わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ブログ
わかばひふ科クリニック院長野崎誠(皮膚科医)及びスタッフのブログです。

医療の事、病気のことだけではなく、子どもに関する話や
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2017/3/14
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2023/1/3
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「商店街はなぜ滅びるのか」

商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)

 

商店街はなぜ滅びるのか?

回答、商店と人がリンクしてしまったから

以上。

 

つまり、ヤドカリとカタツムリのどちらかが幸せなのかという話だと理解しいました。

 

商店街の形成って、昭和初期だったんですね。

今までは江戸末期から明治の頃かと思っていました。

それよりもずっと歴史が短いことにまずびっくり。

コンセプトとしての、「縦のデパート、横の商店街」という話も、

言われてみると納得してしまいます。

 

しかし、時代の移り変わりにより、デパートも苦戦するような時代です。

当然、同じコンセプトの商店街も苦戦するのも仕方ないのかもしれません。

どこにでもあるものを普通に売っているだけでは競争できないわけですね。

新たな商業形態である、スーパーやコンビニエンスストアと競合して

量つまり品揃え(これはスーパーですね)と、

質つまり、欲しいものがピンポイントかつタイムリーにおいてあること(これはコンビニかな?)で

どうしても劣勢になってしまうのは致し方ないことなのかもしれません。

 

また、もう一つの問題は後継者と職住近接でしょうか。

少子化の時代ですから、後継者問題は避けて通れません。

実際に後を継がない子供も増えていますしね。

(余談ですが、学童・思春期を過ごしたところは商店街のすぐとなりでした。

いまはシャッター通りになりつつあるその商店街には同学年の子供も沢山いましたが、

後を継いだ人はほんの僅かです。)

 

では、赤の他人に商店を継がせることができるのか?

実はこれがまた難しいわけです。

お店のすぐ後ろには自宅がつながっており、住居と商店を完全に分離することができません。

居住者が(商店を経営するときには)使いやすいのですが、

他人に貸しにくい設計です。

また、商店をたたんでもそこで居住する人がいるので、お店だけ営業することができないわけです。

 

 

ここまで書くと反論されるかもしれません。

特に駅前のサンロードなどは流行っていると言われるかもしれません。

 

しかし、サンロードなど駅前の商店街をよーく見てみると・・・

・お店は全国区のものが多いこと

・地元のお店も、特徴があり、有名な一品があること。

ミートショップサトウさんや、おざささんなど有名ですね。

・個性的なセレクトショップがあること

・上に住居が無いこと

に気が付きます。

つまり、前述の職住近接の商店街とは異なり、

商店と住居が完全に分離しているのです。

そのため、お店が(残念ながら)潰れても

テナントとして他のお店を誘致することが簡単にできるのです。

 

時代とともに、お店の種類も内容も変わってくるのは当然です。

昔は携帯電話も、CD屋さんもなかったわけですし。

その変化にいかに追いつくかが生き残る上では大事なのですね。

 

最初の問題に移ります。

自分も周りも変化するのだから、衣を自由に変えられる

ヤドカリの方が幸せに思える今日このごろです。

 

痛くない水いぼの治療を希望される方へ

水いぼは基本的には治療せずに待っても良い病気です。

しかし、学校や習い事(特にプール)で水いぼのために

嫌な思いをされる方も多いようです。

また、アトピーや乾燥肌がある、ステロイドを塗っている方では

いつまでたっても治らないことがあります。

 

そのような場合、水いぼを取ることが必要になりますが、

物理的に取るのが最も早い方法です。

 

その時の問題はやはり痛みです。

痛くて暴れてしまう。そのために水いぼのない皮膚をつまんでしまい、

更に痛くなってしまう。

そんな悪循環になることがあります。

でも、それを嫌って、様子を見ていたら、いつの間にか全身に無数の水いぼが・・・・・・

 

痛みのために必要な治療が遅れることは本人のためにもならないものです。

当クリニックでは、水いぼ治療の時にも極力痛みが取れるような方法を取っています。

 

水いぼを取る予定の方には痛み止めのテープ、「ペンレステープ」を貼ってもらいます。

これは麻酔のテープで、痛みを止める(少なくとも減らす)効果があります。

このテープを貼ってもらい、しばらく時間がたった後に取ると痛みが減っています。

最初は(特に今まで水いぼを取って痛いことを知っている子は特に)暴れますが、

何回も処置をしているうちに痛くなくなるようです。

 

水いぼを取らないといけないけど、痛みが気になるという方は

ご相談下さい。

 

2013/5/29追記

水いぼの治療方針についての記事も参照ください。

痛くないイボの治療を希望される方へ

イボの治療の一番の問題は痛みです。

しかし、痛くない一般的な治療(スピール膏やサリチル酸ワセリン、ヨクイニン内服など)では、

治療効果は今ひとつという印象です。

そうすると、液体窒素の治療ということになりますが、

痛いし・・・

どうしたらいいんだろう。

 

という声をよく聞きます。

 

当クリニックでは液体窒素を行うときに痛みを減らす治療法を行なっております。

まず、受診していただき、イボかどうかの診断を行います。

痛みの少ない治療法を希望される方はその時にご相談下さい。

その時に詳細について説明いたします。

 

この治療法が全国に広まってくれるといいのですが、

様々な制約があり、難しい状態です。

もし気になる方がおりましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

 

追記

先進的な治療法ですので、記録のために写真を撮影することがあります。

また、痛みのデータや年齢、部位などの一般的なデータについては

集計し、学会その他で発表することがあります。

精神発達障害、自閉症の方の治療は現時点では行なっておりません。

(今後、数が増えれば可能になるかもしれません)

 

追記その2(2019年2月)

今年から、新しいイボの治療を開始いたしました。

この記事にあるような、麻酔薬を使用して液体窒素を使用するのではなく、

そもそもの液体窒素を使用しない方法となります。

もしも興味のある方がおりましたらこちらからご確認下さい。

【お知らせ】 車椅子、ストレッチャーで来院の方へ

車椅子やストレッチャーで来院される方へのお知らせです。

 

当クリニックの入り口は1箇所のみです。

自動ドア、バリアフリー対応と成っていますが、

自動ドアの入り口は幅77cmとなっております。

 

それよりも広い幅の場合、物理的に診察が行えませんので、

来院前に車椅子やストレッチャーの幅の確認をお願い致します。

また、当院にて侵奪を行うことが難しい場合には往診も承りますので、

訪問看護師やケアマネージャーさんと相談のうえ、ご連絡下さい。

当クリニックにおける診療情報の保存について

スライド1

さて、先のエントリーでもあったとおり、当クリニックでは電子カルテを使用していることから、

データの保護については可能な限り多重化したシステムを作成しています。

 

診察室内にある電子カルテから、吉祥寺某所のハードディスクへ

インターネット回線を用いて、24時間リアルタイムのバックアップをとっております。

そのデータは毎日、首都圏某所のハードディスクへとコピーされ、

更に毎日、某県某市のハードディスクへと送られます。

同時に自宅にある医学雑誌などのデータも同様にハードディスクに2重にバックアップされます。

 

電子カルテのデータをここまでしっかりと保管するのには理由があります。

医師が守るべき法律、医師法第24条では、

診療録その他データは最低5年間は保存しなければなりません。

また、そのデータをなくすことは許されません。

東日本大震災では実際にカルテがなくなったために急性期、慢性期の治療に

支障が起きたと報告されています。

 

首都圏においておくだけでは、大規模な災害が起きた時には対応しきれませんので、

首都圏以外の地方にも分散しているのはそのためです。

災害が起きたその時は無理でも、一度地方に戻り、データを入手すれば、

少しでも患者さんの役に立つことができるのではと思い、多重バックアップシステムを作成しました。

可能でしたらいずれはクラウドバックアップも進めて行きたいと思います。