わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL0422-22-1232


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

乾燥性湿疹

2016年11月17日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
    
2016年11月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-036
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは直前まで承ります。問い合わせフォームよりご連絡ください。
防犯上の観点から電話ではお受けできませんのでご注意ください。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。


予約希望の方は最下段の問い合わせフォームよりご連絡ください。
折り返し、電話にて当院より予約状況の連絡をさせていただきます。
よろしくお願い致します。

木枯らし吹けば、お肌も乾く

いやあ、寒くなりました。

そして、今日は風も強いです。

北風がぴいぷうと吹いています。焼き芋でも食べようかな?

 

さて、今朝は流石に寒かったので、エアコンを付けています。

さっき、ふと顔を上げてみると温湿度計が見えました。

その湿度を見てぎょっとしました。

なんと28%。

エアコンを使用していることを考えても、この冬の最低湿度です。

 

それもそのはず、北風は乾燥した風です。

日本海から吹く風は日本中央部の山脈を超える際に湿度を全て雨もしくは雪という形で

落としてしまいます。

そして、関東には湿度の下がった冷たい風が吹いてくるのです。

 

この乾いた冷たい風が関東にやってくると、みんなのお肌が乾燥する。

というわけで、冷たい木枯らしが吹くような日は乾燥肌に注意したほうが良いんですね。

 

風よ、吹くなとは言わないが、せめて吹くなら南から吹いておくれ。

皮膚科医がみんな困ってしまいますよ。

 

赤ちゃんの乾燥肌が増えてきました

新生児

ここ1週間くらいの話でしょうか。

赤ちゃんの乾燥肌の受診が増えてきました。

 

気温が下がり、スキンケアの方法を変えていく必要が有ること。

乾燥により、皮膚そのものの乾燥が強くなること。

 

などの要因が考えられます。

湿疹がより広がってしまうと、薬の治療も良くなるまでの治療期間も長くなってしまいます。

できればかゆみが出る前。乾燥肌の段階から治療を初めて行きたいものです。

そのほうが簡単に治療が出来ますからね。

 

カサカサがなかなか引かなくなったら、皮膚科受診を考えてみてください。

それでも落ち着かなければ当院でしっかりと診察させていただきます。

2016年11月10日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
    
2016年11月10日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-034
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年11月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-036
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは直前まで承ります。問い合わせフォームよりご連絡ください。
防犯上の観点から電話ではお受けできませんのでご注意ください。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。


予約希望の方は最下段の問い合わせフォームよりご連絡ください。
折り返し、電話にて当院より予約状況の連絡をさせていただきます。
よろしくお願い致します。

乾燥性湿疹は二度悪くなる

今回も秋の乾燥肌のお話です。

外来で診察を行っていると、不思議な光景を目にすることがあります。

今回はその原因について少し考えてみました。

 

秋の乾燥肌についてですが、患者さんの症状出現時期には2回のピークが

有るように思えます。

1回目は徐々に気温が下がってくる時。

2回目は、一度極端に禁が下がってきた時。

です。

 

1回目の気温が下がるときですが、これは屋外の湿度が下がる時に一致します。

つまり周りの空気が乾燥してくるわけです。

そして、皮膚も乾燥してくる。それで乾燥肌が出る。

まあ、これは毎年のことなので、あまり気にするものではありませんでした。

 

2回目の現象は今まで不思議に思っていたものです。

寒波が来て、いったん気温が数日間一気に下る。

その後元の気温に戻るのですがその時に乾燥が悪化した患者さんが沢山やってくるんですね。

この原因は今までわかりませんでした。

ちょっとしたミステリーですね。

 

この原因は未だにはっきりません。

でもなんとなくの仮説が出せるようになりました。

それは、暖房。

 

つまり、今年初めてヒーターを使った時に乾燥が悪くなるのではないか?

と思えるのです。

 

さて、ヒーター。皆さんは何を使って室内を温めていますか?

東京では一番多いのはエアコン。

そうです。そのエアコンが原因なのです。

 

なぜか?

温めると湿度が下がるからですね。

 

言ってしまえばそれだけ。なーんだ。と思われるかもしれませんが、

よくよく考えてみるとそこにははっきりとした理由があるのです。

 

まず、気温が下がること。

つまり、室内に存在している水蒸気の量が減ります。

飽和水蒸気量は気温によって決まる。なんて、中学校でやりましたよね。

つまり、大気中・室内の水蒸気は結露してしまい一気に減少します。

そして、エアコンをつける。

つまり、室内の温度を上げるわけですが、もともと水分の少ない空気を

温めることですから、水蒸気量は少ないまま。

結果として一気に湿度を下げてしまうのです。

・・・外気を取り入れるから大丈夫?

いえいえ。外気の温度も下がっている状態ですから、その中の水蒸気量も少ないまんまです。

したがって外気を取り入れても水分は供給されません。

 

気温が上がったらどうなるのか?

それも簡単です。気温が上がるということは晴れているということ。

つまり、雨として水分の供給はありませんから、湿度は上がりません。

と言うことは湿度が更に下がるわけですね。

 

気温が下がり、エアコンを使い、気温が再度上がる。

その連続により、湿度は一段二段と下がります。

そして、皮膚の乾燥は一気に悪化します。

 

多分それはが寒波の後の乾燥肌の原因と考えられるのです。

本当かどうか。一度気象関係の方とコラボして調べてみたいものですね。

すでに赤ちゃんのお肌の乾燥は始まっています(2016年9月)

例年よりも早いと思うのですが・・・

 

秋になりました。

ということが見えてくる季節でもあります。

赤ちゃんのお肌を触っていると秋になったなと思うのが乾燥。

最近乾燥肌の出てきている赤ちゃんを触ることが増えてきたように思えます。

 

昨年までの経験では秋分を過ぎてからと思っていたのですが、

どうも今年はいつになく早いようです。

まあ、まだ患者さんからの訴えはありませんので、

ごくごく僅かなレベルかと思います。

 

でも乾燥。始まっていますよ。

 

心配な方は今のうちから保湿剤は初めておいたほうがよいでしょう。

まあ、気温は高いのでまだローションタイプで大丈夫かとは思われますが。

 

これから冬にかけて乾燥は強くなっていきます。

それと同時に乾燥肌も悪化してきますので、

早め早めに対応していたほうが良さそうですね。

保湿剤はしっかりとね。

 

暖かくなるからアトピーが悪くなる?

春です。随分日も高くなり、温度も上がってきました。

そして、湿疹も悪くなった子も沢山来院されます。

春の季節の変わり目には湿疹が悪くなる。

とよく言われますが、どうしてでしょうか?

 

印象論には成るのですが、どうも温度は関係しているようです。

というのも、気温が一気に上がると、その後しばらくしてから受診する患者さんが増えるのです。

でも、夏の用に温度が上がり汗をかいて悪くしているわけではない。

となると、むしろ温度により変化する何かが悪さをしているように見えます。

 

温度により変化し、乾燥に影響するものといえば、湿度です。

考えてみると、湿度とは温度により、影響を受ける数値です。

気温により変化する飽和水蒸気量に対する、現在の水蒸気量を以って湿度の計算をするわけですから。

つまり、晴れた、水蒸気量そのものが変わらない空気の温度が上がると、

逆に湿度が下がるという状況になるのです。

そのために湿度の下がった空気の影響をうけて皮膚の乾燥も悪くなる。

という考えが成立するのです。

 

暖かくなったら乾燥に注意。

なんとなく違和感を感じますが、それもまた事実です。

まだ、加湿器をしまい込むのは早いかもしれませんよ・・・

 

2016年1月14日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

2016年1月14日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-024
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします

2016年1月21日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-027
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
時間
開場 10:45
講義 11:00-11:45
質問の時間 11:45-12:00

場所
わかばひふ科クリニック 待合室
180-0002
吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
0422-22-1232

定員
6名

費用
無料

講師
野崎誠
わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

お申し込みは下のカレンダーの該当する日時をクリックして行ってください。
問い合わせフォームからはお申込み出来ませんのでご注意ください。

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ステロイドの塗り始めは「かゆくなって」から

寒くなって、乾燥も強くなってきました。

みんな乾燥から湿疹が出てきて受診しています。

薬を使えば良くなるのですが、では、いつを以って保湿剤からステロイドに切り替えれば良いのか?

 

それは痒みが出るかです。

 

痒くなったら保湿剤では効きません。

というのも、引っ掻くことにより、湿疹が悪化するためです。

そして、保湿剤には痒みを止める力が非常に弱いからなのです。

 

湿疹は引っ掻く行動により、加速度的に悪化します。

そのために引っ掻きを止めるイコール痒みを停めなければいけません。

それがうまくいき、かゆくなくなってきたらまた保湿剤に戻してあげれば良いのです。

 

ステロイドの塗り薬には保湿効果は有りません。

保湿剤には痒みを止める効果は有りません。

この2種類の薬を上手に使用することによって、

皮膚の乾燥と痒みを上手に抑えてあげましょう。

鼻をかんだら保湿剤を塗ろう

木枯らしが吹いてきたようですね。
もう冬が始まるのでしょうか。

 

それに伴い、風邪を引いている子も増えてきたようです。
風邪を引くと、どうなるのか?
最も目立つのは鼻の下。
その部分が湿疹と鼻水でそりゃあひどいことになって来ます。
では、その鼻の下をどういう風にケアしてあげたら皮膚のトラブルを最小限に
食い止めることが出来るでしょうか。

 

鼻の下が荒れるのは一つは鼻水。もう一つはこすることによる刺激です。
でも、鼻水はどうしようも有りませんので、皮膚を抑えるにはこすり刺激をどうするかが
問題になってきます。

ではなぜ赤くなるか?
これはこすれるからです。
こすれるのを減らすにはどうするか?
最も簡単なのは鼻をこする回数を減らすことですが、これはつまり、
鼻水を拭かないことですね。流石にできません。

次に出来ることは、刺激を減らすことです。
一般的なティッシュよりも、ローションティッシュの方が刺激にはなりません。
また、タオルで拭いてあげてもいいでしょう。
使う布の素材を選ぶことで刺激を最小限にすることができます。

鼻をかむ時、かませるときにはその後、その前にも気を使ってあげましょう。