わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ブログ
わかばひふ科クリニック院長野崎誠(皮膚科医)及びスタッフのブログです。

医療の事、病気のことだけではなく、子どもに関する話や
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2017/3/14
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2021/3/1
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2023/1/3
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2023/1/3
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顔に「はたけ」が出来ました

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と言われ、分かる人はどのくらい居るのでしょうか?

「はたけ」とは最近あまり耳にしなくなった印象があります。

 

この「はたけ」ですが、子ども達の間では結構良く見られる皮膚の症状です。

正式な病名は「単純性粃糠疹」といいます。

粃糠とは米ぬかのこと。米ぬかサイズの小さな小さなカサカサが集まり、皮膚の表面に見られるので、

そのような名前がついたそうです。

 

原因は軽い湿疹です。多くは乾燥が原因です。

アトピーの子にも、そうでない子にも出てきます。

普通はほっぺたにできることが多いのですが、おでこや口の周りにもできることが有ります。

 

この粃糠疹ですが、何故白く見えるかはあまり知られていないようです。

昔は単純に皮膚の凸凹により乱反射して白っぽく見えるのだろう。と考えていたのですが、

実際のところはもう少し複雑なようですね。

どうもその粃糠疹部分ではメラニン色素があまり作られていないようなのです。

そのために白く見えるのだそうです。

たしかに、粃糠疹を治療した直後。カサカサがなくなっても粃糠疹だった部分はなんとなく白く見えますからね。

でも、時間が経てば徐々に色が戻ってきますので、ご安心ください。

 

この「はたけ」を見るといよいよ冬が来たと感じます。

この時期の赤ちゃんのお腹のぷつぷつした発疹・・・汗疹(あせも)かもしれませんよ

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寒くなってきました。また、日が落ちるのも早くなってきましたね。

部屋の暖房も付き、お風呂の温度もじわじわと上がっているこの頃です。

 

さて、最近外来で汗疹の赤ちゃんを見ることが多くなってきました。

冬なのに、汗疹?と思う方もいるかと思いますが、皆さんが思っている以上に冬場の汗疹は多く見られます。

 

原因の一つは抱っこの時間です。

赤ちゃんが冬の北風にさらされないように抱っこをする。

逆にお母さんも暖かくなりますよね。

そして、その状態で赤ちゃんをコートでくるむと、赤ちゃんの温度が上がります。

それで、汗疹ができてしまうのです。

 

もう一つはお風呂です。

汗疹が出来るか出来ないかは非常に微妙なところがあります。

実際にうちの娘で経験したことなのですが、入浴時間が1分、お湯の温度が1度違うだけで

汗疹は出来たり出来なかったりします。

それだけ環境に敏感に反応するんですね。

 

最後の一つがお布団。

寒かろうと思い、いつもより、1枚お布団を余計にかけると、それだけで汗疹ができてしまいます。

布団なら、暑い時に自分で蹴っ飛ばしますから温度調整が出来るので良いのですが、

スリーパーを着せてしまうと、自分では温度調節ができないので、汗疹が沢山出来てしまいます。

つまり、スリーパーは「汗疹製造機」なのです。

そして、「寝入りばなは少し機嫌が悪いけど、その後ぐっすり眠っています」と言われるんですね。

・・・・それ、暑いのがどうにもならないので、ふて寝しているだけなんですよ。

2013年12月11日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様の御参加をお待ちしております。

2013年12月11日
あざのはなし NV-A-001
生まれつきのそのあざの見分け方。
その子のそのあざ、治療は待てますか?

2013年12月25日
わかば式アトピー性皮膚炎治療マニュアル AD-A-004
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2014年1月8日
生後1ヶ月から3ヶ月までのスキンケア CS-A-002
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚科にやさしいスキンケアをお教えします

2013年1月22日
わかば式アトピー性皮膚炎治療マニュアル AD-A-005
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
開場 10:15
講義 10:30-11:15
質問の時間 11:15-11:30

場所
わかばひふ科クリニック 待合室
180-0002
吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
0422-22-1232

定員
6名

費用
無料

講師
野崎誠
わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
駐車場は1台分のみあります。予約は受け付けておりません。
駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。

予約時の注意事項
キャンセルは前日まで、メールでお願い致します。
当日のキャセルは申し訳ありませんが、お受け出来ません。

個人情報について
個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

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12月より、東大和療育センターでの勤務を開始します。

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12月より、月2回(第2,第4火曜日午前中)東大和療育センターで皮膚科としての勤務を開始いたします。

外来及び通所・入院患者さんの治療にあたります。

 

療育という言葉は耳慣れないかもしれません。

療育とは、一般の子どもたちとは違う成長、発育をする子どもたちが、

社会に出て行くことの出来るようなお手伝いをしていく事です。

脳性麻痺や何らかの疾患、または自閉症などの疾患を持つ子どもたちの

皮膚にトラブルが起きないようにお手伝いをしていくことがお仕事になります。

 

正直な所、小児皮膚科に進むまで、そのような子たちと触れ合うことはほとんどありませんでした。

前の病院の中のデイケアで、病棟で沢山の子達にあい、治療をしながら沢山のことを学ばせていただきました。

開業をしても、そのような子の皮膚トラブルを治すことが出来るお手伝いをすることが出来るのは非常に嬉しく思います。

 

本人、家族が、治療をすることで少しでも良くなってくれるように頑張りたいと思います。

秋の忘れ物

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診察が終わった時に、小さな忘れ物が椅子の下に落ちているのに気が付きました。

よく見てみると、それは小さなどんぐりでした。

 

秋の小さな忘れ物です。

(残念ながら、そのまま院内においておくのは難しいので、土に返しました。)

 

また、子供用のジャンバーが駐車場のカラーコーンにひっかかっていたので、

保管しております。

心当たりの有る方は声をお掛けください。