ということで、1ヶ月以内に海外渡航をされた方は、受付にて申告をお願いします。
なぜかと言うと、麻疹が海外から輸入されているんですよねえ。
今年の日本国内のはしかの患者さんはかなり増えています。
コロナ後最高になりそうな勢いですね。
特にベトナムが多く、ついでタイ、フィリピンなど。
ベトナムではここ数年麻疹の予防接種率は伸びていない状況です。
どうしても集団免疫に足りない量です。
そのために発生数が多く出てきているんですね。
そして麻疹の性質が拡大を食い止めにくくしています。
麻疹は最初に発熱だけの時期があります。
その段階ですでに周りにウイルスをばら撒く状況になっております。
そのためにその段階で見つけたいけど、臨床症状だけでは決め手にかけることもあります。
その場合に判断基準になるのは海外渡航の有無。
麻疹は潜伏期はだいたい1-2週間とされていますので、
そこでもらった可能性が高ければ麻疹と診断しやすくなるのです。
というわけで、最近流行しつつある麻疹を食い止めるのに重要な情報が
海外渡航の有無
なんですよね。
お手数をおかけして恐縮ですが、海外渡航1ヶ月以内の方はその旨を受付スタッフにお申し出ください。
よろしくお願いします。