わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

2014年

台風の後にはとびひが増える

2週連続の台風襲来。

まさかと思いましたが、同じようなコースをたどるんですね。

今回は台風の後のお話です。

 

印象として、台風の後にはとびひの患者さんが増える印象があります。

 

とびひとは黄色ブドウ球菌が皮膚の表面で繁殖することによりおきる病気です。

きっかけはいろいろあります。

アトピー性皮膚炎や乾燥肌など、皮膚のトラブルのある子によくできやすいです。

また、夏に多く出る病気でもあることから、温度や汗などが影響していると考えられます、

 

では、なぜ台風の後にとびひが増えるのでしょうか。

原因は様々あるかと思いますが、ひとつは湿度の可能性があります。

台風とそれに伴う雨によりその地域の湿度は100%に近づきます。

そうすると汗をかいても蒸発できず、皮膚の表面に貯留します。

そのためにとびひが起きると考えられるのです。

 

もちろんとびひの出現と拡大の間には数日のタイムラグが有ります。

(また、台風通過中は病院には行く気になれませんしね)

そのため、台風が過ぎた後にはとびひの患者さんを診察する事が増える。

というわけで、台風の後にはとびひが増えるのでしょう。

 

先週の台風の時にはそのような影響がありました。

今週の台風はどうでしょうか。

気温は確かに下がって一般的にはとびひにはなりにくい気候になっています。

 

患者さんの数はどうかな?

2014年11月6日 勉強会のお知らせ

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

     
2014年11月6日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-010
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2014年11月20日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-013
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2014年12月4日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-011
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
     
2014年12月18日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-014
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2015年1月8日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-012
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
     
2015年1月22日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-015
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
    
時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

お申し込みは下のカレンダーの該当する日時をクリックして行ってください。
問い合わせフォームからはお申込み出来ませんのでご注意ください。

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運動会の前には足のイボを治療しないほうがいい

なぜなら、運動会の前に足のイボの治療をしてトラブルになったことがあるのです。

運動会と足のイボの治療は相性が悪いのです。

といっても、それは運動会の練習が始まってから本番が終わるまでの間ですけどね。

 

イボの治療で最もポピュラーなものは液体窒素でしょうか。

この液体窒素による治療ですが、イボのついた皮膚の細胞を物理的に剥がして

イボを取ることが目的となります。

わざと皮膚を凍らせて水ぶくれにするのですが、運動会の練習をしているころに

この治療を行うと、その他の時期よりも明らかに高い確率で大きな水ぶくれを作ってしまいます。

それが何故か考えてみて、やっとわかりました。

足の動きが多いからなんですね。

 

運動会の練習は毎日、かなり長い時間動きます。

そして、かなり激しい動きです。

そのために時に足の裏や足の指には強い力が長時間かかります。

そのため、本来であれば水ぶくれにならないものができてしまう。

小さな水ぶくれが大きくなってしまう。

と、治療に伴う変化がより激しく出てしまうのです。

当然ながら、水ぶくれが破けて皮が剥けた状態になると

痛くて運動どころではありませんからね。

 

もちろん治療の影響は強く出るのは運動会だけではありません。

サッカーや野球の試合、バレエの発表会、遠足などでも

同様のことが起こりえます。

 

ですので、治療のすぐ後に足を使う大事なイベントが控えている場合、

足のイボの治療は控えたほうがいいようです。

(休みたい場合にはその旨お伝え下さい。善処しましょう)

スタッフ募集のお知らせ

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現在わかばひふ科クリニックではスタッフを募集しております。

人数

若干名

勤務地

住所

180-0002

吉祥寺東町2丁目11-2伊藤ビル1F

わかばひふ科クリニック

電話/FAX

0422-22-1232

HP

www.wakaba-hifuka.com

業務内容

一般受付業務

診療補助業務

いわゆる医療事務業務というよりも

カウンター内での応対や会計が主な業務となります。

診療補助業務は医師の指示の元、

簡単な補助業務を行なっていただきます。

看護師のみが行える業務は行いません。

勤務時間

月金 10:00~19:30

水木 12:00~19:30

土 8:30~12:30

土曜日に勤務出来る方を募集しております。

その他の日時や時間、シフトについては相談の上、決定させて頂きます。

短時間勤務や曜日指定勤務なども承ります。

また、年に数回、休診日に研修を行うことがあります。

時給

時間1000円~1200円(研修中は-50円)

(時間帯や曜日により、異なります。)

なお、保有する資格や技能については手当として支給することがあります。

(ご相談ください)

交通費支払い規定あり(上限あり)

 

その他の詳細については

面接時に説明致します。

 

予め確認したい方はその旨メールやFAXに記載ください。

 

 

当院での勤務を希望される方は

fc@wakaba-hifuka.com

まで履歴書を添付したメールを送付してください。

またはFAXにて

0422-22-1232

まで履歴書を送付ください。

 

折り返し当方よりメールまたは電話で連絡致します。

48時間経過後に連絡がない場合は事故により連絡が届いていない可能性がありますので、

再度ご連絡ください。

まだおへそを出して寝ていても大丈夫

10月になり、朝晩がだいぶ涼しくなりました。

今回は寝るときの体勢のお話です。

 

最近良く聞く質問が、布団をどうしましょう?

なのですが、答えは決まっています。

「薄く」

です。

極端な話、布団はかけなくても大丈夫ですよ。

 

もともど子どもは暑がりです。

基礎体温も高く、また、お風呂から上がった直後は「ほっこり」して、更に体温は上がった状態です。

そんな状態で布団をかけるなんて、無理ですよね。

もしもかけたとしても自分で剥がしてしまいますよ。

 

だったら無理にかけない。かけるにしてもタオルくらいにしておく。

それが一番(親子それぞれにとって)ラクちんな状態です。

おへそを丸出しで寝ていてもいいのです。

 

え、寒かったらどうするのか?

そしたら自分で温かいところを探していますよ。

自分で布団を引っ張りだすか、親のそばに寄って寝ています。

 

まあ、子どもが寝るときなんて、そんなものです。

あまり心配しないでも大丈夫。

2014年10月16日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2014年10月16日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-012
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2014年11月6日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-010
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2014年11月20日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-013
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2014年12月4日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-011
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
     
2014年12月18日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-014
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
    
時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

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問い合わせフォームからはお申込み出来ませんのでご注意ください。

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そろそろ長ズボンを履きましょう

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秋です。運動会のシーズンです。

もう運動会も終わった学校がぼちぼち出てきました。

今回は乾燥肌のお話です。

 

秋になって湿度が下がると、手足の乾燥が強く出てきます。

よく見ていると、男の子のほうが乾燥が強い印象があります。

特に真っ白になるくらい粉を吹いている子もいます。

 

そして、下肢に乾燥が強く出てくる子ども達に共通する事があります。

みんな半ズボンなんですね。

 

どうも乾燥した風に吹かれる(または風は無いけど自分で動きまわっている)と

そのために皮膚の水分がより抜けてしまい乾燥症状が悪くなってしまうようです。

 

対策は簡単です。

長ズボンにすること。

これだけ。たったこれだけでずいぶん乾燥は良くなります。

子どもの下肢のカサカサが気になるお母さんは明日から試してみてくださいね。

 

え、女の子はどうして出ないのか?

まあ、ある程度は出ていますが、少ないのはなぜでしょう。

よくわかりませんが、ひとつは女の子のほうが温度により洋服調節を細かくしているのかもしれません。

短いスカートでもタイツを履いたり、ハイソックスにしたり、みんな防御しています。

 

・・・男の子が洋服を変えたがらないだけかもしれませんがね。

しかし、どうして男の子は洋服の脱ぎ着をしないんでしょうね。不思議です。

 

水いぼを「虫」と言ってしまっていいのか?

今日のお話は昨日のお話の続きです。

水いぼの原因は正式には伝染性軟属腫ウイルス。

これを「虫」と言い切って良いのか。

特に専門家レベルからは色々と言われそうなお話ですが。

 

子どもに理解してもらうためには正確さはある程度失われるのは仕方ないかな。

と思っています。

もしも、将来その子が大きくなって正確な理解ができるようになってから細かな知識を

与えれば良いわけです。

例えば、高校生や大学生に水いぼを「虫」という必要はありませんし、

医療関係者には最初からウイルスの話をすればいいでしょう。

必要なのは相手の属性を見て、それに併せて話をすることだと思います。

 

まあ、ウイルスのお話をするのもありなのですが、小さい子にはウイルスはなにか。

からお話をする必要があります。

学校であれば良いのでしょうが、時間の限られている中ではなかなか難しい物があります。

延々とお話をするのもどうかなと思いますしね。

 

小さな子どもを持つ親として、子どもを病院に連れて行くこともあります。その時の話ですが、

時々、子どもに向かって難しい話を難しいまましゃべっている医療従事者を見かけます。

でも、そのようなときは子どもの頭に??マークが浮かんでいるのです。

脇で見ている自分としては、苦笑いするしか無いのですが・・・

 

人のふりみて、我がふり直せ。

ですね。

子どもが水いぼ取りを嫌がるときのたとえ話

今日は水いぼ取りのお話です。

水いぼ取り、いやですよね。

本人もいや。家族もいや。実は取る医療者側も結構いやだったりします。

今回はそのいやな水いぼ取りを頑張ってもらうためのテクニックです。

 

対象年齢は2歳から5歳程度です。

特に男の子。

女の子はしっかりと因果を問いて上げれば暴れずに水いぼ取りに協力してくれますが、

男の子ではそうも行きません。どうしても暴れてしまいます。

 

では、どうすればよいか。

わかりやすいようにたとえ話を使うといいのです。

使うキーワードは「虫」です。

 

子どもは虫は好きですが、異様な形をしている虫は嫌いです。

そこがポイント。

 

水いぼの中には白い虫が居る。

その虫が寝ている時に起きて動きだして、子どもを作って新しい水いぼを作る。

というように教えてあげます。

 

どうでしょう。なんとなくその虫に対する嫌悪感が出てきますよね。

 

そして、クリニックで1個水いぼをつまみ(大きなものがよい)

中の白い塊を本人に見せます。

そして、ヒトコト。

「動いてる?」

と聞くのです。

 

そうすると結構な割合で「動いている」というので、

もう一度上でしたお話をするのです。

最後にもう一度聞きます。

頑張る?

と。

 

このテクニックを使うことで

みんな、頑張って水いぼ取りに来てくれますよ。

 

家で、水いぼを取りに行きたくないと泣いている子どもがいたら試してみても良いかもしれませんよ。