わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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ブログ

Twitterまとめ:いちご状血管腫は早めに紹介状を取りに来て

最近はまとめた記事はTwitterで連投と言う形で投稿しています。

フォローいただけましたらこちらのブログよりも早く読むことが可能かと思います。

 

今回はいちご状血管腫についてです。

厄介な性質を持っている腫瘍なので、その性質と今後に極力影響を残さない対応について

簡単にまとめてみました。

 

Twitterはじめました

昨年末からTwitterを開始しました。

 

ブログに書くほどではないけどもというちょっとしたお話を記載しています。

あとは外来の予約状況なども随時書いていけると言いですね。

 

もしもよろしかったらフォローしてくださいね!

 

RMK 回収です・・・。

RMK

我が家の証拠品です・・

 

お恥ずかしながら、カネボウの回収の件はメディア(主にTVのニュースですが)で知っていましたが、

日常の忙しさにまぎれ、きちんと確認するまでには至りませんでした・・

 

今回、購入したデパートの店舗からのダイレクトメールで回収を知りましたが、

メルマガ登録をされている方には、どうやら7月のアタマの段階でお知らせが来たようです。

 

私の知る限り、TVのニュースでも、『カネボウ』が大きく報道されていましたし、

それ以外のメーカーにも該当商品があるというアナウンスは、ほとんどなかったように思います。

正直、『ふんふん、カネボウね〜。私は買ってないから関係ないわ〜』と思ってました。

その後の顛末については、院長の記事の通りです。

3社、8ブランド、54品目という、とんでもない数だったんですね・・・

 

なお、皮膚がまだらに白くなる件については、非常にいい加減な使用頻度だったことが幸いしたのか(?)

まったくもって影響ありませんでした。

すなわち、まだらにすら白くなっておりません・・ハイ。

 

今回の件でひとつ疑問が。

 

海外に出かけた際に、免税店で化粧品を買う方はたくさんおられると思います。

また機内販売で買われる方もいるでしょう。

RMKに関して言えば、海外のみならず沖縄のDFSでも購入できます。

 

通常のデパート内店舗での販売では、多くの場合、顧客登録をし、購入商品の履歴が残ります。

私の場合、この購入履歴から、該当商品を販売した顧客ということでDMが届きました。

ですが、免税店や機内での購入に関して言えば、記録が残ることはありません。

 

また、海外からの観光客が購入した場合も同様で、おそらく旅行客は履歴を残すことは無いのではないかと思います。

こうしたお客さんたちに、回収情報をどう伝えるのか。

メーカーの努力だけでは、もはや限界な気がします。

 

私たちが海外製品を購入した場合も同様です。

回収命令が出ていたり、重大な問題が起きていた場合に、よほど海外の情報に精通しているか、

ニュースで取り上げられるほど大々的に報道されなければ、

帰国した私たちが知りうる方法は少ないでしょう。

 

化粧品購入の際のリスクを、真剣に考えなければいけないのかもしれません。

考えさせられる一件でした。

PM2.5にやられた日の翌日の話

さて、前回のお話の続きです。

翌日にはどうなったかというと・・・

 

鼻が壊れました。

としか言い様のない状態。

朝からくしゃみと鼻水が止まりません。

出勤中(仕事や休みでしたが、外の病院で原タイていたんです)からひどくて、

たまらず途中駅でポケットティッシュを購入するも、

数十分で1束なくなるしまつ。

まるで水のような鼻水が出続けました。

 

出勤前に薬はのみましたが、これはたまらんとおもい、スペロイドの内服も開始。

ようやく夕方になって鼻水は止まってきました。

 

色々と話しを聞いてみると、その前の日から一気に花粉症が悪化する人が続出したようです。

つまり、花粉症はだいぶ引いてきたものが、PM2.5で一気に増幅されてきたということなんでしょう。

きっと。

 

PM2.5の影響は当日よりもむしろ翌日の方が悪化する印象がありましたね。

当日にもっとガッチリと薬を飲んでいればこんな状態にはならなかったと思う教訓の日でした。

少しでもアレルギー出た段階で早めに薬を飲んだほうが良いということですね

PM2.5にやられた日

今日は一日なんとなく調子が悪かったのです。

午前中は目に症状が出ていました。左の結膜がなんとなくゴロゴロ。

午後からは鼻に症状が移りました。

くしゃみや鼻水が出るような状態。

おかしいなと思い、体調を考えてもそんなに悪くはなく、

(風邪の初期症状も結構似ることがあるのです)

抗ヒスタミン剤を飲んで症状を抑えていました。

 

でも、外来をしていると、患者さんの中にも数名、

今日からアレルギー反応が悪くなった人が居ます。

みんな同時に悪くなることには理由がある。

と思い、あれこれ調べてみると、ああ、コレだ。

 

PM2.5ですかね。どうも黄砂が日本に来ていたようなんです。

 

PM2.5とは直径2.5μm以下の小さな微粒子のこと。

そこにいろいろが物質が付着して大陸から飛んで来るわけです。

で、その付着した物質により、アレルギー反応は悪化するわけなんです。

 

だから、悪化したのね。

と思いながら午後の診察をしていました。

スギ花粉もなくなってきて、ホッとしていた所、

思わぬアレルギー反応に巻き込まれた日でした。

おしまい。

 

PayPayはじめました

実は以前から導入していました。

カウンターにもこっそりと案内が置いてあったのに気がついた方もいるかと思いますが

ペイペイはじめました。

 

皆さんの会計の手間を減らすのが一番の目的です。

やり取りを行う時間がなしで済ませることができるのが一番の利点ですよね。

 

ということで、すでにPayPayを使用されている方も

新規にアプリを導入したいという方も、PayPayをぜひ利用してみてください。

 

one skin , one disease

one way , one diseaseという考え方があります。

このone wayと言うのは気道のこと。

気道のどこかに病気が起きれば、別の部分にも波及するという考え方です。

詳しい話は耳鼻科や呼吸器科の先生が得意でしょうが、

副鼻腔に症状があれば、その症状は下の気管支に影響するという感じで受け取ってもらえれば

良いでしょう。

同じことは皮膚にも言えるんじゃないかな?

と思うんです。

 

昨日の話で書きましたが、ある皮膚の周囲に炎症が存在するときには

皮膚にも影響が波及します。

その理由は2つあります。

 

ひとつ目は単純に炎症が皮膚にも拡大するということですね。

例えば、目薬でかぶれた場合。

まず弱い目の中に影響が出てきます。

しかし、その状況を放置しておくと、その影響は目の中をこえて、まぶたに拡大し、

さらにそれは頬や眉間の皮膚にも広がります。

これは最初結膜のみに生じていた炎症が徐々にその周囲の皮膚にも波及したせいでしょう。

 

もう一つの理由は掻爬すること。ひっかくこと。

どうしても、掻爬する行動は炎症の部分の外まで広がります。

掻爬により皮膚が荒れて炎症が出現するのですが、

そのためにその範囲は当初の掻きたかった部分の周囲にまで拡大してしまいます。

だから、湿疹はだんだん広がっていくのです。

 

したがって皮膚についても最初に書いたようなone skin , one diseaseという考え方が、

必要になるのです。

 

何か皮膚や粘膜にトラブルが発生した場合、

その周囲までしっかりと気を配るようにしてくださいね。

 

 

Note記事:小児皮膚科医が本気になって娘の爪切りをしてみた話

note.com/wakaba_hifuka/

 

本日NOTEに記事を公開しました。

今回は子供の爪切りのお話です。

実際に切ってみてどうすればいいのかを図解しています。

興味のある方は読んでみてくださいね!