わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ブログ
わかばひふ科クリニック院長野崎誠(皮膚科医)及びスタッフのブログです。

医療の事、病気のことだけではなく、子どもに関する話や
それぞれの趣味の話などを掲載しております。


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2017/3/14
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2021/3/1
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2023/1/3
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2023/1/3
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ピンクリボン

 

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皆さんは、ピンクリボン運動をご存知でしょうか。

ピンクリボンとは、乳がん啓発活動を表す世界共通のシンボルです。「乳がんで悲しむ人を一人でも減らしたい」との想いから1980年代にアメリカで発祥し、2000年ごろから日本でも盛んになってきました。

10月1日に、東京タワーやレインボーブリッジ、表参道ヒルズ、名古屋城、などをピンク色にライトアップすることが有名ですね。

その10月1日に、たまたま立ち寄ったショッピングモールで、ピンクリボンキャンペーンが行われておりました。

検診って、大切なことは分かっていても、日常の忙しさにまぎれ、ついつい後回しに・・
特に専業主婦になってしまうと、職場のような検診の時期も無く、費用もかかりますのでハードルがあがりがちです。

ですが、ガン年齢にさしかかり、人ごとではなくなってきました。

コレを機に、2年ぶりの乳がん検診、子宮がん検診を予約しようと思います。

キャンペーンで行われていたアンケートに答えたら、ピンクリボンバッジを頂きました。

まだ病院で仕事をしていたころ、ピンクリボン事務局から購入した時は、普通のピンクリボンのピンバッジでしたが、
今回頂いた物は、ラインストーン入りでした。

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こんな感じで頂きました。

そして一番ビックリしたのが、ピンクリボンアドバイザーなるものが出来たこと。

主催はNPO法人乳房健康研究会、協賛がワコール、アートネイチャー、中外製薬 という顔ぶれで、
この12月に第一回の認定試験が行われるようです。

認定試験なので、資格云々という意味では微妙ですが、
自分の体を守る意味で、最低限の知識を身につけるには、よい機会かもしれません。

11月12日は皮膚の日です。

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3月3日は耳の日です。

8月8日は歯の日です。

10月10日は目の愛護デーです。

縦にすると、眉毛と目の形になりますからね。

 

実は、皮膚の日というものも有るのです。

ひ・ふなので、12?・・・でも、12月12日ではありません。

「い・い・ひ・ふ」で11月12日なのです。

 

全国各地でその時期には皮膚科のイベントが有ります。

テレビCMこそありませんが、新聞には広告が出るはずです。

東京都では今年は10月20日に日経ホールで講演会を開くようですね。

今回はアトピー性皮膚炎とニキビのお話です。

それぞれ、皮膚科医の中でもスペシャリストの先生が講演されるみたいです。

 

もしも興味の有る方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

事前申込みは必要なさそうですしね。

フェイラーの販売を開始しました

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フェイラーというタオルメーカーをご存知でしょうか。

 

ドイツのシェニール織りという、とても目の詰まった、肌触りのよいタオルです。

私は、知ってはおりましたが、大変失礼ながら、ご年配の方が使用するものというイメージがあり、

買ったことはありませんでした。

 

その後、子供が生まれた時に、院長の上司の先生より、フェイラーのタオルを勧められました。

子供の肌にやさしく、かつ硬くならないから、是非とのことでした。

 

普通のループタオルの場合、何度も洗っているうちに、ループが硬くなってしまい、

洗顔後に顔を拭くと、ごわついていることがあります。

ですが、このフェイラーのタオルは、洗っても洗っても硬くなることがありません。

我が家のタオルは、もう5年以上ヘビロテで使用していますが、

いまだに買った時の柔らかさのままです。

本当に驚きました。

 

今では、毎日手放せないアイテムです。

 

手を拭く時はもちろん、子供の口のまわりを拭くときもオススメです。

赤ちゃんや、お肌の弱いお子さんは是非お試しいただければと思います。

我が家は、出産祝いにもよくお贈りしています。

 

フェイラーはお花の柄の物が多く、お若いママには抵抗があるかと思いますが、

最近はカワイイ柄のものがずいぶん増えてきました。

当院では、ママさん向けに、可愛らしい柄の物や限定品をご用意いたしましたので、

クリニックにいらした際は、是非のぞいてみてください。

(なお、表に出していない柄もありますので、他の種類を見たいときには受付のスタッフにお声をおかけください)

 

現在、チェスティとのコラボ限定品がございます。

フェイラーでの販売は終了しているため、数に限りがあり、再入荷はございませんので、

気になった方はお早めにチェックしてくださいね。

デコレーション・クリームケースの販売を開始しました

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いよいよ10月に入り、乾燥が気になって参りました。

ふと見ると、子供の足のすねや唇に、カサカサが出始めており、

そろそろ本腰をいれての保湿の必要性を痛感。

 

とはいえ、面倒ですよね・・・

入浴後はもちろんですが、カサカサ撃退には、こまめな保湿が必要です。

 

少しでも、楽しい気分で保湿が出来るよう、我が家ではかわいいケースに小分けにして、

バッグの中、ポーチの中、キッチン、リビングなどのあちらこちらに置いておき、

『気づいたとき保湿』を心がけています。

 

そんな時にご利用いただければと思い、かわいいクリームケースをご用意いたしました。

 

クリームをつめる他にも、私は外した指輪やネックレスを、なくさないように入れておくのにも使っています。

 

クリニックにいらした際は、受付横においてありますので、のぞいてみてくださいね。

 

【使用の際の注意】
クリームをつめる際は、消毒用エタノール等でケースの中を清潔にした上でお使いになることをお勧めいたします。
また、小分けした物は空気に触れ、酸化して変質しやすいので、なるべく早く使い切るようにしてください。
モニターさんより、ゆるめ(とろとろ)のクリームは漏れることがあるとのご意見を頂きました。
クリームをつめる際は、ご注意ください。

 

武蔵野市吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
わかばひふ科クリニック

あざとは一体なにか?

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あざとは一体何か?

 

簡単なようでいて、なかなか難しい質問です。

というのも、あざの種類はたくさんあり、一言では言い表せないのです。

色でそれぞれ分類してみましょうか。

 

1)くろあざ

生まれた時から有るほくろが相当します。

ホクロはお母さんの体の中にいる時に皮膚に向かって「お引越し」をするのですが、

その時に異常に増殖しながら「お引っ越し」すると、その部分がくろあざになります。

逆に「お引越し」に失敗したものが

2)しろあざ

になると考えられます。

3)ちゃあざ

こちらは原因はよくわかっていません。

先ほどのくろあざとは異なり、ホクロの細胞の数は増えていないようですが、

色素の産生能力が高くなっているようです。

4)きあざ

黄色いのは皮脂のせいです。つまり、油の色。

これは脂腺と呼ばれる皮膚の一部が異常に増殖したものです。

こちらは皮膚ができる時に一緒にできますが、

その際に異常に増殖した物と考えられます。

5)青あざ

蒙古斑も含まれますね。

あおあざは色素のみ皮膚の中に存在している状態です。

ちゃあざやくろあざとはことなり、色素細胞には異常なところはありません。

ただ、色素がたまっているだけと考えていいでしょう。

6)あかあざ

あかあざは血管のトラブルでおきるあざです。

赤いのは血液の色ですが、問題は血管のほう。

普通の血管は寒くなると縮みますが、あかあざの血管は寒くなってもだらんとしています。

血管の問題なのか、その周囲の神経にも問題があるのか。わかっていません。

 

並べてみると、まあ、色々あります。

しかも、原因は多彩です。

このうえ、さらに皮膚にあざを伴う病気たちがありますので、

原因は非常に多くなります。

大きく分けても

・遺伝子や染色体の異常

・増殖の異常

・分布の異常

・機能の異常

など、多彩です。

 

これを一言でまとめろというのも土台無理な話で

厳密にいうと、もうしっちゃかめっちゃかです。

あちらをたてると例外が出てきてしまうので、どうしようもありません。

最終的には、

いままで「あざ」と呼ばれていたものが「あざ」なんだ

などど言われる始末です。

(いや、これ、偉い皮膚科の先生が言ったんですよ。本当に。)

匙を投げているようにしか思えませんが、

それだけ、まとめるのは難しいんでしょう、

 

あざについては、それぞれを見ていったほうがよさそうです。