わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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わかばひふ科クリニック院長野崎誠(皮膚科医)及びスタッフのブログです。

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2017/3/14
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2023/1/3
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WELQに勝手に記事を使用されていたことがわかりました。

前回の記事を書いたのが4月8日でしたね。

かなり時間が空きましたが、WELQより返事が来ました。

 

8件、流用があったようです。

でも正直良くわからんね。

と言うのは印象です。

 

だって、その記事読んでいないんですもの。

 

DeNAさんが行った手法が全文検索ですね。

つまり、当院のブログの記事とWELQの記事の文章を全部検索して、

そのうちの何%が一致しているかを見ていく。

その数値がある程度以上であれば流用と考える。

という手法です。

 

でも、「てにおは」変えればすぐに文章の一致率を下げることができますよね。

また、文章の前後を少し入れ替えるだけでも一致率は下がりますよね。

 

ということもあり、その数字自体が信用できない状態になっています。

また、記事を書いたライター向けにマニュアルが出回っており、

その中には記載をある程度変更するように書いてあったりもするわけです。

DeNAリライトマニュアルの巧妙すぎる手法(週間東洋経済オンライン2016/12/9)

つまり、全文検索をして出てきた結果と、記事の流用状況の間の相関関係は

より下がってくるわけです。

 

逆に当たり障りのない文章を書いていても、全文検索をすれば一致するわけです。

猿がキーボードを売っていれば、シェークスピアがいつか書けるというアレですね。

 

なので、真相が全然わからないのです。

それなのに、貴院の記事なのかそうでないのか判断してって言われてもどうすればいいの?なわけです。

結局、当てはまりそうな文章を全部読み込んでみて、流用がないか判断をしなければいけないのです。

最終的には人海戦術。

 

記事を流用するのはコピペで一瞬でできますが、その検証にはものすごく時間がかかるのです。

ただね、それはやらかした側はしっかりとやる責任があるわけですし、

流用された側もそれを簡単にみすごすと、それが前例になって、次にも同じようなことが起こるのです。

なので、今回の件はそれだけはきっちりと行いたい。

特に誰かの健康にダイレクトに関わる情報なので、そこは忘れないようにしないといけません。

流用されてしまった側に余計なコストと手間を掛けるという、明らかに二次被害なんですが

ただ、できるだけのことはしていかなければいけないな。と思うわけです。

 

まだまだこの話、終わりは見えません。

当院からもこの結果について再度問い合わせを行っています。

その返事を気長に待ちたいと思います。

ただね、風化だけはさせてはいけないですよね。

PM2.5にやられた日の翌日の話

さて、前回のお話の続きです。

翌日にはどうなったかというと・・・

 

鼻が壊れました。

としか言い様のない状態。

朝からくしゃみと鼻水が止まりません。

出勤中(仕事や休みでしたが、外の病院で原タイていたんです)からひどくて、

たまらず途中駅でポケットティッシュを購入するも、

数十分で1束なくなるしまつ。

まるで水のような鼻水が出続けました。

 

出勤前に薬はのみましたが、これはたまらんとおもい、スペロイドの内服も開始。

ようやく夕方になって鼻水は止まってきました。

 

色々と話しを聞いてみると、その前の日から一気に花粉症が悪化する人が続出したようです。

つまり、花粉症はだいぶ引いてきたものが、PM2.5で一気に増幅されてきたということなんでしょう。

きっと。

 

PM2.5の影響は当日よりもむしろ翌日の方が悪化する印象がありましたね。

当日にもっとガッチリと薬を飲んでいればこんな状態にはならなかったと思う教訓の日でした。

少しでもアレルギー出た段階で早めに薬を飲んだほうが良いということですね

PM2.5にやられた日

今日は一日なんとなく調子が悪かったのです。

午前中は目に症状が出ていました。左の結膜がなんとなくゴロゴロ。

午後からは鼻に症状が移りました。

くしゃみや鼻水が出るような状態。

おかしいなと思い、体調を考えてもそんなに悪くはなく、

(風邪の初期症状も結構似ることがあるのです)

抗ヒスタミン剤を飲んで症状を抑えていました。

 

でも、外来をしていると、患者さんの中にも数名、

今日からアレルギー反応が悪くなった人が居ます。

みんな同時に悪くなることには理由がある。

と思い、あれこれ調べてみると、ああ、コレだ。

 

PM2.5ですかね。どうも黄砂が日本に来ていたようなんです。

 

PM2.5とは直径2.5μm以下の小さな微粒子のこと。

そこにいろいろが物質が付着して大陸から飛んで来るわけです。

で、その付着した物質により、アレルギー反応は悪化するわけなんです。

 

だから、悪化したのね。

と思いながら午後の診察をしていました。

スギ花粉もなくなってきて、ホッとしていた所、

思わぬアレルギー反応に巻き込まれた日でした。

おしまい。

 

虫刺されの季節がやってきた

いやあ、暑くなりましたねえ。

暑くなってくると増える病気の一つに虫刺されがあります。

どうも、特に蚊がぼちぼちと出てきたようです。

刺された子が何人か出てきましたよ。

 

蚊の生育については種によって異なりますが、

概ね気温20度以上がその分かれ目である印象があります。

最近の暖かさはその限度を超えたということなのでしょう。

日中は25度を超えることもありますからね。

 

ということはそろそろボウフラに対する注意が必要になった季節であるということ。

ボウフラは淀んだ水のあるところで増殖しますから、

これからの季節はしっかりと水回りを見ていく必要があります。

鉢植えの水受けや使っていないタイヤの中に水が溜まっていることがありませんか?

早めに注意して見てあげたほうが良さそうですね。

 

 

中毒疹にも流行が有る?

今回は病気の流行のお話です。

しかも、大人版。

 

ここ数日、中毒疹が流行している印象があります。

通常はそんなにそんなに出る病気ではありません。

月に1人2人くらいのレベルかな?

しかし、ここ12週間、週に2人くらいのペースで診察をしています。

これは非常に多いペースですね。

 

中毒疹とはそもそも何か?

体に発疹ができるが、原因ははっきりしないもの。

のことを指します。

あくまでも症状が主体ですね。

 

原因はいろいろ言われていますが、大きく分けると、

食物

感染症

の3つがあります。

原因がはっきりしたら別の病名に変わりますね。

 

で、流行しているということはどういうことか?

これは感染症であろう。ということがわかります。

 

感染するなら流行はありますよね。

だって、薬アレルギーは人により、大きくでき方が異なりますし、

症状もいろいろです。

同時期に多発することは考えにくいのです。

また食事についても同様ですね。

ちなみに食中毒の発疹も不思議なものができますが、

こっちは感染症の範疇に入ります。

だから、感染症から来る中毒疹なのかなあ。

とも思ってしまうのです。

 

一つわかっていること。

中毒疹は最近多く受診されています。

ということですね。