わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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書評

「やりきる技術」

やりきる技術―最高のパフォーマンスを生み出す仕事のきほん

 

やりきる技術 著:小倉広

日本経済新聞出版社

 

人材育成会社の社長さんでもあり、経営コンサルタントでもある著者の

物事を「やりきる」ための技術論が今回のテーマです。

 

「やりきる」ためにはなにが必要なのか。

当然、始める。続ける。ことは大切ですよね。

意外に見落としがちなのが、もう一度「やりなおす」技術です。

途中で諦めてしまえば「やりきる」ことは出来ませんから、当然大事な技術ですね。

この、やりなおすためには何が必要なのか。

体(段取りや手続きなど)と心(意識、意欲、モチベーション)のそれぞれの面から検討を加えています。

 

物事を細かく分けることで、再起動のエネルギーを減らすことや、

前向きな気持ちになって物事を進めることのメリットなど興味深い内容がたくさんあります。

当たり前や常識と思っていたことでも、変えることで意外にスッキリとするということがわかりました。

 

私は今は、HPの更新をしっかりとすることかな?

毎日忘れずに行えるように頑張ってみましょうか。

「人口負荷社会」

人口負荷社会(日経プレミアシリーズ)

 

「人口負荷社会」

小峰隆夫:著

 

少子化および高齢化は待ったなしの状態です。

医師会界隈では2025年問題がしきりに言われています。

なんでも年間の死亡者が現在の1,5倍になってしまうそうな。

いや、でも、子どもが生まれないほうが問題でしょ。

と思って読み始めた本です。

 

人口負荷とは、最近巷で言われる「人口オーナス」と同じものです。

でも、人口オーナスと言われてもピンときません。

子どもが減り、社会が全体的に老齢化していく中で

どのように社会を組み立てるのかというのが今回の問題のキモになります。

 

経済は縮小する。当たり前でしょう。働く人がいなくなるんだもの。

そこをどうするのか?

うまく社会を回すにはいろいろな人に働いてもらうしかありません。

主婦の人、定年後の高齢者の方にももっと働いてもらわなければいけないでしょう。

 

でも、そのための社会ができているのか、非常に疑問です。

パパは外で働いて、ママは家にいるという考え方はもう古いと言いますが、

果たして子どもを保育園に預けるシステムができていますか?

子どもが熱を出した時にパパがお迎えに行けるシステムができていますか?

疑問に思えます。

 

結局、社会は子育てしやすいように、パパママが社会にしっかり出来ていけるようにはなっていません。

なぜか?政治はパパママを向いていないからなのです。

そのためには政治を変えるしか無いでしょう。

政治を変えるには選挙を変えるしかありません。

だって、政治家は高齢者しか見ていませんからね。人数も多いし、投票率も高いし。

 

そこに面白いアイデアが有りました。

「デーメニ投票」あるいは「ドメイン投票」と呼ばれるものです。

この投票方式は親権者に子どもの分の投票権を与えるものです。

本来投票できない参政権授与前の子どもに選挙権をあげるわけですね。

すると、どうなるか。

両親は子どものことも考えて投票します。

子どものための政策をしっかりと行っている政治家が当選しやすくなります。

結果的に子どものためになる政治がなされるわけですね。

 

最終的には今のような「政策先送り」をすることは、子どものためにならないので、

なかなか行えなくなるというわけです。

 

このシステムはしっかりと考えてみてもいいと思うんですよね。

一人のパパとして感じています。

 

 

現在のマスコミの論調はあくまでも表面的にしか人口問題を捉えていないことがわかりました。

経済学の原則から、これからの人口問題に対して何をすれば良いかを考えた本です。

将来、自分たちの子どもが大きくなった時に有るべき社会の形を考えてみてもいいのでしょうね。

 

「「働くパパ」の時間術」

仕事も家事も育児もうまくいく!  「働くパパ」の時間術

 

周りからよく忘れられていますが、私も「働くパパ」です。

興味があり、この本手に取り、大きな共感とともに読了しました。

 

子どもが出来てしみじみと感じたことですが、

時間が最も貴重になってしまいました。

子どもの世話というタスクがことでいままで以上にどんどん時間が削られます。

ママの方がより顕著でしょうが。

 

その貴重な時間をどの様に活用していくかが本書のテーマです。

考え方の基本は、シームレス化と時間密度の向上、段取りです。

 

必要以上に時間を区分けすることでそれぞれの無駄な時間が出てきてしまいます。

開業して思ったのですが、仕事と休みを分けて考える必要はありません。

あるときは仕事を重視し、ある時には休みを重視する。また有るときは家庭を重視する。

これを、切り替えるのではなく、重点を変えることでより効率的な時間の使い方ができるのです。

個人的には今は疲れが強いですが、そのうちに慣れていくのでしょう。

 

次に重要なのは時間密度の向上。

同じ時間に2つ以上のことをすすめるわけです。

ランニングしながら考え事でしょうか。

通勤時に読書する。自転車に乗りながら考え事をする。

一緒に出来るなら一緒にしてしまおうという考え方です。

職業柄、子どもと遊んでいる時にも仕事のアイデアやよい言い回しが浮かんでくるので、

これを忘れないようにしたいものです。

 

次に段取り。

何事にも手順があります。その手順を明確にすることで、同じ時間で沢山のことが行えるわけです。

いままで、経験によりなんとなく行っていた作業をしっかりと見える化し、段取り良く行えるようになれば、

時間はもっと開いてくるのでしょう。

 

最後にここには詳しく書かない大事なことが一つ。

それはママさんとの関係です。

関係をよく保つことで、よりよい時間を行うことが出来るのです。

・・・まったくもってそのとおりですね。

 

この本は忙しいとぼやいているパパさん必見の書籍です。

また、同じシリーズとして

「働くママ」の時間術

もありますので、いずれ読んでみたいものです。

「いつも忙しい時間貧乏をやめる7つの方法」

いつも忙しい 時間貧乏をやめる7つの方法

いつも忙しい時間貧乏をやめる7つの方法

内藤忍 著

 

エビデンスレベル:症例報告

 

著者はマネックス証券の立ち上げに関わり、その後も金融関連の書籍を多数著している、

スーパービジネスパーソンなお方です。

他の著作もいくつか読んだことがありますが、今回はそれまでとは少し趣を変え、時間についてがテーマです。

 

自由にならないものの中でも筆頭は時間でしょう。

お金や空間についてはなんとか出来るところもありますが、時間のみは躊躇なく持っていかれます。

まあ、万人共通に持っているものであり、平等に奪われるものであることがせめてもの慰めでしょうか。

しかし、どうにもならないものでもあります。

 

その時間をいかに上手に使用するかがこの本のテーマです。

ズラす、前倒しする、分解する、楽しむ、捨てる、買う、俯瞰する

の7つに分け、いかに時間を上手に使うか著者が語っています。

それぞれ、納得の行く部分やためになる部分がたくさんあります。

 

もっとも気に入った部分は具体的にこそ書いてありませんが、

今自分は時給いくらの人間なのか?

を著者は常に自分に問いかけているところです。

その自分を意識する。

時間あたりの効率が落ちそうな時、モノ、状況には身を置かない。

より時間効率が高くなるのであれば、躊躇せずに投資を惜しまない。

また、他の人の力も積極的に借りる。

そして、その考え方を実践する。

その技術は他にも応用できそうです。

確かに、時間と空間、金額は相互に交換可能なものですからね。

 

この本は時間がうまく使えないと考えている方にはオススメです。

医療関係者にとってもためになる話が沢山有りますね。

「マンガでわかる 生化学」

マンガでわかる生化学

 

マンガでわかる生化学

武村政春 著

 

エビデンスレベル:総論・概論

 

マンガも馬鹿にしたものではありません。

最初の感想は「大学1年生の時に読んでいれば・・・」でした。

医学生も、生化学を知る最初の取っ掛かりには非常に最適です。

この本の内容を理解した上で難しい本に進んでいけば、より良く生化学を理解できるのでは無いでしょうか。

 

生化学とは、聞きなれない学問ですが、

主に、糖、タンパク質、脂質それに核酸といった生体内に必要とされる物質に特化した化学です。

人間を対象とする職業の人は必ず知っておかなければいけません。

また、作内でも触れられていましたが、「ダイエット」や「美容」についても非常に重要な学問です。

先に生体内と書きましたが、これは誰にでも当てはまる話なのです。

つまり、人間は全員当てはまる話。病気のない人もね。

自分の体の中でどのような反応が今起きているのかを知ることは自分を知ることにつながります。

 

また、現在のダイエット、美容についての情報量の多さについては目を瞠るものがありますが、

その質についてはどうでしょう?

それぞれの項目についてはしっかりとしたものはありますが、結局のところ、それは各論にとどまります。

このタンパク質が……この脂質が……このビタミンが……この物質が……この……

これは一つの風潮なので仕方ない所もありますが、それでは全体はどうなっているの?

という総論に当たる部分の知識がすっぽりと抜け落ちているところも否定出来ません。

 

現在、ダイエット、美容についての溢れる情報をより詳しく知るためにも、

人間の体のなかでどのような化学反応が起きているのかを知る。その総論、入門編としては

非常に役に立つのではないでしょうか。

また、昔習ったよ。という人にも復習や再確認という意味でも有用ではないでしょうか。

 

ちなみに、私達が医学部一年生になった時に読んだテキストです。

RPGで言うところのいきなりラスボスのようなものでした・・・

細胞の分子生物学

 

私が読んだのは第3版ですが、読み応えあります。

少なくとも子の本をすべて知っていれば、分子生物学はだいぶ理解出来ます。

「挫けない力 逆境に負けないセルフマネジメント術。」

挫けない力 逆境に負けないセルフマネジメント術。

 

挫けない力 逆境に負けないセルフマネジメント術。

石田淳、白戸太朗 共著

 

エビデンスレベル:ケースレーポート

 

読み始めてから少しずつ違和感が出てきた本でした。

タイトルのみ見て読み始めましたが、「あれ、なんか違う」感が徐々にして来ました。

つまり、「挫ける」とは何か、答えは無いんですよね。

「挫ける」とは一体どういう状態なのかの定義がない。

そこで最初に引っかかってしまい、気になったままでした。

また、挫けないための方法論についても

「挫けそうな時にどうすればよいのか?」については触れておらず、

「挫けにくい体、心の作り方」のみに重点をおいた文章が綴られていました。

 

続けかた、継続の仕方、心の持ちようなどについてはためになることも書いてあります。

ちょっとした工夫など、ランニング3日坊主の人間としては試してみたいこが色々とありました。

ならば、副題に逆境に負けないためのランニング術などと書いてくれれば、

よりわかりやすくなったと思うのですが……

 

どうすれば挫けそうな時に踏みとどまれるのか

など知りたい方は他の本の方が良いかと思います。

100-1=0

帝国ホテルで学んだ無限リピート接客術 一瞬の出会いを永遠に変える魔法の7カ条

先日、お友達と子連れ同士で、プチ贅沢ディナーに出かけました。

誰もが知る有名レストランのカジュアルダイニングで、子どもが遊ぶスペースもあり、
その界隈でゆっくりしたいママたちには、人気のお店です。

ちゃんとお子様メニューもあり、1200円〜1800円の間で3種類から選べ、
それぞれ、ハンバーグ、お魚料理、フィレステーキと、どう考えても破格値で、
大人が頼みたいくらい。
もちろん、お味も子どもにはもったいないくらい美味しい〜。

丁度お祝い事があったこともあり、サプライズでお祝いをしてくださったり、
平日ですいていたこともあって、子どもの相手をしてくださったりと、
ゆったりと気持ちのよい時間を過ごしていました。

たまたま頼んだエスカルゴに、つけあわせの薄切りフランスパンがついていました。

そのパンがおいしかった様で、子どもたちが食べてしまい、
カタツムリだけが残ってしまったので、追加のパンを頼むことに。

給仕の方に、
『エスカルゴが残ってしまったので、追加でパンをいただけますか?』
とお願いしました。

厨房に確認に行かれた後、同じ物はご用意できないのですが、別のパンでよければご用意しますと。

もちろん、別の物でかまいませんとお答えしたら、
大きなバゲットを持ってこられました。

薄く切ってあるものではなく、厚さ5〜6センチくらいのものが2つでした。

給仕の方が厨房に何を伝えたのかはわかりません。
でも、少なくとも給仕の方は、私たちがおなかがすいている訳ではなく、
エスカルゴを食べるためにパンを注文したことはご存知のはずです。

結局、エスカルゴも食べず、パンにも手を付けずにお店を出ました。

そこまでのサービスは完璧でした。

でも、その最後の出来事で、とても残念な印象が残りました。
そこまでの評価が高かった分、落差が激しくなってしまい、よけいにマイナス面が印象づけられてしまったのでしょう。

この出来事で、ある本を思い出しました。

『帝国ホテルで学んだ無限リピート接客術』

この中に、タイトルの 100-1=0 が出てきます。

『100点でなければ、0点。たったひとつのミスもあってはならないのです。』

『たったひとつのマイナスの恐ろしさ。いったん気分を害されると、それまでの評価も修正されます。見る目が変わってしまうのです。
こうして、お客様の中でそのお店の評価は、たったひとつのマイナスのために、100から0へと、激変してしまうのです』

その通りだと思いました。

私共も、医療技術の提供とともに、気持ちよく診察を受けて頂けるよう、可能な限り様々な努力をしているつもりです。
なるべくお待たせしないこと、患者さんとの接し方、待合室の居心地の良さ、バリアフリー化やおむつ変えベッド、様々な情報提供。

それでも、きっとご不満をお持ちになる患者さんもいらっしゃることでしょう。

この本では、『たったひとつのマイナスもあってはならない』という言葉の意味を、『クレームがあってはならない』という意味ではないことを説明しています。

お客様が不満を持ったままお店の外に出てしまうことこそが、本当に恐ろしいことだと書いています。
今回、私が経験したことは、まさにこの不満を持ったままお店の外に出たことでした。

もし、こうしたことが起きた場合、お店を出るまでの間にスタッフがお声がけをしてフォローすること、
そしてお店の中で不満を吐き出して頂き、忌憚の無いご意見をぶつけて頂くこと、
それがお店にとってもお客様にとってもプラスになることだと結んでいます。

今回のこの経験は、自分自身を振り返る貴重なものとなりました。

スタッフ一同、目配り、気配り、心配りを忘れずにいるつもりではございますが、
どうぞ、お気づきの点やお困りになられたことがございましたら、遠慮なく申し出て頂ければと思います。

「商店街はなぜ滅びるのか」

商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)

 

商店街はなぜ滅びるのか?

回答、商店と人がリンクしてしまったから

以上。

 

つまり、ヤドカリとカタツムリのどちらかが幸せなのかという話だと理解しいました。

 

商店街の形成って、昭和初期だったんですね。

今までは江戸末期から明治の頃かと思っていました。

それよりもずっと歴史が短いことにまずびっくり。

コンセプトとしての、「縦のデパート、横の商店街」という話も、

言われてみると納得してしまいます。

 

しかし、時代の移り変わりにより、デパートも苦戦するような時代です。

当然、同じコンセプトの商店街も苦戦するのも仕方ないのかもしれません。

どこにでもあるものを普通に売っているだけでは競争できないわけですね。

新たな商業形態である、スーパーやコンビニエンスストアと競合して

量つまり品揃え(これはスーパーですね)と、

質つまり、欲しいものがピンポイントかつタイムリーにおいてあること(これはコンビニかな?)で

どうしても劣勢になってしまうのは致し方ないことなのかもしれません。

 

また、もう一つの問題は後継者と職住近接でしょうか。

少子化の時代ですから、後継者問題は避けて通れません。

実際に後を継がない子供も増えていますしね。

(余談ですが、学童・思春期を過ごしたところは商店街のすぐとなりでした。

いまはシャッター通りになりつつあるその商店街には同学年の子供も沢山いましたが、

後を継いだ人はほんの僅かです。)

 

では、赤の他人に商店を継がせることができるのか?

実はこれがまた難しいわけです。

お店のすぐ後ろには自宅がつながっており、住居と商店を完全に分離することができません。

居住者が(商店を経営するときには)使いやすいのですが、

他人に貸しにくい設計です。

また、商店をたたんでもそこで居住する人がいるので、お店だけ営業することができないわけです。

 

 

ここまで書くと反論されるかもしれません。

特に駅前のサンロードなどは流行っていると言われるかもしれません。

 

しかし、サンロードなど駅前の商店街をよーく見てみると・・・

・お店は全国区のものが多いこと

・地元のお店も、特徴があり、有名な一品があること。

ミートショップサトウさんや、おざささんなど有名ですね。

・個性的なセレクトショップがあること

・上に住居が無いこと

に気が付きます。

つまり、前述の職住近接の商店街とは異なり、

商店と住居が完全に分離しているのです。

そのため、お店が(残念ながら)潰れても

テナントとして他のお店を誘致することが簡単にできるのです。

 

時代とともに、お店の種類も内容も変わってくるのは当然です。

昔は携帯電話も、CD屋さんもなかったわけですし。

その変化にいかに追いつくかが生き残る上では大事なのですね。

 

最初の問題に移ります。

自分も周りも変化するのだから、衣を自由に変えられる

ヤドカリの方が幸せに思える今日このごろです。

 

シートン動物記 追記

先のエントリーに追加しようと思いましたが、少し長くなりそうなので、

独立したエントリーにしました。

 

じつは、シートン動物記を読みながら時に違和感を感じることがありました。

読み進めながらその違和感の理由を考えていたのですが、

その当時の人間が持つ、自然や動物に対する考え方が、

今のそれとはかなり異なっているのが、違和感の正体でした。

当時の人間の考え方が、傲慢で、無邪気に思えたのです。

 

これは、当時の社会を考えるとやむを得なことなのでしょう。

その考えを、今の人間はああだこうだとは言っては行けないのでしょう。

 

昔の人間の行動を現在の価値基準に照らして批評することは簡単なことですが、

その当時の空気を見ないでものを言ってはいけないのでしょうね。

子どもにもしっかりと教えてあげたいものです。

「シートン動物記」

オオカミ王ロボ/ぎざ耳坊やの冒険/ほか4編 シートン動物記 (1) (シートン動物記)

子どもの読み聞かせのために購入しました。

昔読んだことがあると思っていたのですが、完全に内容は忘れてしまい、

新鮮に読むことができます。

 

1900年頃の動物の毎日が活き活きと描かれ、楽しめます。

人間が狡猾なこと、狡猾なこと………

人間と動物の知恵くらべがまだいたるところで見られた時代の名残ですね。

 

子どもに読んであげながら、ゆっくりと楽しみたいと思います。