たまたまでしょうか?
先週から今週にかけて、りんご病の患者さんが何人か受診されました。
いすれも幼稚園から小学校低学年くらいの子です。
りんご病を疑って受診した子はその中の半分くらいです。
時期的にりんごほっぺと紛らわしいものではありますが、
りんご病の場合は腕や太ももにも淡い網目状の赤みが出来ることがあります。
怪しいと思った時には皮膚科もしくは小児科を受診してくださいね
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
たまたまでしょうか?
先週から今週にかけて、りんご病の患者さんが何人か受診されました。
いすれも幼稚園から小学校低学年くらいの子です。
りんご病を疑って受診した子はその中の半分くらいです。
時期的にりんごほっぺと紛らわしいものではありますが、
りんご病の場合は腕や太ももにも淡い網目状の赤みが出来ることがあります。
怪しいと思った時には皮膚科もしくは小児科を受診してくださいね
よく言われることですが、
漢方薬には薬のアレルギーが出ない。
あ、それ、都市伝説ですから。
副作用の報告もいろいろありますよ。
今回はそんなお話です。
私も漢方薬を処方することは多くは無いのですが、そのなかに独特の副作用があります。
それが「腸間膜静脈硬化症」です。
え?聞いたことない?
それもそのはず、漢方薬の中でも、特定の成分を長い間飲み続けて始めて起きる副作用ですから。
原因や発生するメカニズムは良くはわかっていません。
でも、発症した人に共通している成分がありました。
それが、「サンシシ」です。
これはクチナシの果実のことです。
このクチナシの実の中にはゲニポシドという成分が含まれています。
それが体内で分解され、ペニピンという分子に変わります。
で、これがさらに体のタンパク質と反応して青い色素になり、体内に沈着。
特に吸収されてすぐの腸からの静脈にてその反応が起きるために
腸間膜静脈のみ侵されるという理屈のようです。
そして、厄介なのは、自覚症状はあまり出ないこと。
そして長期間内服を続けて始めて出ることです。
数年ではなく、数十年して始めてでることもあり、要注意なんです。
非常に珍しいものではありますが、薬を飲む事を続けていると、
ある日思わぬ副作用が出てしまうことがあるんですね。
気をつけましょう。
当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。
2016年2月4日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-025
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
2016年2月18日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-027
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
2016年3月3日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-026
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
2016年3月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-028
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
2016年4月7日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-027
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
2016年4月21日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-029
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
時間
開場 10:45
講義 11:00-11:45
質問の時間 11:45-12:00
場所
わかばひふ科クリニック 待合室
180-0002
吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
0422-22-1232
定員
6名
費用
無料
講師
野崎誠
わかばひふ科クリニック院長
受講時の注意事項
赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。
予約時の注意事項
キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。
個人情報について
個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。
お申し込みは下のカレンダーの該当する日時をクリックして行ってください。
問い合わせフォームからはお申込み出来ませんのでご注意ください。
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そのような話を聞いたことがあります。
研修医の時だったかな?学生の時だったかな?
ということを思い出しました。
もちろん皮膚科の領域のガンにもそれぞれクセがありますよ。
さて、今日のニュースで出ていました、ガンの生存率について。
ニュースではさらっとだけでしたので、実際にデータを覗いてみました。
それぞれのクセが良く出ていますね。
一般的には生存率の曲線というものは最初は急激に下がり、
ある程度のところでフラットになっていく特徴があります。
というのも一般的に転移再発が起きるリスクというのは時間の経過とともに
低くなるからなんですね。
細胞の異常で無軌道な増殖がガンですから、増殖率が高い細胞が残っていれば
短時間で再発すし、低い細胞であれば再発までの期間が長くなります。
ただ、増殖率の低いガンというものは言葉遊びみたいなもので、
それだったら寿命の方が先に来る=ガンでなくなることがない。
ということになりますよね。
したがって、最初は再発率の高いガンでも時間が経過するにしたがって再発しなくなるわけです。
でも、見ていると、一つだけ、その傾向から外れるガンがあります。
乳ガンです。
いつまでたっても生存率の傾きが低くならず、同じペースで下がっているのが見えます。
他の臓器とは全くちがう傾向があります。
そういえば、学生の時にもそのように習った気がします。
乳がんは20年たっても再発する。
と。今でも理由はわかっていないのでしょうかねえ。
昨日は夕方になってやっと雨もやみましたね。
でも、雪はまだまだ積もっています。
こんな日の朝はきっと氷になっているのでしょう。
私事で恐縮ですが、東北地方に20年以上住んでいました。
その経験を経たうえで東京の人の歩き方を見ていると、
どうにも危なっかしく感じます。
よくテレビで滑っている人を見かけますが、
あれは装備の差だけではなく、歩き方の差もあるんですよね。
北国の人間は雪や氷の中では独特の歩き方をしています。
その歩き方で、滑らず安定して歩くことができるんですね。
それを名づけてペンギン歩き。
水族館のペンギンのような歩き方です。
特徴は
1)重心を前によせ、少し体は落とし気味にし、重心を下に下げる
2)歩幅は短く、ゆっくりと足を動かす。
3)必ず地面に付いている足の上に重心をおいておく。
4)歩くときは、まっすぐ上に足を上げ、まっすぐ下げる。
という歩き方です。
その様子がよちよち歩きのペンギンのように見えるんですよね。
と、そこまで書いて、いいイラストがないか探していたのですが、
いいのを見つけたんですよ。
これです。
うん、わかりやすい。と思って読んでいると・・・
著者は・・・?フィンランド大使館??
なんとまあ。です。
でも、なんとなく納得しせんか?
フィンランドも日本も、雪道の歩き方は一緒なんですね。
ま、それもそうか。