わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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ブログ
わかばひふ科クリニック院長野崎誠(皮膚科医)及びスタッフのブログです。

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2017/3/14
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2023/1/3
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子供連れで行く大人のためのレストラン

dancyu (ダンチュウ) 2013年 05月号 [雑誌]

 

第一特集のチャーハンも良かったのですが。

 

今回の目玉は子ども連れでいけるレストラン特集でしょう。

個人的には。

 

子どもが生まれてからは立派なレストランに行けず、結構ストレスになっていました。

赤ちゃんOKなレストランを知っていればぜひいけたのに………

子どもも楽しめる盛りつけとお皿で、美味しい料理をみんなで食べることができたら幸せですよね。

お店からすると赤ちゃんや小さな子ども連れはあまり利益が上がらないかもしれませんが、

色々なお店が増えてくれると嬉しいですね。

 

ニューフェース

DSC00105

 

本日よりチャイルドスペースにお目見えしました。

 

アフラックではありません。アフラックではありません。

大事なことなので二回言いました。

 

ピーターラビット、あひるのジマイマさんです。

とある百貨店で見つけたので、連れて帰って来ました。(お代はしっかりと払いましたよ)

選んだ事務長いわく、「斜に構えているところがいい」そうです。

他の子たちはもう少し首はまっすぐでした。

 

どのあたりが斜めっているかは、来院して確認していただけるとわかるかと思います。

あひるのジマイマのおはなし (ピーターラビットの絵本 11)

端午の節句

少し早いですが、クリニックの窓は、端午の節句仕様になっています。

DSC00104

 

少しわかりにくいかもしれませんが、鯉のぼりが舞っています。

スタッフが切り絵で上手に作ってくれました。

来院時にぜひ探してみてください。

 

コチニールによるアレルギー反応

コチニールと聞いてもピンと来ない人もいるかと思います。

では、カンパリと言えば?

Bouteille_de_Campari

これは見たことがある人も多いのではないでしょうか。

色々なもので割ってカクテルにして飲んでいますよね。

 

この鮮やかな赤い色のもとになるもの(今はカンパリには入っていません)が、

コチニールというものです。

その中に特に含まれるカルミン酸が鮮やかな赤い色を示すために赤い色素として、昔から使用されてきました。

中世のスペインが南米を支配していた理由の一つはこの色素とも言われています。

f000001600

 

さて、このコチニールはどのようにして取り出すのでしょうか。

実は、この色素はある種の昆虫から抽出して作成します。

その昆虫がコチニールカイガラムシ、別名エンジムシという虫です。

メスの虫を乾燥させ、アルコールや水で色素を抽出します。

Cochineal_drawing

 

実はこのコチニールは様々な食品に添加されています。

有名な所では紅白のカマボコでしょうか。

昆虫の抽出物を口にふくむということで稀にですが、

コチニール入りの食品を摂取したあとにアレルギーが起こることが知られています。

消費者庁からも注意喚起がなされているようです。

 

原因は色素ではなく、同時に抽出された昆虫のタンパク質とのことであり、

国産品ではあまり起きないようですが、外国の商品は注意をしたほうがいいかもしれません。

 

安い、特に外国由来の「赤い食べ物」を食べた時だけアレルギーが起きた時には

原因としてコチニールを考えたほうがいいかもしれませんね。

 

 

 

ニセモノ学術誌

なるものが増えているようです。(元ネタはこちら

 

寡聞にして皮膚科の領域では聞いたことがありませんが。

ニセモノ学会は見たことがあります。

その分野に詳しい人間からすると「なんだかなあ」

ですが、まったく知らない分野だと思わず信じでしまいそうです。

 

今はインターネットで簡単に色々な検索ができますから、

その人のプロフィールにニセモノ学術誌が載っていた場合、

思わず早合点してしまいそうです。

「こんなにたくさん論文を書いている」=「その分野に精通している」

と思いますからね。

ある種の広告となるわけですね。

 

また、ニセモノ雑誌を編集する人間もそこあたりは心得ているわけでして、

たくさんのお金を要求してくるわけです。

同じ穴の狢と言ったところでしょうか。

 

一昔前に流行った「学歴ロンダリング」のようなものでしょう。

(学歴ロンダリングについてはこちら

 

医者は特に開業すると全然関係のない話になってしまいますし、

医学雑誌の場合、変なことを書いてしまい、それが一般化すると

それで迷惑を被る患者さんが出てくるので、ほとんどみられないと思いますが、

他の分野では、偉くなるためにニセモノ学術誌を利用する人がいるのかもしれません。

そこまでして、偉くなりたいんですね………