わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

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デュピクセントに伴う誤解とその回答(2019年12月)

デュピクセントを希望される患者さんが徐々に増えてきたことに伴い、

正解ではない知識を持って来院をされる方もおられます。

今回は投与前に思い込んでしまいがちな点について

投与した上での経験談からお話を進めていきたいと思います。

 

なお、あくまでも当院の見解であり、場合によっては公式の見解と異なる可能性もありますので、

公式の見解も併せて確認ください。

 

Q:デュピクセントを使えばアトピー性皮膚炎は治りますか?

A:残念ながら難しいかと思います。

あくまでもデュピクセントの治療は症状を減らすためのものとお考えください。

治癒はなかなか難しいと言うのが印象です。

実際に改善し投与を中断された方もおりますが、時間がたったあとに湿疹の悪化がありました。

したがって、デュピクセントを一定期間使用すればアトピーがなくなる。

デュピクセントさえ使用していれば他の治療はしなくてもよくなる。

というものではありません。

 

Q:デュピクセントを使えば他の治療はしなくてもいいですか?

A:こちらも難しいかと思います。

前項にも記載しましたが、外用や内服を行った上でのデュピクセント治療となります。

むしろ症状の改善が強い方はしっかりと他の治療を継続している方という印象を受けます。

症状をより減らしていきたい場合はデュピクセント以外の外用内服をしっかりと

行ったほうが経過は良くなるかと思います。

 

Q:症状が良くなったらデュピクセントはやめていいですか?

A:現状では中止はお薦めしておりません。

高額であり、最低限に留めたい気持ちはよく分かるのですが、

現状では中止の目安についてはよくわかっていないのが正直なところです。

2週間に1回を推奨はされていますが、投与間隔の延長は当院ではよく行われています。

症状の安定のためにも間隔の延長はOKですが、中止は推奨していません。

 

Q:調子の悪いときだけデュピクセントの注射をすればいいですか?

A:こちらも公式には推奨されてはいません。

症状の改善にはしばらくかかります。そのために悪化時のみの投与ではなく、

定期的に受信することが推奨されています。

また注射の効果は長くて1ヶ月程度でなくなってしまいますので、

その後掻爬により、湿疹が悪化した場合、前回の投与のメリットが全く

見られなくなってしまいます。

そのために定期的な接種が必要とされます。

 

Q:注射したらすぐに効いてきますか?

A:症状によって改善するまでの時間が変わります。

特に掻痒感、かゆみについては当日から改善したという方が多いようです。

しかし、赤み、かさかさ、皮膚のごわつきの順に改善するまでの時間が必要であり、

症状によっては半年以上経過して初めて改善したことがわかるという場合もあります。

すべての症状は注射直後に改善するわけではなく、さまざまな症状が時間の経過とともに

改善してくるものだとお考えください。

 

Q:感染症の副作用が心配です。

A:デュピクセントについては局所または全身性感染症のリスクはないとされています。

実際に注射している方に感染症が増加したという印象もありません。

ステロイド及びシクロスポリンといった免疫抑制剤の内服と比較し、

感染症のリスクを考慮しなくても良いというのはデュピクセントの特徴になります。

文献によると湿疹の改善により皮膚バリア機能が回復し、感染症のリスクはむしろ低下しています。

心配しなくても良さそうです。

 

Q:治療期間が長期になると効果が減りますか?

A:公的にはそのような情報はありません。

抗体そのものを減弱させる中和抗体は理論的に出現することは予想されますが、

出現率についてはまだはっきりとしたデータはありません。

また中和抗体の出現に伴う効果の低下についてのデータはありません。

したがって現時点では中和抗体の出現に伴う効果減弱はないと考えています。

その他の要因による効果減弱についても指摘はされておりません。

外来で診察をしている限りにおいても効果減弱については感じていません。

 

 

デュピクセントとコレクチムのコラボが素晴らしい件

最近の知見です。

 

デュピクセントが使用可能になり2年以上が経過し、

多くの方に治療を行うことができるようになりました。

デュピクセントは治療効果の非常に良い薬ではありますが、問題も無いわけではありません。

まずは金額。まあこれは時間とともに下がるのを待つしか無いです。

もう一つは目の周りの湿疹が治らないこと。

顔特に眉毛のあたり、目の周りのまぶたの縁はとにかく時間がかかります。

体の湿疹が徐々に良くなっているのに比べてもどかしいくらいの治癒効果の遅さです。

 

でも、コレクチムが使えつるようになって、顔の湿疹に塗ってもらったところ、

おやおや、結構調子いいですねえ。

という結果になってきました。

 

ステロイドはあまり塗りたくない場所だし、

プロトピックは刺激になるしということで治療の手段がなかなかなかったところに

コレクチムを使用することで治療の効果が出てきた。

 

本当にありがたいことです。

デュピクセントとコレクチムを上手に利用することで治療の幅が広がっていく。

新しいアトピー性皮膚炎の治療の幅が出てきました。

では、幼稚園に入園するとアトピーはわるくなるのか

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さて、今回は以前にしたお話の幼稚園版です。

よく聞かれる質問ですが、実際のところはどうなのか診察の様子から考えてみたいと思います。

 

幼稚園に入園することでアトピー性皮膚炎の症状はどう変わるのか?

どうも、多くの場合は悪化するようです。

 

理由の一つは以前に保育園の時に述べたようにスキンケアの密度と量が低下するということもあるようです。

また、生活習慣の違いも大いにあるようです。

 

もうひとつ、自宅と幼稚園の生活で大きく異なるところがあります。

外遊びの時間です。

まあ、これは幼稚園の方針により決まってくるところもあるでしょう。

また、都心では地面がすべて舗装されており殆ど砂に触る経験の出来ない幼稚園もあるので、

一概に言うことはできないのですが、

砂遊びや外遊びの時間は自宅にいる時よりもはるかに長くなるようです。

 

するとどうなるか。

もちろん大汗をかくので、汗による湿疹の悪化も見られます。

もう一つ忘れていけないのは、指の湿疹です。

指の湿疹は手首にも現れるので、手首から先の湿疹と呼んでもいいかもしれません。

この湿疹はだいたい悪くなります。

また、新しく出現してくるのです。

 

この指の湿疹は多分幼稚園生活によるものでしょう。

なぜか?小学生になるとこの湿疹ができる頻度が一気に減ってくるからです。

 

余談ですが、小学1年生のうちの娘に砂遊びをしないのか聞いてみたところ、

「服が汚れるからやなら~い」

とのことでした。

まあ、こんな理由もあり、砂遊びの時間は短くなり、指の湿疹の頻度や症状も落ち着いてくるのでしょう。

 

・・・ということは、幼稚園児の指の湿疹は

生活習慣病

ということになるのでしょうか・・・

デザインあ展

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以前ご紹介した、『デザインあ』が、ミッドタウンにて展覧会を開催しております。

3月頃やっていることを知り、行こう行こうと思っていはいたものの、
何となく忙しくて、ふと気がつけば会期が終了直前!!

というわけで、大混雑が予想される土日を避け、平日夜に強行で行ってきました。

なんと、平日にも関わらず、入場で1時間半待ち。
しかも、お子さん連れがたくさんいました。

ちょうど夕方にかかってしまったため、腹ペコキッズが続出。
そこは皆さん慣れた様子で、コンビニで買い込んだらしきお弁当やらオニギリやらを、並びながら食べさせていました。

我が家は初心者のため、鯛焼きを食べさせた程度で行列に並んでしまい、甘さを後悔・・。

それでも天気がよく、暑くも寒くもなかったので、まだ待ちやすかったと思います。

ようやく中に入ると、そこは『デザインあ』の世界!
体験型のコーナーも多く、子どもたちは夢中で遊んでいました。

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こちらは、モノ・オトと映像の部屋。
デザイン数え歌、カラー、まるとしかく、などのおなじみの曲に合わせ、四方の壁一面に映像の世界が広がります。
中央のテーブルには、たくさんの物があり、その曲に合わせて該当する物にスポットが当たっていきます。(写真は、カラーの緑で、緑の物にスポットが当たっています。)

こうして見ると、ひとつの物も、様々な分類をすることができることがよくわかります。

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こちらは、私の大好きな『解散!』。
いくらの軍艦です!!
他にも、たくさんのお寿司が分解されてました・・・。

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『デッサンあ』のコーナーもありました。
写真は、我が家の画伯が描いたデッサンです。どうやら、心の眼で見えたようです・・。

他にも、おりがみのコーナーや、風呂敷でつつむコーナーなど、大人も夢中でやっていました。

ごちゃまぜ文庫というコーナーでは、本の題名が上下で分かれるようになっており、組み替えて遊べるようになっていました。
『ヘンゼルと』『じいさん』など、笑っちゃうタイトルの本がたくさんありました。

その他、世界中のコインがあって、こすって紙のお財布に写したり、『あ』のタテ線が欠けていて、そこにはいって、自分だけの『あ』をつくるコーナーがあったりと、体験型の物がたくさんあり、閉館まで2時間ありましたが、時間がとても足りませんでした。

会期はあと2日ですが、開館時間を9時に前倒ししてくださるようなので、お時間のある方は是非行ってみてくださいね。オススメです!!

デコ松屋

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一時、デコクロなるものが流行ったのを覚えてらっしゃるでしょうか?

ユニクロのシンプルなお洋服を、自分好みにアレンジデコレーションするものですが、今でもやってる方はいるのかしら・・
と思い、ユザワヤに行ったみたら、デコ商品は健在でした!

そこでふと、子供服にも応用出来ないかしら?と考えました。

我が家はお下がりがあるため、あまり洋服を買う必要はないのですが、上の子と違うのは、下の子が保育園に行っていることです。

このため、上の子に比べて、可愛いものやオシャレなものは登場回数が圧倒的に減りました。
その代わりに、食べこぼしのシミやら泥んこやらで汚れても、ため息をつかずに済むプチプライスのお洋服が、たくさん必要になりました。

保育園は、親よりよっぽど丁寧に子育てしてくださり、夏は毎日シャワー、冬も外遊び後は必ずお着替えをします。
また、お昼寝で寝汗をかいても着替え。
保育園に預けておく枚数も、1枚や2枚じゃ足りないのです。

それなのに、我が家にあるのはお下がりのクマちゃんの某ブランドや、チェックの某ブランドやら。
初孫フィーバーで浮かれ気味だったジジババに買ってもらったとはいえ、元のお値段を考えると、とても保育園着にはしたくない・・

そんな時に思いつくのが、ウサギさんの◯松屋や、しま◯ら。
でも、なんだか残念なお洋服が多く、悩んでしまいました。

なにが残念なのか自分なりに考えてみると、やりすぎなんですね・・
リボンやら、レースやら、柄も。

だったら、シンプルなものならいいのでは?

ありました。
シンプルなもので、お袖だけ凝っているもの!しかも、5~600円という驚異のお値段!!

でも、シンプルすぎ・・・。

そこで、思い立ったのがマイデコレーションだったのです。

シンプルなシャツに、おリボンやビジューをつけてみました。
すこぶる、可愛い!
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ちなみにリボンは、299円。
ビジューや、可愛いパーツも、たくさん入って200~400円位です。

ただ、お洗濯に耐えられるか不安なので、色々試してみようと思います。

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服を買うなら、捨てなさい

デコレーション・クリームケースの販売を開始しました

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いよいよ10月に入り、乾燥が気になって参りました。

ふと見ると、子供の足のすねや唇に、カサカサが出始めており、

そろそろ本腰をいれての保湿の必要性を痛感。

 

とはいえ、面倒ですよね・・・

入浴後はもちろんですが、カサカサ撃退には、こまめな保湿が必要です。

 

少しでも、楽しい気分で保湿が出来るよう、我が家ではかわいいケースに小分けにして、

バッグの中、ポーチの中、キッチン、リビングなどのあちらこちらに置いておき、

『気づいたとき保湿』を心がけています。

 

そんな時にご利用いただければと思い、かわいいクリームケースをご用意いたしました。

 

クリームをつめる他にも、私は外した指輪やネックレスを、なくさないように入れておくのにも使っています。

 

クリニックにいらした際は、受付横においてありますので、のぞいてみてくださいね。

 

【使用の際の注意】
クリームをつめる際は、消毒用エタノール等でケースの中を清潔にした上でお使いになることをお勧めいたします。
また、小分けした物は空気に触れ、酸化して変質しやすいので、なるべく早く使い切るようにしてください。
モニターさんより、ゆるめ(とろとろ)のクリームは漏れることがあるとのご意見を頂きました。
クリームをつめる際は、ご注意ください。

 

武蔵野市吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
わかばひふ科クリニック

ディズニー・オン・アイスに行ってきました

先日、ディズニー・オン・アイスに行ってきました。

今年はスケジュールの都合で、東京ではなく、横浜アリーナです。

また、本当であれば私は下の娘と留守番であり、上の娘と母親で行く予定だったのですが、

上の娘に別の用件があったために、両親+下の娘でベビーカーを押しながら参加してきました。

今夏はそんなお話です。

 

自宅からまずは最寄り駅の新横浜まで向かいます。

新横浜から会場に向かうのですが、階上デッキもあり、結構移動は大変です。

まずエレベーターで1階に降りてから、道を進みましょう。

でも、要注意です。最短の経路をたどって進むと、歩道橋にぶつかってしまいます。

一部はスロープなんですが、会場入口部分で結局エレベーターに乗るはめになりました。

地味に余裕時間が削れていきます。

余裕を見込んでいたのに、結局会場入りしたのは開演時間直前になってしまいました。

 

娘のおむつを変えて、いざ座席に座ります。

シートは映画館のシートより一回り小さく、隣に座っている人が手を動かすと当たるくらいの大きさ。

ただ、会場には小さな子も多く、赤ちゃん連れが肩身の狭い思いをするようなことは有りません。

もちろん、もう少し大きな年齢の子も沢山います。

さすがに男の人はあまり多くはないようですが、家族連れもそれなりにいますので大丈夫。

 

今回のプログラムは前後編に分かれています。

途中休憩20分を挟んで、それぞれ60分ずつです。

今年のプログラムは過去のように沢山のキャラクターが出るのではなく、

プリンセスに特化したものでした。

前半はアリエル→ラプンツェル

後半はベル→アナ/エルザ

とぞれぞれ30分ずつ。

アリスやピーターパンなどといままで常連のキャラクターでは

出ないものも多かったのがある意味残念ですが。

なお、来年は全部アナ雪になるようですね。

これも賛否両論ありそうですが。

 

オンアイスというくらいですからスケートがメインです。

でも、今回は少し粗が見える印象でした。

ジャンプでの転倒が何回か。グループでの動作も微妙に揃っていないなど、

例年に比べ、踊りとしての統一感に弱い印象がありました。

でも、ギミックは沢山ありました。

「雪」が吹き出す装置や、上からいろいろな物が降りてきたり、

逆に上にものを持ち上げたりと大活躍です。

それだけでも十分に楽しめるものです。

 

スケーターさんはソロやペアの時間が結構ありました。

今までよりも多かったかな?

グループで流れるように滑るのを期待していたので、少し残念ではありましたが。

あとは、馬やトナカイも滑っていますよー。

多分中に2人いるんですよね。見事なスベリっぷりは必見です。

なお、娘は「わんわん、わんわん!」と大興奮でした。

まあ、動物はみんなわんわんなんですけどね・・・

 

さすがに1歳ちょっとの娘は後半でかなりだれて暴れていました。

でも、最後まで席を立たずに何とか見ることが出来ました。

要所要所で動物が出てくれてよかった。

 

という感じで、赤ちゃん連れでもなんとかなる、ディズニー・オン・アイスでした。

でも、来年はパパは留守番かな?

風邪ひいた・・・

 

ディオバンに対するある皮膚科医の見解

ディオバンの、論文の改ざん問題はなかなか落ち着かないようです。

 

まとめはさまざまなサイトで見ていただければ良いのですが、

ディオバンの医師主導治験で行われた、データ改ざんにより、

高血圧関連イベントが不正に低く見積もられたことが問題です。

 

皮膚科医として、ディオバンは今後処方する可能性は非常に低いのですが、

この件について何度かノバルティスさんからお話を伺うことが出来ました。

 

というのも、ディオバンに問題に関してはもちろん元社員とされる方に問題が有るのはもちろんですが、

ノバルティスさんが扱っている他の薬剤、特に自分が処方する可能性のある薬剤でも同様の問題が有るかが

知りたかったのです。

 

今回、ノバルティスさんから話を訊くことが出来たのは

その元社員の方は、ディオバン以外の試験には関わっていなかった

との情報のみでした。

ここで、あれあれとおもったので、詳しく話を聞きましたが、

皮膚科関連の薬剤で同様のデータ改ざんが行われたかについては資料がないそうです。

更に聞いてみると、まったく検討していない。

との返事が帰ってきました。

 

 

さて、ここで問題が浮かんできます。

まず、1つ目。

この元・社員という方は、まったく今まで同様の研究に携わることなく、いきなりディオバンの試験に関与し、

初めての研究で大きなデータの改竄に関与し、そのまま退職したのでしょうか。

他の業界では普通は小さな研究や試験に何度か参加しながら、徐々に大きな研究に関与するものでは無いでしょうか。

また、最初の研究でいきなりデータの改竄に関与するものでしょうか。

(心理学的には最初はより小さなことから始まるのでは無いでしょうか)

この方は、最初から研究開発部門にいたのか?営業部門から移ったのか?以前は他社にいたのか?

もしも他社にいたならどんな会社でどこでどんなことをしていたのか?

非常に心配になってしまいます。

なお、この件に関しては後日調べた結果を持ってくるとのことでした。

 

次に2つ目。

果たして他の薬剤は問題ないの?

という心配が出てきます。

このような事件が起きたということは、ノバルティスさんは他の製薬メーカーよりも

同様の事件が隠れている可能性は高いと考えてしまいます。

それを心配しているのですが、返事はまさかの「調べていない」でした。

統計的調査でもやってもらえると良いのですが、どうもその様子も無さそうです。

 

ここまで来ると、ノバルティスさんの姿勢にも疑問を感じてしまいます。

結局、「ディオバンの臨床試験問題」のみを解決することしか考えていないのではないかと疑念が生じてしまいます。

私は心配しているのは、「すべての薬の臨床試験そのものに」対しての疑いの目でみてしまう。

ということなのですが、あまり積極的にその問題に対処しているように見えないのです。

 

現在の薬剤というものは非常に複雑な試験の上に成り立っています。

今回は医師主導型治験という問題であり、ディオバンによる降圧作用そのものには問題はなかったのです。

しかし、国に認可申請するときにデータに意図的な変更が加えられていたら、それを指摘することは専門家でも難しいものです。

 

当然薬を飲んでいる一般の患者さんは、医師が勧めるからその薬をのむわけです。

今回、その医師が確認するデータが信頼の置けるものではないかもしれない

自分が飲んでいる薬が信頼の置けるものでは無いかもしれない

そのように思わせるに至ったところに大きな問題が含まれているのがわかってしまった。

 

また、問題が起きた時に製薬会社が自ら解決することができない。

ということもはっきりと見られてしまいました。

 

このことは今後大きな問題になっていくのでしょう。

何を信じていけば良いかわからない世界が来ているのかもしれません。

Believe no oneと言われるのは、ドラマの中だけで十分なのですが。

チャイルドスペース出来ました

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備品の搬入も順調に進んでいます。

 

今日はチャイルドスペースのパーティションと、ブロックが届きました。

靴を脱いで、子供が遊べるようなスペースを確保しております。

 

その他の設備についても少しずつ紹介する予定です。

 

 

チャイルドスペースを簡素化しています。

本日より東京都に蔓延防止等措置が発令されたことを受け、

当院でもクリニック内のチャイルドスペースにおける

おもちゃ・ぬいぐるみを撤去しました。

 

ワクチンを接種していない小児の院内滞在時間を減少し、

本人及び周囲への感染リスクを減少させるために行っております。

 

ご理解とご協力をお願いいたします。