わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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症状

虫刺され、とびひは秋の病気なのか?

今回のお話は気候の変動が病気の出現頻度に影響してくるのかな?

というお話です。

 

今年の夏にきがついたのですが、虫刺されを夏に見なくなってたような気がします。

 

なんでかな?と少し考えてみたのですが、いくつかそれらしい理由が見えてきたような気がします。

 

一つ。外に出なくなった。

いや、とても暑くなったではありませんか。

自分が子供の頃はこんなに暑かったかな?と思うくらいの気温の変化があるように思えます。

そのために、外出が減ってしまった。だから虫刺されが減った。

というのも一つの理由になるかと思います。

 

もう一つ。虫も暑くて出てこれない。

というのもあるのでしょうかねえ。

 

とびひも同様の傾向があるように思えます。

まあ、こちらは温度というよりもむしろ湿度が影響するので

台風や多雨の影響かと思うのですが今年も夏よりも秋に多く診察をしている印象を受けます。

 

環境が変われば病気の出方も変わるもの。

特に虫刺されととびひは、虫や細菌といった相手のある病気なので、それが如実に現れるんでしょうね、きっと。

夏だから?耳が荒れることがあります(2019年8月)

ここ数週間、耳の湿疹を訴える患者さんが増えてきました。

夏特有の現象なのでしょうか?

少し考えてみることにします。

 

まず、耳切れはなぜ発生するのか?という話は以前したことがあるかと思います。

原因は汚れです。

汗だったり、ホコリだったり、小さな子では涙だったり。

その汚れがずっと付着する環境にあるときに湿疹ができます。

つまり、洗いが不十分であること。

 

結局のところ、耳切れの原因は

汚れ と スキンケアの不徹底

であるわけです。

 

では、夏になぜ耳切れが悪化するのか?

これはもうおわかりでしょうか。

汗です。

 

夏になり、汗が増える。

そうするとそれだけで耳切れが悪化します。

また、耳切れの子の殆どが耳の中を洗っていない。

洗えていない状況になっています。

 

だからこの時期耳の湿疹が増えるんですねえ。

 

治療については逆に考えることにしましょう。

湿疹についてはまずステロイドの塗り薬を短期間、必要最小限に使用して

抑え込む。

そして、予防のためにしっかりと毎日石鹸を使用して耳を洗う。

そして流す。

 

それが一番の治療法であり、予防法にもなるのです。

 

夏の耳切れ。

しっかりと治療と予防を行うことにしましょうね。

10月の台風はしもやけにご注意を

10月に台風が来るんですか・・・

とぼやきたくなるような秋の雨が続きます。

そして、今年は寒い!です。

 

寒い雨で気になるのはしもやけです。

そろそろしもやけの季節になってきましたね。

 

しもやけは寒冷刺激が原因で発生します。

そして悪化因子は濡れること。

そう、冷たい雨の日に発生するのがしもやけなんです。

でも、寒いと行っても凍るような寒さではなく、

気温がプラスの時によく出てくるのが特徴。

気温10度位から0度位まででしょうかね。

 

一般的には子どもに良く見られるしもやけですが、

大人や高齢者にも見られることがあります。

その特徴は高血圧。

 

高血圧の薬の中には手足の血管を広げることにより、

血圧を下げる作用が有る物があります。

これらの薬としもやけは非常に相性が悪いのが特徴。

結構しもやけの発生原因になります。

 

そもそもしもやけの原因は気温が低いのに血管が収縮しないことですから、

薬の力で無理やり血管を収縮させないこれらの薬は

しもやけのハイリスクでも有るのです。

 

対策は濡らさないこと、冷やさないこと。

子どもであればスノトレを履くと良いでしょう。

大人も温かいブーツを履くと良いですよ。

 

 

今年のシラミの季節がやってきました(2017年10月)

そろそろ、シラミの季節がやってきました。

もう秋ですねえ・・・

 

既にいくつかの学校や幼稚園では流行してきているようです。

夏の林間学校やプールなどで、人から人へ乗り移ったシラミ。

夏の感染からしばらくしてかゆみを訴えるようになるのですが、

それが丁度今の季節です。

 

市販のシャンプーなどはありますが、

それだけで退治するのは難しい所。

ケアの勘所などありますので、

まず、シラミかどうか心配な方

多分そうだろうけど対処法がわからない方

は受診下さい。

 

しっかりと治療をすればシラミは2週間で居なくすることが出来る病気です。

しっかりとケアして、きちんと直しましょうね。

 

唇が乾いてきませんか? (2017年9月)

秋になりましたね・・・

さて、診察室でも湿度が下がり、乾燥の強くなってきた子が続々と受診するようになってきました。

さて、では自分の子どもの皮膚の乾燥をどうやって知ることが出来るのか?

今回はそんなお話をしていきましょう。

 

まず全身の皮膚の中で最も乾燥しやすいところはどこか?

それは粘膜との移行部分になります。

最もわかりやすいのは唇ですね。

もともと薄い顔の皮膚の中でも特に薄い部分の一つになります。

 

なので、大人の唇が乾燥したと思ったときには、

子どもの皮膚の乾燥も出てきている時。

なんですね。

 

唇が乾いてリップクリームを使いたくなったら、

子どもにも保湿剤を塗ってあげるようにすると、

乾燥肌を防ぐことが出来ますよ。

NHK「あさイチ」にて掲載?されました。 2017年9月13日

本日のNHK「あさイチ」に出演?掲載?されました。

・・・まだ見ていませんが。

 

テーマは古い日焼け止めに気をつけろ。

ということで当院を受診された方にある傾向がありましたので、

そのお話について。

ボード一枚だったので、気がついた方は少なかったかもしれませんが・・・

 

このような形で古くなった塗り薬や化粧品などについての注意喚起がなされるのは

とても意味のあることだと考えてます。

みなさんも気をつけてくださいね。

 

今年は「秋」が早くやってきた(2017年9月)

早いもので、もう9月です。

秋がやってきました。

というにはいつも早い時期ではあるのですが、今年はまさにその状態です。

というのも、寒い。

だけではありません。

乾燥もかなり強く出ている印象です。

 

湿度は気象予報であまり目にすることはないかもしれません。

しかし皮膚科医としての目は気温よりもむしろ湿度に注目が行くのです。

 

現在の湿度はどのくらいか?

これからどのように変化していくのか?

を見ながら処方を行っています。

 

赤ちゃんや小さな子のお肌は非常に敏感なものです。

だから、周辺環境にも大きく依存するものなのです。

そのため、湿度の低下により皮膚の乾燥が一気に進み、

結果として湿疹の悪化をきたすことも多いのです。

 

印象ですが、その境目は湿度55%程度。

その目で見ると・・・

今年はすでに日中にはその湿度を下回る日が出ています。

最近過ごしやすくなったわけですね。

(湿度は気温の不快感に強く影響しますから)

 

診察をしていても、子供たちのお肌は少しずつ乾燥を増しているように見えます。

例年は9月下旬くらいからその兆候が見えるのですが、

今年はいつにもましてその傾向が強く現れているようです。

 

そろそろ、冬の支度を始めたほうがいいですよ。

保湿剤もあまりきちんと塗っていなかった人は、

しっかりと塗るようにしたほうが良さそうですね。

0歳児の虫刺されは点ではじまる

虫刺されですね。

でも、0歳児の赤ちゃんの虫刺されはこんなふうには出ませんから。

 

0歳の赤ちゃんの虫刺されは「点」だけです。

大きさも数ミリ程度。

そして、それが拡大することはほとんどなく、落ち着く時はそのまま落ち着いてしまいます。

また。痒みが出ることも有りません。

もう一つの特徴は刺された日には出ないこと。

半日後から翌日くらいに出てくるんですね。

 

なので、お母さんは気が付かないんですね。

実際に診察の時にそのようにお話をするとびっくりするお母さんが多くいるんですよ。

 

知らなかった?というお母さんも多数。

そうなんです。赤ちゃんの虫刺されは年齢によって出きかたが異なるのが特徴なのです。

 

赤ちゃんの虫刺され、刺されていないのではなくて、見逃しているだけだったりして。

 

薬疹を疑うのなら、市販薬の使用もやめるべき

最近の外来であったお話です。

薬剤アレルギーを疑って受診された患者さん。

お話を聞いていると、薬剤師さんに相談をしているのですが、

病院で処方されている薬はやめたほうがいいけど、

市販薬はOKで、飲んでいました。

とのこと。

いや、ダメですって、それは。

 

外来では処方箋医薬品による薬疹をよく見るので、

そちらに意識が行きますが、思った以上に市販薬でのアレルギーは

起きているのも事実です。

結構知られていませんが。

製薬メーカーさんも意外に知らないようですが。

クロ現で記事にもなっていますね。

 

薬疹を疑ったときにはまずすべての薬剤をやめること。

だって、体内に入ってきた何らかの分子に対するアレルギー反応ですから。

なんだって、反応を起こす可能性があるんです。

まずやめないと。

 

市販薬だったらアレルギー反応が出にくいとは限りません。

少なくとも症状が出ている以上、可能性はすべて否定しておきたいんです。

 

で、中途半端な内服はせずに病院を受診すること。

アレルギー反応なので、その後も同じ物質を飲んでいると

更に悪化してしまいますから、要注意ですよ。

 

質問:高齢になっても虫刺されで水ぶくれになることはありますか?

さて、今回の質問です。

中年の方ですね。虫に刺された後に水ぶくれになる。

徐々に症状がつよくなっているようだが、原因はあるのでしょうか?

という内容です。

 

まず、簡単に回答を述べましょう。

「起こりえます」

です。

 

では、解説を。

虫刺されの反応はなぜおきるでしょうか?

虫の注入した毒や唾液成分に対するアレルギー反応が起きるからです。

 

なので、アレルギーの強さには虫側の要因と人体側の要因があります。

 

まず、虫の要因。

これは虫の種類ですね。

まず、水ぶくれを作るような虫に触れば水ぶくれができます。

マメハンミョウやツチハンミョウなどが有名でしょうか?

カンタリジンというタンパク質が毒になり、皮膚を溶かします。

あとは、ネコノミなど、水ぶくれを作りやすい虫もありますね。

こちらは化学的な問題というよりもアレルギーの問題です。

 

次に人側の要因。

アレルギー反応が強くなるような要因があれば、

反応が強くなり、水ぶくれが起きることがあります。

アレルギー反応にも実は色々ありまして、

まず全身の反応のしやすさがあります。

これは一つは遺伝によるもの、もう一つは体調によるもの。

ストレスがかかっているときや何らかの感染症があるときなどは、

アレルギー反応は強く出ることがありますね。

もう一つは、経験値によるもの。

 

経験値は虫ごとにカウントされます。

つまり、ある種類の虫にたくさん刺されると、徐々に反応が弱くなると

言うことですね。

でも、気をつけたいのは虫の種類はものすごくたくさんあり、

そのために経験値はそれぞれ、膨大な数に上ります。

そして、その虫の種類の違いはこちらでは認識していないことも

多々あるんですね。

だから、同じ「蚊」に刺されているつもりでも、実際のところ

別の種類であり、その違いを想定していないがゆえに

思った以上に反応しているということもあります。

これは、引っ越しや転居の後に虫刺されの症状が年齢相応よりも

遥かに強く出ることから十分に考えられます。

 

なので、このような要因が関係し合い、

年齢よりも遥かに強くアレルギーの反応が出ることがあるのです。

 

まあ、そう判断するのは難しいんですけどね。

 

回答は以上になります。

参考になりましたでしょうか?

お役に立てればうれしいですね。

 

 

 

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