今回のテーマは虫刺され。
ただ今年は二次感染の合併が多いような気がするんですよねえ。
二次感染を合併すると少し違う症状が出てくるのと、治療もがっちりと行わなければいけないので
皮膚科受診が推奨となります。
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
今回のテーマは虫刺され。
ただ今年は二次感染の合併が多いような気がするんですよねえ。
二次感染を合併すると少し違う症状が出てくるのと、治療もがっちりと行わなければいけないので
皮膚科受診が推奨となります。
そろそろ3歳になる娘の爪の回りが腫れました。
ああ、まあ、あることですね。と皮膚科医は冷静です。
というのも、コレくらいの年齢では時に見られる症状だからです。
原因は爪の反り返り。スプーンネイル(匙状爪)と呼ばれる状態が原因です。
そっくり返っている爪の回りには変な力がかかります。
特に一杯遊んだ場合にはそうなることが多いようです。
それで爪の周囲には小さな傷ができ、そこからバイキンが入るというわけ。
またバイキンの侵入口がもう一つありまして、
爪のガジガジ。つまり先端部の不整形部分。
そこの隙間からバイキンが入り炎症を起こしてしまうのです。
そんなわけで、幼稚園前の子には時々爪囲炎が起きますよ。
というお話でした。
ウチは治療を開始。抗生剤を1日から2日くらいのむと簡単に引きますので、
もしも心配な方は皮膚科を受診してみると良いかもしれませんね。
まさか、2月中旬のしかもバレンタインデーを前にとびひの注意報を出すことになるとは思いませんでした・・・
明日の気温は20度を超え、非常に暑くなる(相対的にですよ)ことが予想されます。
通常の気温よりもはるかに温度が高くなるときに注意すべきはとびひ。
昨日と同じ洋服を着せて、外に出て遊んでいると、確実に大汗をかいてしまいます。
それが曲者。
汗がたまり、そこに雑菌が繁殖し、とびひになるリスクは非常に高くなります。
実際、例年も最高気温が急激に、急速に上がった日のあとにはとびひの患者さんが多く発生しています。
外出前にはその時の気温にあわせて洋服の枚数を調節すること。
急激に気温が下がるので、必ず上着を手に持って出かけること。
汗をかいたらすぐにシャワーで洗い流すこと。
あとは、怪しい発疹をみかけたらすぐに皮膚科を受診することですね。
気をつけて、おでかけください。
追記
タグを「冬の病気」につけたのですが、なんかおかしいような・・・
いやあ、思ったよりも早くの発生となりました。
今週前半からトビヒの患者さんの診察を行うことがありました。
話を聞く限り、発生は先週の後半からのようです。
最高気温は15度を超えるようになるととびひが出るような印象を受けます。
ひょっとするとまだ冬の厚着のまま外に出て、汗をかいてしまうのもひとつの原因かもしれません。
もう少し暑くなってくると逆に薄着になるのでとびひの患者さんは減るのかもしれませんが・・・
トビヒの特徴は数時間で一気にじくじくする湿疹が広がってくることです。
特に鼻の周囲にじくじくする湿疹が出ている時には要注意です。体に広がってくるかもしれません。
かゆみはあってもなくても構いません。
放ったらかしにしておくと湿疹が全身に広がったり、血液の中に細菌が入ってしまうこともあります。
心配なときには一度受診してくださいね。