2019年4月20日土曜日は
臨時休診となります。
ご了承ください、
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
2019年4月20日土曜日は
臨時休診となります。
ご了承ください、
2019年ゴールデンウイークの診療についてのお知らせです。
10連休ですが、その中の一部の時間帯を開けることにしました。
休日診療を行うのは
5月1日水曜日 13時から17時半
5月2日木曜日 13時から17時半
となります。
また、
・尋常性疣贅に対するCT療法(特殊外来)
・円形脱毛症に対する局所免疫療法(SADBE治療)
・IPL
・紫外線照射
は行いませんので、ご注意ください。
また、その前後の
4月27日土曜日
5月8日水曜日
の診療時間には変更ありませんが、予約枠は通常よりも少なくなっております。
GW前後及び最中の診療制限については
スタッフの休暇の兼ね合いのためです。
スタッフにはしっかりと休んでいただくための措置となりますので、
ご了承ください。
また予約はお早めにお取り頂ますようにお願いいたします。
さて、世間ではそろそろ新元号も決まるということで
ざわざわしています。
4月1日だから発表してみて世間の評判があまりにも悪かったら
ジョークと言ってやり直し出来るから良かったね!
さて、問題になるのはその先です。
4月末から5月までのゴールデンウイーク。
一般的には10連休とのこと
なんですがね。
医療機関にとっては困った期間になってしまいます。
だって、10日連続しておやすみ出来るわけないですよ。
特に当院では2週に1回の投与が必要なデュピクセントという薬もあります。
なので、完全にお休みにすることはいたしません。
そこで、
5月1日水曜日、2日木曜日には診察を行うことにしました。
ただし、時間は通常通りではありません
短めにさせていただきますので、ご了承ください。
スタッフにはしっかりと休んでもらう必要が有りますし、
患者さんをそのままにはできませんしというせめぎあいからの開院時間です。
そもそも10連休という設定をした方が問題と思うんですけどねえ・・・
現在の日本でのサービス業に従事する人間の多さを考えても
あまり良い方策ではないと思うのですが・・・
ちなみに、院長出ずっぱりですねどね!!
どうも誤解されている面があるようですので、
簡単に説明をさせていただきます。
デュピクセントの投与条件は厳密に決まっています。
処方する医師がアトピー性皮膚炎に精通していること
患者さんが長年湿疹に苦しんでいること
治療をしてもあまり効果がなかったとこ
現在症状は強く出ていること
このくらいでしょうか。本当は数字がはっきりと決まっていますが、
今回は割愛しております。
で、問題になってくるのが症状が強いこと。
こちらも条件は2つに別れています。
一つは全身の症状は強いこと。まあ、当然ですね。
もう一つは顔の症状が強いこと。
です。
顔というのは社会生活を送る上で非常に重要なポイントになります。
当然ですよね。
ですので、顔面の症状は強いことを以て、重症とみなすという
考え方は理にかなったものと言えるでしょう。
しかしこのことがあまり知られていません。
残念です。
なので、顔の赤みを直したいというアトピー性皮膚炎の方は
一度皮膚科医に相談してみてはいかがでしょうか?
デュピクセントが発売されてそろそろ1年が経過しようとしています。
当院でも30名以上に治療を開始し、既に250本以上が使用されています。
先日は中断ではない卒業者も出ました。
ちょうど年度末ですので、簡単にまとめてみたいと思います。
まず効果面について。
確かに非常によく効きます。
先日もブログに書きましたが、当日翌日からかゆみに対しての効果を発揮します。
その後乾燥と赤みが改善。最後にはざらつきとしこりが改善する印象があります。
なお、症状の改善の度合いには部位も影響しているような印象を受けます。
顔はなかなか良くなりません。体手足に比べても明らかに弱い印象があります。
露出していること、掻爬していることも影響あるかと思いますが、
それだけではないような印象を受けていますが。
一度、顔に注射してみて、症状の変化を見てみたいものです。
また、春になって顕著に出るようになったのが花粉症です。
花粉症のある方の改善が非常に悪い。
とにかく悪い。
診察室のドアを開けた瞬間の顔の赤みの状態を見るだけで
花粉症の有無がはっきりわかるくらい効果に差が出る。
という印象を受けます。
まだ実証はされていませんが花粉症のある方は注意が必要かもしれません。
副作用については当初想定されていた目の周りの症状はある程度の確率で出ます。
予防的に抗ヒスタミン剤の目薬を出してもいいかもしれないと思っているくらいです。
重症ではないのがありがたいのですが。
金額についてはやはりどうしてもネックになってしまいますね。。。
治療間隔はまず3ヶ月は隔週という形になるので、6本。
ほとんどの方の自己負担額以下になるので、合計15万円。
その後は受診間隔を開けていくこともあるので、この金額が持続するわけでは
ないのですが、それなりの金額にはなってしまいます。
やはり、簡単に治療を開始できる金額ではないのかなと思ってしまいます。
こちらは来年度の診療報酬改定に伴う薬価変更の情報待ちでしょうか・・・
金額の多寡は除けば、現時点ではデュピクセントの治療は
重症のアトピー性皮膚炎における一番効果の高いことが実証されている
治療法と言えるでしょう。
一度相談してみたいという方は受診をして診察をお受けすることを
おすすめします。