わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

2014年

爪切り治療を開始いたしました。

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爪が厚くなり、白く濁ってくるとそれだけで外出したくなくなるものです。

いわゆる爪肥厚(爪甲肥厚)という状態ですね。

また、爪の水虫(爪白癬)になっても同じような状態になることがあります。

 

爪が厚くなると、歩く時に痛みが出る、見た目が悪くなるなど、

どうしても、日常生活に支障が出てしまうことになります。

もちろん、爪の水虫の治療の一つとしても爪を薄く、短くしてあげることは大切なのです。

 

そこで当院では爪切りサービスを開始いたしました。

専任のスタッフが丁寧に処置をしてくれます。

この機会にお試しください。

 

費用

親指 片側1000円

人差し指~小指 片側合わせて1000円

 

日時

毎週金曜日 14時、14時半、15時半

あらかじめ電話で予約ください。

他の日程、時間希望の方も相談を承ります。お電話ください。

 

持参物

診察券、保険証、医療証

最初に診察を行う場合がありますので、持参ください。

必要時には処方などを行う場合があります。

 

詳しいお話を聞きたい方はご相談ください。

☎0422-22-1232

武蔵野市吉祥寺東町2-11-2 伊藤ビル1F

わかばひふ科クリニック

駐車場が2台になりました!

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2014年3月5日より、当クリニックの駐車場が2台になりました。

現在の駐車場に車を停めにくいという声が有りましたので、反対側にも1台分を確保いたしました。

 

以前の駐車場もそのまま使用できます。

ですが、かなり駐車しにくい部分でも有りますので、駐輪場及びベニーカー置き場としても

使用いただけるようにしました。

車が駐車していない場合に限り、自転車やベビーカーも停めることができます。

車が駐車している場合は申し訳ありませんが、自転車やベビーカーの駐輪はご遠慮ください。

新しい駐車場部分は自転車、ベビーカーの駐輪は使用禁止となります。

 

よろしくお願いします。

 

 

花粉症の時の目の周りのかゆみと湿疹対策

さて、今回も花粉症と皮膚の話をしていきましょう。

前回は鼻の話をしたので、今回は目の話です。

 

花粉症で目の周りの皮膚に湿疹を作る方も多くいますが、その原因はいくつかに分けることができます。

それに応じて治療法も考えていきましょう。

 

まず、最も多いものは結膜炎による皮膚のかゆみです。

結膜とはそもそも瞼の裏側に位置しています。

したがって、瞼の表側にも同様の炎症が起きることもよくあります。

そのために痒くなってしまうのです。

 

また、花粉症そのもので痒くなることもあります。

花粉皮膚炎と呼ばれることもありますが、花粉そのもので負けてしまい、皮膚が赤くなってしまいます。

 

もうひとつ忘れては行けないのが、擦る事による湿疹です。

前項でもお話しましたが、擦ることにより湿疹が悪化することはよくあるのです。

目が痒いので目の周りを擦ってしまう。

そのために湿疹ができてしまう。そして、目が痒くなる。

そんな悪循環を作ってしまうことにも注意が必要です。

 

この3つが花粉症に伴う瞼の湿疹の原因となります。

したがって、対策もそれぞれ考える必要があります。

 

まず結膜炎の影響。

これは結膜炎を何とかする必要があります。

目薬や飲み薬で瞼の湿疹を抑えることができるのです。

間接的ですけどね。

ついで花粉皮膚炎。

こちらはこまめに洗顔を行い、花粉そのものを落として上げる必要があります。

最後に擦れによる湿疹。

こちらも前項と同じ。保護と、湿疹対策ということになります。

 

湿疹対策にはステロイドの塗り薬がよく効きます。

しかし、ここにも気をつけるポイントが幾つかあります。

 

このお話は次回進めていきましょうか。

 

鼻をかみすぎた時のヒリヒリ対策をどうするか?

花粉症の時期になってきました。

けっこう辛いんですよね。外出が億劫になってしまうのも困りモノです。

せっかく暖かくなってきたのに・・・

 

ということで、今回は花粉症にともなう皮膚症状のお話をしていきたいと思います。

特に鼻の下のひりひりについてお話を進めていきましょう。

 

この鼻の下がヒリヒリした状態ですが、特に鼻をかみすぎると起きるのはご承知のことかと思います。

別に花粉症だけでなく、風邪を引いた時も同じですよね。

では、このヒリヒリした状態ですが、その皮膚には一体何が起きているのでしょうか。

 

専門的にはこのヒリヒリは「擦過性湿疹」の状態とかんがえることができます。

つまり、こすり過ぎることにより、湿疹が起きてしまうということです。

皮膚は一般に想像されているよりも弱いものです。

たまたま、症状としてはっきりと現れないので、見逃されているのです。

 

このヒリヒリした皮膚を取ってみて顕微鏡で観察すると湿疹の状態になっているでしょう。

(こんなことをした人はいないのではっきりとしたことは言えませんが・・・)

 

とすると、治療法も湿疹に対するものと同じになります。

 

まず、症状を抑えること。

これにはステロイドの塗り薬が有効です。

1回塗るだけでも劇的に楽になりますよー。

 

しかし、それよりも大切なのは予防です。

まず、鼻をかむモノの素材に拘ってみてください。

ティッシュよりはローションティッシュのほうが皮膚にはやさしいです。

本当はタオルで鼻をかめると良いのですが、これは難しいでしょう。

 

もう一つの予防策は保護すること。

皮膚の表面に軟膏の膜を作れば皮膚表面の刺激は弱くなりますからね。

市販のもので構いません。保湿剤を少し厚めに塗ること。

これだけでも、ずいぶん症状を抑えることができます。

そして、可能であれば鼻をかんだらすぐに保湿してください。

 

鼻の下のヒリヒリは予防である程度抑えこむことが可能です。

一手間増えてしまいますが、頑張ってやってみてくださいね。

 

 

追記

この鼻の下のヒリヒリですが、赤ちゃんについても言えるのです。

赤ちゃんのお肌は丁度大人の鼻の下の皮膚と同じような状況です。

つまり、大人が、「鼻の下ヒリヒリ」な行為と同じことを赤ちゃんにすれば・・・

赤ちゃんの肌も「鼻の下ヒリヒリ」になってしまうのです。

外来では、赤ちゃんにティッシュ使うなー。とか、ガーゼ使うなー。

なんてお話をしているのはそういうわけなのです。

大人が鼻をかんだ時にヒリヒリするようなことは

赤ちゃんにはしない。

というのも大事なことです。

風邪を引くと花粉症はわるくなる?

アトピー性皮膚炎では、風邪を引くと多くの場合、皮膚の症状は悪くなります。

特に乳児ではその傾向ははっきりとしています。

今まで皮膚の症状が落ち着いている子がある時突然悪化した場合、考えるべきは2つ。

・風邪を引いていないか?

・予防接種をしていないか?

です。

これは皮膚の症状が悪化する原因として殆ど当てはまるからです。

 

アレルギー疾患と、感染症というのは相性が悪いことがほとんどです。

風邪を引いた後の咳喘息や、喘息発作などは有名ですよね。

 

では、花粉症についてはどうでしょうか?

花粉症も多くはわるくなるようです。特に目よりも鼻に症状が強く出るようです。

鼻づまり、鼻水といったものが目立つ印象があります。

 

これから急に暖かくなり、体調を崩す方も多いかと思います。

風邪をひいた時には花粉症のケアもしっかりとしましょうね。

転勤医師のための荷物収納術 番外編 デジタル書籍は「所有」できない?

さて、これから書籍、雑誌のデジタル化についてお話を進めていきたいと思いますが、その前にデジタル書籍の購入についてお話をしていきましょうか。

 

じつは、私は電子書籍はほとんど購入したことはありません。

以前より、ずっとニュースは確認していたのですが購入までは踏み切ることができませんでした。

そして、購入した書籍は全部AmazonのKindleでのみです。

 

何故か。

ニュースを見る限り、電子書籍の販売サイトはまだたくさんあります。

というよりも、沢山ありすぎます。

というべきでしょうか。

群雄割拠といえば聞こえはいいですが、現状では有象無象といったほうがいいのかもしれません。

 

つまり、今後販売サイトが合併もしくは消滅する可能性が大いにあるということです。

 

電子書籍の販売サイトで購入した製品について、

その販売サイトが消失してしまった場合そこから購入したデータがどうなるのか?

という心配をなくすことができないからなのです。

 

なので、私の電子書籍に対するスタンスは

基本的には買わない。リアルの書籍を買い、面倒でもそれをデジタル化する。

というものです。

 

著作権などの問題があるということも了解はしてるのですが、

読む人の自由度を下げる方向に進めるしくみとは誰のためのものなのでしょうか・・・

転勤医師のための荷物収納術9 デジタル化のために、本を壊す

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さて、今回からは書籍のデジタル化についてお話を進めていきましょう。

 

最初の話は本の壊しかたです。

・・・いきなりですね。

 

本をどのようにしてデジタル化しやすいように壊すか?

実はこれが結構難しい問題だったりするのです。

 

いわゆる「断裁」や「裁断」と呼ばれる行為ですが、

解決策は2つ。

・外注する

・自分で壊す

のいずれかです。

 

外注するのは、業者にお願いする方法。

インターネットで検索すると、幾つもの業者が出てきます。

私が以前から使用していた業者さんも出てきますね。

また、ビジネスコンビニでも断裁を行ってくれるところもあります。

 

もう一つは自分で断裁を行う方法。

自宅に置いてあるのはこちらです。

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1冊ずつ断裁していきます。

 

それぞれの方法にメリットとデメリットが有ります。

外注すると時間とお金がかかります。

自分で購入すると最初に一気にお金がかかります。

また。厚い書籍では対応できません。

 

というわけで状況に応じて使い分けるのが一番です。

厚いものは外注で。薄いものは自分で購入して。

という考えが基本になるでしょうか。

2014年3月19日 勉強会のご案内

勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様の御参加をお待ちしております。

    
2014年3月19日
わかば式アトピー性皮膚炎治療マニュアル AD-A-007
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2014年4月2日
生後1ヶ月から3ヶ月までのスキンケア CS-A-004
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚科にやさしいスキンケアをお教えします
   
2014年4月16日
わかば式アトピー性皮膚炎治療マニュアル AD-A-008
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

    
2014年4月30日
子どもがうつる皮膚の病気(イボ、水イボ、とびひ) ID-A-001
保育園、幼稚園、学校で結構もらう皮膚の病気です
夏になる前にしっかりと治しましょう

2014年5月7日
生後1ヶ月から3ヶ月までのスキンケア CS-A-005
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚科にやさしいスキンケアをお教えします
    
2014年5月14日
虫さされのはなし IB-A-002
誰もが一度は刺される虫さされ
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう

    
2014年5月21日
わかば式アトピー性皮膚炎治療マニュアル AD-A-009
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:15
  講義 10:30-11:15
  質問の時間 11:15-11:30

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は1台分のみあります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

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「あたりまえだけどなかなかできない 仕事のルール」

あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール (アスカビジネス)

あたりまえだけどなかなかできない 仕事のルール

著:浜口直太

 

医者という職業について、私の友達が言っていた冗談があります。

「職業の前に”お”がついて、終わりに”様”が付く職業は”お医者様”と”お代官様”しかいないよね。」

お代官様はもういませんよ・・・

どうも、偉そうということを言いたかったみたいです。

たしかに、偉そうですもんね。でも、現在はそうも行っていられません。

医師といえど、会社の中の一員としての働きを求められることもあるのです。

 

さて、仕事を進める上で必要なことは多岐に渡ります。

その中のすべてを個別に教えることは不可能です。

そのエッセンスを上手にまとめた本があればと思っていたのですが、調度良い本が見つかったので読んでみました。

 

書いてある内容は基本的なものばかりです。

しかし、「何故」「どうして」までしっかりと記載されています。

なんとなく済ませていたこと、なあなあで終わっていたこともこれからしっかりしなければいけないと思えるお話です。

 

そろそろ年度末です。

新入社員は卒業式から入社式までの間にぜひ読んでおきたい本ですね。

もちろん研修医になる前にも読んでおくべき本です。

 

私も、研修医になる前に、この本を読んでおけばよかったと思いました。

医療の世界は特殊であることは理解しています。しかし、その前に人間が作った社会の中の組織であることは同じです。

きっと、沢山のことを読みとることが出来るでしょう。

再度、しもやけは遺伝する

今年の冬は寒かったようですね。

2回大雪が降りましたし、今年はしもやけにはなりやすい年だったようです。

 

今年もクリニックにはしもやけの患者さんがたくさん受診されした。

10人以上はいたんじゃないかなあ。

 

ここでしもやけの子を連れてきたお母さんに必ず聞く質問があります。

「両親のどちらか、しもやけになったことがありませんでしたか?」

と確認します。

すると、今年は全員。家族にしもやけになった方がいました。(もちろん、今出ていないのです。大体は子どもの時でしたけどね)

 

しもやけは遺伝するのか?

と言われたらはっきりとは言えないのですが、遺伝すると言えそうです。

 

・・・え、なんでそんなに歯切れが悪いのか?

だって、しもやけにならない人は皮膚科に来ないじゃないですか。

遺伝性の確認って結構面倒くさいんですよ・・・