わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

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2016年1月 花粉症が始まりました。

年も明け、少しずつ日が長くなってくるのを感じるようになりました。

そして、とうとうやって来ました。アイツが。

花粉症。始まりです。

 

え?花粉の情報が出ていないのにですって?

それよりもまず自分の体の声に耳を傾けてみてください。

 

最近、外出時に目が痒くなることがあります。

自転車に乗っていると涙が出ます。

朝起きたら花が詰まっていました。

くしゃみの回数も増えています。

 

一つだけではなんともない症状も同じ頃に同時に出てきたのであれば

話は違いますよね。

そう、アレルギーの始まりかも知れません。

もう一つ、大きな情報。

周囲にも同じことを言っている人はいませんでしたか?

これも大きな情報です。

 

総合的に考えると、花粉症が始まった。

と考えるのが妥当かもしれません。

 

・・・まだ納得いきませんか?

では、医学的に少し追加の情報を。

実は花粉が飛ぶ前に花粉のタンパク質の一部だけが出ることが知られています。

当然その中にアレルゲンも含まれていることでしょう。

なので、完全な花粉を確認する前から。アレルゲンは空中に飛散している可能性は

十分に考えられるのです。

花粉の検出の前に、症状が出てくる可能性もありうるのです。

 

 

もう一つ、花粉の検出はあくまでその土地で行われます。

自分のいる土地ではありません。

また、その時の風や雨の動き、杉の木の分布やその状態により、

かなり花粉のでき方、飛び方にはばらつきが見られると考えられます。

したがって、花粉検出情報はあくまでも参考に留めるくらいで良いのではないでしょうか。

また、花粉の飛びかたと症状の出方は微妙に異なることもありますので、

留意しておいたほうが良いでしょう。

 

ああ、今年も憂鬱な季節が始まるんですね・・・

2016年1月21日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2016年1月21日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-026
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2016年2月4日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-025
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年2月18日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-027
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2016年3月3日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-026
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年3月17日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-028
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

お申し込みは下のカレンダーの該当する日時をクリックして行ってください。
問い合わせフォームからはお申込み出来ませんのでご注意ください。

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2016年1月 シラミが流行っています!

年末からでしょうか。

頭のシラミの患者さんが多発しています。

 

多分昨年の夏から秋にかけて感染をしているものと考えられます。

 

流行地域ははっきりしませんが、

吉祥寺の北から練馬関町にかけて多発しているようです。

でも、都心部の小学校でも流行のお知らせが出ているので、

かなり広い範囲かもしれません。

情報不足で何とも言えないのがもどかしいのですが。

 

頭がかゆい子は要注意。

心配な人は皮膚科を受診し、確認してもらったほうがいいでしょう。

同じ学校、同じ習い事をしている友達に出た場合も、

念の為に頭の中を確認し、虫と卵が無いか確認しましょう。

また、診断された子の兄弟姉妹、両親も皮膚科に受診して、

確認してもらった方が良いかと思います。

 

シラミの診断をする上で一番大事なことはただ一つ。

疑うことです。

そして確認することです。

 

飲み薬を飲む人は全員必ず血液検査をしましょうね。

皮膚科なので、塗り薬がほとんどです。

飲み薬を出すことはあまり有りません。

他の皮膚科医よりも少ないかな?

 

また今年も薬の副作用のニュースが出てきました。

高血圧の薬を飲んでいる人に副作用が出現し、

なくなった人も出たとのこと。

 

まず最初に大切な事を一点

飲み薬で副作用が出るリスクは、どんな薬でも、誰にでもあります。

次に大事なこと一点。

副作用によっては頻度は少ないですが、命に関わります。

最後にもう一点だけ。

副作用はいつどのような形で出るかは誰にもわかりません。

 

 

この3点。処方する側としては忘れたことは有りません。

できれば、飲む人も必ず知っていてほしいことなのです。

 

どんな薬でも自分の体に存在しない化学物質が入っている以上、

その成分に対して異常な生体反応を起こす可能性はあります。

 

そしてその反応は時に激烈になることがあるのです。

今回の記事にある、横紋筋融解症や腎不全などということもありますし、

スティーブンス・ジョンソン症候群など、皮膚にも重症の副作用が起こりえます。

時には皮膚症状から生命が脅かされることも有るのです。

 

なので、薬を飲まなくても済む環境であれば、

薬は飲まないに越したことは有りません。

 

薬は飲むものでは有りません。

リスクとメリットを天秤にかけて、飲むかどうか考えるものなのです。

 

後一点だけ、マスコミにお願いです。

メッセージ性が高く、話題になるからでしょうが、

死亡者が出たことをセンセーショナルに記事にするのではなく、

なぜそのようなことになるののメカニズムについてきちんと検証して

記事にしてもらいたいですね。

そのうえで、薬をのむという行為に対するスタンスを考えて欲しいのです。

一医療従事者からのお願いです。

 

 

 

子どもの虐待は見抜けるのか?

今年も年始から悲しいニュースを目にしました。

3歳の女の子がやけどを含む全身に傷を負い、なくなったというお話です。

非常に悲しく、残念なお話です。

なぜこのような自体になったのかはこれからのお話ですが、

早く虐待を見ぬくことも大切なことでしょう。

 

皮膚科を長年やっていると、虐待を確認して欲しいという連絡を受けることがあります。

入院している患者さんの傷を見て、虐待かどうかを確認して欲しいとのことですが、

これは非常にむずかしい判断を強いられます。

主にヤケドが話題になりますが、「虐待」と確信をもって連絡出来たことは未だに有りません。

 

なぜか?

症状だけで見ぬくのは難しいのです。

ヤケドや外傷の症状から解ることは、こういう傷が出来た。ということだけ。

なぜこうなったのか?についてはわかりません。

明らかに特徴的な状況があれば分かりますが、そんなことは有りません。

(いやらしい話ですが、虐待を行う側は目立たないように傷をつけるからです)

自分で熱いものを触ったのか、親に押し付けられたものか?

難しいのです。

 

これが意識不明の子の傷だけを見せられて判断することは非常に難しい。

虐待の判断を行うのは傷だけを見ているのでは無いからです。

本人に話を伺う際の本人の様子や状況。

親や周囲に話を確認する際の様子や状況。

むしろ、病気以外の部分を総合的に判断し、病気の裏に隠れているものが無いかどうかを

確認する必要があります。

 

となると、虐待の判断を医療機関「だけ」で行うには限界があることがよく分かります。

むしろ近所の方の方が重要な情報を持っていることもちらほら・・・

当然そのような人からは医師は情報を聞き出すことができません。

そうすると、大切になってくるのは児童相談所や警察などの、

周囲から情報を聞き出すことが出来る機関の存在が重要になり、

その情報を確認しながら虐待かの判断を行わなければいけません。

 

社会が見つけ、病院でケアをしてあげる。

虐待の対応には社会全体で当たる必要があるのでしょう。

 

 

 

最後に一点だけ、最近のニュースで気になったこと。

児童相談所の人も、その子、その家族だけではなく、

その周囲の人や警察にも情報を当たるべき何でしょうねえ。

情報の共有について考えさせられます。

今更レゴにハマってみる

レゴ デュプロ ミッキーとミニーのバースデーパレード 10597

レゴ スター・ウォーズ ビルダブルフィギュア ダース・ベイダー 75111

ブロックラボ アンパンマン たのしいのりものバケツ(ワールドブロックシリーズ)

 

レゴに目覚めました(^o^)

1歳半になった下の子が、最近レゴが大好きです。

最初は、赤と黄色がトレードカラーの例の丸顔のアイツ(笑)のブロックがスタートでした。
いわゆる食玩と呼ばれる、お菓子つきのオモチャですが、昨今はオモチャがメインとなり、お菓子は申し訳程度についているものの方が多いようです。

その食玩を、移動時の時間つぶしに購入したのですが、コレに大ハマり。
とはいえ、まだハズすことしかできず、バラバラにしては『やって〜!』と持ってきます。
1回2回ならともかく、10回を超えてくると、まあ面倒臭い・・

ならば、自分ではめられるかしらんと、帰宅後に上の子がほとんど使わなかったレゴを出してみると、目を輝かせて飛びつきました。

でも、やっぱりハズすのみ。

お母さん、調べましたよ。

そうしたら、結構レゴにハマっているパパママがいらっしゃるんですね〜。
その中で、もともと自分がレゴ好きで、娘さんをレゴ好きになるよう、工夫して与えておられる方のブログを発見。

レゴ(この場合は、1〜3歳向けのデュプロです)の、ポッチ4つのブロックをはめるのは、小さな子供にはとても難しいことで、まずはポッチ1つのものをはめることからスタートすると良いとのこと。

紹介されていたのが、お花のブロック。

これは我が家のレゴには入っておらず、急いで探しました。

そしてつかみやすい形状のもの、楽しいものが、レゴ初心者には良さそうだったので、お手頃価格のレゴデュプロ ボートあそびセットと、アイスクリームあそびセットの2つを購入しました。

アイスクリームのクリームブロックが、手のサイズにちょうど良かったようで、握りしめて遊んでいました。

ボートは、本当に水に浮くので、お風呂で遊んで大興奮。

また、別購入したお花のブロックは、数日で見事にはめられるようになりました。

意外だったのが、柵のブロックを基礎板にはめることにハマったこと。
これは2カ所はめないといけないのですが、子供には楽しかったようで、やっとこはめては、『ヤッタ〜!』と叫んでおりました。

つられて、上の子も参加。
対象年齢の時には興味がなかったのですが、今頃楽しさに目覚めました。

これから、だんだんレゴの世界が広がっていくんでしょうね。

ちなみに、後に追加して買ったミッキーとミニーのバースデーパレードもオススメです。

国家議員が育休を取るということ3:やってみなはれ

さて、先日から2回に渡ってお話をしてきた、このお話も今回で最後です。

今回は「国会議員」のお話です。

 

ニュースのコメントを見ていると、「国会議員だから」認められない。

というお話も耳にしました。

そうなの?

 

まあ、国会議員のシステムに育休が無いからというのであればまだ話はわかります。

でも、これはシステムを作ればいいんですからね。

今回のケースは無理だったとしても今後システムを整備し、利用できるようにすれば良いのですから。

 

でも、気になったのは「一般の会社員なら大丈夫だけど、国会議員はダメ」という論調です。

これは非常に危ういと考えます。

理由は2つあります。

 

まず一つ目。誰かが休むと困るシステムであること自体が迷惑だということ。

国会議員は衆参あわせて700人はいるかと思います。

その中の一人が休んだだけで回らなくなるシステムは問題含みでは無いでしょうか?

そもそも民主主義というものは権力を分散し、相互監視させることが肝のシステムです。

誰か一人が欠けることで回らなくなるシステムであれば、

間違っているのはむしろシステムの方を考えなければいけません。

もちろん迷惑をかけるのは良くないので、その部分は考えるべきですが、

 

もう一つ、国会議員であるからには様々な経験をしてもらうべき。

と私は考えているのですが、いかがでしょうか?

人間、話を聞くよりも本を読むよりも経験することでより多くの知見を得ることができます。

ですので、是非国会議員の方にも育休をとってもらいたい。

そして、子育てや家事を行うことでいろいろな事を感じてもらいたい。

システムの問題や不備を見つけたらそれこそ国会で論議して欲しい。

そして、より問題のないシステムを作れるような法律を制定して欲しい。

と思うのは私だけでしょうか?

 

それを、国会議員だからダメというのもなんだか、視野の狭い議論の様に見えてしまいます。

 

いろいろと難しい問題ですが、私なりの考え方を書いてみました。

疑問や反論なども受け付けます。

コメントをかいていただければ有り難いです。

国家議員が育休を取るということ2:出産直後にパパさんができること

昨日のお話の続きです。

 

では、パパさんは育休を取れるのであれば、どうすれば良いのでしょうか?

 

おっぱいを上げるのは不可能。でも、ミルクを作ることはできますよね。

泣いている原因を探すのはママさんより下手かもしれません。

でも、オムツの中身を確認することなら出来るでしょう。

ママさんが外出するときの数十分を、赤ちゃんと一緒に

皿洗いだって、ゴミ出しだって、出来るはずです。

一人暮らしをしたことがあれば、それなりにご飯を作ることが出来るでしょうし、

洗濯を行い、それを干すことも可能ですよね。

 

実はママさんが望んでいることはこういうことです。

まずはパパさんは自分のことは自分でやる。

それが最低レベルです。

次いで、余裕があれば家事手伝いと

赤ちゃんのお世話を出来る範囲でしてあげること。

これができれば十分です。

それだけでもママさんの負担は随分軽減されるのです。

 

また、もう一点。ママが忘れているパパさんにやってほしいこと。

それは、ママさんのケアです。

ママさんは多くの場合、いっぱいいっぱいになっています。

赤ちゃんの虐待をしているお母さんの話がマスコミから聞こえてきますが、

多くは余裕をなくした状態で事件が起こっています。

ママさんの愚痴を聞いてあげたり、話をするだけでも追いつめられた感じが大分

減ってくれるのです。

 

パパの仕事は出来ることを自分で行うところから始まります。

そうやって考えると、やることはたくさんありますよね。

もちろん仕事をしながらでも対処できる人もいるかと思いますが、

家事にしても育児にしてもやればやるだけ、仕事が出てくるものです。

なので、しっかりと時間を取ってお世話してあげるのに越したことは有りません。

パパさんが育休をお世話できるのであれば、当然そうしてあげたほうが良いでしょう。

 

 

最後に1点。パパさんにはメリットは無いのでしょうか?

いいえ、そんなことは有りません。

赤ちゃんを育てること。家事をすること。

それはいままで全く行わなかったことです。

言ってみれば経験ゼロ。レベルゼロから始まることです。

ゼロから赤ちゃんを育てること。

そして、パパという、今までとは全く異なる視点から社会を見ることは

大きな気づきをもたらしてくれるでしょう。

直接仕事に結びつかないこともあるかと思います。

でも、その経験はきっと役に立つのでは無いかと思います。

 

パパさんの育休については積極的にとってもいいのでは無いでしょうか。

ウチの場合、もう開業していたので、できませんでした。

非常に残念ですが。

国家議員が育休を取るということ1:出産直後のママさんの状態を知っていますか?

先日知り合いの皮膚科の先生が無事出産しました。

その後、様子を聞いてみたところ、

「思ったよりも大変」とのこと。

そうでしょう。はじめての子育ての乾燥で、

「思ったよりも簡単」

なんていう話、聞いたことは有りませんよ?

(2人目の子育ての場合は話は変わりますが。)

始めての挑戦はみんな大変なんです。

 

最近、男性の国会議員さんが育休を取りたいということで、

話題になったことがありました。

この件について考えてみましょう。

 

まず、生まれたばかりの赤ちゃんが居る時には家の中がどのようになっているのかを考えましょう。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは原始的な欲求のままに、

おっぱいを飲み、うんちをし、機嫌が悪くなれば泣き、眠くなれば寝ます。

そして、そのリズムは大人の24時間で動くリズムとは全く噛み合いません。

おおよそ3時間で1周するくらいでしょうか?

お母さんはまずこのリズムに無理矢理付き合わされます。

3時間毎に起こされ、おっぱいまたはミルクを与えなければいけません。

そして泣けばその原因を追求し、それを取り除く作業に追われます。

まあ、多くは眠いか、お腹すいたか、暑いか寒いかなんですが、

それ以外にもなんとなく泣いたりもします。

なので、3時間にいちど起こされるわけではなく、その合間に不規則に起きる必要があるわけです。

そして、その生活が数ヶ月持続します。

(赤ちゃんの生活リズムは徐々に安定してくるんですけどね。)

 

実はこれ、とても大変。

皮膚科でも重症の患者さんが気た場合にはこのような仕事パターンになりますが、

大のオトナでもフラフラになり、精神的にも不安定になってきます。

お部屋の中がギスギスしてくるんですよね。

でも、ママの方がもっと大変です。

だって、かわりの人はいないんですもの。

仕事と違って、家で一休みなんかできませんもの。

 

そして、ママさんのお仕事は他にもあります。

家の事を全くしないわけには行きません。

ご飯を作り、部屋の掃除をし、洗濯をする。

必要があれば買い物に行き、部屋の片付けをし、洗濯物は取り込まなければいけません。

この家事仕事はある程度省略可能ですが、まったくゼロにはできません。

出産前であれば何でもない仕事ですが、子育てと合わさると非常に面倒なものになります。

赤ちゃんがすやすや寝ていても、いつ起きるかわかりません。

また、起きれば世話をしなければいけませんので、

家事と育児が合わさると、それぞれの仕事を単純に合わせただけの時間では絶対に終わりません。

 

となると、削られるのはどこかというと、

ママさんの睡眠時間

ということになるのです。

 

 

これが、子どもが生まれたばかりの、ママさんの状況になります。

当然、出産前から想定して対処できるものでは無いですよ。

特に初産のママさんは。

 

話が長くなりそうなので、続きます。

 

グルーによるヤケドは治るのに時間がかかります

新年1回めの記事はヤケドについてです。

 

年末年始の飾り付け、最近のDIYブームに乗って、グルーガンという機器の名前を頻繁に耳にするようになりました。

・・・正式にはホットメルト接着剤なの?よくわかりませんが(Wiki

要するに接着剤や樹脂を温めて液状にして、加工しやすくしましょうね。

というお話のようですが、先日このグルーガンの使用に伴うヤケドの治療を経験しました。

まあ、いろいろあって治癒したのですが・・・

 

結論。

グルーガンの使用によるヤケドはなめたらアカン。

ワカメ並に気をつけろ。

ということですね。

 

え?え?ワカメ?と思ったかたも多いかと思いますが、

これは、ヤケドのメカニズムによるものです。

 

ヤケドとは、熱を原因とする皮膚の損傷です。

つまり、どのくらいの温度の物が、どれだけの時間、どこに付いたかで傷の深さ(=傷跡の出来やすさおよび治療にかかる時間でもあります)

が決まります。

 

ということは、

温度が高いものが

長時間

皮膚の薄いところに

付けば、それだけ治り難いヤケドになるのです。

 

そして、このグルーガンで使用しているグルーですが、一つの特徴があります。

それは粘性が高いということ。

これがまた厄介なものでして、液体の様に流れ落ちない。

そして、個体の様に振り払うことができない。

ということです。

結果的に皮膚に長時間付着することになり、

より、傷を深くしてしまうのです。

 

良く似たケースとして

味噌汁によるヤケドがあります。

このヤケドは具材によって、症状がちがうのです。

ちょうど具材が付いた部分だけ治りにくくなってしまうんですね。

お汁はすぐに流れ落ちてしまうのですが、具材がくっついている。

特に一番面倒なのはワカメ。

皮膚に張り付いてしまい、長時間皮膚に接触してしまいます。

結果としてヤケドは重症になってしまう。

というわけなんですね。

 

 

結論

グルーガンのヤケドは気を付けろ。

です。