わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

病気の話

汗疹とシャワーとの関係について

さて、今回も汗疹のお話をしてきましょう。

今回はシャワーとの関係についてです。

どのようなタイミングで行うべきか、石鹸をどうすべきか

一つずつ見ていくことにしましょう。

 

まず、シャワーについての共通点から上げていきましょう。

・温度はぬるま湯から温水くらい。

お湯ではあたたかすぎます。シャワーのあとに汗をかいては本末転倒ですから

ぬるま湯から温水くらいの涼しい温度で構いません。

本人が大丈夫なら水でも大丈夫です。

・あたまからしっかりと水をかけること

頭部や顔面前額部には意外にも汗疹の発生地帯でもあります。

したがってしっかりと水で流してあげることは有効です。

・石鹸は1日から2日に1回程度は使用すること。

石鹸について細かな話は後ほど行いますが、

一般的な注意事項として全く石鹸を使用しないのはNGです。

1日1回もしくは隔日1回位は石鹸を使用してください。

 

ではそれぞれのタイプ別のシャワーの方法です。

 

1)赤ちゃんの痒くない汗疹

最初は赤ちゃんの汗疹です。

こちら、痒くないので、基本的に洗い流すだけで十分です。

とにかく流すのがベストの対応と言えるでしょう。

 

2)子どもの痒い汗疹

こちらは少し複雑になります。

汗疹の原因にも絡んでくるのですが、皮膚の表面に

目に見えないレベルのベタベタが汗と皮膚の表面に住んでいる細菌により出現し、

それが刺激となり湿疹を形成するのがこの汗疹の原因となります。

このベタベタは厄介なことに水洗いでは落とすことができません。

石鹸が必要となります。

つまり、痒い汗疹ができている、そして、ベタベタしている状況では

石鹸を使用したほうが良いということになるのです。

水だけではなかなか改善しないのには実はそのような理由があったのです。

 

3)子どもの痒くない汗疹

こちらは枯れた汗疹の状態になります。

基本的に痒みはありませんので、水で洗うだけで十分です。

白いぶつぶつができているときには石鹸を使ったほうが気持ち早く治る印象がありますが、

最終的には時間とともに消えてなくなりますので、

石鹸は使う義務があるわけではないのです。

 

 

汗疹は千差万別と前回お話しましたが

スキンケアも実はそれぞれの状況によって変化して行く必要があるのです。

 

それぞれの症状を確認して最適なスキンケアを行うことにしましょう。

手足口病の発疹部分に薬を塗ってもいいのか?

本当に今年は手足口病の患者さんが多いですねえ。

今週も20人ペースでの診察となっています。

当院で初めて診断がつく子もときにいます。

 

さて、ときに聞かれる質問なのですが、手足口病の発疹が出ているところに

薬を塗っても良いものでしょうか?

 

といってもあまりにも漠然としているので、いくつかのパターンに分けて

考えてみましょう。

 

1)傷薬

傷薬を塗ること自体は問題ないでしょう。

二次感染の予防という面においては塗る意味はあるかと思います。

しかし、発疹を早く治す効果はありませんのでご注意ください。

手持ちにあったとしても塗るように指示がない限り、積極的に塗る必要はありません。

 

2)ステロイド

こちらはまた難しい問題になります。

一般的に塗る必要はありません。ステロイドの薬を塗ることで発疹が治るものではありません。

またステロイドの副作用でもある、細菌感染症や真菌・ウイルス感染症のリスクは高くなりますので、

何も症状はないのに塗ることは有害とすら言えるでしょう。

 

では、かゆい部分は?というと、こちらは結構難しい問題になります。

かゆみがあり、皮膚をひっかくとその部分からとびひなどの二次感染を引き起こす可能性があります。

なにより、かゆみそのものが不快なものですからね。

・・・あまり資料が無いので言い切ってしまうのは問題もあるのですが、

かゆいのであれば、その部分にステロイドを塗ることは緊急避難としてやむなしかと

考えています。

まず、手足口のウイルスは皮膚の発疹部分には存在しないとされています。

そこから感染のリスクがないので、学校を欠席する必要はないわけですから。

したがってステロイドを塗ることにより、手足口が悪化したり治りが遅くなるリスクは

非常に少ないと考えられます。

であれば、かゆいとき、かゆいところにはステロイドを一時的に塗って

感染のリスクを下げて、かゆみを取って上げることには意味があるのではないかと

考えます。

 

でも、注意。

あくまでも一時的にですからね。痒くなくなったらすぐに止めてくださいね。

 

アトピー性皮膚炎が落ち着いてくる気候だった(2019年7月)

先月末から今月にかけて、小さな子のアトピー性皮膚炎は

軒並み改善を見せています。

この現象、昨年までには見たことがありませんでした。

・・・ということは、今年のこのうっとおしい天候が

湿疹を抑え込む要因になっているような印象があります。

 

小さな子のアトピー性皮膚炎は気象に関連する病気です。

その中でも特に湿度に依存する傾向があります。

湿度の下がる冬には明らかに患者さんの数が増え、

症状が強くなる傾向があります。

では、逆に湿度が極端に高くなったら?

そうですね。乾燥が改善するために

アトピー性皮膚炎の症状がよくなってくる。

ということが理論的に考えることができます。

 

実際、ここ数週間の平均湿度は100%近辺をウロウロするという

例年以上に高い傾向がありました。

そのために湿疹もきっと落ち着いてきたのです。

 

ということで非常にいい季節になっていたんだなと。

 

 

残念ながら年長児には改善傾向が少なかったようです。

多分年齢が上がってくると乾燥のために湿疹ができるというよりも

汗やホコリなどの刺激が原因になっているからなのでしょう。

むう。

 

梅雨だから「とびひ」に注意です(2019年7月)

本当に今年の梅雨は雨が多いですねえ。

気温もあまり上がらない毎日です。

昨年の今頃を考えたらまだ過ごしやすいと言えるのでしょうか?

 

さて、こんな気温の上がらない梅雨の毎日ですが、

想定よりも多く受診している病気があります。

それはとびひです。

 

とびひ、正式な名称は伝染性膿痂疹ですが、

こちらは細菌により発生する感染症です。

細菌ということで気温が上がれば発生確率が上がる疾患ではありますが、

もう一つ、湿度という要因があることは知られていません。

尤も、日本の夏は気温と湿度が並行して上がりますからねえ。

 

しかし、今のような気温は低いけど湿度の高い季節も

とびひの発生確率は上がることが知られています。

どうしても汗をかいてしまうこと。

そして油断してシャワーが少なくなることがその要因と考えられます。

 

この時期、少し寒くても朝にしっかりとシャワーをして

皮膚の表面の汗を流すことは皮膚の病気を抑えていく上では

非常に大切なことになっていくのです。

 

シャワーはしっかりとしましょうね。

2019年7月のデュピクセント開始は3日がおすすめです

来月のデュピクセント情報です。

 

スケジュールを確認したところ、7月3日水曜日からのデュピクセント開始が

最も経済的に合理的な治療を進められるようです。

 

1日月曜日とも思ったのですが、15日はお休みなんですね。

 

なので、7月3日開始がおすすめとなります。

こちら、当院以外でも該当しますので、ご確認ください。

 

注意事項です。

一般的にクリニック内には薬剤の在庫は無いものとお考えください。

その日に受診して注射を行うのは(当院の場合は)不可能です。

問屋さんに発注をかけて納品されるまで数日かかります。

そのために初回の受診は少し早めに行うことをおすすめします。

よろしくお願いいたします。

 

2019年6月から土曜日にも痛くないイボ治療を行うことになりました

一部の人が熱望しておりました、

お知らせです。

 

2019年6月より痛くないイボ治療を行う特殊外来の予約枠を

土曜日に新設することにいたしました。

 

4時間後にシールを剥がさないといけないので

現状予約枠は9時00分のみとなります。

 

土曜日に受診ができずに治療に踏み切れなかった方も

もしも時間帯に間に合いましたらご検討ください。

 

(なお、6月1日は一般予約が満席である都合上運用は行っておりません。

6月8日スタートとなりますので、ご注意ください。)

デュピクセントの治療は2019年6月1日からの開始がおすすめです

今月もデュピクセントのお話です。

 

5月は残念ながらゴールデンウイーク及び改元の影響のために

長期お休みがありましたので、デュピクセント導入に適した外来受診日が

ありませんでした。

 

しかし、6月もデュピクセントの導入に適した日がありますので、

ご案内いたします。

 

6月1日土曜日

 

に導入を行った場合、6月には3回、4本注射となります。

したがって多くの方は高額療養費に該当しますので、

自己負担の割合を比較的少なくしたまま治療を行うことができます。

 

つまり、注射薬1本あたりの自己負担額2万5千×4本

ということで月間の薬剤費10万円/月となるのですが、

高額療養費に該当しますので、それ以下の自己負担額で

治療を行うことができます。

 

治療間隔は2週間以上と厳密に決まっておりますので、

この日に始めると効果的かと思います。

 

最後に注意事項なのですが、

6月1日に限らず土曜日はかなり混雑をしております。

1週間以上前に予約が埋まることもありますので、

お早めにご予約をお取りくださいますよう

お願いいたします。

運動会の2週間前からはイボの治療は中断です(2019年5月)

今年も春の運動会のシーズンがやって来ようとしています。

恒例となりつつあるご案内です。

 

5月25日運動会の方は5月11日から

6月1日運動会の方は5月18日から

 

イボの治療は一時中断となります。

理由はトラブルを起こす可能性が高いから。

これは通常の液体窒素によるものも該当しますし、

新しい薬を使った治療についても同様です。

 

特に裸足で行う運動会が多いので、

イボの治療のあとに水ぶくれになってそれが破けて

じくじくしたまま運動会なんかできませんよね。

というのが理由です。

 

同様に”人生を左右するレベルの”大会や

修学旅行(はあまり問題にはなりませんが)林間学校・校外合宿についても

2週間前から中止としたほうが良い場合があります。

つまり、イボの治療のせいで足の裏の皮が剥けてしまい、

そのために大事なイベントが楽しめないと困ります。

という場合は大事をとって延期したほうが良いです。

しかし、その判断は当院で行うことは難しいので、

予めそのようなイベントの前は治療を避けていただければと思います。

 

なので、運動会の2週間前からはお休みとなります。

スケジュールの確認をよろしくおねがいします。

しもやけが心配? であればまず足元のチェックを

ああ、真冬のような日が続きます。

誰ですか。今日雪は降らないと言った人は・・・

なんか、空から白いものがちらついているですけど。

 

という日の数日後にはしもやけの人がたくさん受診します。

しもやけですが、やはり気候の影響を強く受けるんですね。

と思う外来風景です。

 

でも、そのときに気になることが一点あります。

あ・し・も・と。

 

スニーカー率が極めて高いのが特徴です。

しかも、スノートレーナーのようなしっかりとした作りではない

メッシュのスニーカーですね。

 

このメッシュのスニーカーはしもやけとは非常に相性が悪いです。

というのも、風通し、通気性がよ「すぎる」から。

 

冷たい北風が入り込んでしまい、足先の温度を下げてしまう。

また防水性が無いために、すぐに足先が濡れてしまう。

そのために結果としてしもやけを作ってしまうんですね。

 

なので、しもやけの場合、足元から予防することが大事になってくるのです。

 

寒い日にはまず足元を見直してみて下さい。

 

しもやけが出てきました(2018年11月)

冬ですね。

 

すでにしもやけの患者さんが出てきました。

今までお話をしているように、しもやけは一般的には子供んの病気ですが、

高血圧の薬を飲んでいる高齢者にも出現することがあります。

 

最低気温が10度以下、特に体感気温が5度以下になると

しもやけの患者さんが増加するような印象があります。

 

つまりすでにしもやけの季節が始まっているんですね。

 

もう、耳あて、手袋は準備しましたか?

冬用の暖かい靴は準備しましたか?

 

冬支度はしっかりと行ったほうが良さそうです。