わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ブログ

水痘が流行しています(2020年1月)

年末頃から増えてきましたが、

吉祥寺、立野、関町近隣の小学生に水痘の流行が見られるようです。

特に小学生高学年の子が多いように思えます。

 

この年代の子の特徴は水痘の予防接種を2回行っていないことが多いことです。

もう少し下の年代からは2回接種が一般的になってきたのですが、

どうしても1回接種だと水痘の完全な予防には至らず、

症状は軽いものの発症してしまうことが多々あります。

そのために感染の封じ込めにはならず、感染を拡大させてしまうのです。

 

ということで、吉祥寺近辺にお住まいの方、特に1回のみの予防接種の方は

要注意ですね。

帯状疱疹が流行しています?(2020年1月)

年末年始から最近にかけてですが、帯状疱疹の患者さんが増加した印象があります。

 

そもそも、帯状疱疹は水痘と同じウイルスですが、出現する機序が異なるために

流行することは考えにくいのです。

水痘は初回の感染症なので、感染が流行するという現象は十分に考えられます。

しかし体内に侵入した水痘・帯状疱疹ウイルスの活性化というメカニズムで

症状の出てくる帯状疱疹では理論的には発症が同時期に多発するのは

水痘の感染とは話は異なるわけです。

 

ではなぜ患者さんが多発する時期があるのか?

帯状疱疹の出現には体内の免疫バランスの変化が関係していると考えられます。

この免疫バランスですが、言ってしまえばストレスが関係します。

ストレスが強くなると免疫バランスが低下する。

ストレスが弱くなると免疫バランスが増加する。

免疫バランスが一時的に低下し、その後増加すると言う局面で

帯状疱疹が発生することがわかってきました。

 

そのために、仕事や家事が忙しくなって、その後余裕ができて暇になる、

その後に帯状疱疹は発症するという現象が見られます。

特に年末年始は多くの人が多忙になりますので、その後しばらくした

年初には帯状疱疹が多くなる。

という理屈が考えられます。

 

年末に忙しかったかた、要注意ですね。

 

冬の自由工作

冬休みということもあり、下の娘が折り紙で工作をしていました。

何でも、毎月の雑誌に少しずつ掲載されていたシリーズ物を一気に作成したのだとか。

 

おせち料理の折り紙です。

まあ、一部は切ったり貼ったりで折り紙じゃない。とママさんが憤慨していましたが、

きれいな見た目のお重が完成しました。

頑張りました。

2020年2月のデュピクセント、有利な注射日程について

2020年です、オリンピックイヤーであるのですが、

そういえばうるう年でした。

全く忘れていました・・・

 

デュピクセントにとってはうるう年は丁度いい年でもあります。

29日ありますので、2週間間隔ですと3回、4本注射ができる可能性があります。

 

今回のお得な日程は

1日土曜日

15日土曜日

29日土曜日

の3回4本です。

 

4本注射ですと、一般的な3割負担の方ですと、10万円の負担額となります。

しかし一般的な高額療養費の限度額をオーバーしますので、

限度額次第とはなりますが、満額の負担を要しない方も多くなる金額です。

 

年末年始の情報収集の後にデュピクセントを始めたいという方も

おられるかと思いますが、その場合、2月1日スタートが効率的かもしれません。

 

ただし、注意点が一つだけあります。

土曜日ですので、非常に混雑する事が予想されます。

また早期に予約枠はうまることがありますので、

予約はぜひお早めにお取りくださることをお薦めしております。

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

 

本年もわかばひふ科クリニックをよろしくお願いいたします。

 

遅くなりましたが、新年のご挨拶とさせていただきます。

2019年末の混雑状況について

2019年12月27日午前段階の予約枠の混雑状況です。

 

27日金曜日

午前 満員

午後 午後2時から3時台に若干の空きあり

夜間 満員

28日土曜日

満員

 

となっております。

28日は時間枠の都合上追加で診察することは難しい状況ですので、

診察ご希望の方は本日中に受診の手続きを行って下さい。

 

なお、本日に限り受付までの電話からの当日受診をお受けします。

電話なしの直接来院も可能ですが、診療の順番は

1)i-Callで予約された方

2)当日受付への電話予約をされた方

3)直接来院された方

となります。

iーCall予約のない方は待ち時間が通常よりも長くかかりますことを

ご了承のうえご来院下さい。

また、当院の予約時間枠は、開始時間までに来院されていることを

前提に設定しております。

予約時間枠終了までが来院時間ではないことをご注意下さい。

2019年末の混雑状況について

今年もあと残すところ1週間を切りました。

年末の診療は28日までとなっておりますので、ご注意下さい。

 

年末の混雑状況ですが、

26日木曜日 満員

27日金曜日 午前満員 午後の早い時間に予約に空きあり 夜間満員

28日土曜日 満員

です。

27日にはまだ余裕ありますので、受診をご希望の方はお早めにご予約下さい。

また、27日も満員になった場合、27日は追加でお受けしますので、

電話でご連絡下さい。

 

デュピクセントに伴う誤解とその回答(2019年12月)

デュピクセントを希望される患者さんが徐々に増えてきたことに伴い、

正解ではない知識を持って来院をされる方もおられます。

今回は投与前に思い込んでしまいがちな点について

投与した上での経験談からお話を進めていきたいと思います。

 

なお、あくまでも当院の見解であり、場合によっては公式の見解と異なる可能性もありますので、

公式の見解も併せて確認ください。

 

Q:デュピクセントを使えばアトピー性皮膚炎は治りますか?

A:残念ながら難しいかと思います。

あくまでもデュピクセントの治療は症状を減らすためのものとお考えください。

治癒はなかなか難しいと言うのが印象です。

実際に改善し投与を中断された方もおりますが、時間がたったあとに湿疹の悪化がありました。

したがって、デュピクセントを一定期間使用すればアトピーがなくなる。

デュピクセントさえ使用していれば他の治療はしなくてもよくなる。

というものではありません。

 

Q:デュピクセントを使えば他の治療はしなくてもいいですか?

A:こちらも難しいかと思います。

前項にも記載しましたが、外用や内服を行った上でのデュピクセント治療となります。

むしろ症状の改善が強い方はしっかりと他の治療を継続している方という印象を受けます。

症状をより減らしていきたい場合はデュピクセント以外の外用内服をしっかりと

行ったほうが経過は良くなるかと思います。

 

Q:症状が良くなったらデュピクセントはやめていいですか?

A:現状では中止はお薦めしておりません。

高額であり、最低限に留めたい気持ちはよく分かるのですが、

現状では中止の目安についてはよくわかっていないのが正直なところです。

2週間に1回を推奨はされていますが、投与間隔の延長は当院ではよく行われています。

症状の安定のためにも間隔の延長はOKですが、中止は推奨していません。

 

Q:調子の悪いときだけデュピクセントの注射をすればいいですか?

A:こちらも公式には推奨されてはいません。

症状の改善にはしばらくかかります。そのために悪化時のみの投与ではなく、

定期的に受信することが推奨されています。

また注射の効果は長くて1ヶ月程度でなくなってしまいますので、

その後掻爬により、湿疹が悪化した場合、前回の投与のメリットが全く

見られなくなってしまいます。

そのために定期的な接種が必要とされます。

 

Q:注射したらすぐに効いてきますか?

A:症状によって改善するまでの時間が変わります。

特に掻痒感、かゆみについては当日から改善したという方が多いようです。

しかし、赤み、かさかさ、皮膚のごわつきの順に改善するまでの時間が必要であり、

症状によっては半年以上経過して初めて改善したことがわかるという場合もあります。

すべての症状は注射直後に改善するわけではなく、さまざまな症状が時間の経過とともに

改善してくるものだとお考えください。

 

Q:感染症の副作用が心配です。

A:デュピクセントについては局所または全身性感染症のリスクはないとされています。

実際に注射している方に感染症が増加したという印象もありません。

ステロイド及びシクロスポリンといった免疫抑制剤の内服と比較し、

感染症のリスクを考慮しなくても良いというのはデュピクセントの特徴になります。

文献によると湿疹の改善により皮膚バリア機能が回復し、感染症のリスクはむしろ低下しています。

心配しなくても良さそうです。

 

Q:治療期間が長期になると効果が減りますか?

A:公的にはそのような情報はありません。

抗体そのものを減弱させる中和抗体は理論的に出現することは予想されますが、

出現率についてはまだはっきりとしたデータはありません。

また中和抗体の出現に伴う効果の低下についてのデータはありません。

したがって現時点では中和抗体の出現に伴う効果減弱はないと考えています。

その他の要因による効果減弱についても指摘はされておりません。

外来で診察をしている限りにおいても効果減弱については感じていません。

 

 

高齢者の爪切りサービス始めています(2019年12月)

冬になって時間に余裕が出てきました。

そのため、高齢者の爪切りサービスを開始しております。

 

どうしても年齢とともに爪は厚く固くなってきてしまいます。

ときには角のようにネジ曲がってしまい、歩行にも困難になるほどです。

 

当院では高齢者の爪切りサービスを行っております。

3月末までの期間限定ですが、ご希望の方はご来院ください。

初回は一般の外来枠でニッパーを使用しての処置となります。

こちらは保険診療内での処置となります。

2回目以降は希望に応じてグラインダーなどを使用しての処置を行います。

こちらは有料となりますので、ご注意ください。

 

詳細については下のプリントからご確認ください。

爪切りサービスのご案内

2019年末の予約状況について

本年末の予約状況についてです

 

12月21日土曜日 満員

12月28日土曜日 ほぼ満員

です。

 

平日はまだ予約枠は空いております。

しかし一部開始直後、終了直前の時間枠については

定員になっている時間帯がありますので、ご注意ください。