わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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予防

しもやけの雨、しもやけの雪

毎日が寒くなってきました。

まさに冬到来です。

そして、予報が雪かもしれない・・・

ああ、とうとうこの季節がやってきました。

 

そうです、しもやけの季節です。

 

今までの外来の経験だと、気温が5度を下回る雨の日、雪の日のあとには

しもやけの発症がぐっと増えます。

とうとう今年もその条件の日がやってきました。

注意事項についてお話をしておきます。

 

まず雨に濡れないこと。

温度が下がることはしもやけの発生の条件となりますが、

そこに濡れることが加わると発生率は一気に増加します。

なので、濡らさない。

雨の日のスニーカーは絶対にダメです。

使うのであれば雪用のスノートレーナーか、

長靴をしっかりと使うようにしてください。

それだけでもしもやけの発生を減らすことができます。

 

そして、濡れても短時間で済ませること。

こちらは行動パターン、交通機関の見直しが必要になるかもしれません。

 

最後に、しっかりと乾かすこと。

これは足も、靴もです。

足は家に帰ったらすぐにお湯を張った洗面器を使用して

洗い、その後乾燥させること。

そして、乾燥した靴下を履き、可能であればスリッパも使いましょう。

裸足のフローリングがその後の症状を悪くしてしまいます。

必ず保護することが必要ですね。

靴も室内に持っていき、一緒にエアコンの下において乾燥してあげてください。

 

これらの対策を講じるだけでも随分しもやけの発生を減らすことができます。

気をつけて外出してくださいね。

加湿器、準備していますか?

冬です。乾燥肌です!

とう言うことで患者さんを診察していると、

春、夏から来ていなかった子が半年ぶりに受診された。

という子を目にするようになりました。

 

今回はその原因と対策について考えてみましょう。

なぜ、冬になると来院する子が増えるのか?

その増えた病気を見るとある程度理由がはっきりするかもしれません。

 

久しぶりに来た子というのは、実は乾燥性湿疹及びアトピー性皮膚炎によるものです。

 

乾燥性湿疹といえば、まんま乾燥から来る湿疹。

アトピーといえば乾燥からの湿疹の一つの症状ですから乾燥が一番の原因かと思います。

 

では皮膚の乾燥はどこから来るのか?

それは空気の乾燥から来るのです。

では空気はどうしたて乾燥するのか?

それは乾いた空気がシベリアからやってくるからです。

簡単に言えば冬になってきたからです。

 

ということを突き詰めて考えると、

症状の出方をコントロールすることは難しい

ということになります。

季節を変えるのは難しいですからね。

 

でも、乾燥をコントロールするのは季節を変えるよりは簡単なこと。

ということで室内環境のコントロールを図ることができるかもしれません。

そこで出てくるのが加湿器。

というわけです。

 

長い話でしたねえ。

でも、加湿器は非常に大事な機械です。

特に冬場の乾燥肌には非常に効果がありますので、

まだ準備をしていない方は早めに準備してみてくださいね。

 

ということで、冬の空気のお話でした。

 

 

新学期、でもシャワーはきちんとしていますか?(2019年9月)

さあ、9月になりました。

世の中的には学生さんの新学期が始まりました。

クリニックの前を元気に登校する小学生もたくさん目にします。

 

では、皆さん、夏休みのスキンケアを学校が始まっても継続して行っていますか?

とういう質問にYes!と胸を張って言える人はどのくらいいるでしょうか。

少ないでしょうねえ。きっと。

 

どうしても学校が始まると時間の使い方が変わってしまい、犠牲になるのがスキンケアの時間です。

特に朝のシャワーは難しいようですね。

 

しかし、ここ数日はスキンケアの不足によると思われる湿疹の悪化が増えています。

・・・みんなそんなに宿題が終わらなかったのか。

特に関節部分の湿疹の悪化ですので、朝のシャワーだけでも随分改善が見込めるんです。

 

なので、まだ朝のシャワーはしっかりと行ってくださいね。

梅雨だから「とびひ」に注意です(2019年7月)

本当に今年の梅雨は雨が多いですねえ。

気温もあまり上がらない毎日です。

昨年の今頃を考えたらまだ過ごしやすいと言えるのでしょうか?

 

さて、こんな気温の上がらない梅雨の毎日ですが、

想定よりも多く受診している病気があります。

それはとびひです。

 

とびひ、正式な名称は伝染性膿痂疹ですが、

こちらは細菌により発生する感染症です。

細菌ということで気温が上がれば発生確率が上がる疾患ではありますが、

もう一つ、湿度という要因があることは知られていません。

尤も、日本の夏は気温と湿度が並行して上がりますからねえ。

 

しかし、今のような気温は低いけど湿度の高い季節も

とびひの発生確率は上がることが知られています。

どうしても汗をかいてしまうこと。

そして油断してシャワーが少なくなることがその要因と考えられます。

 

この時期、少し寒くても朝にしっかりとシャワーをして

皮膚の表面の汗を流すことは皮膚の病気を抑えていく上では

非常に大切なことになっていくのです。

 

シャワーはしっかりとしましょうね。

太ったので舌下免疫療法をしようと心に誓う

のっけからなんの話ですか・・・・

ということなのですが、実はこれには深いわけがあります。

 

以前記事にしたかもしれませんが、私は花粉症を持っています。

上京してからなので、十年以上経過しているのかもしれません。

対症療法については毎年いろいろとやってみました。

鼻腔粘膜のレーザー焼灼も行ったことがあります。

翌日から1週間位、鼻血と鼻腔内痂皮がすごかったので、今回はしませんでした。

そして、昨年は結構悪化したので、ステロイドの内服も積極的に行ってみました。

今年は・・・

とにかくマスクをすることで、対応してみたのです。

一番シンプルな方法ですね。

 

その結果はどうだったかというと・・・

以外に調子は良かったです。

とにかくマスクをして花粉症を遮断すること。

このシンプルな方法ですが、非常に効果ありました。

ステロイドの内服は昨年の10分の1以下になっています。

 

でも、ステロイドの内服が減少したのにはもう一つ理由がありまして・・・

 

昨年までは春先にも自転車で通勤をしていました。

しかし今年が予防を徹底的に行うという考えのもとに

自動車通勤に切り替えました。

その結果としての花粉症の症状抑制に成功したわけなんですが、

その副作用も出てしまいした。

 

その結果が体重の増量です・・・

半年前に比べて、乳児一人分の体重増加みに見舞われました。

まあ、仕事が忙しくなったので(診察以外の仕事が舞い込んだので)

そのストレスを解消するために食べていたということもあるのですが、

明らかに増えすぎました・・・

 

 

ということで、昨年は中途半端に終ってしまった舌下免疫療法を

今年こそはしっかりと行いたいと思います。

ここに宣言します。

 

頑張る!

 

・・・いや、そうしないと体重増加のための睡眠時無呼吸がまた

発症してしまいますので、命の危険を感じるということもあるのですが。

 

ゴールデンウイークが開けたら今年こそ舌下免疫療法を始めます。

みなさんもいかがですか?

治療中の方は実感として効果あるみたいですし、

治療期間に効果は比例しているみたいです。

来年の花粉症を抑えるためにもぜひ舌下免疫療法を試してみては

いかがでしょうか?

男の子は寒くてもいい。女の子は寒さ対策を。

結論からいいましょう。

男の子は絶対に洋服を脱がないから!

 

さて、何のお話かというと、これからの季節の気温の変化に対して

洋服をどのように着せたらよいかというお話です。

 

皮膚科はどうしても気象環境に対応したケアを行う必要があるんですね。

一気に気温が上がった日の後にどんな患者さん増えるかというと、

それは汗疹なんです。

 

特に男の子に多いのは特徴です。

 

なぜか?

男の子のほうが蒸れるから。

 

なぜ蒸れる。

洋服を脱がないから。

なんですね。

ここで、何で脱がないの!

と言っても、脱がないものは脱がないから仕方ない。

 

ではどうするか?

男の子は脱がないものと想定して、日中の最高気温を想定した洋服の枚数を決める。

女の子は比較的洋服の脱ぎ着をしますので、現在の気温を想定して洋服の枚数を決める。

(もちろん洋服はすぐに脱ぎ着できるようなものにしておくことが前提です)

ようにしたらいいんじゃないかな?

と思います。

 

結構悩みますが、そのような考え方が、春の汗疹の予防になるようです。

 

子どもの手湿疹は梅雨のうちに治す

いままで、子どもたちの手の湿疹は、春から秋まで一本調子に悪くって、

冬に一気に治すものだというふうに思っていました。

でも、どうも違うんじゃないか?と最近思う用になってきたのです。

 

手湿疹が悪化するのはなぜか?

子どもたちの場合、多くは砂遊びです。

砂に触っていれば荒れる。

なので、夏に悪化、冬に改善のパターンを取るのですが、

夏は夏でも今の梅雨の時期は結構みんな良くなっているんですね・

 

まあ、そうですよね。

雨が降れば砂遊びはしませんからね。

というわけで、多分梅雨の時期の子どもたちの手荒れは良くなっている。

のでしょうね。

きっと。

 

さあ、今のうちに手荒れを直して夏休みに一杯遊ぶことにしましょうか!

虫刺されの季節がやってきた

いやあ、暑くなりましたねえ。

暑くなってくると増える病気の一つに虫刺されがあります。

どうも、特に蚊がぼちぼちと出てきたようです。

刺された子が何人か出てきましたよ。

 

蚊の生育については種によって異なりますが、

概ね気温20度以上がその分かれ目である印象があります。

最近の暖かさはその限度を超えたということなのでしょう。

日中は25度を超えることもありますからね。

 

ということはそろそろボウフラに対する注意が必要になった季節であるということ。

ボウフラは淀んだ水のあるところで増殖しますから、

これからの季節はしっかりと水回りを見ていく必要があります。

鉢植えの水受けや使っていないタイヤの中に水が溜まっていることがありませんか?

早めに注意して見てあげたほうが良さそうですね。

 

 

赤ちゃんの顔のひっかきにはどう対処するか

今日は赤ちゃんのお顔のひっかきのお話です。

 

 

まず、なぜ引っ掻いているのか?

原因は幾つか考えられます。

 

1)痒いから、湿疹が有るから。

まずは湿疹のせい。

赤くなってじくじくしている湿疹があるとかゆみを感じることがほとんどです。

なので、気にしていじってしまう。

ただ、気をつけてほしいのは湿疹とは目に見えるものだけでは有りません。

医療従事者はsub-clinicalと呼んでいる状態も有るのです。

subとは***の下。clinicalとは症状の事。

つまり、見た目の症状が出るほどではないけれども、

落ち着かない状態というわけです。

いわゆる予備軍の状態。

ただ、この段階でも既に痒みが出ているので、要注意ですね。

 

2)汚れているから。

汗や涙、その他のもので汚れていても気にして引っ掻いてしまうことがあります。

厳密に言えばいじっている。なのですが、

パット見た感じは引っ掻いているように見えますね。

 

3)暑いから。

1)と2)の複合ですね。

しかし、純粋に温度の上昇が痒みの増強効果があります。

なので、暑いと余計痒さを感じてしまうのが問題です。

 

月齢により、ひっかく場所や動作は異なりますが、

このようにして掻爬をしているのです。

 

 

ではどうすれば抑えられるのか?

解決方法です。

 

1)薬で抑える。

炎症や湿疹が有るからひっかくのでまずは薬を塗って抑えてしまいましょう。

ステロイドの塗り薬は上手に使えばトラブルなく、抑えることができます。

 

2)保湿剤を塗る

乾燥は湿疹の原因になります。なので、保湿剤をしっかりと塗ることが湿疹の予防になりますし、

ちょっとした湿疹であれば保湿剤だけで抑えることができます。

なので、乳液性のサラッとした保湿剤を使うことでひっかきを抑えることも出来るのです。

しかし、湿疹そのものを抑える効果はステロイドよりも弱いので、

かゆみ予防としての使いみちは限定的です。

 

3)保護剤を塗る

先程の保湿剤とは異なり、ベタッとした油性の者です。

保湿剤が皮膚に水分を与える役目が有るのに対し、

保護剤は皮膚の上に膜を貼るのが役目です。

つまり、皮膚の表面に異物が付着しないようにし、

湿疹を作らないようにするのが目的です。

しかし、ベタベタしてしまうので、逆にひっかく原因になることもありますので、

使い方は要注意です。

 

4)洗う、流す。

実は結構大事。

洗う、流すことによって皮膚の表面についた異物を物理的に除去してしまうのです。

ただし、流し方が弱ければ逆に石鹸が残存してしまい、湿疹になりますので、

要注意。

 

5)爪を切る

今までの項目とは少し毛色が違いますが、大事です。

つまり、爪が延びていると傷が余計についてしまい、

それが痒みを呼んでしまう。という悪循環になります。

したがって、爪をしっかりと切って、引っ掻いた時のダメージを減らすことは

ひっかきの予防として大切なことになります。

 

まず、お家で出来ることはやってみても良いかもしれません。

しかし、それでもひっかきが落ち着かないときには湿疹が残っているか

スキンケアにトラブルの種があるかのどちらかですので、

一度診察を受けてみても良いかもしれません。

 

痒いことは本人の生活の質を落としますし、

引っ掻いているのを見るのも周囲の人にとっては辛いことです。

早めに抑えてあげたい所ですね。

 

加湿器は3つ、用意しましょう

冬になってきましたねえ。

風邪もだいぶ寒くなってきました。

と、ともに乾燥の患者さんがどんどん増えています。

 

お肌の乾燥は空気の乾燥から。

どうしてもその傾向が出てきています。

 

では空気の乾燥はどうすれば?

いろいろな方法がありますが、一番便利なのは加湿器です。

 

では、加湿器はどこに置きましょう?

とよく聞かれます。

 

家の中ではどこに置くか?

まず最低でも2箇所は用意しておきたいところです。

2箇所とは、普段いる場所と寝室ですね。

 

普段いる場所とは居間になる人も多いでしょう。

ときには子供部屋にも追加かな?

寝るところは言わずもがな寝室です。

 

あと、もう一つ大事なところがあります。

 

それは職場です。

 

職場の自分の机の上に一つ小さな加湿器を用意すると良いでしょう。

大人の方ですので、気化式ではなくても大丈夫。普通の加熱式の物があります。

小物サイズもありますし、最近ではUSBで電源を取ることが出来るものもありますよね。

周りの迷惑にならない程度にアロマを垂らしても良いかもしれません。

 

え、フリースペースになっているので、毎日場所が変わるから持ち運べない?

それならなおさらUSB接続の小さな物を用意したらいかがでしょう?

周りに座った初対面の人との話しきっかけになるかもしれません。

 

加湿器から始まる人間関係。

面白そうですよね。