わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ブログ

引き算ブラックジャック

ブラックジャックといってもモグリのお医者さんの話ではありません。

よろしくでもないですよ。

今回はトランプのお話です。

 

恥ずかしいお話ですが、娘の算数を教えるのに苦労しています。

まあ、先取りなので難しいのも当然なんですが、繰り下がりのない引き算でドツボにハマってしまいました。

その苦手意識を何とかしようとしておもいついたのが「引き算ブラックジャック」です。

 

ご存知、ブラックジャックはトランプのゲームの1種です。

大雑把に行ってしまえば、カードの目の合計が21により近くなるよう。そして、超えないようにしたほうが勝ちというものです。

カジノでもメジャーなゲームでもあり、一節によれば、負ける確率をかなり低くできるというゲームですが、

まあ、小学生相手に白熱しても仕方ありませんし、難しいルールを作るのもなんですから、

簡単にしてしまいましょう。

 

細かいルールを除いてしまえば、ブラックジャックはただの足し算です。

ですので、逆に引き算にしてしまうことも簡単です。

最初21に設定し、ゼロに近づければいいだけの話ですから。

 

でも、娘のツボは繰り下がりのない引き算ですから、21ではちょっと難しすぎます。

なので、そこも替えてしまいましょう。

 

ルールはこんな感じです。

・最初の数字は9です。

・カードを引いていき、9からその数字を引いていきます。

・その数字がより0に近いほうが勝ちです。

・ただし、数字がマイナスになってしまったら無条件で負けです。

こんなざっくりとしたものです。

ああ。大事なことを忘れてしまいました。

9以上のカードはすべて取り除いてくださいね。

 

そしてこの引き算ブラックジャックですが、様々なバリエーションを作ることができます。

足し算でも構いません。引き算でも構いません。

最初の数字と目標とする数字は様々に選ぶことができます。

(トランプカードの調節は忘れずに)

数字についてはサイコロを利用してランダムにすることもできます。

 

算数の苦手な子と言うのはよく聞く話です。

でもなぜか皆トランプは大好きです。

 

トランプでゲームをしながら算数の勉強もさせる。

その一つのツールとして引き算ブラックジャックはありかなと思います。

 

最後に一点だけ。

これで子どもがギャンブルにハマったという苦情はお受けできませんので、

あしからずご了承くださいな。

庭仕事の時には毛虫に注意して(2016年9月)

先日井の頭公園で毛虫が発生している事を書きましたが、

それ以外にも普通に近所の生け垣や庭木にも毛虫の発生が見られるようです。

 

最近多いのが庭仕事をしていて毛虫に刺されるパターンです。

と言っても他の虫と異なり、「毛虫」はその場所に居ないことが多いんですね。

つまり、毛だけ残っていて刺されるパターンが多いのが特徴です。

 

ある日を境に一気に身体中に出現する。

特に一部の場所に集中して出現する。

なんて時には要注意です。

 

心配であれば一度受診してみてくださいね。

怪しいかそうでないかは見ればある程度判断できますし、

当然痒みに対して治療を開始することもできますからね。

 

幼稚園児でわかる、ソ連がアメリカに負けたわけ。

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幼稚園児「にも」わかる、ソ連がアメリカに負けた訳を教えるのはきっと難しいと思います。

しかし、今回は幼稚園児の行動を通してみることで、その理由を知ることができるかな。というお話です。

 

幼稚園児というのは、ある意味欲望に忠実というか、本能の赴くままに行動するので、

観察していても結構楽しい物が有るのです。

 

先日の事です。家族でクリニックでお仕事をしていました。

父親はネットワーク関連の整備、

母親は軟膏づくり、

娘はプリントを折っていました。

 

最近の娘のお仕事はプリント折りです。今回はゲーム1回分をお駄賃として渡す約束に成っていました。

しかし、プリントを折りはじめて10分位してからでしょうか。勝手に休憩に入ってしまい、待合室で絵本を読み始めました。

どうも、娘の中ではプリントを全部おらなくても、その日が終了すればお駄賃がもらえると思ったみたいです。

 

ここで慌てたのは親です。娘の認識を訂正し、「約束の分が終わらなければ、お駄賃はなし。」

「もしも終わらない時には家に持ち帰ってでも仕事をしてもらう。そうすればお駄賃を上げる。」

というように説明したのです。

その後、目の色を変えた娘は10分位で仕事を全部終わらせることが出来たのです。

 

これって共産主義と資本主義の違いですよね。

仕事の時間に対する対価をもらうのか。仕事の成果で対価をもらうのか。

たった、その小さな違いだけで、仕事の生産性については大きな差が出てきてしまうのです。

その違いが積もり積もって、ソ連とアメリカの違いになり、結果として冷戦にソ連は負けてしまったのでしょう。

 

ということを考えながら、幼稚園児のお仕事を見ていたのでした。

幼稚園児でアカデミックパック?

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先日、MicrosoftのOfficeを買おうと思い、ヨドバシ吉祥寺に行った時のこと。

家族3人で普通にOfficeを持ってレジに並んでいたのですが、

そこで店員さんいわく

「幼稚園児でもアカデミックパックが買えますよ」とのこと。

アカデミーというからには大学生/大学職員のみ購入可能と思い込んでいたので、

びっくり。

でも、幼稚園児にOfficeって・・・

あ、でも最近は幼稚園でもパソコンを教えるところがあるんだそうな。

 

 

追記その一

購入時には幼稚園児であることを証明する何かが必要なようです。

・・・幼稚園児に学生証なんか持ってないってば。

追記その二

保育園児はダメだとのこと。

ここにも縦割り行政の壁が・・・

 

Microsoft Office Home and Business 2010 通常版 [パッケージ] (次期Officeへの無償アップグレード対象:2013年2月6日まで)

 

 

追記

2013/3/22 画像を追加しました。

教職員もOKなんだよね・・・

幼稚園/保育園に水いぼポリシーの確認はしていますか?

春です。入学の季節です。

保育園や幼稚園に新しく入る子も多いかと思います。

そんな子を持つお母さんのために、園に確認して欲しいことが皮膚科からあります。

 

それは水いぼポリシーです。

 

なにそれ?

と思われる方も多いでしょう。これは水いぼの子に対する園の考え方についてです。

 

水いぼはちょうどこのくらいの年齢の子の病気です。

実害はないのですが、感染することも有るのが悩みのたね。

社会的に問題になるんですね。

 

で、この水いぼの子を特にプールの時にどう扱うかは園によってものすごく異なります。

他の子と一切区別しない園から一切裸にさせない園まで非常に広い幅での対応となります。

ぜーんぜん違います。

 

これ、確認したほうがいいですよ。

というのも、治療すべきか否かが変わるからです。

そして、治療をするなら、もう始めないとプールに間に合わないからです。

水いぼの治療は数週間かかります。そして治療終了後数週間確認して、再発しないことを見て、

初めて治癒と証明されます。

なので、時間、かかりますよ。

だから、必要ならば今から水いぼの治療したほうが良いですよ。

 

だから、今から水いぼポリシーを、確認、しませんか?

 

年末年始の診察のご案内

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当クリニックの年末年始の診察のご案内です。

 

年末は2013年12月28日土曜日まで
年始は2014年1月4日土曜日からとなります。

年末年始は混雑が予想されます。
診察希望の方はお早めに受診ください。

 

2013年

12月28日土曜日 診察9時から12時

12月29日日曜日 休診

12月30日月曜日 休診

12月31日火曜日 休診

 

2014年

1月1日水曜日 休診

1月2日木曜日 休診

1月3日金曜日 休診

1月4日土曜日 診察9時から12時

1月5日日曜日 休診

1月6日月曜日 診察13時から17時30分、18時から19時

以降は通常通りの診察となります。

年末には「おでき」に注意を

払いましょうというお話です。

 

年末年始にかけて、よく目にする病気と言うものがあります。

一般には疲れると出てくる病気ですね。

 

一つは帯状疱疹。

まあでもこちらはどちらかと言えば年始によく目にします。

どうも、年末のストレスがたまった後に、お正月で気が抜けて発症するみたいですね。

 

そして、もう一つは「おでき」です。

おできは何かを考えると結構難しいのですが、

皮膚の出来物、あるいはそれに感染が追加された状態と考えるのが良さそうです。

こちらは純粋にストレスが発生の誘因となります。

ある日突然腫れて痛くなるのですが、多くの場合は忙しい時に腫れます。

そうですよね。ストレスが原因ですからね。

で、我慢して悪化すると。

もう一つ、我慢すると時間の余裕が無くなります。そうです、医療機関が正月休みに入ってしまうのです。

 

そして、ぎりぎりまで我慢したおできがどうなるか?というと、

だんだん大きくなってきて、中途半端に破裂します。

そうすると、膿が出てきて大変なことになります。

そして、病院に毎日のように受診して治療を受けなければいけないのです。

でも、年末年始ですよ?

というのが問題です。

 

医療機関としてもなんとかしてあげたいのはやまやまなんですが、

休みに入ってしまうとどうにもならないのです。

大きな病院であれば、お休みの日も受診して処置ができるのですが、

開業医ではそうも行きません。

結果として大きな病院に行ってもらうか、家で我慢してもらうかとなってしまうのです。

 

このおできですが、早めに受診して貰えればある程度の選択肢がでます。

薬を使って散らすこともできますし、

逆に小さなウチにおできを取ることもできます。

そうすれば痛みも辛さも破裂するよりは少なく済みます。

 

ということで、年末には気になるおできは早めに受診して治療を開始すること。

これ、大事です。

 

年始にデュピクセント治療開始希望の方への注意事項

年の瀬になりました。

今回もデュピクセント関連の話題です。

 

前回の記事にも書きましたが、経済的な面から考えると

デュピクセントの治療開始は12月より翌1月からのほうが良いかと思います。

今回はその話の続きです。

 

年末年始ですが、どうしても薬剤メーカー、卸メーカーのお休みの期間が出てしまいます。

やむを得ない面もあるのですが、それぞれのお休みの期間がずれることもあり、

年末から年始にかけての出荷については不透明な点が出ていまいます。

つまり、希望したときに希望した量が入ってこないというリスクも出てきます。

 

また、年末年始の外来の予約も通常とは大きく動態が異なります。

いつも以上に待ち時間が掛かる可能性があります。

 

なので、治療を開始されたい方へのお願いですが、

早めに行動を移したほうが良いかと思います。

 

まず診察を行う、検査を行う、治療開始の希望を伝える。

いずれも通常の時期よりも早め早めに動くことをおすすめします。

 

医療者側もできるだけ早くことを進めたいとは思っているのですが、

事が休日なだけになかなか難しかったりもするのです。

 

よろしくおねがいします。

年が明けたら花粉症の治療を開始しましょう

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早速来年の花粉情報が開示されました。(リンクはこちら

 

幸いなことに、来年は「裏年」らしく、今年の半分くらい、いつもよりも少なめです。

しかし、気をつけるべきことですが、スギの花粉の飛散開始は2月上旬なのですが、

花粉の断片(でも抗原性はあります)はその前から飛んできます。

 

では、1月下旬から対策すればいいのか?

というと、これもまた違います。

 

花粉症の飲み薬ですが、(本当はどんな薬もそうなのですが)

飲んでその日から効くということは無いのです。

血液の中に十分な量が持続して現れるには数日かかるのです。

ですので、飲み薬は早めに飲み始めること。

これが大事です。

 

したがって、お正月が終わったら飲み始める。

結構違いますよ。

 

・・・まあ、私は毎年飲み忘れてしまい、痒くなってからあわてて飲み始めるんですけどね。