わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ブログ

YouTube動画:アトピー性皮膚炎の新薬解説

今回の動画はアトピー性皮膚炎の新薬についての解説動画です。

2018年からどんどん新薬が出てきました。

その解説とメリット、デメリットについてお話をしています。

2024年1月現在の9種類についての解説です。

興味のある方はどうぞ。

 

YouTube動画:2024年アトピー性皮膚炎の新治療予測解説動画

2023年もアトピー性皮膚炎の新規治療薬も販売になり、

また、今までの治療薬も適応年齢の拡大がありました。

では2024年がどうなるのか?

 

治療法の変化について

新規薬剤について

合わせてYouTubeで解説してみました。

興味がありましたらのぞいてみてくださいね。

 

YouTube動画:2023年アトピー性皮膚炎の新規治療薬解説動画

本当は年末に上げたかったのですが、年始になってしまいました。

昨年新規処方開始された&適応年齢が拡大されたアトピー性皮膚炎の

おくすりのまとめ解説動画です。

 

Withコロナ時代の知識習得

久しぶりに真面目なお話をしようかと考えていました。

連休中ですので時間があるうちに文章にしていきたいと思います。

今回は皮膚科の話ではないので、ご興味のない方はスルーをお願いします。

 

現在、学会に来ております。

お医者さんというのは学会の多い人種でして、常に毎週どこかしらで学会が開かれており、

年に何回かはどこかの学会にでかけていくことをしております。

 

学会の目的は一義的に新規情報の習得です。

今まで見たことも聞いたことも考えたことのない病気、診断方法、検査方法、治療方法についての

他のかたの情報を確認することができ、自分のものにすることのできる機会です。

特にその分野の専門家の意見というものが貴重でして、

文章になる前のナマの情報であったり、文章にするときに削ぎ落とされてしまう「余分」な、

でもそれは実は核心をついているような情報であったりに触れる事が可能になるのです。

 

その学会が、コロナの影響で、ほぼゼロになりました。

現在なんとか一部で復活の兆候が出ています。

今ここです。

 

もちろん学会の目的はそれだけではなく、知り合いの先生にあってお話をして、

近況について確認することもできます。

関連企業の情報もありますので、新規機材の情報について入手することもできます。

それがこの半年ほとんどできなくなっていました。

 

本当に大きな影響を目に見えないレベルで受けていたことが実感されます。

 

多分この影響というのは私達の分野を超えて、様々な専門領域ですべて同時に発生していると。

考えることができます。

 

つまり、社会全体の進歩が半年送れさせられたということになるかもしれません。

 

今後どのような社会が形成されるのか、なんとなくですが見えてきました。

つまり、直接接触の最小化です。

この変化がどのような影響を受けるのか、まだわかりません。

しかし、今までと同様には行かないのは確かなことかと思います。

逆にこの変化が好ましい影響を起こす可能性もありますが、

どうなるのか。

学会に参加しながら少し考えていきたいと思います。

 

最後に大事なのは変わることを恐れないことかもしれません。

考えながら、ときに少しお休みしながら変わっていくことを受け入れて、

少しずつ自分を変えて生きながら、考えながら進んでいく必要があるのかもしれませんね。

 

というお話でした。難しいですねえ・・・

WELQの調査が開始されるようです。

前回の記事から少し時間があいてしまいました。

しかしその間にもDeNA担当者の方とのやり取りは続けており、

現在調査を開始する段階に至りました。

 

前回頂いたメールの内容の一部がわからなかったために問い合わせ。

その時の内容は以下のとおりです。


すみませんが、不明な点がありましたので、質問をさせてください。
>・調査に際し、ご相談者様の指定URLへ、数回ずつアクセスさせていただく可能性があります。
こちらのURLですが、具体的にはどこになりますでしょうか?
当方の転載されたWebページアドレスのことでしょうか?
それとも当院のトップページなどでしょうか?
文面からははっきりしなかったので、教えていただけますでしょうか?
お忙しいところ大変恐縮ですが、宜しくお願い致します。

数日経過して返信が返ってきました。

お待たせしており申し訳ございません。

調査は、指定いただくURLを元に実施いたします。

調査を希望なさるURLのリストをいただけましたら、指定されたURLに1度づつアクセスし、そのページ内の文字を抽出して弊社記事との文字一致率調査を実施する予定です。

上記でお分かりづらい点がございましたら、再度お尋ねいただければ幸いです。


・・・いや、具体的なURLと言われても現在ブログは800本以上有るし、
こちらではどこのページから勝手に引用されたかわからないのに、URL指定って・・・・
という感じです。
こちらに手間を掛けさせることで調査を終了させようとしているのではないかと考えてしまいます。
その旨をメールで返信いたしました。

お返事の内容について確認いたしました。
URLですが、ブログは現在400-500件ページ程度あります。
それぞれどこに使用されたかを検討するのは難しいかと思うのですがいかがでしょうか?
子どもの皮膚病領域一般を扱っていますので、特定のURLを指定するのは難しいかと。
当方で問題にしているのは
上記についてもですが、
もう一件は
当院の名前が入った引用のあるページにトンデモなことが書かれていないか?」
についてです。
こちらは当方からは確認する手段はありませんので、
御社で確認して頂く必要があるのです。
お忙しいところ大変恐縮ですが、
宜しくお願い致します。
URLについては後日連絡をさせていただければと思います。

3日経過してのDeNAさんからの返答です。

 ページ数が400~500に上るとのご連絡ありがとうございました。
一つ一つのURLをご指定いただくにはお手間がかかりますので、先んじて弊社コンテンツ内に
・貴サイトへのリンク
・「わかばひふ科クリニック」のテキスト
の2点が存在しているかを確認し、存在していた場合にはその記事を対象にテキスト調査を実施したいと存じますが、いかがでしょうか?
ご同意いただけましたら調査を進めたいと思いますので、ご検討のほどよろしくお願いいたします。テキスト調査についてはメール文面のみでのご説明が難しいため、ご説明ページを設置させていただきました。
以下をご参照いただきますと、今回の調査の進め方が分かり易いかと存じますのでご参照くださいませ。▼キュレーションサービスのテキスト調査について
https://dena-palette.jp/information/text_mining


 内容を確認してみた所、ある程度了解出来るものでしたので、
早速調査をお願いしてみることにしました。
数週間かかるとのことですので、
結果はのんびりと待ちたいと思います。
さて、どうなることやら。

WELQに実際に問い合わせをしてみました。

WELQのお話の続きです。

あまり気持ちのよい案件では無いので興味の無い方は別のページへと移動頂いたほうが

良いかと思います。

どちらかと言うと、今後、どのような対応を取るかの各人のためですね。

 

こちらのページより、問い合わせができるようでしたので、実際に問い合わせをしてみました。

 

以下、問い合わせの内容となります。

—————————————————————————————————————–

こんばんは。

(一部個人情報のために一段削除)

 

今回はWELQへの転載の件で問い合わせをさせていただきたく
連絡をさせていただきました。

WELQの件については報道機関からのニュースになるまで
存在自体を知らず、初めて確認した翌日にはサイトを閉鎖されてしまいましたので、
完全な確認を取ることができませんでした。

しかし、当院の名前で検索をした際には数十件のヒットがあったようです。
(今となっては確認する方法も有りませんが)

今回問合わせをさせていただいたのは、
・実際には何ページ/何件が転載されていたのか?
・そのページを閲覧した人数はどのくらいいるのか?

について確認したいのです。

また、
・実際にそのページにはどのような記事が記載されていたのか?
・誰がそのページを記載したのか?

についても教えていただけますでしょうか。

よろしくお願いいたします。

—————————————————————————————————————–

この件についてですが、何分日本で初めてのトラブルと言っても差し支えが無いかもしれません。

他の人の記事をまとめて、記事を仕立て上げるキュレーションメディアと言うものも

ここ数年で出現したものでもありますし、実際に大きな問題になったことは

これまでありませんからね。

著作権について、また他者の記事をまとめる手法そのものの倫理的な問題点については

まだまとまった見解が出ていないようですし。

 

ただ、まとめられる記事を書いた人間としては

実際にどのような記事にされたのかが気になるわけです。

特に赤ちゃんの記事を適当にまとめられて、

間違っていることをされたり、質の悪い商品に誘導されているような事があれば、

元記事の記載者としてはあまり気持ちの良いものではありません。

(もちろん、一番責任を追うべきはWELQおよびその運営会社と親会社であるDeNA、

そしてその記事を作成したものとなるのは当たり前ですが。やっぱりねえ・・・)

 

 

まず何があったのかを確認する。どの記事を掲載されたのか確認する。

その段階から始めていきたいと思います。

お返事、ちゃんと来ますかねえ・・・。

 

WELQに勝手に記事を使用されていたことがわかりました。

前回の記事を書いたのが4月8日でしたね。

かなり時間が空きましたが、WELQより返事が来ました。

 

8件、流用があったようです。

でも正直良くわからんね。

と言うのは印象です。

 

だって、その記事読んでいないんですもの。

 

DeNAさんが行った手法が全文検索ですね。

つまり、当院のブログの記事とWELQの記事の文章を全部検索して、

そのうちの何%が一致しているかを見ていく。

その数値がある程度以上であれば流用と考える。

という手法です。

 

でも、「てにおは」変えればすぐに文章の一致率を下げることができますよね。

また、文章の前後を少し入れ替えるだけでも一致率は下がりますよね。

 

ということもあり、その数字自体が信用できない状態になっています。

また、記事を書いたライター向けにマニュアルが出回っており、

その中には記載をある程度変更するように書いてあったりもするわけです。

DeNAリライトマニュアルの巧妙すぎる手法(週間東洋経済オンライン2016/12/9)

つまり、全文検索をして出てきた結果と、記事の流用状況の間の相関関係は

より下がってくるわけです。

 

逆に当たり障りのない文章を書いていても、全文検索をすれば一致するわけです。

猿がキーボードを売っていれば、シェークスピアがいつか書けるというアレですね。

 

なので、真相が全然わからないのです。

それなのに、貴院の記事なのかそうでないのか判断してって言われてもどうすればいいの?なわけです。

結局、当てはまりそうな文章を全部読み込んでみて、流用がないか判断をしなければいけないのです。

最終的には人海戦術。

 

記事を流用するのはコピペで一瞬でできますが、その検証にはものすごく時間がかかるのです。

ただね、それはやらかした側はしっかりとやる責任があるわけですし、

流用された側もそれを簡単にみすごすと、それが前例になって、次にも同じようなことが起こるのです。

なので、今回の件はそれだけはきっちりと行いたい。

特に誰かの健康にダイレクトに関わる情報なので、そこは忘れないようにしないといけません。

流用されてしまった側に余計なコストと手間を掛けるという、明らかに二次被害なんですが

ただ、できるだけのことはしていかなければいけないな。と思うわけです。

 

まだまだこの話、終わりは見えません。

当院からもこの結果について再度問い合わせを行っています。

その返事を気長に待ちたいと思います。

ただね、風化だけはさせてはいけないですよね。

WELQからお返事が来ました

本当はもう少し前に来ているんですよ。

でも、できればもうちょっと早いほうがいいですね。

忙しいのかな?

(でも、忙しいということは必要な業務量に対して

充分な人員を割いていないということなんですけどね。

この件に対する上層部の考え方の現れですね。)

 

以下、お返事です。


弊社キュレーションプラットフォームサービスに関する一連の事態につきまして、深くお詫び申し上げます。
また、調査に関する情報提供にご協力いただきまして、誠にありがとうございます。

御院名で検索し、WELQサイト上でヒットした記事に関しての調査を依頼いただきましたが、調査を進めるにあたり、
誠に恐縮ではございますが、事前に同意いただきたいことがございます。

【同意いただきたいこと】
・調査に際し、ご相談者様の指定URLへ、数回ずつアクセスさせていただく可能性があります。
・報告書の作成にあたり、お申し出コンテンツ内のテキスト情報を弊社サーバに保存する必要が生じます。
※保存したデータは本調査にのみ使用いたします。
・調査の精度向上を目的として、調査過程で個々のテキストの目視確認等を行うため、調査にお時間をいただく可能性があります。
※10ページ分のURLをご指定いただいた場合、調査開始より2,3週間程度が目安となります。

大変お手数をおかけいたしますが、上記の点についてのご同意の有無をご返信頂きたくお願い申し上げます。

なお、上記にご同意をいただけ次第、速やかに該当記事の特定及び調査を行わせて頂くことで、
ご質問の内容につきましてもご回答できる状態となります点、ご了承いただければと存じます。

大変恐縮ですが、頂きましたご質問に対する最終的なご回答まで、調査の進捗次第ではありますが、
相応のお時間を頂戴する場合がございます。どうぞあわせてご了承いただければと思います。

誠に恐れ入りますが、ご理解いただけますと幸いでございます。
何卒よろしくお願いいたします。


不明点があり、質問を送っているのですが、

まだまだ時間が掛かりそうです。

 

というか、まだ入り口にも入っていないし!

何件転載されていたのかも分かりませんし!

結構うんざりしていますが。

 

・・・はっ。そうしてめんどくさくなって有耶無耶になるのを相手は待っているのか?

などど詮無きことを考えてしまいます。

やれやれ。

Twitterまとめ:赤ちゃんの首にできる「スタイ負け」について

暑くなってきましたねえ。

今回のテーマは赤ちゃんの首にできる湿疹です。

外来ではよく「スタイ負け」と読んでいますが。

 

基本的な事項についてまとめてみました。

 

Twitterまとめ:赤ちゃんの顔の湿疹にコレクチムを勧めるわけ

Twitterですが、Noteに書くほどではない記事を連投形式で掲載することがあります。

今回はコレクチム軟膏のお話ですね。

生後6ヶ月からコレクチム軟膏がアトピー性皮膚炎に対して使用できるようになりました。

その辺のお話です。

興味がある方はぜひご一読ください。