今回はご報告
新型コロナワクチンの予防接種枠ですが、
今月分を一時閉鎖します。
10月からインフルエンザ及び新型コロナワクチンの接種が始まりますので、
それに合わせての措置となります。
10月から新型コロナのワクチンも代替わりします。
現在の感染状況に併せての種類に変更されます。
なので、今接種するよりも10月以降に接種することを強く推奨します。
これも一時閉鎖の理由ですね。
10月の直前には再度予約枠の設定を行いますので、そちらのご確認をお願いできればと思います。
よろしくお願いいたします。
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
今回はご報告
新型コロナワクチンの予防接種枠ですが、
今月分を一時閉鎖します。
10月からインフルエンザ及び新型コロナワクチンの接種が始まりますので、
それに合わせての措置となります。
10月から新型コロナのワクチンも代替わりします。
現在の感染状況に併せての種類に変更されます。
なので、今接種するよりも10月以降に接種することを強く推奨します。
これも一時閉鎖の理由ですね。
10月の直前には再度予約枠の設定を行いますので、そちらのご確認をお願いできればと思います。
よろしくお願いいたします。
現在当院では新型コロナウイルスワクチンの接種を行っております。
接種ワクチン:コミナティ(ファイザー製)
接種日時:月水金 午前
金額:16500円(税込み) 現金でお願いします
対象者:12歳以上のみとなります。ご注意ください
予約の進め方
当院の予約サイトにワクチン接種枠ができております。
1週間先まで予約可能ですのでそちらで時間をお取りください。
その後自動的にWEB問診票に移行しますので、
必要事項をご記入ください。
当日は発熱の有無の確認、問診票を使用して必要な事項の確認を行います。
問診の内容によっては接種が出来ないことも有りますので、あらかじめご了承ください。
また基礎疾患をお持ちの方はあらかじめ主治医の確認を取り了承を得てからご予約ください。
こんにちは。わかばひふ科クリニックです。吉祥寺で小児皮膚科、皮膚科のクリニックを開業しています。
今回は外来でもよく質問を受ける帯状疱疹ワクチンについてのお話をしていきましょう。
また武蔵野市の補助についてのお話も進めていきたいと思います。短い時間ですがお付き合いください。
なお、動画が良いという方はこちらのYouTubeをご確認いただければと思います。同じ内容をお話しています。
https://www.youtube.com/watch?v=R6lVSVuGk-U
帯状疱疹ワクチンは2種類あります。
まずはこちらから。
帯状疱疹ワクチンは2種類あります。
水痘・帯状疱疹ワクチン
まずは水痘・隊所疱疹ワクチン。
こちらは赤ちゃんのみずぼうそう(水痘)のワクチンをそのまま帯状疱疹にも流用したものです。
このワクチンの特徴はみずぼうそうのウイルスをそのまま投与するということ。
もちろんワクチンでみずぼうそうを作っては本末転倒なので、
弱毒化したウイルスを使用していますが、そのために生ワクチンとも呼ばれます。
シングリックス
もう一つはシングリックスです。こちらはウイルスそのものを接種するのではなく、
ウイルスの表面にあるタンパク質のみを投与するわけですね。
つまりタンパク質を人工的に合成し、投与するわけです。
この違いは今後説明する効果や副作用の点で差が出てきます。
治療効果について
まずは治療効果についてお話をしていきましょう。
最初は水痘・帯状疱疹ワクチンです。
効果については大体3年で50%程度です。
こちら、低い数値と思われるかもしれませんが、免疫が付き、抵抗力がついていることは事実ですので、
もしも帯状疱疹を発生したとしても症状はより軽く、痛みはより弱く、
痛みの持続期間も投与していない場合に比べてより弱いと考えられます。ただこの数字は目には見えないのですがね…
次にシングリックスです。タンパク質なので、生のウイルスを入れるよりも成績が悪いだろうと思われるかもしれませんね。
効果は実は10年で90%程度とかなり高いです。というのも生のワクチンといっても人間の体が認識し、
免疫を作るのはその一部のタンパク質のみなのです。そのタンパク質のみを投与することにより、
効果をもたらすわけですね。その純度の違いが効果の差となり出てくるのだと考えられます。
副反応について
副反応については効果に比例すると考えるとわかりやすいと思います。
水痘・帯状疱疹ワクチンの副反応はあまり強いものではありません。
まあそうですよね。赤ちゃんにも使うわけですから。
イメージとしてはインフルエンザワクチンのようなものでしょうか?
接種したところにはある程度の反応が出てきます。
つまり、熱を持ったり、腫れたり、痛くなったりですね。
しかし全身がだるくなる、熱を持つなどの副反応はほとんど出ないと考えてよいでしょう。
それに対してシングリックスの副反応は強いと考えたほうがよいでしょう。
新型コロナのmRNAワクチンが出るまでは最も強かったと考えてよいかと思います。
局所の副反応は当然ありますが、それだけではなく、全身にも副反応が出てきます。
だるくなるとか熱が出るとかは普通に起こりうるとお考え下さい。
したがってうちではシングリックスを接種される方には当日・翌日は予定を入れないように説明しています。
(なお、自分が接種した時には翌日はかなり怠くなり、動けませんでした。
その翌日にもだるさは残ったくらいです。参考までに)
みんなはどちらを選択したのか?
2023年4月から武蔵野市では補助が開始されました。ちょうど1年が経ちましたのでその間の接種者を確認してみました。
水痘・帯状疱疹ワクチン:シングリックス
6:30
でした。
正直統計を確認してみて意外でしたねえ…シングリックスの希望者は想定よりもかなり多いと思いました。
その理由はいくつかあるでしょう。帯状疱疹の怖さがしっかりと伝わり、
皆さんがより効果の高い予防法を希望されたこと、
副反応の強さについて新型コロナmRNAワクチンで経験し、どのようなものか読めるようになったこと、
あとは武蔵野市からの補助の金額についてです。
補助については大事なお話なので、次にお話をしていきましょう。
武蔵野市の帯状疱疹ワクチン接種にかかる補助
こちら、実際に接種する場合は大事ですよねえ。
補助のありなりによる金額はこのようになります。
水痘・帯状疱疹ワクチン 8000円→3000円(5000円補助) 1回接種
シングリックス 21000円→10000円(11000円補助) 2回接種
となります。
なお、補助前の金額はうちの例ですが、おおむね平均的な金額と考えています。
補助額だけでいえばシングリックスのほうがかなり高いですね。
もちろんこの事実をもとにシングリックスを選ぶ方もいます。
また、実際の支払額もだいぶ軽減されました。補助なしでは全体にかかる金額の差は34000円ですが、
補助があると17000円と半減します。
この補助額の差もどちらを選択するかで重要な判断材料になりますよね。
ワクチン補助を受けるには
武蔵野市で帯状疱疹ワクチンの補助を受けるにはいくつか必要な事項があります。
まず市内在住であること、そして市内の指定医療機関で接種すること。
最後に、予診票をきちんと持ってくること。
この3点が必要です。
指定医療機関については各自武蔵野市の広報で確認していただくか、直接医療機関までご確認ください。
予診票ですが、すでに届いている方はそちらを持参ください。お持ちでない場合は、
あらかじめ市にWebもしくは電話で申し込みください。折り返し郵送されてきます。
それを持って医療機関に相談しましょう
うちの帯状疱疹ワクチン接種までの流れ
当然いきなりは打てませんからね。ご注意くださいませ。
薬品の性質上うちの冷蔵庫には常備していません。
いつ来るか、どちらを選ばれるかはわかりませんから…
まず1回目はお話だけです。受診したらまずどちらを希望するかの相談を行います。
決まっていればそのままお申し出ください。わからなければ詳しくお話をさせていただきます。
そこで決まったら日程の確認です。最初にお話をしたとおり院内には常備していませんので数日の時間をいただく形になります。
こちらは事務方が把握していますので、そこで各自の予定を含め日程の調整を行いましょう。
この時点では予診票は必要ありません。
接種当日はかならず予診票をお持ちください。予診票の控えをもって事務手続きが行われます。
院内には予備などはありませんので、必ず持参いただく必要があります。
接種自体はあっという間に終わりますし、その後の経過観察も一般的には不要です。
過去に予防接種でトラブルがあった方くらいでしょう。
その後ですが、水痘帯状疱疹ワクチンでしたら日常通りで構いません。
シングリックスは先に述べたとおり、当日翌日は予定を入れず自宅でゆっくりと過ごしていただくことを推奨します。
シングリックスの2回目は1回目接種後の経過を見てどうするか判断していただく形になります。
さいごに
最近ニュースで出ていますが、帯状疱疹の発生が増加傾向にあります。
というのも子供たちの水痘予防接種が2回しっかりと行われるようになり、
町中に存在する水痘帯状疱疹ウイルスVZVの数が減ってきたからなんですね。
それにより町中でウイルスをちょっとだけ吸い込んで免疫を刺激するというイベントの起こる回数が少なくなり、
体内のVZVを抑える力がなくなり、帯状疱疹を発症すると考えられます。
このように頻度が上がっていることもありますが、実際に帯状疱疹を発症されると大変であるというのも大事なことです。
実際に発症した方に聞いても、予防接種をしておけばよかったと言う方がほとんどです。
帯状疱疹ワクチンの効果として目に見える数字としての発症予防効果だけではなく、
目に見えない効果としての症状の軽減化、短期化という可能性もあります。
現在は帯状疱疹は予防・軽減できる病気であることがわかってきました。
今後この知識が広まり、接種する方が増え、帯状疱疹で苦しむ方が減ってほしいと思っています。
この記事が皆さんの帯状疱疹ワクチン理解、接種の一つの参考にしていただければ幸いです。
ではでは。
最近テレビの広告でも目にすることが増えてきましたね。
帯状疱疹のワクチンですが、当院でも取り扱いを開始することにいたしました。
対象は50歳以上の方です。
使用可能なワクチンは2種類あります。
水痘ワクチンと専用の帯状疱疹ワクチンです。
水痘ワクチンはその名の通り子どもたちが水ぼうそう予防に使用するワクチンです。
昔っからあるものですね。
副作用は一般的なインフルエンザワクチンと同レベルとお考えください。
ただ効果は比較すると少し落ちます。
専用の帯状疱疹ワクチンですが、こちらは全く逆とお考えください。
効果は十分。しかし副反応は結構強く出ます。
インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの間くらいと考えてもらうといいかもしれません。
あとは金額が高いです。そしてそれを2回接種する必要があります。
どちらのワクチンが良いか。これは非常に難しい問題と言えるでしょう。
安全性を重視するのであれな水痘ワクチン。効果を重視するのであれば帯状疱疹ワクチン。
あとは経済性を考えて選択していくという形になります。
お値段ですが、
水痘ワクチンは8000円、1回投与。
帯状疱疹ワクチンは1回あたり21000円、こちらを2回、2ヶ月の間隔を開けて接種する形になります。
新型コロナ感染症及びそのワクチンによって一般的に頻度が増えたと考えられがちな帯状疱疹ですが、実はその前からジワジワと発生頻度は上がっています。
子供たちの水痘ワクチンが義務化し、接種率が上がってきたのがその一つの理由となります。そのために、社会生活を行う中での水痘・帯状疱疹ウイルスとの接触回数が減り、体内で対抗するための免疫が刺激されず結果として帯状疱疹が発生すると考えられています。
今回のワクチンは今まで社会生活を営む中でなんとなく接触していた水痘・帯状疱疹ワクチンに対しての人為的な接触を増やし、免疫を能動的に獲得しようという考えのもとに使用されています。
繰り返しになりますが、適応は50歳以上の成人の方です。個人的にはすべての人にしっかりとワクチンを打って頂いて予防を進めていくべきと考えています。
インフルエンザの季節がやってきました。
学級閉鎖などの話もニュースになっているようです。
現在当院ではインフルエンザワクチンの夜間接種を行っております。
13歳以上の当院の診察券をお持ちの方でしたらどなたでも大丈夫です。
月曜日から金曜日の午後夜間の診療枠に時間を合わせて受付予約を行っております。
月曜日、金曜日においては夜間午後7時(19時)までの受付となります。
金額は3500円となっております。
なお、65歳以上の方は所定の予診票を持参いただくことで全額公費負担での接種を行えます。
学校や仕事の都合で夕方まで受診できないという方はぜひご検討ください。
また、ワクチンの接種は原則1回となりますが、2回めの接種も可能です。
感染を特に気をつけなければ行けない方は2回めの接種も検討してみてくださいね。
秋になりました。
第5波も落ち着き、冬に向けての準備も進んできていると思います。
さて今年の秋もIPLのキャンペーンを行います
ただし、今回は新型コロナウイルスワクチン接種済みの方のみ限定となります。
ワクチン接種済みであることを証明する書類を持参もしくはFAXで送付頂いて
割引適応となりますので、ご注意ください。
今回も昨年と同様に回数限定なしの20%割引とさせていただきます。
メニュはIPLについては顔面2周のみ。
光脱毛についてはすべてが対象となります。
期間は年内いっぱいです。
夏に日焼けしその後のシミが気になるという方。
コロナの影響でなかなかサロンに行くことが出来なかったという方。
来年に備えて準備を始めたいという方
ぜひご検討くださいね。