わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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わかばひふ科クリニック院長野崎誠(皮膚科医)及びスタッフのブログです。

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2017/3/14
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夜寝るときには窓を開けて

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暑くなってきましたね。

 

こんな季節、アトピーや乾燥肌の診察をしていてよく聞く言葉に

寝入りばなに引っ掻いてしまって・・・

というのがあります。

今日はそんなお話です。

 

さてみなさん、子どもはどこで寝ていますか?

寝室?いま?

一人で?家族と一緒に?

人によってはお父さんのみ違うお部屋でという方もいるかもしれません。

 

寝入りばなに引っ掻いているという方の多くは家族が一緒に寝ているようです。

まあ、そうですよね。誰かが見ていて初めてわかりますからね。

 

その時に気をつけて欲しいのはその部屋の温度と湿度です。

上がっていませんか?

 

子どもは熱を出す生き物です。

いや、発熱するというわけではなくてね。

そもそも基礎代謝が活発であるということから基礎体温も高く、

部屋にとっては熱源となります。

また、汗も多く書きますので、これも湿度を上げる原因となります。

 

そう。子どもが部屋にいるとそれだけで周囲よりも暑くなってくるのです。

そして、暑くなってしまい、自分で引っ掻いてしまうんです。

 

では、周囲よりも高くなった温度と湿度をどうすればよいか?

答えは簡単。周囲の空気と熱を交換させればいいのです。

具体的には?

ドアを開けて廊下と空気が流れるようにしてあげる。

窓を開けて外気と空気の流れを作ってあげる。

ということが対応策となります。

もちろんエアコンを使ってあげてもいいんですよ。

扇風機で周りの部屋に空気を逃してあげても構いません。

 

それだけで、部屋の温度と湿度は大きく下がります。

子どもに取って快適な環境になりますので、すぐに寝てくれるでしょう。

それこそ引っ掻いている暇もないくらいにね。

 

また、より温度や湿度が上がったらどうするか?

今度はエアコンの出番です。まず、送風、次にドライを試してみてください。

それだけでも全然違ってきますから。

 

 

今日も我が家の寝室の窓は朝まで開けっ放しでした。

親が閉め忘れたんですね・・・

まあ、よく眠れたからいいとしましょうか。

だから、脱ぎなさいと言ってるでしょうに。

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日に日に気温が上がっていきます。

でも、たまに温度が一気に下る日がありますね。

そんな、毎日の気温が落ち着かない時のお話です。

 

この時期のアトピー性皮膚炎はいまいち落ち着きません。

まあ、ゴールデンウイークの疲れがでて風邪を引いてしまったりということもあるでしょう。

もう一つの原因は気温の不安定性があります。

 

この時期は毎日の気温も大きく異なりますし、1日の中でも気温が大きく変わることもあります。

その日の最高気温だった時間が午前3時ってなによ・・・・

っていう日もあれば、1日の温度変化が15度を超える日もあるのがこの時期の特徴です。

また、雨が降ったりやんだりと、湿度も大きく変わります。

 

つまり、この時期の気候状況は短時間で大きく変わるのです。

この時期のアトピー性皮膚炎が落ち着かいのもこの気候状況によるものでしょう。

 

そして、見ていると非常に興味深いのは女の子に比べ、男の子の皮膚の状態が不安定になる傾向があります。

 

多分、この原因は脱がないから。

汗が悪さをしていると考えます。

 

男の子は面倒くさがりです。

というと、皆さん納得して頂けるでしょうか。

朝に洋服を着替えて学校や幼稚園に行きますよね。

特に男の子はその後、温度がどんなに変化しても、湿度がどんなに変化しても

洋服を脱いだり来たりしたいんですよね・・・

 

特に問題になるのは一気に温度が上がった日です。

逆に寒くなった日は震えて帰ってくるだけで済むのですが(いやいや、それで風邪を引いたりして大変だったりもするのですか)

特に暑くなった日は大汗をかいて帰ってきます。

そして、そのまま・・・

 

で、翌日には湿疹をひどくしてしまう。

というわけなんですよね。

 

 

対処法はというと、これの根本的な解決策は残念ながらありません。

だって洋服を脱いでくれないんだもの。

まあ、帰ってきたらその時の気象に合わせて洋服を変えてあげる。

帰ってきたらシャワーを浴びて、汗を取ってあげる。

位は出来るかと思いますが。

 

さて、今日はどんな天気になりますのやら。

運動会の後に皮膚が赤く、痛くなったら・・・

運動会シーズンですね。

先週の日曜日もいろいろなところで運動会が行われていたようです。

今週末も多分、たくさんの運動会が開かれるのでしょうね。

 

運動会が終わった翌日から悩まされるのが、日焼けです。

そうですよね、5月の下旬と行ったら一年の中でも紫外線がかなり強い時期に当たるわけです。

その中、1日中外にいれば日焼けもするってぇものです。

 

日焼けの炎症は大きく2つに分けることができます。

熱エネルギーによるやけど、

紫外線による炎症

と考えるとわかりやすいでしょう。

 

やけどは読んで字の如くです。

ひどい人では水ぶくれになることもありますからね。

紫外線による炎症も同じようなものと考えて良いかもしれません。

 

つまり、皮膚の表面では炎症とヤケドが同時に起きているような状態です。

 

なので、一番簡単な対処法はとにかく冷やすこと。

シャワーや水風呂で物理的に温度を下げてしまいましょう。

保冷剤や氷嚢を使ってもいいでしょう。

人間の体内で起きているすべての活動は突き詰めてしまえば化学反応です。

昔、学校で習ったとおり化学反応には温度が重要な役割を果たします。

温度を下げれば反応は弱くなります。

一般に人間の体内で起きる反応も温度が下がることで一気に弱くすることができます。

したがって温度そのものを下げることは対処として有効なのです。

 

しかし、ここで注意を一つ。冷えピタシートでは物理的には温度が下がりませんのでご注意を。

 

また、皮膚の炎症に対してはステロイドの塗り薬も有効です。

ヤケドによるひりひり感や炎症による赤みもすべて落ち着けてくれるすぐれものです。

治療にかかる期間も数日間だけですから、副作用の心配もほとんどありません。

安心して使っていただいて構いません。

治療後に皮膚の色が黒くなることがありますが、こちらは薬の副作用ではなく、

炎症やヤケドに友なものですので、ご心配なく。

 

それでは、運動会にいってらっしゃい。

 

 

あ、前回の記事の追記です。

日焼け止めを塗り忘れるところとして、頭のてっぺんがあります。

丁度髪の毛の分け目の部分にかなり日焼けができますので、

そこにも日焼け止めをしっかりと塗りましょうね。

運動会と日焼け止め

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運動会シーズンになりました。

私が子供の頃は運動会といえば毎年秋だったのですが、

最近は春に運動会を行うところも多くなったようですね。

今週、来週に運動会を行うところも多いようです。

 

運動会の準備、いろいろありますが、忘れてはいけないのは日焼け止めです。

太陽の高さが高いということは紫外線の量も多いということ。

しっかりと日焼け止めを使うようにしましょう。

 

さて、ここで気をつけてほしいことがあります。

昨年蓋を開けたものをそのまま使用していませんか?

これ、あまりオススメは出来ません。

というのも、蓋を開けて時間が経っていると、劣化や変質の可能性があるからなのです。

 

蓋を空けることにより、空気中の雑菌が侵入します。

また、日焼け止めの成分も時間とともに変質し、

日焼け止めの効果が落ちる可能性はあります。

また、場合によってはかぶれたりすることもあるでしょう。

 

ということもあり、蓋を開けたままの日焼け止めはあまりオススメできませんよ

というお話でした。

 

皆さん、運動会がんばってくださいね!

2014年6月4日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。
    
2014年6月4日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-006
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします

2014年6月11日
虫さされのはなし IB-A-003
誰もが一度は刺される虫さされ
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう

    
2014年6月18日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-010
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2014年6月25日
子どもがうつる皮膚の病気(イボ、水イボ、とびひ) ID-A-002
保育園、幼稚園、学校で結構もらう皮膚の病気です
夏になる前にしっかりと治しましょう

2014年7月3日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-007
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします

2014年7月10日
虫さされのはなし IB-A-004
誰もが一度は刺される虫さされ
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう

    
2014年7月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-011
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2014年7月24日
子どもがうつる皮膚の病気(イボ、水イボ、とびひ) ID-A-003
保育園、幼稚園、学校で結構もらう皮膚の病気です
夏になる前にしっかりと治しましょう

2014年8月7日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-008
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2014年8月21日
虫さされのはなし IB-A-005
誰もが一度は刺される虫さされ
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう

    
2014年8月28日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-011
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:15
  講義 10:30-11:15
  質問の時間 11:15-11:30

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

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