当院の制服は「チェロキー」を採用しております。
チェロキーとは耳慣れない名前ですが、欧米では一般的に使われています。
海外ドラマで看護したスタッフなどが色鮮やかな制服を着ているのを見たことがあるかもしれません。
日本では医療機関は白衣と相場が決まっていましたが、最近はそうでもないようですね。
内覧会の時にはスタッフはチェロキーを着て皆さんをお出迎えしますので、楽しみにお待ちください。
ついでに、院長も白衣ではありませんよ。
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
タンパク質のエンドレス合成が可能になったとのニュースが有りました。
(文章はわかりにくいので、ページの最後の図1や図2がわかりやすいです。)
これはすごいことなのです。
何がすごいのか?
コラーゲンが安く、たくさん作れるようになるかもしれません。
タンパク質の合成とは何か?
高校で生物を習ったからは覚えているかもしれませんが、
人間の体内でタンパク質を作るためには、
DNA⇒mRNA(+リボソーム)⇒タンパク質
という工程が必要になります。
試験管の中では最初のDNA⇒RNAという工程が抜け、1段階になります。
さて、この発表のどこがすごいのか?
RNAは普通はまっすぐです。
ちょうど直線の線路をイメージして下さい。
その上をリボソームという酵素が移動して、タンパク質が一つ一つ追加されます。(わかりやすいページがあります)
電車が上を走っているイメージでしょうか。
エンドレス合成をするにはどうするか。
この線路をつなげてしまえばいいという考え方ですね。こんな感じでしょうか。
この上を走る電車はいつまでもグルグルできますよね。
つまり、RNAを環状にしてしまい、その上をリボソームがずっと動き続け、
タンパク質がずっとでき続けるという事のようです。
話だけ聞くと簡単そうですが、
リボソームをどこから走らせるのか?
(RNAにはリボソームに「始発」を知らせる部位があるのです)
いつまで走らせるのか?
(同様に「終点」を知らせる部位があります)
劣化はしないのか?
エネルギーはどうするのか?
など、疑問はたくさんあります。
逆に、同時に山手線を走る電車が何本もあるように、
同時にいくつもリボソームを走らせて、同時に多数のタンパク質を作ることができるのか?
など、夢は膨らみます。
まあ、そうしてできたタンパク質は絡まってしまいそうですが………
今後、この研究がどのように発展するのか、楽しみです。
ねえ、聞いてくださいよ。
先日ね、娘がね、学校に行きたくないって言ってたんですよ。
なんでまた?と思って詳しく聞いてみたんですが、
なかなか言ってくれませんで。
でも時間をかけて聞いてみたらなんでも鬼ごっこが原因らしいんですよ。
そんな年になって鬼ごっこかよ。
とは思ったんですが、口を挟まずに話を聞いてみたらどうもルールが問題らしく、
ルールがあってなきが如しでして、
どうもそこで一部のグループがやりたい放題をしているらしいんですね。
で、娘もその煽りを喰ってやりたくもない鬼をやっているんだと。
まあ、どこの世界でもそんなことはあるんで、どうやって対応したらいいか、
幾つかアドバイスをしてみて、後はまあ、やらせてみようかと言う話になったんです。
で、数週間後、どうなったのかを詳しく聞いてみると、
まあ、改善はしたようでして。
その方法を聞いたら、おやおや、上手にしているではありませんか。
どうも、その無法ぶりにはみんな腹に据えかねていたようでして、
うちの娘とその友人数人で新しく鬼ごっこをするグループを作ったみたいなんですね。
で、その過去に属していたグループと、新しく作ったグループで
友人の勧誘合戦をしてみたと。
したら、新しいグループに人がいっぱい参加するようになって、
過去のグループから参加者がごっそりと抜けてしまったようなんですね。
あれまあ、なんか、どこかで聞いたようなお話ではありませんか?
つい先日行われた某選挙で、K池さん率いる新政党が躍進した時のような・・・
ということは、ごっそりと抜けたのはあn・・・
ピンポーン。
「すみませーん、永田町の方からやってきたものなんですけどー」
おやおや、こんな時間にお客さんですか。
珍しいですね。
では、少し応対して来ることにしましょうか・・・
よっこいしょっと。
・・・
<未完>
日に日に気温が上がっていきます。
でも、たまに温度が一気に下る日がありますね。
そんな、毎日の気温が落ち着かない時のお話です。
この時期のアトピー性皮膚炎はいまいち落ち着きません。
まあ、ゴールデンウイークの疲れがでて風邪を引いてしまったりということもあるでしょう。
もう一つの原因は気温の不安定性があります。
この時期は毎日の気温も大きく異なりますし、1日の中でも気温が大きく変わることもあります。
その日の最高気温だった時間が午前3時ってなによ・・・・
っていう日もあれば、1日の温度変化が15度を超える日もあるのがこの時期の特徴です。
また、雨が降ったりやんだりと、湿度も大きく変わります。
つまり、この時期の気候状況は短時間で大きく変わるのです。
この時期のアトピー性皮膚炎が落ち着かいのもこの気候状況によるものでしょう。
そして、見ていると非常に興味深いのは女の子に比べ、男の子の皮膚の状態が不安定になる傾向があります。
多分、この原因は脱がないから。
汗が悪さをしていると考えます。
男の子は面倒くさがりです。
というと、皆さん納得して頂けるでしょうか。
朝に洋服を着替えて学校や幼稚園に行きますよね。
特に男の子はその後、温度がどんなに変化しても、湿度がどんなに変化しても
洋服を脱いだり来たりしたいんですよね・・・
特に問題になるのは一気に温度が上がった日です。
逆に寒くなった日は震えて帰ってくるだけで済むのですが(いやいや、それで風邪を引いたりして大変だったりもするのですか)
特に暑くなった日は大汗をかいて帰ってきます。
そして、そのまま・・・
で、翌日には湿疹をひどくしてしまう。
というわけなんですよね。
対処法はというと、これの根本的な解決策は残念ながらありません。
だって洋服を脱いでくれないんだもの。
まあ、帰ってきたらその時の気象に合わせて洋服を変えてあげる。
帰ってきたらシャワーを浴びて、汗を取ってあげる。
位は出来るかと思いますが。
さて、今日はどんな天気になりますのやら。
この冬、親に似て寒がりの子供にせがまれ、子供用のロングダウンコートを購入しました。
デパートのセールで半額だったので、踏ん切りがついたというのが真相ですが・・
いいなあ、と思っていたメーカーで、ちょうど最後の1着をゲット。
ですが、欲しかった黒は完売。
汚れが気になりそうだなあ、と思いつつベージュのコートを購入しました。
その際の店員さんとの会話で、
『やっぱり黒は人気があるんですね。』
『ダウンコートはアレルギーのお子様が増えているので、お作りする数自体が減ってきているんです』
と言われ、ちょっとビックリ。
たしかに、動物の毛ですものね。
あんまり聞いたことはないけど・・と思いつつ、アタマの片隅で気になっていました。
先日、妹と電話で話したときに、この話題になり、
妹が羽毛布団で呼吸困難を起こしていたことを聞き、またまたビックリ。
こんな身近にいたとは!
調べてみたところ、羽毛そのものによるアレルギーの他、
その中に住み着いてるダニやハウスダストが原因となるようです。
羽毛の洗浄や消毒がいい加減だと、鳥のフンや鳥についていた虫の死骸などが
羽毛と一緒に紛れ込むとのこと。
ひえ〜!!
羽毛布団の場合は、羽毛が出てこないようにしたり、ダニが入り込んだりしないよう、
生地に様々な加工が施されていることが多いようですが、
耐久性の問題もあるようなので、何年も使い続けていると、織りムラなどから小さな穴が空き、
そこからダニが入り込むこともあるようです。
コートはそこまで加工がされていないのか、結構高いものでも羽毛がでてきますね。
そういえば私の安いコートは、中にウールのセーターを着ていたら、羽だらけに・・。
いずれにせよ、アレルギーのある方は慎重に選んだ方がいいかもしれませんね。
本日は、梅雨の晴れ間で、久々の快晴。のはずだったのですが、
お弁当を持って、ちょっと遠い公園まで歩いて出発したのですが、
公園まで歩くと30分近くかかるのですが、
ここで、そろうかと思いきや、帽子は48センチまでしかななく、
また、おもちゃコーナーには、
う〜ん。
すでに20分歩いてきていますので、引き返すのはイヤだし、
ん?
あれはダイソー。
そういや、子連れ旅行のアイテムに、100均のおもちゃがあった
お砂場セット、ボール、フライングディスク、芝滑りのボード、
まあ、たくさん。
これで揃うじゃん!!
しかも、安いし。
スーパーでアンパンマンの砂場セットなんて買ったら、2000円
今回は、購入もやむなし、と思ってはいましたが、
スコップとクマデは、
買わなくて済む。ラッキ〜
というわけで、砂場セットとボール、
ふと横をみると、たくさんの帽子が。
しかも、子供サイズも。
実はこの時、家を出た時の空模様とは打って変わって晴天となり、
帽子なしでの公園遊びは、
さすがに帽子は100円ではありませんでしたが、でも150円。
無事、すべてを購入し、意気揚々と公園に行くことができました。
もちろん、子供は泥んこになって、たっぷり遊びました。
ダイソーさん、ありがとうございました(^-^)
秋です。運動会のシーズンです。
もう運動会も終わった学校がぼちぼち出てきました。
今回は乾燥肌のお話です。
秋になって湿度が下がると、手足の乾燥が強く出てきます。
よく見ていると、男の子のほうが乾燥が強い印象があります。
特に真っ白になるくらい粉を吹いている子もいます。
そして、下肢に乾燥が強く出てくる子ども達に共通する事があります。
みんな半ズボンなんですね。
どうも乾燥した風に吹かれる(または風は無いけど自分で動きまわっている)と
そのために皮膚の水分がより抜けてしまい乾燥症状が悪くなってしまうようです。
対策は簡単です。
長ズボンにすること。
これだけ。たったこれだけでずいぶん乾燥は良くなります。
子どもの下肢のカサカサが気になるお母さんは明日から試してみてくださいね。
え、女の子はどうして出ないのか?
まあ、ある程度は出ていますが、少ないのはなぜでしょう。
よくわかりませんが、ひとつは女の子のほうが温度により洋服調節を細かくしているのかもしれません。
短いスカートでもタイツを履いたり、ハイソックスにしたり、みんな防御しています。
・・・男の子が洋服を変えたがらないだけかもしれませんがね。
しかし、どうして男の子は洋服の脱ぎ着をしないんでしょうね。不思議です。
え、もう?と思われる方も多いかもしれません。
でも、逆算するとそろそと始めないと間に合いませんよ?
何に?それはプールです。
幼稚園や保育園のプールでは未だに多くの施設で水いぼの子は禁止です。
なので、プール開きになる前に水いぼは全て治しておく必要があるのです。
逆算を始めてみましょう。
プールびらきは6月下旬(場合によってはもう少し早いかも)
その時になければいい?
いえいえ、そういうわけでは有りません。
いちど全部取ったように見えても、目に見えない水いぼが残っていることがあります。
その小さな水いぼが大きくなり、それが更に子供を作る前に水いぼを取る必要があるのです。
なので、一旦全部取ってから2-4週間は見ている必要があります。
結構繰り返す子も多いので、その期間が2回くらい必要になる子もいます。
なので、4月から5月には全部取りきれていてその後の経過観察期間に入る必要があります。
その前に水いぼを取る必要がありますが、これも難しい。
嫌がる子がほとんどですので、いちどの受診で全部取りきれる子はほとんどいません。
毎日受診して取ることも出来ますが、結構みんないやがりますよね。
また、他に予定がある子も多いので、週1回位の受診になるでしょうか。
多い子だと、最低でも4回位受診する必要がありますので、1ヶ月。
逆算したら治療の開始は3月から4月となるのです。
治療の経過、水いぼの特徴を併せて考えると
そろそろ治療を開始しないと、プールの時期には間に合わない子が出てきます。
5月6月になってから治療を開始しても、結局プールに間に合わない子も沢山見ていますから、
少し早めに治療を始めてちょうど良いくらいなんですよ。
まずは、皮膚に怪しいぶつぶつができていないかチェックして、
怪しかったら皮膚科を受診してくださいね。
今朝、起きると喉がなんとなくいがいがします。
家族に聞いても喉のあれが出てきたみたいと。
ということは、冬の乾燥が本格化してきたということですね。
確かに気温表を確認すると日中の湿度が50%を切るようになってきました。
こちらの湿度、朝夕に暖房をかけるともっともっと下がっていきます。
外来で観察していると、乾燥肌の悪化の状況は湿度50%が一つの目安になっています。
どうもそのラインを超えてきたようです。
さあ、加湿器の準備を始めましょう。
そして乾燥肌のケアを今のうちから始めておいたほうが良さそうです。
準備、準備。