わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

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2017年1月12日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2017年1月12日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-035
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年1月19日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-038
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2017年2月2日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-036
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年2月16日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-039
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2017年3月2日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-037
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年3月16日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-040
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは直前まで承ります。問い合わせフォームよりご連絡ください。
防犯上の観点から電話ではお受けできませんのでご注意ください。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。


予約希望の方は最下段の問い合わせフォームより希望日時をご記入のうえ、ご連絡ください。
折り返し、電話にて当院より予約状況の連絡をさせていただきます。
よろしくお願い致します。



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追記
12月26日に連絡を頂いたY.M様。
何度かメールさせていただきましたが、連絡を取ることができませんでしたので、
こちらで連絡させていただきます。
1月19日はお越し頂いても大丈夫です。

食べ物がつくとアレルギーになるから食品由来成分は全部使っちゃダメですか?

食物アレルギーが元は皮膚から入った成分に反応するところから始まるんだ。

このお話はここ数年で一気に広がった感じがありますね。

今回はその先のお話についてです。

 

さて、では食品由来の成分を皮膚に使用するのは一切良くないのかというお話です。

 

うん、結構難しいんですね。これは。

と言うのはどこで線を引けば良いのかという問題があるからです。

 

まず最初に「食物アレルギーがどのようにして発生すると考えられているのか」から説明しましょう。

最初のきっかけは実はお肌にあります。

皮膚特に顔の荒れた皮膚(湿疹の皮膚)に食品由来の化学物質がくっつきます。

するとその成分に対して感作という生体反応が起こります。

この「感作」とは、アレルギーの準備状態のこと。

つまり、この感作された物質に後日もう一度触れるとアレルギーが起こりますよ。

という状態になります。

 

そして、後日の話です。

顔にその物質が付着することからアレルギー性の皮膚炎が起こります。

いわゆるかぶれですね。

そしてこの感作は全身全体に起こるものですから、

当然口やお腹の粘膜でも起こります。

口の粘膜で起これば口の周りの蕁麻疹、嘔吐の反応を起こすこともあります。

お腹の粘膜で起これば腹痛や下痢、嘔吐。当然体の蕁麻疹という形で症状が起こります。

これが食物アレルギーの症状という形で目にみえてきます。

当然反応が強ければ血圧低下などのアナフィラキシーに至るわけです。

 

で、問題はその成分。

一つわかっていることは、小さいものよりも大きなもののほうが危険であろうということ。

それなりのサイズが必要になるんです。

したがって、分解されているものであれば相対的に危険度は低いと考えることができます。

 

 

ココまでが基礎編。

ココからが問題なんですが、由来成分を全て塗ってはいけないのか?

どちらかというと、Yesです。

 

使わなければ行けない理由があれば別ですが、

そうでなければ使用する必要は無いでしょう。

と考えます。

無用なリスクはとらないほうが良いのではないでしょうか?

 

ただし、例外があります。

過去にすでに使われていて、問題ないのがわかっていればOK

と考えてもいいかと思います。

だって、過去に一杯の人が使っていてOKだったわけですからね。

過去からのデータの蓄積が有るわけです。

 

 

まあ、でも、使わなくてもイイんじゃないの?

というものは使用しないのがベターかと思います。

 

あなたはだあれ?

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必要があって、時にいろいろなサイトを情報を探して渡り歩くことがあります。

まとめサイトの弊害については今後何処かで書くこともあるかもしれません。

今回は触れないでおきましょう。

今日のお話は、サイトの信頼性の問題についてです。

 

いくつかの分野のサイトをチェックすると、よくまとまっているねえ。

きれいなデザインだねえ。

と思うようなサイトが出てきます。

 

でもね、これ、誰が書いているの?

というサイトが非常に多く見られます。

 

特に多いのが化粧品サイト。

ついで病気のサイトもそれなりにありますかね。

脱ステロイドのサイトにも結構そういうものが多いんです。

 

いやあ、よくないですねえ。

だって、誰が書いているかわかりませんもの。

 

まあ、尤も、効果あったなかったなどというものはある程度幅がありますから、

どうしてもぼやけた形になります。

ただね、問題なのは、「これが効く」と書いてあるモノ。

 

その効果を一体誰が保証しているのでしょうか?

誰が書いたかわからないサイト。

そして、なんだか訳の分からない商品。

有効性?データはありますが、出典はなし。

検索サイトで上に出たから?

いえいえ、そのデータはお金を出せばいじれることが分かっていますし

(そういう業者もたくさんいますね)

検索サイトで上に来たサイトがしっかりしたことを書いているわけではないことも

新聞やニュースで出ているとおりです。

 

何を信じたら良いのかわからない。

などと言う話を聞きますが、少なくとも医療の分野についての専門家の言うことは一つ。

「信じることなんかしても仕方ない」

だけです。

信じるか信じないかではない。

情報を読んでまとめてウラを取って。

情報の出処を確認して、書いている人の信頼性を確認して、

初めて、前向きにその情報に接する。

 

それだけなんです。

信じるものは救われる?そんなことはありません。

ずーっと、考えなければいけないのです。

書評:「はたらく細胞」 著:清水茜

マンガも読みますよ?

 

本屋さんの店頭で平積みの1巻を見つけて、思わず衝動買いしたのが最初です。

 

ヒロインは赤血球

ええと、血液1μlあたり300万個くらい居ますよね。

ヒーローは好中球。

こちらも血液1μlあたり5000個の50%だから2500個くらい居ますよね。

 

凄いなー。

今まで見た中で一番小さなヒーローとヒロインだー。

と考えてみたり。

まあ、最初はそういったわけで正直イロモノとして見ていたのですが・・・

 

いやいや。

しっかりと書いていますよ。

戦闘シーンは本当なわけがありません。

顕微鏡で見ている感じでは静かなものですから。

こんなに熱血はしていませんよ。

 

でも、生体内でどんな細胞が何を行っているのか。

それについては(医学部学生時代の知識プラスアルファしかありませんが)教科書レベルの記載としては

全く問題なし。

 

なんですよ。意外でしたが。

 

そんなこんなで毎度毎度新刊が出るたびに購入して

今回は4冊目です。

 

血液・血管系だけではネタが持たないんでしょうね。

いろいろなところでの感染症との戦いです。

そういえば3巻ではニキビ居たなあ。

 

一つ言えることは、

これは学習漫画としても、問題は無いのでは無いかと思うんですね。

 

子どもたちの興味を引かせるには良いマンガかと思います。

時にスプラッタですが、中学生高校生向けに読むには良いかもしれません。

生物特に人体の分野が苦手という方も多いかと思います。

でも、こういったマンガをきっかけにして興味の幅を広げていっても良いのではないかと思うんですね。

 

というわけで、(皮膚科医ですが、)オススメします。

 

 

テリブル・ツーとやーやーやー

この週末は風邪を引いて寝込んでいました。

いやあ、流行に早めに乗っておくほうが良さそうです。

 

寝込んでいるときに特にイラッと来るのが、下の娘の反抗期。

長後2歳半になったので、なんでもイヤイヤが出てきました。

 

片付けなさい。

いやー。

お風呂に入りなさい。

いやー。

 

一日中こんな具合です。

 

ああ、そう言えば、そんな歌ありましたねー。

と夫婦で笑いながら探すと。

ありますね。

チャゲアスですよ。

 

久しぶりにYouTubeで見ていると、

当の本人が「聞かせて聞かせてー」とのこと。

 

まあ、聞いてもよくわからないでしょうけど。

 

なので、暫くの間、我が家では反抗期の娘が騒ぎ出したら

Yah-Yah-Yahを歌うことが流行りそうです。

しばらくは手こずらされることが分かっていますから、

せっかくなので、楽しみましょう。

ビデオにとって、第二次反抗期になった娘に見せるのも効果ありそうです。

・・・そんなことしたらパパに口をきいてくれなくなそうですが。

 

 

そして、マイブームに90年台ポップスが・・・

なんとなくですが、その人の音楽の原点は思春期に何を聞いたかなんでしょうね。

きっと。

その頃はあまりテレビを見ていないのですが、ヒットソングはなんとなく知っているのはなぜでしょう?

 

恋人たちのクリスマス

いよいよ師走。
街もクリスマスの装いになってきました。

恋人がいる人もいない人も、なんだかソワソワする季節です。

少し前ですが、井の頭線に乗ったら、こんなつり革がありました。

 

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ラブ注入♡

古いね〜(笑)

師走は蕁麻疹の季節です

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年末です。

どうしましょう。

と思っている人も多いかもしれません。

 

正月に立てた計画はうまくいきました?

焦っては居ませんか?

焦っても良いことありませんよ?

蕁麻疹ができますよ?

 

と言うのが今日のお話です。

 

 

蕁麻疹の原因は様々です。

しかしm一つ言えることがありまして、

疲れると出る。寝不足になると出る。

ということは紛れもない事実です。

 

逆に蕁麻疹ができるか否かで体にかかっているストレスを感じることも出来るくらいですからね。

 

・・・ということは・・・

年末年始の忙しい時期には蕁麻疹がよく出来るということでも有るのです。

 

これは大人だけ?

と思いきや子どもたちも蕁麻疹の発生時期だったりもします。

 

中学生高校生は定期テストで。

受験生は追い込みの時期だから。

小学生は長い2学期で疲れてしまい、

蕁麻疹を発生させてしまうのです。

 

乳幼児は?と考えてみると。

結構出たりもします。

 

その原因の一つ目は風邪。

風邪などの細菌/ウイルス感染症は小さな子の蕁麻疹の最も多い原因です。

 

もう一つは疲れ。

結構多いのは帰省です。

ラッシュの中帰ってヘトヘトに。

いつもと違う環境で疲れてしまい、

構われすぎることもストレスになります。

 

帰省先で蕁麻疹。

そして、帰ってきて落ち着いたら蕁麻疹。

 

結構多いです。

 

いずれにしても、忙しくなると蕁麻疹ができるもの。

できたときには体をゆっくりと休めてあげてください。

無理は?まあ、できないことも無いでしょうけどね。

でも、ここで無理をすると大きな病気につながりますよ。

と言われているんだ。と考えたら良いのでは無いでしょうか?

 

2016年12月15日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2016年12月15日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-037
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2017年1月12日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-035
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年1月19日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-038
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは直前まで承ります。問い合わせフォームよりご連絡ください。
防犯上の観点から電話ではお受けできませんのでご注意ください。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。


予約希望の方は最下段の問い合わせフォームより希望日時をご記入のうえ、ご連絡ください。
折り返し、電話にて当院より予約状況の連絡をさせていただきます。
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2.5日目のカレー

先日、夕方の買い物の時に、家族からカレーの要望が出ました。

今からかぁ・・・

が、正直な気持ち。

作るのはカンタンですが、作りたてはあまり美味しくない。

煮込む時間もないし・・・。

カレーの裏ワザは、TVで様々なものが紹介されていますが、正直なところ、インスタントコーヒーを入れようが、チョコを入れようが、ケチャップを入れようが、美味しくなったと思ったことがありません。

う〜ん・・・

とりあえず作り始めましたが、我が家は子供カレーと大人カレーを2種類つくるので、意外と面倒くさく、時間もかかります。

子供の分は取り分けりゃいいじゃん、とおっしゃる方がいるのですが、なにしろ我が家のカレー消費量はスゴイのです。

大人カレーだけで、5皿分のカレールーが2箱必要。

なぜなら、家族全員がカレー大好きで、おかわりは当たり前、上の子は、子供カレーの他に大人カレーを夕食で食べ、翌日はお弁当に持っていきます。

大人は、当然翌日の朝食もカレーをがっつり。

どこのイチローですか・・

という状況なのです。

加えて、下の子はアンパンマンのカレールーが大好きで、丸呑みグセがあるため、噛まないといけない硬さで、なおかつほどほどの大きさに野菜を切り刻まないといけません。

かくして、豚肉600g、挽肉100g、ニンジン2.5本、タマネギ4個、ジャガイモ6個という量のカレーを作ることになったのです。

子供用の野菜は7〜8ミリ角に刻みます。

そこで、全部鍋に放り込み、野菜だしを入れて煮込み始めるまで、一時間弱。

はあ、後は足りない野菜分を補うのに、蒸しナスのポン酢和えを作って終わり。

というところで、なんかいい裏ワザないかな〜と、スマホをいじると・・

『一晩寝かせたカレーになる方法』

出てきました。

半信半疑ながら、氷水で一度冷やす、という方法を試してみることに。

なぜこれを選んだかというと、理由が理論的?だったから。

サイトによれば、カレーを作る時に、食材から水分が抜けるそうです。そこで、出来上がったカレーを氷水につけてを冷やすと、今度は逆に食材が水分を吸いこみ、食材の味わいが深みを増すのだそうな。

理系のせいか、コクがでるとか、深みが出るからといった感覚的なことは、気のせいじゃん?と思ってしまう所があります。

医療の世界にも、プラセボ効果、という、立派な名前をつけた気のせいもありますし。

なにはともあれ、カレールーを投入し、溶けたジャガイモが好きなパパと、硬いジャガイモが好きな娘の為に、2回に分けて時間差でジャガイモを投入したあと、冷やしてみることに。

ここで、大問題。

大量のカレーを作る為、我が家はいつもズンドウ鍋でなみなみ作るのですが、こんなものを冷やせる容器がない。

う〜ん。

仕方ありません。

本当に一晩寝かせる分と、裏ワザ分とに分けて、半分の量を片手鍋に移し、大量の氷水をいれた深めのフライパンにドボン。

15分位で、充分冷えました。

それをまたコンロで、熱々に。

結論。

美味しくなった!

信じられませんが、美味しくなりました。

一晩寝かせたカレーの味かどうかは分かりません。

でも、明らかに作りたての時にあるカドがとれ、丸味のある味に変わってました!

すご〜い!

たっぷり食べたあと、残してある作りたてカレーをたべたら、やっぱり作りたての味。

この裏ワザは、本当に美味しくなりました。

ちなみに、残った分の裏ワザカレーを、作りたてカレーに加え、翌日の朝食べたら・・

美味でした〜。2.5日目のカレーですね。

機会があれば、皆様も試してみて下さいね。

皮膚科医の娘でも、顔のかぶれの予防は困難です。

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秋も深まってきました。

食欲の秋です。

というわけでもありませんが、実家から柿と洋梨が送られてきました。

下の娘は果物が大好きです。(というよりも食べるの大好き?)

下手をすると7歳上の娘よりも食べていたりなんかして・・・

 

まあ、そういうわけも有るのでしょう。

とうとう口の周りの湿疹が出てきました。

果物食べ過ぎだよ・・・

 

皮膚科医がついていながら。

と思われるかもしれません。

でもね、顔の湿疹。これだけは周りに専門家がついていようが

完全には防げません。

 

乾燥肌、アトピーでも顔の湿疹が落ち着かない子が居ます。

でも、これも原因は多くはかぶれ。

よだれやミルク、食材などが顔面に付着するために出現するものです。

したがって予防は困難なのです。

出来るとすればワセリンを何回も何回も塗ること。

それである程度の予防を行うことができます。

だから、ワセリンを塗る回数が大きればそれだけできないんですよね。

診察をしていると、それが如実にわかります。

ワセリンの塗布回数と症状には関連があるのです。

 

でも、それでも完全には抑えることはできません。

ある程度は出現することがやむを得ないと考えたほうが良いでしょう。

 

だから、顔の湿疹は予防もしっかりとしたほうがいいけれども、

湿疹が完全には抑え込めないものだと考える。

そして、湿疹が出たら早めに見つけて、ステロイドなどの塗り薬を開始する。

 

そのように考えた方が現実的だと思いますよ。

なによりも湿疹を全く作らないという完璧主義に陥ると

できてしまった時にがっくりと来てしまいますからね。

 

出来ることをゆっくりと進めていく。

子供のお肌との付き合いは長くなりますから、

まあ、慌てず騒がずに淡々と進めていくくらいで良いかと思います。