桜の開花が宣言されましたね。
いよいよ、入学シーズン。
新入学の方はもちろん、進級する方も、新しいノートや鉛筆などの文房具を揃えたり、ちょっとウキウキしますよね。
我が家は、制服の丈を直しました。
昨春は自分で丈詰めをしたのですが、先日お古の制服をいただき、忙しかったこともあり、一足早くお直し屋さんに出しました。
裾上げをよくお願いしていたところだったので、大丈夫だと思ってぃたのですが・・
今回は、ジャンパースカートのため、身ごろもブカブカ。
そのため、裾ではなく肩の部分をつまんで詰めてもらえるよう、自分で直したスカートも持参し、説明しました。
で、1週間後取りに行くと、
『キレイに直しましたよ~』
と、笑顔で迎えていただきました。
確かに、肩の部分を直してありました。
裏地までキレイにはずし、つまんだ部分の生地をカットし、元通りに縫ってありました。
え・・・。
キレイに直ってますが、これだと身長が伸びた時に、丈出しが出来ない・・。
丈を上げ下げする、制服という通常とは違った必要性を、理解してもらえなかったのでしょうか。
直しに出した時に、将来また丈を戻せるようにしたいと、説明したかどうかの記憶もなく、
強く言う勇気もない私は、あいまいな笑顔で受け取ってきました。
お直し屋さんでは、現在の自分のサイズに直すことが仕事。
それも、直したことなど分からないよう、キレイに。
彼女達は、自分の仕事をカンペキにこなしました。
でも、私のニーズには合わなかったのです。
もちろん、説明不足もあったのでしょう。
でも、子供の制服という特性を考えれば、確認があってもよかったのでは、と思ってしまうのです。
この経験で、仕事のしかたを改めて考えさせられました。
独りよがりの仕事は、誰もシアワセにならず、時間も資源もムダにしてしまうのですね。
そして、次につながったはずの仕事も失います。
私は、今後裾上げ以外では、このお店を使うことはないでしょう。
相手の立場に立つこと、想像力を働かせること。
我が身に置き換えて、気を引き締めました。