わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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ブログ
わかばひふ科クリニック院長野崎誠(皮膚科医)及びスタッフのブログです。

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2017/3/14
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2021/3/1
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2023/1/3
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今年2回目の手足口病(2019年9月)

さて、ここ数週間の外来で目にする用になりました。

手足口病はまだまだ感染が続いているようです。

 

ただ、当初67月に目にしていたものと少し症状が変わってきた印象があります。

発疹が出るのは仕方の無いところではあるのですが、

全体的に発疹が小ぶりになってきました。

手掌足底の発疹も少ない傾向あります。

 

これはどういうことを意味するのか?

多分ですが、原因となるウイルスの種類が異なっていることを予想させます。

 

手足口病と一口に言いますが、その原因となるウイルスは数種類あります。

つまり、67月の手足口と9月の手足口のウイルスは異なっている可能性があるということ。

 

これによって生じる可能性があるのが

年に2回手足口に感染する可能性です。

一度手足口が発生するとその原因となるウイルスに対しては数年間の免疫が成立し、

そのウイルスには感染しないように体調が整えられるのですが、

その免疫機能は非常に厳密であり、他のウイルスに対しては効果を示すことがありません。

そのため、別のウイルスを原因とする手足口病には再度感染してしまう。

ということがあるのです。

 

これが1年に2回手足口病を起こすことがありうる理由となります。

感染した人は今後しばらく感染のリスクが下がるのがメリットと言えばメリットですが。

 

手足口病、まだ油断せずに行きましょう。

新学期、でもシャワーはきちんとしていますか?(2019年9月)

さあ、9月になりました。

世の中的には学生さんの新学期が始まりました。

クリニックの前を元気に登校する小学生もたくさん目にします。

 

では、皆さん、夏休みのスキンケアを学校が始まっても継続して行っていますか?

とういう質問にYes!と胸を張って言える人はどのくらいいるでしょうか。

少ないでしょうねえ。きっと。

 

どうしても学校が始まると時間の使い方が変わってしまい、犠牲になるのがスキンケアの時間です。

特に朝のシャワーは難しいようですね。

 

しかし、ここ数日はスキンケアの不足によると思われる湿疹の悪化が増えています。

・・・みんなそんなに宿題が終わらなかったのか。

特に関節部分の湿疹の悪化ですので、朝のシャワーだけでも随分改善が見込めるんです。

 

なので、まだ朝のシャワーはしっかりと行ってくださいね。

デュピクセントの飛行機内持ち込みには書類が必要です

デュピクセントの治療歴も長くなってきた患者さんの中には

旅行や出張などでデュピクセントを飛行機内に持ち込む必要が

出てくることもあります。

今回はそんなお話です。

 

まず、デュピクセントの飛行機内持ち込みそのものについて。

これは一定の条件をクリアすれば問題ありません。

そして、手持ちで持ち込みを行う形になります。持ち込み手荷物というものですね。

預け入れは基本的には禁止となります。

(航空会社に指示された場合はその限りではありません)

というのも、預け入れ荷物は基本的に与圧はされません。

高度数千メートルの中、与圧も暖房もされませんので低温にさらされます。

そのために薬の成分が変質してしまう可能性、

注射器が凍結してしまい正常に稼働しない可能性。

が出てきます。

したがって必ず持ち込み手荷物としての取り扱いが必要になるわけです。

 

もう一つは航空会社の許可について。

こちらは書類をしっかりと用意する必要があります。

サノフィさんのWebに、海外渡航国内旅行用にそれぞれ書類がありますので、

そちらをダウンロードし、必要事項を医療機関にて記載して貰う必要があります。

これがないと空港で飛行機に乗るか、薬を破棄するかの難しい二択を迫られる可能性が

ありますので、要注意です。

 

また、医療機関に持参しても外来の混雑状況によっては即日に書類が用意できない

可能性がありますので、ご注意ください。

 

旅行に行く前には必ず。できれば、決定したらすぐに医療機関に相談してください。

薬の心配をせずにゆったりと旅行を楽しみたいところですね。

 

9月のデュピクセント投与開始カレンダー(2019年9月)

恒例になりつつある?

デュピクセントの開始情報です。

 

以前にもお話したように、デュピクセントの投与方法には特徴があり、

初回2本、2回目以降1本。

2週間毎に投与を行う。

というものです。

薬剤の金額は3割負担で1本あたり概ね2万5千円ですので、

高額療養費(多くの方は8万円程度かと思われます)

1ヶ月あたり4本以上の投与になりますと、

薬剤費10万円→高額療養費が上限となり、

結果的に負担が少し軽くなる特徴があります。

そのために当院では患者さんの負担軽減のために

月始にデュピクセントの治療開始をおすすめしております

(一刻でも早く良くしたい方は最短での投与開始を行いますので、ご安心ください)

 

9月ですが、デュピクセントの投与が月に3回行える日程は

残念ながらありません。

カレンダー通りであれば2日が16日、30日とうまくいきそうなのですが、

あいにくシルバーウイークのために16日がおやすみになってしまう。

ということで季節があまり良くないようですね。

 

残念です。

練馬区公園管理者に連絡しました(立野公園:イラガ)(2019年8月)

先の記事の続きのお話になります。

 

流石に2週連続して毛虫の被害がありましたので、

練馬区の公園管理者に連絡をいたしました。

「イラガですか・・・」

と特に驚くような様子も有りませんでしたので、

すでに連絡が入っている可能性があります。

 

いずれ駆除などの対応がなされるかともいますが、

対応されるまでは毛虫のいそうな場所には近づかないようにしたほうが良さそうです。

 

続報ありましたらまたブログに掲載をしていきたいと思います。