週の中盤に雨か雪が降るんですってねえ・・・
ということで今週はしもやけに注意です。
雨よりも雪のほうがまだマシではあるのですが、
皮膚を低温に晒すこと、濡らすことはしもやけの誘引となります。
靴の選定、靴下の選定、手袋や耳あての使用など、
温度管理の徹底をお願いします。
しもやけは予防で抑える病気です。
昭和の時代から治療方法には変化ありません。
一番の治療は時間経過というくらいですから。
天気予報を見ながらしっかりと予防していくことが大事ですね。
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
週の中盤に雨か雪が降るんですってねえ・・・
ということで今週はしもやけに注意です。
雨よりも雪のほうがまだマシではあるのですが、
皮膚を低温に晒すこと、濡らすことはしもやけの誘引となります。
靴の選定、靴下の選定、手袋や耳あての使用など、
温度管理の徹底をお願いします。
しもやけは予防で抑える病気です。
昭和の時代から治療方法には変化ありません。
一番の治療は時間経過というくらいですから。
天気予報を見ながらしっかりと予防していくことが大事ですね。
今日はあせものお話。
いやあ、今週はあせもが多かったですねえ。
ということでどうしてそのようなことになったのか簡単に解説します。
まず要因の1点目は台風ですね。
台風は南から湿った空気を連れてきます。
今回の台風10号でも東京にやってくる雨雲は常に南からでした。
そして雨を降らせたわけですが、もう一つの特徴として湿度もつれてきました。
常に、一日中、湿度100%です。まあ室内はまだましかとは思いますが、夏の晴れの日よりも明らかに湿度は高いです
ということは汗はずっと蒸発できずに皮膚の表面に滞留します。
そのためにあせもを生じる結果になりました。
要因の2点目は新学期です。
まあ、学期前からかもしれませんが、スキンケアのレベルがどうしても落ちてくるんですよねえ。
そして新学期が始まると一気に下がる。
という現象が発生します。
今日の外来でも「忙しくて朝のシャワーが出来ません」という声を何度聞いたことか。
当然汗を流すことができないので、汗が皮膚の表面に滞留する時間が長くなります。
そのためにあせもが生じる結果になりました。
あせもの要因は汗であることがご理解いただけるかと思います。
ではあせもの悪化する要因は何かというと、汗の量と汗の付着時間です。
それが今週は、台風で汗の量が増える。
そして忙しくてシャワーが出来なくて汗の滞留時間が増える。
結果として汗疹が一気に悪化するというケースが発生したようです。
一般に夏休みの後半はあせもの頻度が下がってくるものですが、
今週は気候的な要因と社会的な要因が悪い方に組み合わさった結果として
あせもの子が多く受診することになったようです。
ちょっとしたことで皮膚は大きく変化するんですよねえ…
実に興味深いのです。
今年は珍しく秋に手足口病が流行しています。
でも、少し変なやつなんです。例年と比べて
手足口病なので、当然口の中、手のひら、足の裏に症状が出ます。
また、膝、肘、お尻にも症状が結構見られます。
ここまでは例年通り。
少し違うのが
足の甲やスネ、腕の外側といったようにいつもよりも体の中心側に
発生しているようなんですね。
治療の経過は例年と大きく変わることはありません。
そして、逆に爪の脱落はなさそうなんですね。
例年と少し違った手足口病、なんとなく流行しています。
お気をつけあれ。
レゴに目覚めました(^o^)
1歳半になった下の子が、最近レゴが大好きです。
最初は、赤と黄色がトレードカラーの例の丸顔のアイツ(笑)のブロックがスタートでした。
いわゆる食玩と呼ばれる、お菓子つきのオモチャですが、昨今はオモチャがメインとなり、お菓子は申し訳程度についているものの方が多いようです。
その食玩を、移動時の時間つぶしに購入したのですが、コレに大ハマり。
とはいえ、まだハズすことしかできず、バラバラにしては『やって〜!』と持ってきます。
1回2回ならともかく、10回を超えてくると、まあ面倒臭い・・
ならば、自分ではめられるかしらんと、帰宅後に上の子がほとんど使わなかったレゴを出してみると、目を輝かせて飛びつきました。
でも、やっぱりハズすのみ。
お母さん、調べましたよ。
そうしたら、結構レゴにハマっているパパママがいらっしゃるんですね〜。
その中で、もともと自分がレゴ好きで、娘さんをレゴ好きになるよう、工夫して与えておられる方のブログを発見。
レゴ(この場合は、1〜3歳向けのデュプロです)の、ポッチ4つのブロックをはめるのは、小さな子供にはとても難しいことで、まずはポッチ1つのものをはめることからスタートすると良いとのこと。
紹介されていたのが、お花のブロック。
これは我が家のレゴには入っておらず、急いで探しました。
そしてつかみやすい形状のもの、楽しいものが、レゴ初心者には良さそうだったので、お手頃価格のレゴデュプロ ボートあそびセットと、アイスクリームあそびセットの2つを購入しました。
アイスクリームのクリームブロックが、手のサイズにちょうど良かったようで、握りしめて遊んでいました。
ボートは、本当に水に浮くので、お風呂で遊んで大興奮。
また、別購入したお花のブロックは、数日で見事にはめられるようになりました。
意外だったのが、柵のブロックを基礎板にはめることにハマったこと。
これは2カ所はめないといけないのですが、子供には楽しかったようで、やっとこはめては、『ヤッタ〜!』と叫んでおりました。
つられて、上の子も参加。
対象年齢の時には興味がなかったのですが、今頃楽しさに目覚めました。
これから、だんだんレゴの世界が広がっていくんでしょうね。
ちなみに、後に追加して買ったミッキーとミニーのバースデーパレードもオススメです。
昨日の夜から今日にかけて降っている春の雨。
嵐と言っても良いのかな?
そして、雨上がりに一気に気温が上がっていきます。
そんな日は何に注意をしていったら良いでしょうか?
今日はそんなお話です。
雨あがり、ほっとするのもつかの間、ぐんぐんと気温が上がっていきます。
そんな日ってありますよね。
そんな時にリスクの高くなる病気が幾つかあります。
まずは汗疹。
汗疹の要因は汗。
雨の日の朝は寒いので着込んでいきますが、日中に雨がやんで気温が上がると
逆にそれが辛くなります。
特に男の子は洋服を脱ぎませんからねえ。
それで、その日のうちに関節の内側を中心に汗疹を作ってしまいます。
次にとびひ。
とびひは汗をかいてムレた皮膚に細菌が付着して増殖する状態です。
なので汗疹よりも少しだけ時間がかかります。
翌日から23日経過した後に出ることが多いかな?
じくじくした発疹が一気に拡大してきたら要注意です。
最後には水虫
水虫は真菌。感染症で有ることが一緒なんですが、細菌よりも増殖のスピードは格段に下がります。
なので、タイムラグはとびひよりも長いのが特徴です。
大体1週間以上かかりますね。
なので、雨とその後の高温多湿が原因となる皮膚の病気も色々ありますが、
時間差で出てくることも往々にして有るのです。
ううむ、奥が深い。
事件は現場で起きているんだ。
というお話ですね。
テレビで山寺が出てきました。
松尾芭蕉がでてきたので、娘ちゃんが、『知ってる〜!』
『みずかさや〜 かわにしみいる みずのおと。』
ん?
なんか、ちょっとずつ違うぞ?
父親が仕事に行った後の自宅では
時にこのような会話がされているようです・・・
昨日は夕方になってやっと雨もやみましたね。
でも、雪はまだまだ積もっています。
こんな日の朝はきっと氷になっているのでしょう。
私事で恐縮ですが、東北地方に20年以上住んでいました。
その経験を経たうえで東京の人の歩き方を見ていると、
どうにも危なっかしく感じます。
よくテレビで滑っている人を見かけますが、
あれは装備の差だけではなく、歩き方の差もあるんですよね。
北国の人間は雪や氷の中では独特の歩き方をしています。
その歩き方で、滑らず安定して歩くことができるんですね。
それを名づけてペンギン歩き。
水族館のペンギンのような歩き方です。
特徴は
1)重心を前によせ、少し体は落とし気味にし、重心を下に下げる
2)歩幅は短く、ゆっくりと足を動かす。
3)必ず地面に付いている足の上に重心をおいておく。
4)歩くときは、まっすぐ上に足を上げ、まっすぐ下げる。
という歩き方です。
その様子がよちよち歩きのペンギンのように見えるんですよね。
と、そこまで書いて、いいイラストがないか探していたのですが、
いいのを見つけたんですよ。
これです。
うん、わかりやすい。と思って読んでいると・・・
著者は・・・?フィンランド大使館??
なんとまあ。です。
でも、なんとなく納得しせんか?
フィンランドも日本も、雪道の歩き方は一緒なんですね。
ま、それもそうか。
最近そのように思えるのですが、実際のところはどうなんでしょうか?
免疫反応としての虫刺されを考えてみましょう。
時間がある程度経過することにより、免疫反応が活性化されることは知られています。
特に円形脱毛症の局所免疫療法。通称かぶれ治療ですが、
どれだけ塗ってもかぶれる反応が無い方に対して数ヶ月間のインターバルを開けると、
再度かぶれるようになることが知られています。
同様のことは虫刺されでも起こる可能性があります。
したがってしばらくインターバルが空いた後に再度同じ刺激を受けると、
その前よりも強くなる可能性がある。
つまり、その年の最初の虫刺されが強くなる可能性は十分にあると思われるのです。
また、刺された側の要素も関係しているかもしれません。
つまり、刺される人が予想出来ていないこと。
だから、しばらくぶりの虫刺されに対して心理的に準備ができていないために
引っ掻いたり、動いたりすることにより、虫刺されはより強くなる。
という可能性は考えられるでしょう。
もう一つは薬の問題。
虫よけにしても虫刺されの薬にしても、現在手持ちはありませんよね。
なので、刺される、治らないというのもあるかもしれません。
こうして考えて見ると、明らかなデータはありませんが、
その年最初の虫刺されは悪くなる可能性は満載ですね。
というわけなので、最初の虫刺されは十分に気をつけて
しっかりと予防。しっかりと治療を行うようにしてください。
春です。花粉です。
既に私は症状が出まくりなので、毎日マスクをしながら診察をしています。
さて、今年も花粉カブレの時期がやって来ました。
多くは中年以上の女性の方です。男性の方はほとんどいません。
もしかすると皮脂がブロックしているのかもしれませんね。
症状は上下のまぶたから眉間にかけて、乾燥と赤みとざらつきが出ていること。
非常に痒みも強く、こすっているしぐさがあることです。
悪くなる要素としては、気にして触っていること。
ハンカチなどでこすっていること。(どうも押し拭きもあまり良くないようですね)
あとは以外に化粧水が悪いようです。
多分化粧水をつけることでその瞬間は良くなるんですが、その後すぐに乾燥してしまい、
逆にひりひりが悪化するんでしょうね。
ということで受診される方が多いという特徴があります。
治療は「カブレ」の反応なので、まずはステロイドの塗り薬を使う必要があります。
といっても、花粉がなくなるのはGW過ぎてから。
ということはこれから2ヶ月は塗る必要があります。
そうすると今度は長期使用によるトラブルが問題に成るのですが、
その辺りについてはヒミツの良い方法があったりします。
外来に受診していただいた際にはそのお話も出来るかと思います。
花粉の時期に目の周りが赤くなる人。
そして治療を長く続ける時にステロイドを継続するのが心配な方は
いちど相談に来てみませんか?