わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ブログ

今年の秋の手足口病は、治った後に手足の爪が剥がれるタイプです

800px-Tenen

今年の秋の手足口病、微妙に流行りました。

 

その後遺症です。

発症後、約6週間後に手や足の指の爪が根本から白く濁り、

その後剥がれ落ちる患者さんが出てきました。

 

手足口病はいくつかの種類のウイルスが原因です。

水疱瘡や麻疹の用に、1種類のウイルスで起きる病気ではありません。

 

したがってその原因となるウイルスが異なれば症状も微妙に異なります。

典型的な症状を出した場合は爪にはトラブルは無いのですが、

この秋の様な非典型的な症状の場合、爪に影響が及びます。

数年前にも大流行したときにはその傾向がありました。

 

爪が剥がれた時、1ヶ月から2ヶ月前に手足口病をしていたら、

きっと、それが原因です。

 

この冬初めてのしもやけ警戒天気です。

MOK_huyunogairojyutogaitou500

今日は寒いですね。

寒い冬の朝。そして雨降り。

気温は5度くらいでしょうか?

 

今年はじめてのしもやけに注意すべき天候になりました。

概ね気温が0度から5度まで。

足先が塗れるような環境にいると、しもやけが発生します。

 

実はこの冬のしもやけの患者さんは既に発生しています。

ただ、その患者さんは大人の、薬が原因のしもやけであり、

子供はまだなんですが。

ここ数日のうちに出現することも考えなければいけません。

 

まだ夏用のスニーカー履いていませんか?

長靴やブーツがイヤな男の子の場合、スノトレがおすすめです。

冬用、雪用の運動靴。

東京の靴屋さんの店頭ではあまり見かけませんので、

インターネットなどで通販を利用したほうが良いかもしれませんね。


 

 

 

ピーターラビット展

ピーターラビット展に行ってきました。

作者のビアトリクスポターの生誕150周年記念ということで、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中でした。

実はわたくし、子供のころからピーターラビットが大好きで、絵本の他にも数々のグッズを所有しています。

子供が生まれた時には、ウェッジウッド社のピーターラビットの子供用食器を購入したかったのですが、すでに生産中止になっており、泣く泣くあきらめたこともありました。

(現在は、またウェッジウッド社で一部生産されています)

我が子にも好きになって欲しくて、親子チケットを購入してあったのですが、どうにも都合がつかず、会期終了が迫ってきたため、一人で行くことに。

平日ということもあり、おばさま(おばあさま?)集団と、若い学生さんのような方々が、主なギャラリーでした。

たくさんの原画が飾られ、ピーターラビットのお話の他にも、ポターの生涯やナショナルトラスト運動についても、たくさんの展示がありました。

資料は、とても興味深いものばかりでしたが、ピーターラビット展がある度に足を運び、特番などは録画し、たくさんの文献も読んでいたので、知っている内容が多く目新しいものはないなぁ・・と思いつつ見ていたら・・

ん???

『ピータロー兎』という資料が。

昭和15年発行の、幼年の友 という雑誌で紹介されたようですが、あまりにヒドイ(笑)

ピーターうさぎ、やピイターうさぎは分かりますが、ピータローって・・

笑わせていただきました。

ピーターラビットは人気があるからか、ピーターの生誕やら、ビアトリクスの生誕やらにかこつけて、◯周年記念がやたらとあります。

約20年ほど前に、ピーターラビット生誕100周年記念で、英国フレデリックウォーン社から、絵手紙の復刻版、私家版の復刻版、1993年にイギリスで出版された愛蔵版のセットが出たのですが、久々に引っ張り出して見ました。

当時まだ学生で、お金もなく、わずかのお小遣い生活だったのですが、どうしても欲しくて清水買いしたなあ、と感慨深いものがありました。

今回は、グッズは素通りし、絵本のコーナーに。

ピーターラビットの絵本は、絵本としてはかなり小さいサイズです。

また、子供がめくるにはサイズも紙質も難易度が高い。

下の子は、字はまだほとんど読めませんが、好きな絵本は、読めないなりに暗記した部分を読んで見たり、絵を眺めたりして楽しんでいます。

でも、一人では難しいのよね・・と思いつつ、絵本コーナーに行ったら、ボードブック版がありました!

ただ、英語版でした(苦笑)

でも、日本語も読めてないんだから、英語版でも関係ないかな、と購入して見ることに。

ただ、恥ずかしながら、英語でスラスラはとても読んであげられないなぁ、と思ったら、すぐ横に、ピーターラビットで学ぶ英語!

しかも、英語で読んでくれるCD付き!

セットで買ってみることにしました。

img_9809

日本語版は、大型のしかけ絵本を見つけました。こちらは人気らしく、最後の1点。

img_9806img_9807

ピーターラビット、好きになってくれるといいなぁ。

今回は10月11日までと終了してしまいましたが、ご興味のある方は、是非行ってみてくださいね。

2016年11月17日 勉強会のご案内

a0002_005492

勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
    
2016年11月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-036
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは直前まで承ります。問い合わせフォームよりご連絡ください。
防犯上の観点から電話ではお受けできませんのでご注意ください。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。


予約希望の方は最下段の問い合わせフォームよりご連絡ください。
折り返し、電話にて当院より予約状況の連絡をさせていただきます。
よろしくお願い致します。

木枯らし吹けば、お肌も乾く

いやあ、寒くなりました。

そして、今日は風も強いです。

北風がぴいぷうと吹いています。焼き芋でも食べようかな?

 

さて、今朝は流石に寒かったので、エアコンを付けています。

さっき、ふと顔を上げてみると温湿度計が見えました。

その湿度を見てぎょっとしました。

なんと28%。

エアコンを使用していることを考えても、この冬の最低湿度です。

 

それもそのはず、北風は乾燥した風です。

日本海から吹く風は日本中央部の山脈を超える際に湿度を全て雨もしくは雪という形で

落としてしまいます。

そして、関東には湿度の下がった冷たい風が吹いてくるのです。

 

この乾いた冷たい風が関東にやってくると、みんなのお肌が乾燥する。

というわけで、冷たい木枯らしが吹くような日は乾燥肌に注意したほうが良いんですね。

 

風よ、吹くなとは言わないが、せめて吹くなら南から吹いておくれ。

皮膚科医がみんな困ってしまいますよ。

 

フェイラータオルの新作が入荷しました

吉祥寺駅前のイルミネーションの準備がどんどん進んでいますね。

町はクリスマスモードになりつつ有るようです。

 

ということで、当院も少しずつクリスマスモードです。

今年のクリスマスシーズン向けのフェイラータオルの新作が入荷しました。

各1枚ずつの入荷となります。

ご希望の方はスタッフにお申し付けください。

みなさんが思っているよりも早くなくなることがありますので、

お早めにどうぞ。

 

fullsizerender-1fullsizerenderimg_0692img_0697

 

なぜ皮膚科でフェイラーと思われる方も多いかもしれません。

実は赤ちゃんのお肌を服には一番いい製品なんです。

いつまでも固くならず柔らかい製品。

我が家でも5年以上普段使いしている製品がいくつもありますが、

ほとんど硬くなっていません。

他のメーカー品はみんな硬くなってしまうんですが。

 

なので、当院ではフェイラーのタオルをお薦めしているんです。

それに、使うならもっと可愛い柄のフェイラーの方がいいですよね。

 

文化の日には加湿器の準備を

MOK_huyunogairojyutogaitou500

秋ですね。

そして、そろそろ暖房の準備を始めている方もいるかと思います。

我が家も昨日、今年の冬期間ではじめてエアコン暖房を入れました。

 

同時に準備してほしいのは加湿器です。

暖房を使うことで更に室内の湿度が下がってしまいます。

それを放置していると乾燥が余計に悪化しますので、

早めに準備してください。

 

次の祝日のあたりには早速準備しておきたいものです。

うちは明日のお休みの日に準備ですかね?

赤ちゃんの乾燥肌が増えてきました

新生児

ここ1週間くらいの話でしょうか。

赤ちゃんの乾燥肌の受診が増えてきました。

 

気温が下がり、スキンケアの方法を変えていく必要が有ること。

乾燥により、皮膚そのものの乾燥が強くなること。

 

などの要因が考えられます。

湿疹がより広がってしまうと、薬の治療も良くなるまでの治療期間も長くなってしまいます。

できればかゆみが出る前。乾燥肌の段階から治療を初めて行きたいものです。

そのほうが簡単に治療が出来ますからね。

 

カサカサがなかなか引かなくなったら、皮膚科受診を考えてみてください。

それでも落ち着かなければ当院でしっかりと診察させていただきます。

22日のロールケーキ

img_0545

久々、ローソンによったら、プレミアムロールケーキにイチゴが乗っていました。

実はこれ、何年も前からのようです。

毎月22日がショートケーキの日なのは、以前よりテレビなどで紹介されていましたが、まさかロールケーキまでこんなことになっていたのですね(*≧∀≦*)

ちなみに、購入したのは23日です。

22日でなくても、ゲット出来ました〜

fullsizerender

さらに、耳寄り情報です。

11月22日は【いい夫婦の日】で、いちごが1つ増えて2つになるそうです。 しかもイチゴがハート型というウワサ!

来月が楽しみです。

アザの子は検診まで待ってよいのか?

a1620_000502

(アザにも色々ありまして・・・)

 

この質問、時々聞かれることがあります。

検診の時に相談すれば良いのか。ということですね。

 

結論から言いましょう。

極力早く連れてきてくださいね。

可能であればウチに来て欲しいところです。

 

周囲の先生との摩擦も有るのであまり強く主張することができませんが、

アザについては検診だけでは不十分な事が多いのです。

 

というのもいくつかの理由があります。

 

まずひとつは検診の先生のスキルの問題。

アザの診断自体は難しくないのですが、

治療法に着いての知識には先生毎に大きな差があります。

皮膚科で専門の先生と遜色ないレベルの先生もいれば、

数十年前のお話をまだしているのね。という先生もいます。

こればっかりはなんとも言えないのです。

あざの治療はレーザーの導入により大きく変わりましたが、

導入当初と近年ではその状況や副作用の出方も大きく変わっています。

そのために適応状況も変化しているのです。

検診の先生の知識のレベルがどの年代のものなのか?

それによりお話の内容が変わってしまう可能性があるのです。

 

もう一つは時間の問題。

検診ですから短い時間に多くの赤ちゃんを診察しなければいけません。

どうしてもアザを見つけてもそのお話は短時間で切り上げることになってしまいます。

したがって、十分な説明を受けられない可能性もあります。

疑問を持ってもそれを質問することができず、

もやもやしたまま帰ってしまう。

そして、治療のタイミングを逃してしまう。

というのも問題なんですね。

 

アザの症状が気になる場合は検診まで待たずに、

早めに皮膚科を受診し、どうすれば良いのか相談をしたほうが良いでしょう。