わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL0422-22-1232


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

尋常性疣贅

運動会の2週間前から、イボの治療はお休みです

9月です。

そろそろ運動会の季節です。

ということで運動会を迎える前の注意事項。

 

運動会の2週間前からイボの治療はおやすみです。

 

なぜか?

イボの治療の後に運動を行うと、

水ぶくれになって、痛くなる可能性がより高くなるから。

なんですね。

 

液体窒素で凍らせた後の皮膚は見た目では問題ないように見えても、

小さな水ぶくれができていたり、接着が弱くなっていることがあるのです。

通常の行動では問題がなかったとしても、激しい運動の後には

水ぶくれになることもあるのです。

特に裸足で運動会の練習をした後にはなおさら。

 

なので、運動会の前はしばらくおやすみしたほうがいいんですね。

ということで注意事項でした。

気をつけてくださいね。

 

イボの治療をする前に、運動会の日程を申告したほうがいい

春になって増えてくるもの、それは感染症。

今回はウイルス感染症であるイボの治療のお話です。

治療の前にまず話しておくべきことは何でしょうか?

 

それは運動会の日程。

早いところではそろそろ運動会の準備が始まります。

その準備とイボの治療は相性が悪いことが分かっています。

 

イボの治療は液体窒素で焼くこと。

それにより、痛みが出てきます。

また氷やけどになりますので、水ぶくれ・水疱になることが有るのですが、

そのリスクは運動量が多いほど高くなります。

なので、運動会の練習が始まると水疱になるリスクが高くなるということです。

 

また、その水疱は時間が立つと破れる可能性があるのですが、

そのリスクもまた、運動量に比例します。

なので、運動会の練習が始まると破れるリスクが高くなるということです。

 

更に、水疱が破れたあとは、一皮むけたビランになりますよね。

これも運動すればそれだけ痛いということ。

なので、運動会の練習が始まると痛みが強くなります。

 

特に裸足で運動会の練習をしている子の足の裏にイボが出来ると、

治療をしてしまうと逆に大変な事になってしまいます。

 

したがって、運動会前のイボの治療については

なにもしない時のイボの痛み。

それと、

治療を行った時の水疱・ビランのリスク。

を天秤にかけて治療を行う必要があり、結構難しい判断を迫られることが有るのです。

どこかで一時中断をする可能性があるのですが、

一時中断するとその中断期間にイボが再度拡大することも有るので、

中途半端に治療をするくらいなら、最初から運動会の後まで待ったほうが良い。

そんな事態も起こりうるのです。

 

なので、最初に言ってほしいんですね。運動会が5月に行われる学校に通っている人は申告をお願いします。

 

 

イボと水イボが増えています(2016年9月)

夏休みも明けました。

みなさんは夏は沢山遊びましたか?

 

というわけも有るのでしょうが、診察室では近頃、水イボとイボで受診される方が増えています。

 

水イボとイボはどちらも接触で感染するウイルス感染症。

というわけで夏休みにいろいろなところでもらってきたのが

早い人ではそろそろ目に見えるサイズになってきたということでしょうか?

 

過去の統計記録のデータを確認すると、

イボがちょうど今からがピーク。

水イボのピークは5月6月の春から夏にかけてですが、

今の時期にも小さなピークがあります。

まあ、水イボの場合、プールが一つの壁になるので、

その前になんとかしようという考え方の人が多いのでしょうね。きっと。

 

ふと見ると足や体に小さな発疹がある。

毎日少しずつ大きくなってきたり、増えているようだ。

などという方は要注意です。

早めに対処したほうがきっとすぐに治すことができますよ。

運動会の前はイボの処置はお休みです

GWも終わり、そろそろ運動会の準備が始まった学校も有るようです。

今回はその運動会と皮膚科のお話。

 

小学生によくある皮膚の出来物といえば言わずとしれたイボです。

正式名称は尋常性疣贅。

皮膚にしっかりとくっついているために薬では取ることができず、

液体窒素による処置は最も一般的です。

 

実は、これが運動会とは相性が非常に悪いのです。

液体窒素の処置の目的はイボごと皮膚を水ぶくれにすること。

で、運動会やその練習でその水ぶくれが破れてズルムケになってしまうことがままあります。

運動会は結構な割合で裸足でおこなうので、皮膚が剥けた状態では

かなり辛いことになってしまいますよね。

 

ということで、運動会のまえ1週間程度は

足の裏や足の指のイボの処置は控えておいたほうが良さそうです。

自主休診でも構いませんよ。

 

でも、運動会が終わったら早めに処置は再開しましょうね。

2015年7月23日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2015年7月23日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-006
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します

2015年7月30日
虫さされのはなし IB-A-006
だれもが一度はかかる虫さされ、
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう
    
2015年8月6日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-019
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年8月20日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-022
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2015年8月27日
虫さされのはなし IB-A-007
だれもが一度はかかる虫さされ、
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう
    
2015年9月3日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-020
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年9月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-023
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

お申し込みは下のカレンダーの該当する日時をクリックして行ってください。
問い合わせフォームからはお申込み出来ませんのでご注意ください。

[monthly_calendar id=”1880″]

2015年6月25日 勉強会のお知らせ

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2015年6月25日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-005
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します
    
2015年7月2日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-018
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年7月9日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-021
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2015年7月23日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-006
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します

2015年7月30日
虫さされのはなし IB-A-006
だれもが一度はかかる虫さされ、
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう
    
2015年8月6日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-019
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年8月20日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-022
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2015年8月27日
虫さされのはなし IB-A-007
だれもが一度はかかる虫さされ、
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう
時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
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2015年5月28日 勉強会のお知らせ

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勉強会のご案内

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2015年5月28日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-004
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します
    
2015年6月4日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-017
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
     
2015年6月18日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-019
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
    
2015年6月25日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-005
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します
    
2015年7月2日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-018
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2015年7月9日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-020
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2015年7月23日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-006
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します

2015年7月30日
虫さされのはなし IB-A-006
だれもが一度はかかる虫さされ、
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
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費用
 無料

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 野崎誠
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2015年4月23日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

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2015年4月23日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-003
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します
    
2015年5月14日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-015
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
     
2015年5月21日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-018
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
    
2015年5月28日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-004
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します
    
2015年6月4日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-016
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
     
2015年6月18日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-019
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
    
2015年6月25日
こどもがうつる皮膚の病気 ID-A-005
保育園から幼稚園・小学校の時期にかかる
伝染る皮膚病の紹介とその治療・予防法についてお話します
    
    
時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
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費用
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講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

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予約時の注意事項
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運動会の前には足のイボを治療しないほうがいい

なぜなら、運動会の前に足のイボの治療をしてトラブルになったことがあるのです。

運動会と足のイボの治療は相性が悪いのです。

といっても、それは運動会の練習が始まってから本番が終わるまでの間ですけどね。

 

イボの治療で最もポピュラーなものは液体窒素でしょうか。

この液体窒素による治療ですが、イボのついた皮膚の細胞を物理的に剥がして

イボを取ることが目的となります。

わざと皮膚を凍らせて水ぶくれにするのですが、運動会の練習をしているころに

この治療を行うと、その他の時期よりも明らかに高い確率で大きな水ぶくれを作ってしまいます。

それが何故か考えてみて、やっとわかりました。

足の動きが多いからなんですね。

 

運動会の練習は毎日、かなり長い時間動きます。

そして、かなり激しい動きです。

そのために時に足の裏や足の指には強い力が長時間かかります。

そのため、本来であれば水ぶくれにならないものができてしまう。

小さな水ぶくれが大きくなってしまう。

と、治療に伴う変化がより激しく出てしまうのです。

当然ながら、水ぶくれが破けて皮が剥けた状態になると

痛くて運動どころではありませんからね。

 

もちろん治療の影響は強く出るのは運動会だけではありません。

サッカーや野球の試合、バレエの発表会、遠足などでも

同様のことが起こりえます。

 

ですので、治療のすぐ後に足を使う大事なイベントが控えている場合、

足のイボの治療は控えたほうがいいようです。

(休みたい場合にはその旨お伝え下さい。善処しましょう)

イボの治療はどのように判定するのか?

先の記事でもあったとおり、イボの治療で重要なのは

処置をした後にイボが皮膚から消えているのかを確認することです。

 

イボというものはヒト乳頭腫ウイルスが皮膚の中で増殖した結果生じるものです。

ウイルスそのものは目で見ることはできないので、皮膚の変化を確認するしかありません。

当然、治癒したと思っても目に見えないサイズで残っていれば、再度大きくなることもありうるのです。

治癒の確認をするのは肉眼しかないと言うのはある意味もどかしい物がありますが・・・

 

まず、触ってみて、イボの部分がザラザラしている時。この時はイボは確実に残っています。

「乳頭腫」ウイルスというくらいですがら、感染した皮膚はボコボコになります。

当然、普通の皮膚はつるりとしているので、触ってみてボコボコしているときはまずイボが残っていると考えて

良いでしょう。

 

ついで肉眼で見ます。

黒い点が残っていれば、イボは残っています。

これは、イボの感染に伴い、皮膚の中の毛細血管は壊され、出血してしまうからです。

つまり、黒いものは内出血の証であり、イボが残っていることを示すのです。

 

これでもはっきりしない時にはダーモスコープでイボを確認します。

ダーモスコープでは約10倍程度まで拡大することができるので、

肉眼でははっきりしない内出血なども確認することができます。

また、もう一つ確認すべきことは、皮膚のシワの流れです。

イボが出きた部分はシワの流れが乱されます。

ちょうど河の流れが乱れ、乱流が起きているように、イボの部分の皮膚にも

シワの流れが乱れます。

その状態をみて、間接的にイボが残っていることを判断しているのです。

 

このようにして、診察室ではイボが残っているか、なくなっているかを判断するのです、

「あー、イボ、いるねえ」という言葉を掛ける前にはそのような細かな判断がなされているのです。