わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ブログ

ロゴマーク

わかばひふ科クリニックのロゴマークについての裏話です。

 

もともと、ロゴマークにはデザイン案がありました。

そのデザイン案をもとに、とあるサイトでデザインを公募したところ60以上もの応募がありました。

その中で最も優れていると感じたデザインが現在のロゴマークとなっています。

(ちなみに、その一番は夫婦ともに同じものだったのです)

 

最初のデザイン案とのちがいは、中心部に幾つか円が追加されていることでした。

デザイナーさんの判断でつけてくださったものでした。

私たちは、「葉っぱだし、花の蕾があってもいいよね」くらいに考えていたのですが、

デザイナーさんいわく、

「浮上する球体は問題を解決していくイメージや

完治する事によって患者さんの気分が晴れやかになるイメージをシンボライズしたものになります。」

とのことでした。

おおおう、深いイメージだなと思っていたら、このデザイナーさん、昔は仏教画を書いていたそうです。

そう考えてこのロゴをみると、なんとなくご利益が有りそうな・・・logo

レゴ デュプロ

レゴ デュプロ アイスクリームあそびセット 10574

子供の空間認識力を養うには、積み木やブロック遊びをたくさんさせるといいそうです。

ですが、いきなり子供に与えても、遊んでくれません。
我が家は上の子で失敗しました・・。

上の子が1歳くらいの時、デュプロの動物園のシリーズをおばあちゃんに買ってもらったのですが、あまり興味を示さず、私が作ったらそれで遊んでおしまい。
自分で作ることはあまりしませんでした。

好きじゃないのかな、くらいにしか思わず、レゴも出さなくなってしまいましたが、ある方のブログで1歳くらいの子供にレゴで遊ぶようにする方法が紹介されており、
目からウロコでした。

そもそも、小さい子供にはブロックをつなげることは難しく、親が作ったものをはずして遊ぶことから始めましょう、とあり、
『せっかく作ったものを壊しちゃダメ〜!』という上の子の時の遊ばせ方は最悪でした・・

たしかに、下の子のアンパンマンブロックも、せっかくつなげてアンパンマンになっているのに、バラバラ殺人事件になっていることもしばしば。
あれは、はずして遊ぶことしかできなかったからなんですね。

しかも、レゴデュプロという大きいサイズのブロックだからいいだろうと思っていましたが、4つの穴を合わせてはめるというのは、
相当難易度が高いので、まずは1つ穴のお話のブロックをはめることや、握りやすい大きなパーツを与えてみましょうとのこと。

一番大きそうで、はめる数も少なく、なおかつ形になりやすい、アイスクリームあそびというセットを購入して、下の子でリベンジです!

ちなみに上の子は、今はブロックも大好きで、お城のセットを作るのを楽しみにしています。
(普通のレゴはパーツが小さく、万が一口に入れる可能性を考えると、下の子がいないときじゃないと作れないのです・・)

レーザー照射の顛末は?

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サッカーのワールドカップ最終予選。

ヨルダン戦で日本の選手にレーザー(ポインター?)の光が

当てられていたことがニュースになっていました。

いくらなんでもあんまりだろうと思います。

これで少なくとも私のヨルダンに対する心象はだいぶ悪くなりました。

その後、日本のサッカー協会はFIFAに抗議文を提出したようですね。

 

ただ、そのニュースで気になることがありました。

マスコミのこのニュースの取り上げ方は

「サッカーの試合を行う時に、障害になる」

ということが最初に出ていました。

 

しかし、レーザーを病院で扱っている人間としては

順番が違うだろう。

と思います。

まず、眼への被害を最初に考えて欲しいのです。

 

少なくとも医療用のレーザーを扱っている人間の一人として

眼へのレーザー照射にはいくら気をつけても使いすぎることは無いと考えています。

特にレーザーの照射孔を直接覗きこむなどもってのほか。

今までに若い先生の指導をしていて、このような事態になったことはありませんが、

もしもそういうことになりそうなときは怒鳴りつけることも辞さない覚悟です。

そのくらい、眼へのレーザーは気をつけるべきものなのです。

 

今回の抗議文の中身まではわかりませんでしたが、

まず眼への影響を出し、

ついでサッカーの試合に対する影響を述べる。

それが筋だと思います。

今の日本代表の選手が何年サッカーをするのかわかりませんが、

少なくとも、サッカーをやめても、その人の人生は続くのですから。

ルールは何故あるのか?

ルールは何のためにあるのか?

 

子供に聞かれることもあるかと思います。

みなさんはどのように答えますか?

 

私は、

「物事をあえて制限することでわかりやすくするためにある。

結果として安全に、効率的になる」

と考えます。

やっていいことと行けないことの境目はあやふやなものです。

法律を始めとするルールであるところで線を引くことで、

境界を作り、物事を簡単にすることができると考えます。

 

と言うのも・・・・・・

当クリニックの看板娘さんへ。

なんて書いてあるのか読めませんよ。(苦笑)

写真

リンパの流れと血の流れ

あまり、知られていないことですが、血液の流れと、リンパの流れは違います。

 

虫刺されのあとや、蜂窩織炎(皮膚の下にバイキンが入る病気です)のあとに、

腫れた部分から体の中心に向かって、赤くなった皮膚が帯のように広がっていくことを

診察時に目にすることがあります。

 

これが、リンパの流れです。

正確にはリンパ管の流れということになるでしょう。

かぶれや虫さされ等のアレルギー反応や細菌などの感染症が起きた時には

このリンパ管の中をリンパ球が通ります。

そのリンパ球はリンパ節にいたり、そこで、「敵の襲来を告げる」=炎症反応を起こすように司令を出すのです。

もちろん、リンパ管に沿って、その反応は伝わりますから、リンパ管周囲には赤く腫れた部分が出来上がります。

当然リンパ節もぐりぐりに腫れることになります。

 

実は、この反応はアレルギーや感染症だけで起きるわけではありません。

他にも悪性腫瘍の時にも同じような原理で、免疫反応が起きると考えられます。

また、転移をするときにはこのリンパ管を経由して起きることがあります。

悪性腫瘍があった部分からリンパ管を経由して、最初に出会うリンパ節のことを

センチネルリンパ節と呼びます。

センチネルとは見張りの意味ですね。

 

ですので、悪性腫瘍がリンパ管を通して転移するときにはまずこのセンチネルリンパ節を経由することになります。

逆にこの原理を逆手に取り、まずセンチネルリンパ節をとってみれば転移が有るかを判断することが出来ます。

この方法をセンチネルリンパ節生検と呼びます。

ここに腫瘍細胞が入るかいないかで転移の有無をある程度判断することが出来るわけですね。

 

では、なぜ、こんなお話をしているのか?

じつは、先日蚊に刺された時にキレイにリンパ管の流れに沿って、赤みが広がってきたんですね。

感心して、思わず写真をとってしまいました。

↓ 毛深いのはご容赦下さい。

photo

りんご病が流行っているようです。

ここのところ患者さんが立て続けに来ているので、注意喚起の報告です。

特に練馬区、西東京市の患者さんがおりますので、少し流行しているようですね。

 

と思って東京都の感染情報を確認してみたら、結構多く患者さんが出ているようです。

クリックして11.pdfにアクセス

特に幼稚園児から小学生に感染者が多いようですね。

 

 

でも、本当に気をつけるべきは大人です。

子どもの場合は、熱が出て赤くなるくらいですが、

大人の場合は症状が激烈に出てきます。

高熱、関節の痛み、むくみなどもありますし、

特に下肢の紫斑が強く出る方がいますので、要注意。

また、妊婦さんは特に注意して下さい。

妊娠初期に感染することにより、トラブルが起きる可能性が有ります。

 

最後に、必要な情報へのリンクを貼っておきますので、参考にしてくださいね。

http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/k04_23/k04_23.html

りんご病が流行しています(2018年7月)

先月の末から今月に入ってりんご病が流行しています。

というお話です。

 

りんご病。そんなに目にすることは無いかもしれません。

しかし典型的な症状で診断はできるのです。

 

・両頬部

・両上腕から前腕

・両大腿から下腿

にかけて、網目状もしくはもう少しベッタリとした

赤みが出てくること。

その赤みは痛くも痒くも盛り上がりも無いこと。

が典型的な皮膚の症状です。

 

そして話を聞いてみると

その1週間程度前に、体調を崩したり軽度の発熱があったこと。

 

これで診断ができます。

そんなに難しくはない病気ですね。

 

でも、その厄介な点は

見た目の症状の強さと感染力の強さには関係がないこと

なんです。

 

つまり、感染力が強いのは、最初の体調を崩したときであり、

見た目で診断されたときにはもう感染性はなくなっている。

ということが問題になります。

したがって、見た目で診断されたときにはすでに他に誰かに感染ったあとかもしれない

んですよね。

いやあ、厄介です。

 

これから夏休みも進み、人の移動も多くなる季節です。

感染が拡大しないか少し様子を見ていくことにしましょう。

りんご病(伝染性紅斑)が流行っています

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りんごはりんごでも病気のりんごです。

 

先週から今週にかけて、数人のりんご病の患者さんが受診されました。

どうも練馬区の南西地域でりんご病の流行が有るようですね。

 

発熱はあったりなかったり。

腕と太腿に淡い紅斑が時に網状に出現すること。

両側のほっぺたにも似たような形の淡い紅斑が出現すること。

痛みや痒みは無いこと。

 

が、特徴です。

今後も患者さんの数が増えると予想されますので、

疑わしいと思った方は受診してくださいね。

 

リラックマの加湿器

リラックマ 加湿器(セラミックボール付き)

第1診察室のテーブルに置いてある、リラックマの加湿器ですが、

ついに昇天なされました。

スイッチを付けてもうんともすんともしません。

基板が壊れてしまったのでしょう。

 

ということで、現在新たな加湿器を物色中です。

かわいい物があればいいのですが。

皆様の方で希望などありましたらコメント欄よりご記入下さい。

 

よろしくお願いします。

 

リップクリームは取れてなくなります(2022年11月)

今朝なんとなくテレビを見ていたらそんなお話がありました。

そうなんです、リップクリームはすぐに取れていなくなってしまうのです。

 

職業柄、赤ちゃんの診察を行っていますが、赤ちゃんのほっぺたと口の周りはだいたい荒れています。

スキンケア指導を行って治療を進めて行くのですが、同時に診察を行いながら問診も行います。

 

一日何回ほっぺたを保湿していますか?

と聞くのですが、荒れている子と落ち着いている子では回数に明らかに差が出ます。

一桁か二桁か?

簡単に言うとそんな感じですね。

回数が多ければそれだけカサカサが予防できるというのが印象です。

 

次に診察を行いますが、口の周りのカサカサについてはどうでしょうか?

乾燥している子に聞いてみます。いつ保湿しましたか?と

こちらもカサカサしている子としっとりしている子では大分答えが異なります。

1時間ではかさかさ。30分未満ではしっとり。

大まかに分けるとそのような違いが見られるようです。

 

つまり、30分以上間を開けないで保湿を行うということは一日10回以上保湿するということであり、

それ以上とそれ以下ではお肌の乾燥状態には大きな違いができる。

ということが見えてきます。

 

こちらの原則は当然大人にも当てはめることができるでしょうね。

大人のお肌は赤ちゃんよりもしっかりとしていますのでそこまで極端な差は出ることはありませんが、

同様の傾向は出てくるでしょう。

 

一日10回とは行かないまでも極力回数を多く保湿することがお肌のコントロールの上では

大事なことでしょうね。

 

赤ちゃんに教えてもらった大事なこと。

顔の保湿は何回も行ったほうが良いでしょう。