますよ。

 

一度探してみてはいかがでしょうか。

モンベル(mont‐bell) メリノウール チューブソックス Baby’s サンフラワー SUFモンベル(mont‐bell) ウイックロン チューブソックス Kid’s

 

こちらはアウトドアブランドのモンベルさんの子供向けソックスです。

踵の部分に曲がりのないチューブ状になっていますので、サイズの融通がある程度可能です。

良かったら試して見てくださいね。

(Special Thanks 上林洋平 氏)