わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

入浴

赤ちゃんのお風呂のケアって大事なんですよ。というお話

一度計算してみて、あまりの数字にケラケラ笑っているのですが、

ウチのクリニックでは
 
赤ちゃんの入浴方法の説明に
最 低 で も 年 間 で 2 0 時 間
 

ほど費やしていることが分かった…

これだけしゃべっている皮膚科の先生は他にいないだろうなあ…

とTwitterには書いたのですが、実は結構大事なお話しでして。

赤ちゃんのスキンケアの一番のポイントは入浴方法だから

なんですよねえ。

きちんとお風呂に入れてくださいね。
の「きちんと」を
どれだけ具体的に説明できているのか?

についてなんですよね。問題は。

これが実にできていないよね。
と思うことが多いのです。
小児科の先生は比較的問題なく説明できているのですが、
皮膚科で過去にどのような説明を聞いていたのか?を確認すると、
ほとんどお話を聞いていない。
ということが極めて多かったりします。

実はきちんとした入浴方法を具体的に説明するのは
赤ちゃんのスキンケアを行う上で一番大事だったりします。

ここが上手くいかないと湿疹のコントロールが上手くいかない。
逆に湿疹の治療が上手くいっていないことで入浴のケアをきちんと説明し
その通りに行うだけで全然よくなってくる
ということもよく目にするのです。

なので、入浴のケアってすごく大事なんですよねえ。

家族に多発する毛のう炎を見たときには洗濯槽も確認すること

いやあ、全くの盲点でした。

 

お腹、背中を中心にいくつもできる毛のう炎を見た時にその原因として考えること。

それはまずお風呂関連です。

特にスポンジ、アカスリ、ナイロンタオル。

ついで考えるのは洗浄剤のボトルです。

 

なぜか?

そこに雑菌が住み着いているからなんです。

毎日使用する入浴器材はどうしてもずっと濡れてしまいます。

そして、それを日中だけでは乾燥しきれない。

結果として、ずっと湿った状態になってしまい、中心部から雑菌が繁殖してしまうわけなんですね。

ボトルの中も一緒です。その中の水が混入した場所から雑菌が湧いてくるんです。

 

でも、今回の子に聞いても全くそれは無し。

じゃあ何だ・・・

と悩んでいるうちに兄弟にも出現。

なんかも受診し、何回も問診しているけど改善せず・・・

 

解決は以外なところから出てきました。

お母さんからひと言、

「洗濯槽が汚いんです」

・・・それだ!

 

洗濯槽が汚ければその中に雑菌がたくさんつきます。

それが当然洗濯物につきますね。

その洗濯物ですが、外に干せば紫外線でだいぶ数を減らすことができます。

部屋干しではその紫外線がないので、菌が洋服に沢山残る可能性があります。

(もともと、洋服にはそれなりの数の雑菌は住んでいるので本来は問題になりません)

多分その悪条件が重なったために感染症は出たのかなあ。

 

とストーリーを考えてしまうのです。

 

いやあ、洗濯物は盲点でした。

洗えていない!

今日は久しぶりの休日でした。

のんびりとお家で晩御飯を食べ、お風呂の時間です。

 

お風呂にはいるとき、上の娘が自信満々に

「自分で体洗えるよ(背中、頭を除く)」というので、

お手並み拝見とばかりに隣で体を洗う様子を見ていました。

 

・・・ちょっとまったー。

 

洗えていません!

 

いや、顔の真ん中の部分は洗っているんですよ。

ほっぺたの部分までは大丈夫です。

鼻も大丈夫。顎の真ん中も大丈夫。

目の周りは・・・少し怪しいけど大丈夫。

 

でも、顔の辺縁部分が全然洗えていません。

おでこの上の端、こめかみ部分、もみあげの部分から耳たぶ、

耳の穴の周辺部は全く洗っていませんでした。

 

実はこの部分は結構湿疹ができやすい部分です。

洗い方の弱い部分と湿疹のできやすい部分が一致しているということは、

洗い方が弱いから湿疹ができやすい。

という可能性は充分にあるのです。

 

このあたりの問題については今後色々と調べて見たいと思いますが

まずできることは一つ。

しっかりとした洗い方を教えること。

ですね。

 

しかし、その前には・・・

子どもが洗っている様子をじっくりと見て上げてくださいね。

そこから見えてくることもあるかと思います。

 

お風呂に上手に入ることが充分に湿疹の予防になりますよ。

子どもの足のニオイが気になるときはまず石けんで洗いましょう。

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我が家でパパが娘をお風呂に入れる時、必ずママに聞かれることがあります。

「足、洗った?」

 

これは非常に大事なことなのです。

 

子どもの診察をしている時に足のニオイの相談を受けることがあります。

その話を聞きながら、いつも確認をすることはただひとつ。

「足、洗っていますか?」

それだけです。

皆さん、意外に足を洗えていないのです。

 

幾つか年齢別に気をつけるべきポイントを見て行きましょう。

1)生後9ヶ月から3歳まで

つたい歩きをするようになると、たったまま体を洗うようになります。

また、足に石けんをつけたままだと、逆に滑って転んでしまうリスクもあります。

そのため、なかなか足に石けんをつけることができなくなってしまいます。

特に1歳を過ぎてからは自分で歩くようになるので、汚れもたくさんつきます。

しっかりと洗ってあげてくださいね。

2)3歳から7歳まで

まだまだ家族がお風呂を入れる必要があります。

しかし、お風呂でも遊んでばっかり。おとなしく洗わせてくれません。

ついつい、足を洗うことを忘れていませんか?

3)8歳から

そろそろ自分ひとりでお風呂に入れるようになってきました。

でも、子どもがお風呂で何をしているか見たことがありますか?

しっかりと洗えていますか?

特に男の子はほとんど体を洗っていませんよ。

また、小さな子が石けんで泡を作るのは難しいことなのです。

 

どの年齢でもしっかりと足を洗えているか、難しいことです。

気をつけて見るだけでも随分と違います。

ぜひ、お風呂に入る時には気をつけてみてあげてくださいね。